どちらがブレない 2008/05/15

多分今月中には 120-400mm と 150-500mm のテスト撮影ができるのではない
かと思っている。

ついでに私が現在持っている2本の三脚も比較してみようと思いついた。

おそらくどちらの三脚もレンズの三脚座で保持したらブレが発生するはずである。

が、本当にそうなのかはやってみないとわからない。以前天秤ブレをテストしたと
きにはプロフェッショナル II でやっているだけで、913 PRO とハイドロスタットボー
ル雲台の組み合わせではテストしていない。

半年前にテストした時のセッティング

 

【ご注意】カーボン三脚ではこれをやらないでください。最悪の場合、脚が潰れます。

ちょっと手間は掛かるけど、ボディを雲台に乗せて、先端を別に支える方法で本当
にブレが起きないかどうかも、再度確認したい。カーボンの場合は上のように脚の
一本にクランプを咬ませて、そこからポールを上に伸ばしてレンズの先端を支える
方法は採れない。

売ってしまう寸前で思いとどまったエイブル 300 SP にポールを立てて、それでレン
ズの先端を支える方法を試してみよう。可能であればポールを使わずに、直接三脚
で支える方が良いのだけど、2本の三脚を近距離でうまくセットできるかどうかもやっ
てみないとわからない。

この記事は単なる備忘録。スミマセン。

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SD→CF アダプター3個目 2008/05/14

PhotoFast の CR-7000 CF Type II Adapter が来た。同じ Made in Taiwan である
Panasonic の同じ目的のアダプター BN-CSDACP3 とは明らかに異なる製品であ
る。以前使っていてカードを認識しなくなるエラーが一度出たために即売ってしまっ
た JOBO SD/SDHC CF Card Adapter とは同じものかも知れないが確証はない。

JOBO のアダプターは現在でも入手可能だけど、なぜかメーカーのサイトからは消
えている。ドイツのメーカーである JOBO が開発したとなっているが実際には
Made in Taiwan であった様な記憶がある。

いずれにしても CR-7000 が Pnasonic と同じものでないことがわかったので、テス
トする意味はあるだろう。CR-7000 の場合、JOBO と同じで単にSD カードを止まる
まで差し込むだけなので、micro SD カードをアダプターに入れた場合は、最悪取
り出せなくなる。Panasonic は通常の SD カードホルダーと一緒で、一度押し込ん
でカードを抜くタイプなので、micro SD カードであっても問題はない。

さらに接点の事を考えると、一度押し込んで固定、一度押し込んで抜くと言う動作に
なることで、固定されたときの接点部が研磨された後、接触するようになるため、接
触不良が起きにくい。最も高価な Panasonic のアダプターだけど、私はこれをお薦
めする。

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やっぱりエラー 2008/05/10

グリーンハウスの SDHC Class6 8G をパナソニックの CF アダプターに挿した状態
でなかなかエラーが出なくて、喜んでいたけど、600 枚目でやっぱりエラーが出た。
現在手持ちのメモリの中では最も優秀ではある。

グリーンハウスの SDHC Class6 8G でもエラーが出ることがわかったので、A-DATA
の Speedy のテストを始める。8G バイトで 4,000 円でおつりが来る、現在最も安い
CF だと思われる。撮影していて、書込が遅いと感じることはない。パソコン上での
ファイル転送速度も特に遅くはない。この CF の速度は非公開となっているが、巷で
言われている 40x 以上の速度があるような感じだ。実際には 80x くらいの実効
速度が出ている様な気がする。2枚ともオークションで買ったのだけど、3,479 円
+ 送料 280 円の 3,759 円である。Amazon でも 3,580 円で買える。高速な CF に
対応しているカメラをお持ちの方には薦めにくいけど、SD14 で使う分には全然問題
ない。SDHC カード並みの価格なので、大いにお薦め。

現在 KAZUA さんが使っている PhotoFast の SD→CF アダプターもチョット気になる。
製品の画像を見る限りにおいては Panasonic のものと同じではない。

SD→CF アダプターに関しては SD メモリカードの本家である Panasonic のものに
安心感を覚えるので、以前使っていた怪しげなアダプターはさっさと売ってしまった。
PhotoFast も安心感では Panasonic には負けるけど、 KAZUA さんが使っていて、
とりあえずエラーが起きていないと言うことなので SD カード用に1個買っておくこと
にした。CF も 32G が出てきたし、16G のメモリカードはまだ割高感があるけど、
SDHC なら1枚あっても良いかも知れない。


