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18-200mm F3.5-6.3 DC 2005/02/26

11.1倍のズームがどれほどの描写力を発揮してくれるのか楽しみな反面、望遠域での
甘さに一抹の不安がある。30mm~340mm の画角は素晴らしく、レンジとしてはまった
く不満はないが、SD9/10 に関しては、イマイチ広角に振って欲しかったと思うことも
ある。既に発売されている 18-125mm で十分な気もするが(描写力もなかなか良い)
ライバルに遅れを取るわけにも行かず、35mm フルサイズで 28-300mm と言うレンズ
がある以上、このレンジでズームレンズを作る必然性も理解できる。今まで SD10 で娘
を撮影するときに、このレンジがあれば良いのにと感じたこともたびたびあるし、旅
行やスナップ、運動会などこのレンズ1本でカバーできる撮影シーンは数多くある。
キットレンズ2本よりははるかに高い価格の設定となることは仕方ないが、18-50mm、
55-200mm が非常に高いコストパフォーマンスを持っているので、それを越える便利性
はもちろん、描写力においても、この2本の名レンズを越えなければならない宿命を
持っている。おそらく、今回発表されたレンズの中で、唯一重さが発表になっている
ので、発売時期は来月の PIE 前後と予想するけど、どれほどの描写をしてくれるのか
楽しみではある。

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10-20mm F4-5.6 EX DC HSM 2005/02/16

私が普段撮影する写真の最大画角は 35mm フルサイズで言えば 28mm 程度で、
それ以上に広い画角はほとんど使わない。持っていたら使うか?と聞かれれば、
ケースバイケースだけど、商用目的で写真を撮っているわけではないので、やっぱ
り使わないのではないかと思う。変な言い方だけど「撮れない写真はあきらめる。」
と言う事で、済んでしまうからである。(^^;

「レンズに振り回される」と言って、超望遠や超広角レンズを使うことを非難する方
もいるようだけど、私は「それも写真のおもしろさ」と考えるので、大いにレンズに
振り回されるべきだと思う。振り回されている内に、振り回せるようになるので心配
はいらない。

まぁ、自分の写真スタイルをちょっと変えてみると言う意味では、手を出さなかった
レンジに手を出してみるのも良いことだとは思うけど、若い頃に 20mm をど~~~し
ても使いこなせなかった苦い思い出があるので、ヲヂサンカメラマンとしては、17-35mm
(35mm フルサイズ換算)と言うレンジを所有すべきかどうか、悩んでいる。

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30mm F1.4 EX DC HSM 2005/02/16

未だかつて、レンズメーカーがこの様なレンズを出したことは記憶にない。もち
ろん 20 年ばかり写真業界から遠ざかっていたので、確信はない。(^^;

いずれにしても、30mm F1.4 と言うレンズはこのところお目に掛かっていないし、
私の記憶にもない。いろんな言い方はできるとは思うけど、今の時点では「デジ
タル一眼専用大口径標準レンズ」という位置づけになるのだろう。

明るいレンズは AF が合いにくい。シグマ製レンズとしては比較的枚数も少なく、
スッキリした描写をしてくれそうな気がする。うがった見方をすれば、F1.4 ともな
ると後群のレンズも必然的に大口径なものになるので、硝材の原価やレンズ一
枚あたりの精度を高めなければいけない事などから、あまり多くの枚数を使うわ
けにも行かないと言った理由もあるのかも知れない。それにしても単焦点広角レ
ンズに SLD ガラスを使うのも異例のことで、倍率色収差に関して、非常に高い
配慮をしていることがうかがえる。どのような描写をしてくれるのか、非常に楽し
みである。

HSM の搭載は賛否が分かれると思うけど、大きさよりもユーザーが受ける高級
レンズとしてのイメージを重視したと言うことだろう。個人的には HSM を搭載し
ないで、その分小さく、安く作ってくれた方がありがたかった。もちろん、この意
見が超少数意見であることは承知している。(^^;

何せ以前から大口径レンズは高くて重たいから嫌い!を声高に言い続けている
ので、ここでその主義主張をあっさり変えられる訳でもなく、シグマさんを応援し
ている私としてはちょっと微妙な心境である。

買うべきか買わざるべきか・・・。

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COMPACT HYPERZOOM 28-200mm F3.5-5.6 ASPHERICAL MACRO 2005/02/12

現在売られているレンズの中で、一番長い名前を持っている COMPACT HYPERZOOM
28-200mm F3.5-5.6 ASPHERICAL MACRO。実はこのレンズは私が SD9 を使い始め
たとき、一番始めに使ったレンズです。

たまたま、SD9 入手時に所有していたカメラは Minolta DiMage 7Hi でしたので、
ズームレンズとしてのレンジはまったく同じで、28-200mm と言っても、特別高
倍率とは感じませんでした。ただ SD9 に装着した場合には 48-340mm 相当の画
角になるので、標準から始まる高倍率ズームレンズと言った感じです。

描写力に関しては、さずがに EX シリーズには一歩譲りますが、通常の撮影にお
いて力不足を感じることはありません。現在持っているのは、昨年の末に中古で
購入した 28-300mm を RB67 さんにお売りして、、RB67 さんがお持ちだった、
このレンズを引き取りました。実は、かなりボケボケだったので、シグマさんに
送って、調整していただき、よい子になって帰って来ました。

テスト撮影して、実用上は十分の描写が確認できたため、買い手も付かなかった
ことですし、売り払うのはとりあえず止めて、しばらく手元に置いて、楽しむこ
とにしました。

約2年ぶりの 28-200mm ですが、チョット楽しんでみます。

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17-35mm EX DG vs 15-30mm EX DG 2005/02/08

本日は自宅でお仕事モードでした。息抜きに以前より決めかねていた 17-35mm
F2.8-4 EX DG と 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL のどちらを手元に残
すべきかに付いて私なりに決着を着けたいと思い、じっくり、ちょっといい加減に
(皆様にお見せする予定ではないので)両方のレンズの撮り比べをしました。

まったく同じ条件で撮影した場合、描写力に関しては、やはりスッキリと写る
17-35mm、コッテリと写る 15-30mm と言った感じでしたが、総合的な解像感に
関しては、15-30mmのが上で、使用感は 17-35mm のが良かったです。

ただ、17-35mm の HSM はスッと気持ちよく合焦しますが、AF の正確度が低く
(ディスプレー上でピクセル 1:1 でじっくり眺めた場合)、15-30mm は(おそらく)
レンズの開放値が暗い分、正確に合います。

ん? と思う方がおられると思いますが、さんざん AF のテストを飽きるほど繰り返
した結果、開放値 F2.8 のレンズと F4.0 のレンズを比較すると、焦点距離に関係
なく、F4.0 のレンズのが、AF での合焦率が高いと感じています。

で、私自身の結論としては、大きさや重さ、レンズの明るさ、HSM不搭載とあまり
魅力のない 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL に軍配を上げざるを得ま
せんでした。

17-35mm は「雄さんフード」もあり、写りも十分に素晴らしく、本当に良いレンズ
なのですが、AF を使用した場合の合焦精度の点で 15-30mm を越えてはいな
いと判断するに至りました。

もちろん、レンズには個体差がありますので、全てに於いてこれが正しい判断
である保証は全くありません。場合によっては「ウチの場合は 17-35mm のが
良いよ。」と言うことも十分にあり得る話です。

そして、事ここに至っても、私自身はまだ 17-35mm が好きです。(^^;

ただ、ほとんど使わないレンズを所有し続けるというのは私のポリシーに反する
ことなので、近い将来 17-35mm を売りに出す可能性は非常に高くなりました。

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Photoshop Elements Ver. 3.0 2005/02/05

ヨメさんが「私もヤフオクに出品したい!」と言い出しました。今までは私が代理で
出品していたのですが、このところ忙しくて、さすがに数百円程度のアイテムを私に
撮影させて、出品手続きまでやらせるのは気が引けるようで、自分でヤルと言うこと
になりました。

購入してまったく使っていなかった Paint Shop Pro をヨメさんのマシンにインス
トールしたのですが、私が普段使っている Photoshop とは操作系がかなり異なるため
に、教えるのが、面倒です。そこで、良い機会なので、Photoshop Elements Ver. 3.0
をヨドバシから通販で買いました。昨日の午後に頼んで、今朝がたにはもう着いてい
ました。乗り換えバージョンアップ版で1万円ほどでした。ポイントが 10% 付くので
実売価格は 9 千円チョットですね。

ヨメさんのマシンにインストールして起動・・・。ぎゃ・・・。(^^;

う~~~ん。さすがビギナー用フォトショップ。通常のバージョンを使い慣れた私に
とっては、何かなぁといった感じですが 30 分ほどイロイロ触ってみて、これは良い
と思いました。Paint Shop Pro もお薦めですが、この値段なら Photoshop Elements
良いと思います。

と言うワケで、ヨメさんのマシンで Photoshop Elements を動かしながら、私のマシ
ンでこの Photoshop Elements を使った SD9/10 ユーザーのためのレタッチ講座を始
めることにしました。[ビギナーのためのSD9/10講座]に追加して行きます。

本家の Photoshop でなければできないこともあるのですが、絶対にできないと言える
ほどのものでは無いので、何とかなると思います。ちなみに、今日アップしたレンズ
テストの画像は Photoshop Elements で作りました。

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「操作性」について 2005/01/29

現在のトップページに SD10 に関して「操作性が良い」と書いてありますが、
それに関してこのページからの私宛メールで、「そうですか?」と言う疑問
(反論?)を頂いてしまいました。

