SD14-1 ⇒ (DP2 に向かって)おまえが来てから俺の出番が減っちまったよ。レンズテストに使われたのが久しぶり。
SD14-2 ⇒ あんたはまだ良い方だよ。おれなんざぁ MF での合焦精度に不安があるとかで、レンズテストにも使われやしない。
DP2 ⇒ まぁまぁ、お兄さん方。喧嘩をしないでくださいな。私はなりは小さいけどお兄さん方よりもまともな写真が作れると思われているみたいで、気軽にひょいひょい持ち出されるから、ここでのんびり乾いているひまもありゃぁしない。
DP1 ⇒ あんたは素早いから良いよな。僕と同じ慎重タイプだったら、今ほど頻繁には使われなかっただろうに・・・。
DP2 ⇒ ご主人は「カメラは単なる道具だ。」と言っているくせに、時々私たちのことを愛おしそうなイヤらしい目で見てるよな。ぉぉ気持ちワル。
DP1 ⇒ (DP2 に向かって)ご主人があんたに初めて触った時に、僕を見て「これなら、間違いなく改良型が出る。DP1N が来たら「はな」専用機にしてあげるからね。」と言っていた。本当に出るのだろうか?
DP2 ⇒ まぁ、あんたと私ではここ(頭を指さして)が違いすぎるからねぇ。ゆとりがあればいっぱいまで貯め込めるし、貯め込みながらモードの変更もできるからね。生まれ持った才能が違うのだから仕方ないけど。
DP1 ⇒ フン!どうせ僕にはボタンが1つばかり足りねぇよ。悪かったな。でも、ひょっとするとファームウェアのアップデートで化けるかも知れないぜ。
DP2 ⇒ 絶対に無いとは言えないけど、縦横自動判定と QS ボタンは無理だろう。バッファの連続書き込みができるようになれば、ずいぶん違ってくるとは思うけど、TRUE でそれが可能なのかな?
DP1 ⇒ 山ちゃんに聞いてみないとわからん。米国の独立記念日に銀座の林檎屋で僕とあんたの為の講演会があるらしい。この前の福井さんの時は、福井さんと山ちゃんとの掛け合い漫才みたいで面白かったそうだ。多分、また山ちゃんが来るだろうから聞いてみようか?
DP2 ⇒ 多分、私がお供をするだろうから、聞いとくよ。
DP1 ⇒ 僕は留守番かなぁ?ご主人は「のんびりと構えて撮影するときはおまえの出番」って言ってたけど、最近はあんまりじっくり撮りたくないのかねぇ?生まれて初めて使ったカメラがマミヤ 35 II って、フィルム巻き上げはノブだろ。のんびり撮るカメラは珍しくないだろうに。
DP2 ⇒ 腹の前に私を構えて、上から水準器の泡だけ見つめながら泡を揺らさないようにシャッターを切ってばかりいる。シャッターを切った後で画像の確認をしながら、納得が行くまで何枚でも撮る。この前、ガード下で煉瓦の壁を撮ったときには1枚の写真に 24 カットだぜ。私を反対側の壁に押しつけて上下左右に2~3センチ移動してはシャッターを切っていたっけ。
SD14-1 ⇒ 1枚の写真に 24 カットは普通だよ。あの人は俺たちのことを信用していないんだから。この前のレンズテストなんざぁ、たった 17 枚の比較画像を撮るのに 480 カットも撮っているんだぜ。病気だよご主人。
SD14-2 ⇒ (SD14-1 に向かって)おれはまだ一回も書き込みランプの点滅しっぱなしにはなったことないけど、あんたはしょっちゅうだろ?
SD14-1 ⇒ バカ言え。せいぜい 3000 カットに一回くらいだぜ。ご主人は許容範囲だって。おまえこそ AF ではそこそこピントが合うのに MF がイマイチなんだろ。
SD14-2 ⇒ まぁ、前のオーナーからこっちへ移った直ぐ後で、AF がハチャメチャなのがバレて一回里帰りしたけれど・・・。でも、ご主人はじっくり調べている暇がなくて、AF だけでおれを使っている。
SD14-1 ⇒ ご主人は俺を手に入れた時にはシャッターボタンのフィーリングがとても良いと褒めてくれたけどな。小気味なデザインと見やすいファインダーが気に入られているみたいだ。
SD10 ⇒ おいおい、ワシを忘れないでくれよ。ノイズの出方ではおまえらより少ないって褒められたんだぜ。
SD14-1 ⇒ をを、そんな奥にいるからわからなかったよ。何でご主人はあんたをまだ持っているんだ?
SD10 ⇒ ご主人のヨメさんが「はな」をあれだけ写した功労者なのだから売ってはいけません!ってご主人に命令したからさ。いまさら売られてもたいした値段は付かないし、ワシはこのままここで余生を送るらしい。
SA-7 ⇒ あんたらはまだいっぱい使われたから良いけど、わたしなんか木の床の上に放り投げられて耐久性をテストされたくらいしか思い出がない。実際にわたしの中を通り過ぎたフィルムはたった3本。使われなさすぎ。これでも売り出された時には世界最軽量の一眼レフだったのに・・・。
SD10 ⇒ (SA-7 に向かって)そうそう、盆踊りの時にはなちゃんが首から提げて、ガシガシあんたをそこいらにぶつけていたっけ。ご主人はあんたのことを大きさや重さは理想的なカメラだ。と言っていたけど、使ってくれないねぇ。
我が愛機達はこんな会話を防湿庫の中で交わしているのかも知れない。
さて、DP2 が発売されて2ヶ月が経った。非公式にではあるが、DP2 の発売後2ヶ月で SD15 を出す予定とアナウンスされていた様な覚えがある。が、公式なものではないので、例によって数ヶ月先になるの可能性は高い。あわてることはない。できるなら SD14 + TRUE II にさらなるサプライズを加えたマシンになって欲しいものだ。もし、センサーサイズも含めた大きな仕様変更が伴うのであれば、あと1年は待っても良い。SD14 を待ち続けた3年3ヶ月に比べれば長くはない。ん?来年の6月になると SD14 が発売されて3年3ヶ月か・・・。(^^;
なんだかんだ文句を言いつつも、いつの間にか私の相棒になってしまった SIGMA のカメラ達。これからもどうぞよろしく。