残念ながら A-DATA Speedy 8G でも、エラーが出た。例によって連写後、バッファ
フル状態での撮影時に出る。ミラーが上がって、そのまま。EdE 87 [Err]である。
エラーが出る度に番号を記録しているのだけど、今までイロイロなメモリカードで
87 が3回、73 と 77がそれぞれ1回ずつ出ている。

電源を落とせば復帰する場合もあるけど、電池を抜かないとダメなときもある。さす
がに撮影続行が不可能になったことは一度もないけど、おいしいシャッターチャンス
を逃がす可能性はゼロではない。

イロイロやってみたけど、とにかく、どの様に条件を揃えてもエラーが出る事を防ぐ
のは難しい。シグマの頑張りに期待しよう。

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イロイロなこと 2008/05/10

幕張メッセの色。

こどもの日に「はな」を連れて幕張メッセでやっていた「ペット博2008」へ行ってきた。

撮影データを見ると結構暗い。ISO200 で撮影したけど、やや不足気味。現像で露出
をプラスに振ると髪の毛のノイズが目立って、髪が髪として表現されない。顔色も水
銀灯独特の緑が強い色となる。おまけに会場はフラッシュ禁止。極端なスペクトル分
布を持っている光源だと思うけど、どうやってもカラーバランスがおかしい。部分的に
選択して補正しないと見られる色にはならない。チョット悲しかった。


雲台と三脚。

長年持っていた割には、ほとんど使うことがなかったマンフロットの 460MG。最近で
は DP1 を撮影するのに小道具として使ったキリだ。小型三脚と組み合わせて、超
ローアングル撮影用雲台として使っていたのだけど、ティルト角を固定するノブを締
めようとするとカメラ台座に指が当たり、イマイチ使いにくい。年に一度するかどうか
の撮影用に持っているのももったいないので、オークションに出した。代わりになる
ものはないけど、多分困らないだろう。地面の上数センチにカメラをセットしなければ
ならない撮影はほとんどないし、その高さなら、三脚でなくてもカメラを支えることは
可能だ。なお、下の記事で書いている3D雲台とはこの雲台の事ではなく、808RC4
の事だ。こちらもあまり使わないけど、かなり気に入っている。

実は三脚に関しては良くわかっていない。感覚的には重くて弾性が無く剛性が高い
ものが良いと思っている。どの三脚でも脚を伸ばさずに、各部をしっかり締め付けた
状態で使うのであれば問題はないと思う

昔使っていたクイックセットのハスキーはとても良い三脚だと今でも思っている。何よ
りも頑丈。見かけほど重くもない。なぜ私がハスキーを使っていないかと言えば、コ
ストパフォーマンスと利便性においてスリックプロフェッショナル II のが上と考えるか
らだ。プロなら持っているべき三脚だと思うけど、アマチュアには少し高すぎる。綺
麗なものだと中古で買っても3万円以上する。現在のスリックプロフェッショナル II
の中古相場はせいぜい1万5千円。この差は大きい。


三脚座を使わないこととミラーアップ。

無風の状態で、三脚座を使わずに、ミラーアップをして撮影する限り、200mm 以下
のレンズならブレることはない。もしブレる様なら、三脚としては失格である。ただ、
もっと長いレンズの場合は、レンズの先端を支える必要がある。

以前、超望遠レンズを使う場合には、かなりしっかりした三脚を使っても、三脚座を
使ったり、ミラーアップをせずに撮影すると必ずブレることは実証した。基本的には
カメラと一緒で道具に無理をさせないこと、つまり正しい使い方をすることが一番大
切だと思う。

多分今月中には 120-400mm のテスト撮影を行えると思うけど、400mm ではレン
ズの先端を支えて撮影しないと本当の描写はわからない。かなりすごいレンズと
予想しているのだけど、撮影してみるまでは何とも言えない。乞うご期待である。

ここまで書いて、現在オークションに出している ABLE 300 SP とスリックのポール
を組み合わせて、その先にベルボンのレンズサポートを着ければ超望遠レンズを
三脚にボディを使って取り付けたときの先端支えになると気がついた。滅多に使わ
ないけどローアングル専用の三脚がなくなるのも寂しい。誰も入札していないのを
幸いに速攻でオークションを取り消してしまった。10 名以上の方がウォッチリストに
入れてくれていたので、チョット心が痛む。ごめんなさい。