その方には直接お返事を差し上げましたが、同様のご意見をお持ちの方もおら
れると思いますので、SD9/10 の操作性能に関して、私が感じていることをちょっ
と書いておきます。

正直言ってデジカメを自己所有して1週間くらい毎日撮影していれば、ほとん
どのカメラの操作は体が(手が?)覚えてしまいますので、よほどひどい設計
でない限りは、「このカメラは操作性能が悪い」と感じることはありません。

これも「ゥヲイ!!!」と怒られてしまいますね。(^^;

私が感じる「操作性の悪いカメラ」と言うのは、1週間使用した後でも、「や
りたいことをヤルのにマニュアルが必要なカメラ」です。さらに付け加えれば
「即座に行う必要がある操作を即座に行えないカメラ」です。もう一つおまけ
に「設定した状態が、ユーザーの意図に反して変更されてしまうカメラ、ある
いは誤操作をし易いカメラ」も操作性能が良いとは言えません。

この意味で言いますと SD9/10 には2つだけ困る点があります。ひとつは電池
切れになった時に、設定してあったシャッタースピードや絞り値などがリセッ
トされてしまうことです。この欠点は、是非次のマシンでは直して欲しいです
ね。2つ目は、あれ?何だったっけ?(^^;

あ、思い出した。リモコンモードになっていると、絞り値やシャッタースピー
ドの表示がシャッターボタンを半押ししないとすぐに消えてしまったり、AE
ロックができなかったりします。リモコンを使わない方には全然どうでも良い
ことですが、レリーズを購入する前までは、レンズのテスト撮影時には常にリ
モコンで撮影していましたので、時々いらつくことがありました。

それ以外の点(操作性)に関しては、私自身が2年以上このカメラを使い込ん
だ今となってはまったく文句の付けようがありません。

使い始めの頃はホワイトバランスを即座に変更できないことがイヤだったので
すが、オートホワイトバランスで撮影しておいて、後でいくらでも変更できる
し、カスタムホワイトバランスを採らなければいけない状況は普通、さほど緊
急性がある場合ではないので、あまり気にならなくなりました。

私はあまり自動ブラケット撮影を行いませんので、それほど不便は感じません
が、ブラケット撮影を頻繁に行う方には、ブラケット値をセットする度にドラ
イブダイヤルをオートブラケット設定位置にしなければならないのは不満かも
知れません。

これは操作性と言うより機能の問題ですが、セルフタイマーとミラーアップを
併用できないのも、ちょっと不満があります。もっともレリーズを常に持ち歩
けば良いだけなので、欠点とは言えません。

フツーは、自分がこれから何を撮影しようとしているかは事前にわかりますの
で、カメラの設定をその時点で済ませておけば、実際に撮影を始めてから、即
座に何かを変更し直さなければならないことはあまり多くはありません。

これを言ってはいけないのですが、「要は、慣れの問題です。」(^^;

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「画質」について 2005/01/29

一口に「画質」と言っても、それが指し示す何かは人それぞれです。私自身も
「画質」と言う言葉を使うときに私自身の明確な定義に基づいてその言葉を
使っているわけではありませんし、何を基準に「画質」が良いとか悪いとかと
いう表現をしているのか、と聞かれても、すぐには答えられません。

良いチャンスですので、私自身に「画質とは何か?」と自問自答してみました。
答えは「画像の質」です。

「ゥヲイ!!!」と怒られてしまいますね。でも、やっぱり答えは「画像の質」
としか言えません。残念ながら「画像の質」には明確な尺度がありません。写
真を撮ったときに、表現したいと思っていたものが、思っていた通りに表現で
きることと「画質」とは異なるものですし、「解像度」とも異なります。やっ
ぱり「画像の質」です。(^^;

今度は、私自身が「良い画質」と感じる「画質」とはどういうものかを考えて
みました。これは簡単に答えが見つかりました。所詮デジタル画像はピクセル
の集まりでしかありませんので、イメージセンサーに投影された画像の各ピク
セルが出力画像の各ピクセルに正確に反映されているような画像を見たときに
「画質が良い」と感じるようです。この私の感性が、ベイヤー型のイメージセ
ンサーとローパスフィルター、補完処理によって作り出され、先鋭化処理をさ
れた画質に対して違和感を覚えるのだと思います。

もちろん、この私自身の画質に関する感じ方は、あくまでも私自身の感じ方で
あって、普遍的なものではありませんし、銀塩写真に対しては適当な表現では
ありません。でも、銀塩写真にも、ローパスフィルターはありませんし、補完
処理も、先鋭化もありません。

幸い私はプロのカメラマンではありませんので、お客様から「画素数が少ない」
と文句を言われることもありませんし(ただ、SIGMA Photo Pro の2倍出力は
1,371 万画素ですのでイザとなれば、これを使えば良いだけの話です。)、私
の目の前には SD10 で撮影して、B3 にプリントした画像が飾ってありますが、
(今改めて 30cm の距離から見てみましたが)その画質は単に「鑑賞に堪える」
というレベルではなく、「非常に素晴らしい」と言える画質であると感じます。
銀塩写真に例えるとセミ版のポジを非常に丁寧にプリントしたものと同等と表現
しても間違いではないでしょう。

私は他のデジタル一眼レフを所有していませんし、他のデジタルカメラで撮影し
た画像を飾ってあるわけでもないので、それらについての言及はできませんが、
おそれくこの程度のサイズであれば、他社のデジタル一眼レフからも出力できる
のではないかと思っています。でも、それが「鑑賞に堪える」と言うレベルなの
か「非常に素晴らしい」と言えるレベルなのかは不明です。

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明後日は久々の撮影 2005/01/28

システム開発のお仕事で超多忙状態に突入してしまっていますが、ようやく明かり
が見えて来ましたので、明後日(2005年1月30日)は久しぶりに SD10 を触ります。

徹夜明けの 25日の朝に少し触ったきりなので、今からワクワクしています。とりあ
えずは調整に出していた、28-200mm が帰って来たので、ちょっと試し撮り。ついで
に 105mm F2.8 との比較撮影(^^;。

「はな」がこの2~3日熱があったので、あまり寒いところに連れ出すのも問題なの
で、風景でも撮りに行こうかと考えています。

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一休み。(システム開発者のグチです。) 2005/01/25

この下の記事の日付がしばらくの間、間違っていました。修正しておき
ました。

本職の「システム開発」で、私のマシンだとちゃんと動くのに、客先だ
と動かないと言う、意外と良くあるバグに悩まされています。プログラ
ムは間違っていないのですが、データを表示させる方法を横着して、ちょっ
とトリッキーな普通のプログラマーならやらないような方法で書いてし
まったら、しっかりその部分でバグが出ました。

私の環境ではしっかり表示されるデータが、なぜか尻切れトンボになり
ます。(^^;

ウィンドウズのプログラムでは本来、別々の表示欄を作っておいて、
そこにそれぞれのデータをひとつずつ表示させるのが常識なのですが、
いちいちそれをヤルのが面倒なので、大きな箱を作っておいて、そこ
に表示させるべきデータ(文字)をプログラム上で繋ぎ合わせて、一
遍に放り込むやり方をしたら、ACCESS 2002 ではしっかり全てのデー
タが表示されるのに、ACCESS 2003 では、後ろの文字が数文字表示さ
れない事があると言う、開発言語のバージョンがらみのバグです。
仕方がないので、その部分を全て書き直し中です。

元はと言えば横着をした私が悪いのですが、少し複雑な100文字
(改行入り、半角全角入り乱れ)程度の表示でバグる様では困ります。

閑話休題。

カメラの解像度と、求められる撮影技術は比例します。SD9/10 は非常に
解像度の高いカメラですから、「難しいカメラ」であることは間違いあ
りません。時々「当たればすごい」と言われますが、まったくその通り
で、当たらないのはカメラが悪いからではなく、当てるためのスキル
(経験手腕)が足りないからです。私の作例で「はな(娘です)」で皆
様にお見せできているのは撮影した画像の1%くらいです。もちろん動
きのない被写体を撮影する場合にはまともな絵が撮れる確率は20倍く
らい跳ね上がります。つまり5枚も撮れば(特に高倍率アングルファイ
ンダーを使うようになってからは)十分です。ただし、それには三脚+
ミラーアップ+レリーズが不可欠です。露出に関してはよほど特殊な被
写体で無い限りはあまり心配しなくて大丈夫ですが、ピントに関しては、
十分に合っていることを確認して、さらにわざと前後に少し(ピントリ
ングの動きにして 0.3mm くらい)外して撮っておくことも必要かも知
れません。普通のパソコンディスプレーで SD9/10 の画像を等倍で見る
と言うことは、センサーに投影された画像を約30倍の大きさに拡大し
て見ているワケですから、ピントを合わせるのは、至難のワザです。セ
ンサー上で画像が 1/100mm 動いたとしても、ディスプレー上では 0.3mm
のズレになりますので、裸眼での視認は可能です。ちなみに、 1/100mm
は SIGMA SD9/10 の場合ほぼ1ピクセルで、私たちはそのブレを感知で
きます。ベイヤー型の場合はローパスフィルターと補完処理によって、
わずか1ピクセルのブレは感知されません。困ったカメラです。(^^;

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デジタルカメラ。 2005/01/21

相変わらず、作例が増えません。う~~~n。問題だ。

私にとってデジタルカメラの数あるメリットの中で一番ありがたいのは「ランニングコスト」
です。アマチュアカメラマンにとって、最もありがたいことだと思っています。もし、去年
一年間に撮影した画像を、全てポジフィルムで撮影していたら、100万円ものお金が
掛かっていたはずです。