CF の相性。

SD14 がファームウェア Ver.1.06 以降で書き込みエラーが起き易くなった様だ。
1.05 までは、滅多に書き込みエラーは起きなかった。ただし、全く起きなかった
わけではない。

CF によってはあまりエラーが起きないものもあるようだし、ボディの個体差もある
ようだ。バッファがいっぱいになっているような状態で2秒に1枚くらいのインターバ
ルでシャッターボタンを押すとエラーが起き易いような感じだ。

また、フォビオン掲示板で尋ねた結果をまとめると、速度の遅い CF ではエラーが
起きにくいような印象がある。メーカーからは速度が公表されていないけど、40x
と言われている A-DATA の Speedy 8G バイトを2枚入手したので、実験を行っ
てみよう。ただ、「おとうさん」からはこの CF でもエラーが起きることが報告されて
いる。

現在、グリーンハウスの SDHC Class6 8G をパナソニックの CF アダプターに挿し
て使っているのだけど、500枚以上撮影して、一回もエラーが起きていない。1000
枚以上撮ってみて、一回もエラーが起きなければ、相性が良いと判定するつもりだ
けど、1000 枚の撮影は容易ではない。(^^;

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DP1 用の三脚 2008/05/06

今年の初めにマンフロットの3D雲台用に2本目のスリックプロフェッショナル II を
中古で買った。

しかし、今年買った方の個体の方が少し汚い。おまけに出品者が脚の傷を目立た
なくするために何と内側の脚にペイントをスプレーして、ご丁寧に CRC 5-56 まで
塗ってあった。

DIY ショップでペイント剥がし剤を買ってきて綺麗にするのかなり手間が掛かったが
全く問題なく使えるようになった。ギア雲台の 405 を載せて、常用している。が、4
年ほど前に買ったもう一本には通常の3Dを載せていて、ほとんど全く使わなくなっ
てしまった。買っては見たものの普通の3D雲台は滅多に使わない。もったいない。

このブログにも書いてあるけど、私は去年のゴールデンウィークにスリックの 913
PRO と言うカーボン三脚を購入した。軽すぎる欠点はあるけど、風が強いとき以外
は全く問題なく使えるし、かなり気に入っている。ハイドロ自由雲台も十分な強度が
あり、手軽に持ち出せる。

ただ、DP1 にはどちらの三脚も似合わない。大きすぎるし重すぎる。SLIK ABLE 300
SP と言う小型の三脚も持っているが、脚を固定するのがネジ式のため、イマイチ使い
にくい。以前はライトスタンドとして使っていた ABLE 300 だけど、本当のライトスタンド
を2本持っている今となっては、不要だ。

綺麗なのだけどほとんど使わなくなった古い方のプロフェッショナル II と ABEL 300 SP
を売ることにした。

そして DP1 用、あるいは望遠を使わないときの SD14 用に軽量の小型三脚を1本買
おうと思っていた。現在スリックの脚で比較的まともで軽量となるとやはりカーボンに
なる。4段は嫌い。でも、エレベータを使わずにファインダーは 150cm の位置にあって
欲しい。脚の先端は2ウェイが好き。と言う条件で調べると 713 PRO か 813 PRO し
か残らない。しかし、使うだろうか?

913 PRO は十分に良い。重すぎる事もない。う~~~m。とりあえず2本体勢で行く
か・・・。DP1 を 913 PRO に載せるのはバカみたいだけど、こと三脚に関しては、重さ
が問題でなければ間違いなく大は小を兼ねる。三脚2本に雲台5個というのもバカみ
たいだけど仕方ないだろう。

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30mm F1.4 EX DC HSM 仕切り直し 2008/05/03

里帰りしていた SD14 と 30mm F1.4 が帰ってきた。横着をして取らなかったファイ
ンダー内のホコリが綺麗に無くなっている。「AF 合焦精度点検調整、ウィンドウ、
ピント板の掃除致しました。」となっている。

その他の不具合に関しては、全てファームウェアが原因と言うことで、特に修理、
調整されてはいない。30 日にシグマ本社におじゃまして、カスタマーサービス部
長さんとイロイロお話をさせていただいた中で、ファームウェア 1.08 は現在最終
チェック中で、近いうちに公開されるだろうとのこと。一日も早くと言う気持ちもある
が、それ以上に不具合をしっかり直してから出して欲しいものである。

30mm F1.4 もしっかり修理、調整されたようで、片ボケはなくなっている。ようやく
ハズレ状態から抜け出せたようだ。30mm F1.4 通算5回目のテスト撮影を AF の
テストを兼ねてやってみた。レンズに関しては KAHOO さんや Outliner さんから
借りた個体並みに写ってくれるのであれば良しとしよう。


と言うことで天気が曇りなのを幸い(晴れだと f:1.4 では露出過度になってしまう)、
前回と同じ様なテスト撮影を行った。f:1.4 から f:11.0 まで一段ずつ絞りを小さくし
ながら各6枚撮影。17-70mm でも f:4.0 から f:11.0 まで同じように撮影。

67枚撮影して、37M バイトのサイズを持った X3F ファイル1枚ができ、0 バイトの
ファイル、つまり Err も1回出た。液晶モニタに画像を表示させたときに次のカット
の一部が割り込んで表示される現象も1枚発生。まぁ、早い話が「小さな不具合」
は全く直っていない。ただ、これらの現象はファームウェアが原因との事なので、
アップデートを待つしかない。

SPP2.5 でサムネイルを表示したらファイルエラーで表示、現像されないモノが1
枚ある。上記の症状が出ているファイルは全て別のモノ。たった 67 枚の撮影で
露出のバラツキ以外の不具合が全て出そろった。めでたしめでたし。(^^;

30mm に関しては、絞り開放で露出がアンダーになり、色味が青くなる傾向は
以前と同じ。f:1.4 で撮影した場合の AF 合焦率は 66%、6枚撮ってその内4枚が
ジャスピン。奇跡である。f:2.0 では1枚が現像不能だったが5枚の内4枚がジャ
スピン。f:2.8 では6枚中5枚がジャスピン。f:4.0 では6枚中5枚がジャスピン。
f:5.6 以上では全てジャスピン。

シグマに送る前は f:2.8 までは全滅、f:4.0 でようやく6枚中2枚がピントが合う
ほどだったので、この変わり様はすごい。片ボケも見事になくなっている。30mm
F1.4 の良品であると言って良いだろう。

なお、JPEG 12 で現像後、最もファイルサイズが大きかったベスト4の絞り値は
全て f:5.6 であった。バラツキがない。これは AF の合焦精度の高さを示してい
る。ちなみに5位は f:8.0、6位は f:5.6、次に 12 まで f:8.0 が続く。すごい。

なぜ「すごい」と言えるかというと同じ絞り値の画像がファイルサイズの大きい順
に綺麗に並んでいるからだ。これはボディの合焦精度が非常に高いことを示して
いる。間違いなく SD14 のAF 合焦精度はかなり高くなって帰ってきた。

とにかく、AF 合焦精度はボディも含めて合格である。一緒に撮った 17-70mm
での合焦率は何と 100%、ピンぼけは一枚もなかった。信じられない。


ついでなので、私が描写力の判断基準としている JPEG ファイルのファイルサ
イズによる判定についてチョット書いておく。

JPEG ファイルは細部がしっかり解像しているほど大きなファイルサイズとなる。
と言って間違いない。が、これには条件がある。JPEG 画像に写っている被写体
が全く同一で、かつ、奥行きがあってはならない。私がテスト撮影に使っている
風景は被写体の全てが遠方にあるため 30mm で開放値を選んでも画面の全て
が被写界深度内に収まる。つまり、JPEG のファイルサイズを比較して描写力を
判断しようとする際には画面内の全ての被写体が同一の焦点面を持つことが必
須である。別の言い方をすればフォーカシングによって画面内の全ての被写体に
ピントが合う場合に限って、JPEG のファイルサイズを描写力の判断基準すること
が可能となる。そうでない場合は JPEG のファイルサイズではなく、目視で確認
しなければならない。

さらに、この JPEG のファイルサイズでの描写力比較にはとても大きな欠点があ
る。特に今回の 30mm F1.4 のように倍率色収差が比較的大きいレンズの場合
に問題となる。つまり、倍率色収差があるとハイコントラストな部分にマゼンタや
グリーンの細い線が出てくる。この細い線もしっかり描写されてしまうため、JPEG
のファイルサイズは大きくなる。だからこのファイルサイズによる比較でアテになる
のは同じレンズで撮影した場合のみで、レンズが変わってしまうと倍率色収差の
出方も異なるので、全く同じ被写体を写したからと言って大きなファイルサイズの
画像がすなわちより良い描写をしているとは言えない。