2番目にありがたいのは画像のデジタル化が不要なところです。当たり前と言えば当
たり前ですがパソコン用プリンタが非常に高いレベルの画像を出力できるようになった
現在、プリントを自分自身でやろうとした時には、旧来の印画紙を使ったプリントより、
プリンタによるプリント出力を選択する方が自由がききます。そのためには写真をデジ
タル化する必要がありますが、デジタルカメラの場合は、直接デジタル画像を出力し
てくれますので、デジタル化の手間が要りません。

一番嫌いなのは、画質です。実売価格60万円以下のデジタルカメラで、私が納得の
行く画質を提供してくれる唯一のカメラが SIGMA SD10 です。解像度が高いだけが取
り柄と言われますが、この解像度と言うヤツは、現在のところ画像をどのようにコントロー
ルしても、元の画像をほんのわずかに越えることしかできません。無理矢理シャープネ
スを上げると、はやり不自然な画像になってしまいます。

他の部分、色相、彩度、明度、ノイズ等はデジタル画像処理ソフトウェアでかなり調整
が可能になってきましたが、シャープネスだけは、まだうまく処理できないようです。
特に積層式カラーセンサーから出力される画像はローパスフィルター付きのモザイク
フィルター式単層カラーセンサーから演繹と補完によって出力される画像よりはシャー
プネス処理に対しての耐性が高いような気がします。

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天候不良と多忙。 2005/01/16

お天気も悪いし、本職の開発系のお仕事(本格的な販売管理システムです)に追わ
れて写真を撮る暇がありません。作例が増えなくてゴメンナサイ。

実は2月の PMA に行こうと計画していたのですが、お客様の新旧のシステム入れ
換えとは別に請求データの作成方法が変更になるとのことで、2月22日から2月24日
まではどうしても日本を離れることができなくなってしまいました。とても残念。

Exif 情報に関連してウェブサイトを調べていたら、偶然 X3F ファイルの詳細が解説さ
れているPDF ファイルを見つけてしまいました。で、さらに調べたら SIGMA Photo Pro
のヘルプで表示される「X3Fインフォメーションページ」の英語版からちゃんとリンクが
張られていて、誰でも閲覧可能なファイルでした。

X3F ファイルの中身を知りたい方はどうぞダウンロードしてください。(英文です)
“FOVb” (.X3F) File Format External Specification

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EXIF 保持。 2005/01/15

私のサイトや pbase.com あるいは PohtoXP さんのシグマ画像掲示板に画像を
アップする場合は、HI原寸(2268x1512ピクセル)で送れるので、あまり気にしてい
なかったのですが、Outliner さんの画像掲示板は Outliner さんがお金を払って
維持しておられるサイトであることと、トラフィックによって課金が変わってくるよう
なので、あまりにも大きな画像を貼り付けるのは、ルール違反だし、Outliner さん
のお財布にモロ影響して来るので、気を付けなければいけません。(PMA の時は
本当にありがとうございました。)

ところがリサイズすると Exif 情報が変化するソフトが多いので、1/2 倍出力で、
JPEG の圧縮率を上げてファイルサイズを調整していた。今回の雄さんの「薔薇」
のように既に1280x853ピクセルで一度アップされている画像をまったく同じサイ
ズでアップし、しかも画質をファイルサイズギリギリまでの圧縮に押さえ、さらに
できることならば現像パラメータを残したいという贅沢な悩みができ、画像掲示
板でお尋ねしたところ「えぬ!」さんから「チビすな!!」というフリーウェアを教
えて頂いた。唯一残念だったのが TIFF ファイルが扱えない点で、それ以外は
まったく、私の望み通りの性能を持ったソフトだった。

SIGMA Photo Pro で現像した後、可能な限り高画質を保持するために、JPEG
レベル 12で保存(もちろん可能ならば TIFF で保存したいのですが)して、その
画像を「チビすな!!」でリサイズし、最終的なファイルサイズを指定しての JPEG
出力ができます。画像のピクセルサイズ以外の Exif 情報にはまったく変更が加
えられないため、撮影時データはもちろん SIGMA Photo Proでの現像パラメー
タを含む、いわゆるメーカー独自情報も保存されます。

ついでに、これも JPEG だけですが、画像の Exif と画質を保持したままトリミン
グできるソフトや回転できるソフトも見つけました。どのソフトも私の [FAQ非公式
版] で紹介しますので、必要な方はダウンロードしてください。どれもフリーウェ
アです。

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アナログ vs デジタル。 2005/01/14

LP レコードと CD どちらの音が良いか。正確さという意味では問題になりません。
CD のが断然良いです。LP レコードのが良いと感じる方は「LP レコードの音が好き」
と言うことであって、より正確に音が記録されているかどうかで比較しているわけでは
ありません。歪率などの測定可能な数字で比較したら、問題になりません。

アナログビデオとデジタルビデオ。これもそれぞれ同じ土俵(プロ用、アマチュア用)
で比較すれば、誰が見てもデジタルのが良いと思うはずです。アナログビデオの画
像のが良いと感じる方は「アナログビデオの画像が好き」と感じる感性をお持ちの
方です。客観的な数値で比較したら、まるでお話になりません。

銀塩写真とデジタル写真。これは難しいです。単純に言えば、デジタル写真はまだ
銀塩を越えていません。アマチュアレベルでは「高級デジタル一眼レフ」と「写るん
です」を比較するのであれば、時としてデジタルのが良いケースは考えられますが、
キヤノン Kiss(銀塩)とキャノン 1Ds MarkII で撮った画像がまぁ良い勝負かなと言っ
た感じですので、価格差を考えれば、デジタルのがダメですね。

キヤノン 1Ds MarkII は 35mm型デジタル一眼レフとしては最高の画像を出してくる
カメラであることは確かですが、同じレンズを着けた kiss III のポジを最高度のレベ
ルでデジタルスキャンした画像には負けてしまうと思われます。かかる初期費用は
同じくらいです。ただしランニングコストで比較すると、1Ds Mark II に軍配が上がり
ます。


これで話を終わろうと思ったのですが、SD9/10 について触れておかないと怒られ
ます。SD9/10 と同程度の価格で SA-7 とスキャナ(ニコンLS-5000ED [SUPER
COOLSCAN 5000 ED] を揃えると、SD9/10 は負けちゃいます。(^^; ただし、
ランニングコストでは SD9/10 のがはるかに安上がりです。

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2年が経過しました。 2005/01/13

非公開だったこのサイトを公開して、「SIGMA SD9 のための」というタイトルにしてから今日で丸2年が経過しました。私もひとつ、年をとりました。

まだ、たった2年です。道は遠い。このサイト自体は 1988年に作ったのですが、知り合いに教えただけで、ほとんど見る人もないまま、カウンターだけを某アダルトビデオ制作会社に貸していたので、公開した時点で 100万アクセスを越えていたのですが、2003年11月28日からは公開した時点からのカウントに切り替えました。ちなみに今
までで一番アクセスが多かったのは 2003年11月15日、SD10 発売の翌日の 1264 です。一番アクセスが少なかったのは、公開した翌々日、2003年1月15日の 1 です。公開から本日までの一日平均アクセス数は 187.725です。ちなみに、グラフにすると、こんな感じです。

access_graph

ほとんど毎日午前8時にカウンタをチェックして、数字をExcelに記録しています。

2番目にアクセスが多かったのが、80-400mm EX OS の発売直後、3番目は2003年 12月2日、キヤノン 1Ds との比較画像を掲載した時、4番目は 2004年6月12日 Nikon D100 との比較画像を掲載したときです。皆さんやはり他のカメラとの比較が気になるようです。キヤノン 1D MarkII やコニカミノルタ α-7D、ニコンの D2X、フジカ S3 プロあたりとの比較もしてみたいですね。レンズは何とかするので、どなたかボディを1週間くらい貸してくれますか?

お礼は比較で撮影した全画像が納められている CD です。(^^;

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アングルファインダー その2 2005/01/10

よく見える高倍率アングルファインダーの威力を確かめるべく、テスト撮影を行った。
私の首の位置ほどの高さにカメラをセットしたときには、どうしても、上からのぞき
込むには脚立が要る。試しにアングルファインダーを 90°回して横から覗いてみ
た。ちっとも悪くはない。これで行こう。

オートフォーカスで6枚撮ったモノより、マニュアルフォーカスで6枚撮ったモノの方
が高い確率でピントが合っている。これからのテスト撮影は MF で行うようにしよう。

風景写真のように三脚を立ててじっくり撮影が可能なモノはこの方法での撮影を
強くお薦めする。良いレンズでまったくブレていなくて、ピントがしっかり合ってる
画像には本当に鳥肌が立つ。

SD9/10 はカメラの機能的な面での性能は他社のものと比較した場合にかなり劣る
部分が多々ある。にもかかわらず、私がなぜ SD10 のユーザーであることを止めな
いのか。経済的な理由もあるが、他にこれと言ってお金が掛かる趣味を持っている
わけではないので、その気になれば、同じ価格帯のカメラに変更することは不可能
ではない。にもかかわらず、なぜ SD10 に固執するのか。

はやり、「画質」の一言に尽きる。色の偏り(全てのカメラにある)やノイズ(キヤノン
は見事)など作品を本気で仕上げるつもりになれば、撮影時にしっかり撮影してあ
れば、レタッチの段階でかなりの補正が可能である。カチッと撮れた画像をソフトに
仕上げるのも、さほど難しいことではない。現時点で、一番難しいのがピクセル単
位での描写性能を補正すること、つまり質感とシャープネスを違和感無しに、補正
することである。もし、これがソフトウェアで非常に正確に、かつ自然に補正可能に
なるのであれば、私は間違いなく SD10 には固執しない。

単一ピクセルに写るべきものが周りのピクセルにほとんど影響されずにしっかり描
写される状態をソフトウェアが作り出せるようになったら、改めて、他のカメラを選択
する自由に浸りたい。

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アングルファインダー 2005/01/08

こっそり、キヤノンのアングルファインダー C を買った。よく見える。おそらくニコンの
DR-6 もこれと同じくらい良いのだろう。デザイン的にはニコンのが好きなので、少し
だけ後悔している。なぜニコンにしなかったかと言えば、買いに行ったお店に置いて
いなかったからである。(^^;

ただ、ニコンは高倍率が 2 倍なので、やはりキヤノンにして正解だったようだ。

2.5 倍の状態でフォーカシングをすると、確かにしっかりピントが来る。これからのレ
ンズテストは MF でやった方が良いかも知れない。問題は、どうしても上からのぞき
込まなければならないので、定点撮影の場合には脚立が要る。横からのぞき込む
手もあるけど、見づらい。我が家のベランダはコンクリートの柵で囲まれているので、
カメラをそれ以上の高さに設置しなければならないし、広角レンズだと、さらに高い
位置にセットしないといけない。一時はアームを使って横に張り出させたりしていた
のだけど、ちょっと不安定なので、止めてしまった。逆に、始めから脚立を使わなけ
ればならないとわかれば、中途半端な設定にはしなくなるので、良いかも知れない。

マクロが DG になったので、105 vs 80-400 と 400mm で三脚座を使ったときにどれ
ほどぶれるのかの実験をしてみよう。

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年頭所感。 2005/01/07

特になし。(^^;

EX シリーズでないのに金線が入っているレンズ。よく見たら 135-400mm と
170-500mm にも金色の線が入っている。残念。

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ご自身で納得が行くまで・・・。 2004/12/29

当たり前のことだけど、SD9/10~フォビオン掲示板ではご自身が未経験なこと、ある
いは良く解らないことを質問なさる方が多い。質問されること、あるいは教えて欲しい
と書かれたことに返事を書くのは、私自身の経験や知識をひけらかす快感があるので、
とても楽しい。

質問にお答えすることは、ちっともイヤではないし、「既出です」と書いたことは多分、
一度もない。でも、ほんの少しのお金や時間を使うことでご自身で実験できることは、
やはり、ご自身で実験して、納得して頂くのが一番良いと思う。

既に所有しているレンズの写り具合とか、フィルターの有無での描写力の差であると
か、ISO の設定によるノイズの出方がどのくらい変わるのか、三脚を使用してもブレ
る事があるのか、ないのか。等々・・・。

質問される方の経験やスキルの差を考慮して答えてはいるつもりだけど、やはりご自
身で実験したり、練習したりして頂くのが一番良い。

良く私が書き添える事がある「ご自身でお試しください、お金は掛かりません。」

もちろん、カメラやレンズの耐水性能だとか、対ショック性能などは実験しない方が
無難だとは思うけど・・・。(^^;

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売り買い三昧 2004/12/27

15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL を売ろうか残そうか、さんざん迷った末、
やはり手元に残すことにした。2度もオークションに出品しておきながら、途中で出
品を取り消してしまった。もし、ご迷惑を掛けた方がおられたら、ゴメンナサイ。

17-35mm F2.8-4 があるので、手放しても良いと思っていたのだけど、17-35mm
とは少し違う描写には魅力がある。大きくて、いつも持ち出すのを少し躊躇するの
だけど、手放したら絶対に後悔すると言う確信めいたものを感じたため、大切に使
うことにした。

正直 HSM にはあまり大きな魅力を感じてはいないのだけど、広角側で、わずかに
2mm 長くなるだけで、あれほど小さく作られている 17-35mm も捨てがたい。とり
あえず大いなる無駄と感じるまでは、このレンズも手元に残そう。雄さんフードが
大いに魅力でもある。

24-60mm が「やっそ」さんに里子に出た。良いレンズですので、可愛がってあげ
てください。入れ替わりに 28-70mm F2.8 EX DG が来た。望遠域での甘い描写
が良いやら、悪いやら・・・。

70-200mm F2.8 はとても良いレンズなのだけど、やはり 80-400mm F4.5-5.6
EX OS の手ぶれ補正の魅力には負けてしまった。財力が許せば、両方持って
いるのが正しい選択だと思うけど滅多に使わない望遠ズームを2本所有してい
るのは、やはり贅沢が過ぎる。

APO MACRO SUPER 70-300mm F4-5.6 はど~~~しても欲しかった EX シリー
ズで無いのに金線が入っているレンズで、非常に安く入手したせいもあり、眺めて
楽しむレンズとして手元に残す。これはレアレンズなので、多分売らない。もちろん
10 万円で買うと言われたら売る。(^^;

MACRO 50mm と MACRO 105mm も DG に交換。残るは MACRO 150mm F2.8
EX DG …。

どうしよう。

18-50mm F3.5-5.6 DC は色収差が割合大きく出ることがあるのと、どうせ持つな
ら 18-50mm F2.8 EX DC のが(高いけど)満足感がある。一番迷うのは
55-200mm F4-5.6 で、APO MACRO SUPER 70-300mm F4-5.6 を持っていな
かったら、間違いなく手放さないレンズだ。写りは非常に良い。このレンズは APO
でなくても、無理のない設計をすれば、良いレンズが作れると言う見本でもある。
次に出てくる EX DC はこのレンジだと思うけど、上か、下か・・・。でも 18-50mm
の上だとすれば、やはり 40-120mm F2.8 EX DC だと思うけど・・・。

RB67 さんが 28-300mm を欲しがっていたので、私がセットで落札したものを
28-200mm との交換差額でお譲りした。で、この 28-200mm が非常に良く
ない。シグマさんに送ってチェックしてもらおう。

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APO MACRO SUPER 70-300mm F4-5.6 2004/12/26

何故このレンズがこんなに安く売られているのか解らなかった。でも、AF Nikkor
70-300mm F4-5.6 の価格を見て、納得した。製造中止のための投げ売りかと
疑っていたのだけど、単にニッコールレンズの価格に対抗するためだと言うのが
解って安心した。

性能の割にはめちゃくちゃ安いレンズなので、チョットした撮影用に 70-200mm
F2.8 や 100-300mm F4、80-400mm F4.5-5.6 OS 等をお持ちの方にもお薦め
したいレンズです。

しかし、この値段で売って、シグマさんは儲かるのだろうか・・・。(^^;。

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APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS 1周年 2004/12/24

ちょうど1年前の今日、APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS を入手しました。私の撮影
スタイルではあまり出番の多くない望遠レンズですが、やはり手持ちの撮影におい
ては抜群の性能を発揮します。欠点としてはやはり重たいことです。が、120-300mm
F2.8 と比べるとまだ軽いので、文句は言えません。

でも、70-200mm F2.8 EX OS が出たら、間違いなく乗り換えると思います。それ以上
に欲しいのは 40-120mm F2.8 EX DC OS です。

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大当たり! 2004/12/23

旧タイプ 金線入 APO MACRO SUPER 70-300mm F4-5.6 をヤフオクで入手した。
10,500円。
本日、こっそりテストした。今の SUPER II と中身は同じはずなので、かなり期待して
現像。

大当たり!今年、最高の買い物であった。 70-200mm F2.8 を売ることにした。(^^;
もちろん 70-200mm のが明るいので、使い易いけど、80-400mm OS を持っている
場合は、どうしても必要なレンズではなくなる。それよりももう少し軽いレンズが欲し
くなる。

APO MACRO SUPER II 70-300mm F4-5.6、やっぱり良いレンズです。

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新 28-70mm F2.8 EX DG 2004/12/18

先週の OFF 会で借りておきながら、天候や時間のせいで、なかなかテストできな
かった新28-70mm F2.8 EX DG をテストすることができた。

24-60mm F2.8 EX DG もかなり良いレンズだと思っていたが、28-70mm F2.8 は
その上を行っていた。レンジ的には 17-35mm F2.8-4 を所有しているので、24-
60mm より 28-70mm のがありがたいという理由もあって、早速購入することに
決めた。

旧タイプの 28-70mm F2.8 EX DL ASPHERICAL もかなり良いレンズだったので、
今年の6月にテスト撮影した画像と新しい 28-70mm F2.8 の画像を比べてみた。
望遠域では新 28-70mmF2.8のが、わずかにソフトな表現をする。(このあたりは
シグマさんが意識的に収差を残しているような気がしてならない。)どちらのレン
ズも F5.6 に絞れば、まったく問題ない描写をするが、色収差と普通に絞ったと
きの解像度に関しては新レンズのが上だ。超お薦めのレンズとなった。

私は開放値を使って撮影することがほとんど無いのだけど、このレンズに関して
は、ほんわかムードを楽しむために、敢えて開放で撮って見たいと感じる。カリカリ
だけがレンズの全てと思っていた私の気持ちを大きく変えてしまったへんてこな
レンズである。

ついでに、シグマさんには珍しいレアなレンズのお話。実は今夜の真夜中にオー
クションが終わる APO MACRO SUPER 70-300mm F4-5.6 がある。現在販売
されていて、皆さんが私の言葉を信じてくれて(そう私は思いたい)SD9/10~
フォビオン掲示板では結構ポピュラーになった APO MACRO SUPER II
70-300mm F4-5.6 の旧タイプである。