さて、肝心の調整済 30mm F1.4 の描写力だが、以前 KAHOO さんや Outliner
さんにお借りしたものとほとんど同じと言える。描写力に関しては f:5.6 が最良、
次が f:8.0、そして f:4.0 となる。ちなみに 17-70mm の最良画像は f:5.6 である。
正しく調整された 30mm F1.4 の f:4.0 ~ f:8.0 のファイルサイズは 17-70mm の
最良画像より大きくなる。が、上に書いたように、異なるレンズの場合はそれだけ
で判断してはいけない。比較画像を見てもらえば判るように、30mm F1.4 と 17-
70mm F2.8-4.5 を同じ絞り値で比較した場合、やはり 17-70mm のが全体的に
は良い描写をしている。ただ、中心部を見た場合には 30mm F1.4 の切れ味は
別格。マクロ並みのすさまじい描写を見せてくれる。絞り開放でも中心部の描写
は十分に良い。

中心部にピントを合わせた場合、このレンズの周辺部は甘い描写となる。さて、
そこで別のテストをしてみた。絞りを開いたとき、このレンズの周辺部は常に甘い
描写となるのかどうかを確かめてみた。つまり平面的な被写体では中心部だけ良
くて、周辺部が甘くなるのは褒められたことではない。しかし、実際の被写体には
奥行きがあるモノが多い。そして、写真によっては特定の部分だけにピントが合っ
ていれば良い場合も多い。極端な話、中心部は多少ボケても周辺部にはピントが
合っていて欲しいことだってあるかも知れない。

絞りを開放にして、MF にする。無限遠のさらに向こうまでピントリングを回しておい
て、1mm 位ずつピントリングを回し撮影する。24 枚撮影して無限遠にある風景の
周辺部と中心部の描写がどう変わるかを見てみた。とにかく大口径のレンズでは
像面の平坦性やコマ収差が問題となる。で、このテストではその像面の平坦性を
調べた。

1~ 12 枚目まではほぼ全面ピンぼけ。13 枚目から 20 枚目までは画面のどこか
に同心円状にピントが来ている。21 枚目から 24 枚目までも全面ピンぼけ。レンズ
テストにアップしておくので、ご覧頂きたい。結論としては「このレンズは絞りが開い
ている状態では像面湾曲の影響が顕著に表れるため、(正確には像面の平坦性が
悪くなるためと言うべきだが)中心部にピントを合わせると周辺部が甘くなり、周辺
部にピントを合わせると中心部が甘くなる。」

今回のテストで 30mm F1.4 が散々言われているように、やはりクセ玉であることが
明確になった。倍率色収差が目立つレンズであるが、大口径レンズとしては十分に
褒められる描写力を持っている。最新のレンズらしからぬ独特の描写をどのように
生かせるのかは所有者に対する課題となる。いずれにしても、かなり面白いレンズ
である。

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当たり前の話だけど・・・2 2008/05/02

昭和の日にヨメさんの実家に頼まれ事があって、北鎌倉に行った。SD10 に
しようか DP1 にしようか迷ったけど、DP1 を持って出かけた。

帰る途中で「はな」の好きな葉祥明美術館に寄った際に綺麗な黄色い花が
咲いていたので、かなり近寄って撮った。また、駅への途中にある和風の
喫茶店の横に咲いていた白いツツジも撮った。このときの写真は作例の
[DP1] に掲載してあるので、ご覧頂いた方もおられるだろう。

少し暗かったが、ISO100 で撮影したため、花弁の質感がちゃんと描写され
ている。もし ISO400 で撮っていたら、この質感は出なかったと思う。

やはり質感の描写にとってノイズやノイズリダクションはあってはいけない
モノだと思う。もちろん高感度で撮影してもノイズがなく、ノイズリダクション
が働かない画質が得られることが理想である。が、残念ながら現実はそう
ではない。デジタルになっても、全てのカメラで低感度=低ノイズの原則が
しっかり成立している。

10年ほど前に私はデジタルになれば写真から粒状感がなくなると思って
いたのだけど、現実はそう甘くはなかった。ただ、現在の DP1 と SD14 が
35mm ポジフィルムを越えた描写力を持っていると思うのは私だけではな
いだろう。

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当たり前の話だけど・・・ 2008/04/27

今日「はな」を送って千葉市まで行って来た。千葉そごうの入り口が集合場所で
そこにはいつも綺麗な花が植えられている。非常に暗い場所なので ISO400 で
撮影。カメラは DP1。

帰ってきて現像してみて、花の質感が表現されていなくてガッカリ。ISO400が普
通の写真では十分に使えると思っていたし、今でもそう思っているけど、花の写
真ように質感の描写が重要な要素となる場合にはやはり高感度は使わない方
が良いと思った。