よ~く調べるとこのレンズには2種類あって同じ APO MACRO SUPER 70-300mm
F4-5.6 であっても、200mm~300mm でマクロが使えるモノと、300mm でのマク
ロしか使えないモノがあるらしい(あくまでも「らしい」)。で、現在オークションに出
ているモノは写真から判断すると 200mm からマクロが使えるタイプ(後期型)の
ようだ。本当のところ、後期型でも、前期型でもどちらでも良い。何故私がこのレン
ズを欲しいかというと、ご承知の様に、現在の APO MACRO SUPER II 70-300mm
F4-5.6 には赤い線が入っている。現在では EX は金色、APO は赤色の線と決まっ
ている(多分)けど、何を血迷ったか、この旧タイプ APO MACRO SUPER 70-300mm
F4-5.6 は、EX でないのに金色の線が入っているだ。欲しい。(^^;

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ラチチュード 2004/12/17

SIGMA Photo Pro は X3F ファイルを TIFF あるいは JPEG 形式のファイルに変換する
ソフトですが、その際に撮影したままの画像でなく、明暗やコントラスト、色の偏りなど
を調整する機能が付いています。

この機能の中で「露出」と呼ばれる全体の明るさをコントロールする機能は、どれくら
い有効なのかを調べてみたくなりました。

同じ被写体を適正露出から±2EVの画像を1EVステップで撮影します。つまり1つの
被写体に対して、5枚の画像が得られます。その画像を「オート」で現像した場合に、
どれくらい露出が制御されるかを見ます。

次に「リセット」で現像して、露出のみを、撮影時の±とは逆にマニュアルで補正し
ます。

もし、全ての画像がまったく同じに現像できたら、SIGMA Photo Pro による「露出」の
コントロールは、かなり優秀であると言えます。±1EVの範囲でほほとんど同じ画像
が得られるのであれば、まぁまぁと言えます。もし、±1EVの違いを正しく補正できな
いとしたら「何のための露出コントロールだ!」と文句を言うことになります。(^^;

結果は、ポジフィルムと同じような感じになりました。アンダーに少し強く、オーバーに
弱いですね。が、アンダーの露出を明るく補正した場合にはノイズが増えます。

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NeatImage 2004/12/13

OFF 会で hase さんに「青空のノイズに悩んでいる。」というお話をされて、つい
NeatImage を教えてしまいました。4ヶ月ほど前からテスト的に使っていて、良かっ
たら皆様に紹介しようと思っていたので良い機会だから、ここで紹介します。

NeatImage はデジタル画像のノイズ取りを専門とするソフトです。ついでにシャー
プネスを上げる機能も持っています。

詳細は http://www.neatimage.com/ を見て頂ければ分かるのですが、残念なが
ら英語です。機械翻訳に手を入れたモノをここにおいておきます。→ neatimage_jp
かなり多機能なソフトなので、使いこなすのは大変ですが、オートモードもありま
して、それでも十分な効果があります。

特に SD9 ユーザーにとっては SD9 専用のプロファイル(ノイズの傾向を解析した
モノ)もありますので、お試しください。ただ、プロファイルを使うのはあくまでも
バッチ処理用で、本来は一枚ごとにノイズプロファイルを作るのが推奨された
方法です。

デモ版は無料で、有料のバージョンは機能に応じて4種類リリースされています。

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たまには本音。 2004/12/10

このレンズは良い発色をする。と言う表現を使うプロがいます。実は私にはこれが良く
分かりません。

もちろん良い発色をするレンズがあることを疑っているわけではありませんし、多分
実際にそうなのだと思います。

でも、私には色の良し悪しが良く解らないのです。特にデジタル画像においては、指先
一本で、色の偏り、彩度、階調、カラーバランスがかなりの範囲で操作できます。

ホワイトカラーバランスにしてもそうです。例えば私が行っている広告制作会社におい
て、入稿されてきたデジタル画像のカラーバランスや階調、彩度をレタッチするのが
あたりまえのことで、入稿されたモノをそのまま製版に回すことなど、クライアントの
指定がない限り、あり得ないことです。つまりプロの世界においては全ての画像は何ら
かの色の変更を伴って、さらに触られる可能性がある製版に回されます。

だったら、レンズの発色って何なのでしょう???

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もう一台 2004/12/02

12月になってしまった。各社の新製品がフォトキナで発表され、この時期に一斉に売
り出されるのは、十分な理由がある。最近の我が祖国日本においては以前ほどはバ
カ騒ぎはしなくなったけど、クリスマスである。欧米では一年のうちではこの時期が一
番耐久消費財が売れる。特にカメラとかコンピュータとかゲームマシンなどの趣味性の
高い商品はよく売れる。もちろん、国内においてもボーナスシーズンなので、売れる。

つまりカメラメーカーにとって、フォトキナで新製品を発表して、この時期に売り出すの
は非常に重要な営業活動なのだ。

と言うのは、あまりにも良く知られた常識である。で、この常識に反することを特に輸出
の多い会社であるシグマがするわけがない。つまり、年内の新型発表はあり得ない。

と私は推理した。この時期に新型の発表がなければ、次の機会は PMA しかない。PMA
で発表して、発売は日本のフォトイメージングエキスポ2005に合わせて行う。日本で新
型カメラが売れる時期は、はやり今頃なのだけど、その次に売れるのが春先だと聞いた。

3月中旬まで待って新型を買おうとは思うけど、それ以前にあと一台、欲しい。今から
SD10 を買うのは愚行かも知れないけど、やっぱり、あと一台欲しい。

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理想のプロカメラマン 2004/12/02

来年の PMA 2005 に日本から出展するための SD9/10 で撮影した写真の選択を頼
まれ、何とか選択を完了することができました。

私はこの雑記帳の一番下の方に書いてある通り、撮影者がシャッターを押した瞬間に
感じた何かがその写真を見る人に伝わる写真が良い写真だと思っています。

それは情動、感動、メッセージなど何でも良いと思います。私自身がなまじ写真を撮る
だけに、苦労しながら、一生懸命に撮っているのだけど、結果としてその「何か」がうま
く伝わって来ない写真を評価するのはしんどいです。きびしい人は一生懸命やればそ
れで良いと言うものではない。と言いますが、それはプロに言えることで、アマチュアに
とっては一生懸命にやることが一番大切なことだと思っています。その一生懸命は、
本当に一生懸命に撮ってくれていれば、伝わってきます。

まったく別の見方もあります。写真が下手だろうが、技術的に未熟であろうが、ある写
真が撮影者にとって大事な写真と感じるのであれば、アマチュアの写真はそこで完結
して良いと思っています。他の人がどう見ようが、何を言おうが関係ありません。

ただ、その写真を他人の目にさらし、撮影した瞬間に感じた、あるいは感じようとした、
あるいは、伝えたい、そう言った何かがその写真を通して、見る人に伝わるるかどうか
と言う判断を自分自身の写真に対して行うことは、意外と難しいようです。

良い写真かどうかを自分自身で判断するひとつの目安は、目に付くところに飾っておく
ことです。一週間飾っておいて飽きなければ、かなり良い写真です。ただし、被写体と
の感情の交流がない場合です。私なんか決して傑作とは呼べない娘の写真を1年以
上の長きに渡り、目の前にたくさん飾ってありますが、全然、飽きませんから・・・。(^^;

写真のパワーは瞬間芸と一緒で、その写真を目にしたとたんに伝わって来る「何か」
です。それがない写真は「凡庸」あるいは「平凡」、私の好きな言い方を使わせて頂
ければ「私でも撮れる」写真と評価せざるを得ません。

でも、どうやったら良い写真が撮れるかが分かっていれば、私は今頃「写真作家」に
なっていたはずです。プロカメラマンの中でも、もっとも楽しい「自分の好きな写真を撮っ
ているだけで、その写真がお金になる。」と言う、実際にはほとんど存在しないタイプの
カメラマンです。

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Nikon マウントアダプターがあると・・・ 2004/11/2

高知のプロ ken さんからレンズがいっぱい送られてきた。SD9/10 に着くとは考えも
しなかったレンズばかりである。定点撮影だけではもったいないので、普通の撮影に
も使ってみたい。

なにせ、レンズの他にアダプターリングが2個も送られて来ているのだから・・・。(^^;

送られてきた Nikkor もちょっと変わっている。種明かしをしてしまうと面白くないので、
今後1ヶ月くらいで私のサイトにアップされる写真を楽しみにしていて欲しい。ken さん
の長期ご旅行中、借りっぱなしにで良いと言う、大変ありがたい条件なので、のんびり
使わせて頂く予定である。銘玉の誉れ高い3本である。

名古屋のプロ、みみしんさんが画像掲示板にロッコールの作例を挙げている、雄さんは
材料を提供しただけ、と言うことなので、みみしんさんご自身が Rokkor -> SA マウント
アダプターを作ってしまったらしい。雄さんのスピゴネットマウント方式による Nikkor ->
SA マウントアダプターを改造したのだろうと予想は付くが、フランジバックからすると、
無限遠にはピントが来ないのではないかと推測される。ミノルタの MC ロッコールのフラ
ンジバックは、SIGMA より 0.5mm 短いはず。αなら 逆に 0.5mm 長いかな?

昔、キヤノン F-1 を使っていた頃の旧 FD レンズの取り着けを思い出させてくれる雄さ
んの Nikkor -> SA マウントアダプター、ご注文は ここをクリック してください。

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SIGMA vs Nikkor。 2004/11/23

HAL さんから高価な Nikkor を2本借りて、雄さんの「ニコン->シグママウントア
ダプター」を使って、現在所有している SIGMA のレンズと比較テストをしました。

さすがに価格差 10 万円は伊達ではないと言うのが結論です。SIGMA APO
70-200mm F2.8 EX HSM は十分に良いレンズだと思いますが、同一条件で、
実売価格約 20 万円の AI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D (IF)【製造
は終了しています】と比較撮影を行うと、明らかに Nikkor のが良いのが判ります。
まぁ、価格が価格なので良いのは当たり前と言えば当たり前ですが、これほど
良いとはチョット予想していなかったので、ちょっとショックです。(^^;

近い将来 SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS が出るでしょうが、どこまで
Nikkor に迫れるか、興味があります。

私が所有している標準ズーム系で最も描写が良い SIGMA 24-60mm F2.8 EX
DG とAi AF-S Zoom Nikkor ED 28~70mm F2.8D (IF) の比較では、28mm で
SIGMA のがわずかに良くて、35 ~ 60mm では Nikkor がわずかに良いと言う
結果になりました。実売価格で約 5 万円と15 万円ですので、Nikkor は高いで
すね。

しかし、Nikon のデジタルではこれだけの描写力があっても、それを実感できる
のかしら?

チャンスがあれば TAMRON の 28-75mm と、まもなく発売される SIGMA 28-
70mm F2.8 EX DG を比較してみたいものです。

その他 Tsubu さんからは AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8D と AI AF Zoom
Nikkor 35~70mm F2.8D、AI AF-S Nikkor ED 300mm F4D (IF) 旧タイプをお
借りできるので、来週はこのあたりとの比較になります。

ken さんからは、何が来るのだろう・・・。(^^;

現在発売されているデジタル一眼レフの中で最もレンズ選択の幅が少ない
SD9/10 に Nikkor レンズを使える様にしてくれた雄さんに大感謝です。
ニコン->シグママウントアダプターのご注文は ここをクリック してください。

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オートフォーカス、ちょっと良くなったようです。 2004/11/20

SD10 が帰ってきた。オートフォーカスの精度を上げてください、と頼んでシグマさん
に送ったので、少しは良くなるだろうと思って、テストした。良くなっていた。うれしい。
大騒ぎするほど良くなったわけではないが、間違いなく、良くなっている。ただし、少
しだけ、合焦に時間が掛かるようになっている様な気がする。もちろん、これは私が
望んだことで、合焦動作が遅くなっても良いので、できるのであれば精度を上げて
欲しいと頼んだ結果だと思う。何せ、本当に速くピントを合わせて欲しいときには、
始めからあきらめて、置きピンで(しかも目測で)撮影するので、しっかりピントが合っ
て欲しい三脚を立ててのレンズテストなどではいくら時間が掛かっても、正確に合わ
せてくれるのであれば、ありがたい。本来ならマニュアルフォーカスでやればよいの
だけど、私は目も悪い。マニュアルフォーカスで6枚撮るより、オートフォーカスで6枚
撮る方がピントが合っている。(^^;

とある方から「maro さんの写真はとてもはっきり写っているものが多いのですが何
かコツでもあるのでしょうか?」と言うメールを頂きました。あります。

1.良い写真をいっぱい見て、なぜ良いのかを考える
2.横着しない(可能なら三脚を立てる)
3.イヤと言うほど撮る(可能なら同じシーンを条件を変えていっぱい撮る)
4.駄目な写真は人に見せない(失敗したら、再挑戦する)

SD10、1年間でほぼ3万カット撮って、ここに掲載してある写真は 500 枚ありま
せん。レンズテストとテクニカルは作例にも値しませんから、実質 365枚くらい
です。

う、多いなぁ・・・。(^^;

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画素数とノイズ 2004/11/16

カメラは写真を撮るための道具です。カメラにいろいろな種類があるのは、必要な
写真を得るためにどの部分が重要かと言う判断と予算に基づいてユーザーの選択が
異なるからです。

一台で万能と呼べるカメラはまだ存在しません。万能カメラを想定することは可能
だと思いますが、私が想定する万能カメラはあと100年くらいしたらできるかも
知れませんが当分は無理でしょう。【万能カメラの夢は近い将来ここに書く予定です】

画素数に関しては非常に単純で、多ければ多いほど綺麗な写真が撮れると思わせる
ことが現実に行われており、センサーさえできてしまえば、後は野となれ山となれ
で、コンパクトデジタルカメラなどに組み込まれています。

ここで誤解をされるといけませんので、私の考えを明確に書いておきます。私は画
素が多いことを悪いこととは思っていません。コンパクトデジタルカメラで撮影し
た画像が、悪いとも思っていません。要は目的次第と言うことです。

子供の成長記録を撮るために、デジタル一眼レフが必要か?と尋ねられたら、私は
「はい」と答えますが、普通は「いいえ」と答える人のが圧倒的に多いはずで、実際
子供の成長記録を撮影するには、一般的なコンパクトデジタルカメラで十分ですし、
使い捨てカメラでも、良い写真を撮ることは可能です。

となると、最終的に本当に必要なカメラ、あるいは画素数はどうなのか?と言う疑問
に対する正しい答えは「必要とする写真のレベルで決まるため、一概には言えない。」
となります。

これで終わったら、叱られそうなので、話題を SD9/10 の画素数に絞ります。

SD9/10 の公称画素数は 1029万画素ですが、これはある意味で本当の数字です。
実際に撮影された画面上では 2268 x 1512 ピクセルですので、一般的な表現では
340万画素と言わざるを得なくなります。1029万画素か 340万画素かというのはこの
メモのテーマではありません。結論の出にくい議論ですので、ここでは取り上げませ
んが、SD9/10が実際に内部で処理している画素数は間違いなく 1029万画素である
ことは確かです。

この 340万画素が本当に少ないかと言う質問に対して、多くのユーザーの方々から、
もっと多い方が良いけど、画質の低下や処理速度の低下が発生するのであれば、据
え置きでも仕方ない。と言う意見が寄せられました。もちろん何が何でも増やして欲し
いと言う意見もありだとは思います。私も大勢の方々とほぼ同じ意見です。「ほぼ」
と言うのは、本音はちょっと違うと言うことです。、本音を書いてしまうと、画素数
は増やさなくて良いから、その分、画質を向上させて欲しいと思っています。

では、画質の向上とは具体的には何を指すのかと言いますと、私にとって「致命的欠
陥」と呼ぶ一歩手前にあったノイズです。SD10 でだいぶ良くなりました。がまだ多い
ですね。このノイズというのは女性の髪の毛など暗くて非常に細かい不規則な模様が
連なる部分に多く発生します。画面上ではあまり目立ちませんが、プリントしたとき
に、気にし出すと、かなり気になるノイズです。ベイヤー型センサーの場合には、こ
の1ピクセル程度のノイズは補正されてしまって、あまり目立ちません。
SIGMA SD9/10 の現像処理においてもノイズ低減処理は行われており、かなりうまく
処理されているとは思いますが、画面自体に写っているものが複雑で不規則なパター
ンを持っているとソフト的に処理するのは難しいようで、結果、目に付きやすくなります。

ベイヤー型と全く異なる構造を持つために FOVEON センサーの感度アップは非常に
難しいのではないかと推測できますが、秒単位ではなく、分単位の露光をしても大丈
夫なカメラであれば、普通の写真を撮ったときにも、ノイズは少なくなると思います。

少数意見を承知で言いたい「画素数の増加より、ノイズの低減をお願いします。」

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SD10 のない生活 2004/11/08

オートフォーカスの精度がイマイチだったのと、ファイル番号 25000 を過ぎたあたり
から、時々撮影途中で、番号が 00001 に戻って、しばらく連番で撮影された後、再び
最大番号の続きから番号が振られるという変な現象が起きるようになったため、購入
後丸一年をちょうど1週間残した時点で、SD10 をシグマさんに送った。

手の届くところに SD9/10 がないと言う状態は SD9 を購入した一昨年の12月以来、
初めてである。写真を撮影することで生計を立てているわけではないので、生きるの、
死ぬのと言った状態ではないのに、何ともさみしい限りである。

一応、各部点検もお願いしたが、ほぼ1年間で 30,000 枚の画像を撮影したので、
シャッターの耐久性や精度にも一抹の不安がある。

ん? 30,000 枚・・・。(^^;

量販店で 35mm ポジフィルム 36 枚撮りを1パック(20本)買うと \15,000 する。で
36 枚撮りフィルム 20本で撮影できる枚数は約 750 枚。1枚あたりの単価は丁度 20円
20 円×30,000 は 600,000 円・・・。ひぇー。キヤノン 1D Mark II が買えちゃう。

36 枚撮りポジフィルムの現像料は1本 576 円くらいだから、一枚あたり 16 円、
30,000 枚現像すると 480,000円。シグマの高級レンズ 12mm から 300mm まで揃う。

改めて、デジタルは安い。フィルム買ったつもりで貯金したら、1年間に 108 万円の
貯金ができるのだ。

【単純な計算をいっぱい間違えましてスミマセン。訂正しておきました。】

それにしても、SD10 が手元にないのはさみしい。(^^;

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かすんでいる曇り 2004/11/06

今日は新しい(と言っても過去にテスト済みですが)レンズが来たのでテスト撮影を
しようと思っていたのですが、午前中のお天気はイマイチです。単なる曇りなら良い
のですが、遠景がかすんでいます。午後にはスッキリしてくると思われるので、テス
ト撮影は午後に行います。こんな時は「はな」を近くの公園に連れて行って撮影する
ことが多いのですが、あいにくヨメさんの実家に連れて行かれてしまいました。月曜
日までは、独身生活です。(^^;