もちろんディスプレイに 1:1 で表示させた場合の話なので、ウェブ上の画像のよ
うに縮小して使われる場合等には問題ないと思うけど、DP1 の非常に優れた
描写力がわずかではあるがスポイルされてしまうことを実感。

フィルムでもそうだったけど、質感の描写が必要な場合には、可能な限り低感度
で撮影することを強くお薦めする。

手ブレを考えると高感度を使うのが正しいとは思うが、被写体の質感が重要な場
合には必ずしもそうとも言えない。

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SD14 2回目の里帰り 2008/04/23

去年の暮れに、私の SD14 は一度、会津に送られて点検され、AF が調整され
て帰って来た。30mm F1.4 も一緒に送ったのだけど、F2.8 まで開けると、何枚
撮っても AF でピントが合ってくれない。それに、30mm F1.4 自体かなりの片ボ
ケなのだけど、基準内と言うことで送り返されてきた。

ポートレートなどでは多少の片ボケはあまり気にならない。が、風景写真では
非常に気になる。f:10 くらいまで絞らないと片ボケが判ってしまう。やはりこの
ままでは困るし、AF がうまく働いてくれないもの困る。

SD14 ボディにしても小さな不具合があって、再度総点検をしてもらう必要を感
じていた。

撮影したデータが全て無くなってしまうような大きな不具合は出たことはないが、
200 枚に一回くらい Err で止まることがあるし、撮影後に液晶モニタで画像を確
認する際に画像の一部に次のコマが割り込んで来る変な現象もある。

たまに AE がうまく働かなくて、2~3段ほどの露出過度な画像になることもあ
る。また、内蔵フラッシュの調光補正もほとんど働かない。

1カットに付き数枚を撮影することが普通なので、こういったたまにしか出ない
不具合があったために写真が撮れなかったことは一度もない。が、もしかして、
非常に良い写真が撮れたのに、それが記録されなかったと言う可能性はゼロ
ではない。

SD10 を引っ張り出して、ちゃんと動くことを確認した後、SD14 と 30mm F1.4
を再度シグマに送った。2~3週間は帰って来ないかも知れないが、SD10 と
DP1 があるので困ることはない。

オークションに出品したいものがあるのだけど、今夜は SD10 で撮影しよう。

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たかが高感度、されど高感度 2008/04/18

SD14 あるいは DP1 は高感度に弱いと言われている。私もそう思う。が、実際に
ISO400 でバリバリ撮ったことはない。が、SD10 ではやったことがある。その経
験からすれば、普通の風景やスナップなど光が十分にある状況では十分に使え
る写真になる。

SD14 で敢えて高感度を選択する状況というのは「普通」ではない。多少ノイズが
乗って来ることを承知で、より速いシャッター速度を選択したり、より小さく絞り込
むのだから、ほとんどの場合露出が不足がちなケースで選択することになる。

当然、暗い部分にノイズが目立つようになる。これが「SD は高感度に弱い」と言
われている理由である。しかし、撮影者が十分に気をつけて、極端な露出不足を
避けるような撮影方法を選択すれば、どうしようもないほどのひどいノイズは出て
こないのではないかと思っている。でも、思っているだけで実際にやったことはな
い。

極端な話、ノイズをあまり気にしないのなら ISO400 でも全然問題ないと言える。
さすがに ISO800 以上ではノイズリダクションが効き過ぎてかなりモケモケの描
写になってしまうので、使わない方が良い。


と言うわけで、本日以降、しばらくの間、高感度な設定でどの程度の写真が出て
くるのかをテストしてみようと思う。しかし、普通に写真を撮る状況で普通に撮っ
ただけでは比較ができない。かと言って撮影する都度 ISO 感度の設定を変えな
がら数枚ずつ撮影するのは面倒である。

やはり、判りやすい方法で何らかの比較テスト撮影をやるべきだろう。以前、
「本当のビギナーのための写真講座」で私の部屋から見える風景を ISO100
から ISO800 まで、感度設定を変えて撮影したことがあるので、一般的な昼間
の風景に対しては十分なクオリティーの写真が得られる事が判っている。

夕景、あるいは夜景、室内などの状況で ISO 感度を変更しつつ撮影して見よう。

「悪い」と言われている SD14 高感度設定による写真の描写力やいかに?

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«たかが色、されど色 2008/04/16