テスト撮影を行う際には事前にオートフォーカスの精度を見るために試し撮りをして
オートフォーカスがどれくらいばらつくかをチェックする事があります。オートフォー
カスの精度そのものは、レンズに関わりなく100%ボディ側の問題なのですが、焦
点深度が浅いレンズ(距離環のわずかな移動で合焦点が大きく変動するレンズ)や
フレアの多い(明るい)レンズ、被写界深度の深いレンズ(広角系)ではボディ精度の
如何に関わらずオートフォーカスによるピント調整には問題があります。

どのレンズを着けても、常に前ピンになるとか、常に後ろにピントが来るような場合
には、ボディ側の精度が正しく出ていないのでメーカーに調整をお願いしましょう。

現在、たまたま2台の SD10 が手元にあるため、オートフォーカスのバラツキが個体
によってどれくらいの差が出るかをチェックしました。ほとんど変化のない遠くの被
写体を MACRO 105mm の開放で各 10 枚ずつ撮影して、JPEG で現像し、ファイル
サイズのバラツキを見ました。

私のボディで撮影した画像は最大値 1,360,204 バイト、最小値 1,083,797 で中心
値からの乖離は 138,204 バイト、借りているボディは、最大値 1,270,200 バイト、最
小値 1,156,649 で、中心値からの乖離は 56,776 となりました。わずかにフレーミ
ングがずれていますので、ここで有効なデータは中心値からの乖離だけですが、私の
ボディは、借りてきたボディの 2.5 倍ほど中心値からの乖離が多く、それだけピン
トがばらついていることがわかります。う~~~~n。一度、オートフォーカス機能
の再調整をお願いしなければいけませんねぇ。(^^;

このボディを購入してからまもなく1年経つので、一度総点検をして頂きましょう。
まもなく、ファイルの番号は IMG30000 になります。

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チョット機材が増えます。 2004/11/03

17-35mm F2.8-4 EX DG ASPHERICAL HSM を購入する事にしました。でも、どう考え
ても、15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL とバッティングします。あまり裕福で
ない私としては、非常に贅沢な選択で、2本のレンズをイロイロ試した後、多分、
15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL を手放す事になると思っています。

幸い現在の私は写真を撮影することで生計を立てているわけではないので、特定の
機材がないと生計に差し支えると言うことはありません。極端な言い方をすれば、
写真を撮影しなくても、生きて行くのに困るわけではありません。でも、やはり娘
の写真は成長記録として撮り続けて行きたいし、少しでもこのような形で情報を発
信することで、SIGMA SD9/10 を愛機として可愛がっている皆様のお役に立つこと
で、私が感じる満足感を大切にしたいと思っています。(^^;

となると、やはり多少の投資をしてでも、使用する機材に変化を付けて、撮影する
写真が、単なる親ばか写真で終わらない努力は必要と感じます。もちろん義務感と
か、使命感のようなものを持って写真を撮り続けているわけではありません。単に
表現し、記録することの喜びと共に、自分の経験や知識をひけらかす事に喜びを感
じるいやらしい性格を白状しつつ、わずかな優越感と自己満足に浸りながら、必要
以上に無理をしないレベルで、写真を撮り続けて行きたいと思っています。

定期収入だけでは家計を支えて行くのがやっとの状態なのですが、時折飛び込みの
仕事が入り、うまい具合に引き受けることが可能な長さの開発期間が予定されてい
る場合には、チョットした収入を得ることができます。今回のお仕事では17-35mm
と 70-200mm、1.4 テレコンバーターを入手致します。2~3日後には手元に届く
と思われます。

作品としてのレベルが低くて申し訳ありませんが、例によって「作例」と言うレベ
ルでは、まぁまぁのものが撮れていると思いますので、これからも叱咤激励、罵詈
雑言、その他イロイロ、お力添えをお願い致します。

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贅沢な悩み 2004/11/01

SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC をテスト撮影しました。非常に良いレンズで、しかも
小さい。とにかく描写力は素晴らしく文句の付けようがありません。敢えて文句を
付けるとすれば DC であることです。私は SA-7 を所有していますので、出来るこ
となら、35mm フルサイズに対応しているレンズのが万一の時に役に立ちます。た
だ、普段は銀塩をメインで使うことはありませんので、何が何でもと言うレベルの
話でもありません。
さて、18-50mm と言うレンジですが、現在私が所有しているレンズの範囲とモロ重
複します。広角系は 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL で、その上には 24-
60mm EX DG があります。両方とも描写力では全く問題のないレンズですので、敢
えてその2本にかぶるレンズを単なる軽量化のために購入すべきか、悩みます。
15-30mm については、その大きさと重さに少しだけ不満があります。私は明るいレ
ンズが必ずしも良いとは限らないと言うことを承知しており、時には暗くしてでも描写
力を上げて欲しいと思っていますので、明るさに関しては許容範囲です。あの大きさ
も描写力を確保するためにあの大きさが必要だとも思っておりますので、仕方ない
ことと自分に言い聞かせてはいます。
なぜそうなのかを聞かれても、明確に答えられませんが、15-30mm、20-40mm、24-
70mm、旧28-70mm の描写は「こってり」と言った印象を受けます。新 17-35mm、24
-60mm は「スッキリ」と言った印象です。描写力はどのレンズも非常に素晴らしいの
で本当に悩みます。いっぱいお金があれば全部欲しいのですが、もし全部持ってい
たとしても結局ほとんど使わないレンズが出て来ると思うので、やっぱりもったいない。
幸いなことに 12-24mm は使いこなす自信がないのと、それほどの広角を必要とする
ケースがほとんど無いので、迷わなくて済んでいますが、欲しいと感じたら、もっと悩
むことになりそうです。
とりあえず、スッキリ系で統一すべく、新 17-35mm を入手して、15-30mm を里子に
出そうと考えている今日この頃です。

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PL フィルター 2004/10/21

光には波の性質があります。発光体から出た光は進行方向に対して(多分)360°、
つまり全ての方向に振動している波と考えることができるそうです。で、この光が何
かに反射すると、反射した面に対して垂直方向に近い振動ほどうまく反射できずに、
反射面に対して水平方向の振動と比較すると、より少ない量しか反射しません。この
ように特定の方向に対して強い振動面を持つ光を「偏光」と言います。「偏光」は上
記のように、光を特定の面で反射させるか、偏光フィルターを通過させることで作り
出すことができます。ただ、金属面で反射した場合とか反射角が垂直に近い場合に
は偏光にはなりにくいそうです。
写真を撮影するときにレンズの前に取り付ける PL フィルターは、まさにこの「偏光」
フィルターです。ただ、偏光を作り出すために使われるのではなく、通常は偏光から特
定方向に振動している波を遮る目的で使われます。サーキュラ PL の場合は特定方
向に回転している偏光を遮ると言うことです。具体的には木の葉や水面などからの反
射光を減らす目的で使用されます。正確な表現をするならば、光源からの直接的な反
射光が偏光となっている(はず)なので、その直接的な反射光を減衰させるために使用
されると言うことです。好天の空から降り注いでいる光の中には、偏光も含まれるため
に、青空の明るさを減衰させて、青さをより強調するためにも使われます
が、空からの反射光はありとあらゆる方向の波を持つ偏光が集まった光なので、水面
などの反射を取り除く効果ほどは強く働きません。ただ、太陽との位置関係を見定め
て、偏光フィルターの角度を調節してあげることで、ある程度の効果はあります。具
体的には太陽が左右 45°くらいの位置にある場合の空に対して有効だそうで、逆光
や順光ではあまり効果は出ないと言うことです。
PL フィルターを超広角レンズでは使わない方が良いことはあまり知られていません。
SD9/10 の場合には画角がさほど広くならないので、12mm くらいでないとこの現象は
検知できないかも知れませんが、偏光フィルターが偏光を有効に低減できるための角
度はせいぜい 45°くらいなので、画角が 90°以上になる超広角レンズを使った時に
画面周辺部においては、偏光フィルターの効果は発揮されません。なぜかフィルター
メーカー等からもこれに関する情報は知らされていないようです。いずれにしまして
も、光源から 30°~ 45°くらいの角度で木の葉や水面に反射した光を低減させる効
果は間違いなくありますので、有効に活用してください。

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ピーカン その2 2004/10/19

下の記事を書いてから「ピーカン」をインターネットで調べてみたり、皆さんから
寄せられたご意見を読ませて頂いたりしました。さすがに APA 会員、高知県のプロ
ken さんの「こんな話」は説得力があり、納得してしまいました。
映画は「ネガ」で撮るので、ポジを起こす際にそのシーンが快晴の天気だったら「空
はピーカンの色」と指定したという話は本当の話だと思われます。

コダクロームはこってりとした発色に特徴があり、発色カプラーをフィルム内に含ん
でいないために、現像の際に一色ずつ現像されます。非常に現像に手間が掛かる
のと薬剤や温度の管理が大変なので、普通の現像所では現像できません。kan さ
んご指摘の通り、SIGMA SD9/10 の発色は、このコダクロームの発色に似ています。
特に黄色が鮮やかな点は、まさにコダクローム調です。
私が35年ほど前に撮影したコダクロームのポジは、未だに綺麗な発色を保っています。
ただ私が愛用したコダクローム 25 はもはや製造中止で、現在は ISO 64 と ISO 200
しか売っていません。

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ピーカン 2004/10/15

今朝の関東地方は絵に描いたような「さわやかな秋晴れ」通勤途中の電車の中から
富士山が見えました。空気が澄んでいて、空は真っ青。紺碧の空です。こんな天気
をカメラマンが「ピーカン」と呼ぶことはご存じの方も多いでしょう。
ず~~~っと昔、NHK の番組で「若い季節」と言うちょっとミュージカル仕立ての
オフィスラブコメディーがありました。「ワーオ!ワーオ!」というザ・ピーナッ
ツの主題歌を覚えておられる方は私と同じ「団塊の世代」でしょう。このドラマの
中でジェリー藤尾扮するカメラマンが「ピーカンだ」と言ったセリフが、多分、私
がこの「ピーカン」を聞いた最初だったのではないかと思います。当時はまだ中学
生でしたから、この言葉の意味も解っていなかったと思います。
いつ頃から使われた言葉なのかは不明ですが、当然語源となった「ピースの缶詰」
(タバコです)が発売された後であることは間違いありません。多分今でも売って
いると思いますが、フィルター無しのピースの 50 本入りの缶の色が群青色で、空
に雲一つなく、濃紺と言っても良いような色をしているような天気を指して使う言
葉です。
絵葉書のような風景写真を撮るにはもってこいの天気ですが、ポートレートにはイ
マイチありがたくない天気でもあります。
明日もこんな良い天気なら、ちょっと遠征したいけど、行楽地は混み合うでしょう
ね。

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天候不良 2004/10/12

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台風のち曇り 2004/10/10

今日は昨日に予定していた横浜行きを天候不良のため中止しました。青空にくっきり
とそびえ立つ横浜のみなとみらい21地区をバックに闊歩する「はな」を撮りたかった
ので、この曇り空は頂けません。天気予報、大外れでした。

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夢のカメラ 2004/10/07

昔、スパイ映画か何かで人工衛星から撮影されたと思われる画像をディスプレー上で
異常な倍率で表示して、地上の非常に細かい状況を調べると言うようなシーンを見た。

もちろん現実の世界ではそれほどのカメラもレンズもセンサーも存在していない。又
存在していたとしても、一般ユーザーが入手可能な価格でないことは明白である。

でも、現在私たちが手にしている SD9/10 はそう言った夢のようなカメラに一歩近づ
いたカメラであることを実感することがある。一昔前だったら、とても考えられなかっ
た写真を、私自身も時々撮影するようになった。初めのうちは「主題がこんなに小さ
く写っている写真は、まるで駄目。」と感じていた写真を、最近では容認するように
なった自分に気が付いた。パソコンのディスプレー上で見るのであれば、十分に目的
を達成している写真が存在する。もちろん普通サイズ(A4くらい)のプリントとして
鑑賞するには問題がある。大きな顔をして「良いでしょう?」とはとても言えない。
しかし、コンピュータのディスプレーで見る限りにおいては、それなりの画像として
見ることができる。デジタルカメラは写真の持つ可能性を少し広げたようだ。

small_hana

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JPEG 搭載に思うこと 2004/10/03

シグマさんから次に出るデジタル一眼に JPEG 出力が搭載されることは、ほぼ間
違いないらしい。以下の条件が満たされないのであれば JPEG 搭載は見送って欲
しい。

1.それによって価格が高くならないこと。
2.JPEG 搭載によって、メモリに書き込む速度が遅くならないこと。
3.もし、遅くなるのであれば、JPEG 書き込みをしないモードが選択できること。

もちろんこれは私の個人的なわがままです。でも、絶対に使わない機能が付加され、
それによって他の性能が犠牲になるとしたら、それはとても悲しいことです。

確かに「完璧な自動現像処理」が行われるのであればそれで良いのですが、私が
意図する現像処理が常に「完璧な自動現像処理」の結果と一致するとは限りませ
ん。ただでも遅くて困っている書き込み処理速度がさらに遅くなる要因を増やさ
ないで欲しいというのが切なる願いです。

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オリンパス E-300 2004/09/29

フォーサーズで 800万画素。センサー1ピクセルあたりのピッチは 5.3 ミクロン
である。 F:8.0 で 2 ピクセル分の回折が発生する。新たに発表された専用レン
ズの最小絞り値は F:22。う~~~n。このカメラで絞り値 F:22 で撮影した画像
を見てみたい。(^^;

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カメラメーカー寸評 2004/09/29

キヤノン 20D のカタログやスペックを見ているとため息が出る。決してバカ安
という値段ではないけど、十分に安いと感じさせる内容を持ったカメラだ。これ
ほどのカメラを、この値段で提供するキヤノンの良心と言うか、販売戦略と言う
か、実力には恐るべきものがある。何を作っても、常にトップシェアを競う商品
を出してくる、とてつもない会社である。尊敬に値する会社だと思う。もし、キ
ヤノンが既に特許出願済みの多層型センサーを内蔵したカメラを出してきたら、
値段にもよるけれど、SIGMA SD9/10 はひとたまりもないだろう。幸いしばらくの
間は出そうもないし、出てきてもすさまじい価格になりそうなので、とりあえずは、
静観しておく。

ニコンは決して商売がうまい会社だとは思えないけど、製品に見られる質実剛健
さは他のメーカーではちょっとまねができない筋金入りの光学機器メーカーとい
う印象がある。センサーを自社開発する能力は持っているはずなので、もっと頑
張って欲しいものである。ただ、何か強力な技術的先進性を持っているかと言わ
れると、我々一般ユーザーに見える部分は少ない。

ペンタックスのカメラは一眼レフのカローラと言いたい。LX と言う名機もあった
けど、やっぱり、気軽に買えて気軽に使える一眼レフの存在は大きい。*ist Ds
健闘を祈る。

技術力という意味では業界随一ではないかと、勝手に思っているコニカミノルタ。
α 7 Digital の実力やいかに? ミノルタフアン待望のデジタル一眼がようやく登場
した。手ぶれ防止機構をボディに内蔵させた技術力には瞠目せざるを得ない。

オリンパス。ユニークさが売りのメーカー。E-1 の魅力は「ピュアなデジタル」。
0.6 ミリの円盤ガラスに超高速で波紋を起こし、ホコリを周囲に移送する。これは
発想と言うよりはカットアンドトライによる不断の努力が見つけ出した、究極のク
リーニング法。ほぼ完璧と言えるホコリ対策。脱帽である。

となると・・・。

キヤノン 20D 並のスペックを持ち、ペンタックス *ist Ds 程度の価格で、ボディ
に手ぶれ防止装置とダストクリーニングシステムを組み込んだ FOVEON セン
サーが採用されているカメラが最強と言うことか。あれ? ニコンは・・・。(^^;

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SD7の噂 2004/09/28

廉価版ですが、可能性としてはありますが、これ以上 SD シリーズを安くすること
は、かなりむずかしいのではないかと思うので、単純な実売価格の値下げはあって
も、新機種をより安く出してくることはちょっと考え難いです。でも、不可能と言
うレベルではないと思いますが、SD9/10の性能をこれ以上落せるとは思えないので、
もし、本当に廉価版が出たら、SD9/10 は完全に売れなくなるでしょう。多分、シグ
マさんは、そこまでのことはしないと思います。するかな? (^^;

SD10 と全く変わらない性能で小さくなり、安くなるのであれば、買いますね。

フォーサーズに関しては、今の SD9/10 を元にフォーサーズマウントのカメラを作
る事はあまりむずかしい事ではないと思います。センサーにしても単純に周辺を使
用しなければ良いだけで、現在の FOVEON X3 をそのまま使えるのではないかと思い
ます。画素数は 280万くらいでしょうか?それでも E-1 の 400万画素よりは良い描
写をすると思います。ただ、誰が買うのかという問題になると、どうでしょうか?

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肌の質感 2004/09/27

写真で正確に表現することがむずかしいものの一つに人間の肌の質感があります。

私たちは日常的に人の顔を見慣れているために、人の顔に関しては膨大な情報量を
持っており、非常にわずかな差異、不自然さにも気が付きます。

私が SD9/10 を選択した一番の基準はこの「肌の質感」をそれらしく表現してくれ
るカメラだったからです。特に私の場合には女性の画像を山のように扱う仕事をし
ていた時期があり、人一倍画像における肌の質感描写が気になりました。

人の肌を正確に表現するためには非常に解像度の高い描写が要求されます。別の言
い方をすれば、1ピクセルごとに大きく異なる色が混ざり合って表現される人の肌
の色とそれに伴う質感をそれらしく描写するためには1ピクセルに与えられた情報
を、正確に1ピクセルに反映しなければならないということです。もちろん非常に
多くの画素を使って表現される場合には数ピクセルでそれらを表現する事は可能で
すが、6~8百万画素程度のクローズアップでは、やはり1ピクセル単位での解像
が必要ではないかと思います。これがベイヤー型センサーが肌の質感を表現するの
が苦手な理由です。逆に言えば、それが幸いして、綺麗な肌で表現されやすくなる
というメリットもあります。

つまり、SD9/10 では描写力が有りすぎるので、妙齢の女性を写した場合にはレタッ
チなどで、肌の質感を殺す事が必要になる場合が多々あります。

テクニカルに肌のレタッチ法4種類掲載しました。実際にはこれらの方法を適宜組
み合わせて使用します。

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CANON 1Ds Mark II 2004/09/22

ようやく、35mm 一眼レフタイプで SIGMA SD9/10 を明らかに越える画像を出力でき
るカメラがキヤノンから出てきますね。1Ds もかなり良いとは思いましたが、SD9/10
と比べた時に「明らかに」と言えるほどの画質の差は感じませんでした。

私はベイヤー型センサーの画像は面積比 1/4 に縮小して比較してあげなければ、
かわいそうだと思っていますので、キヤノン 1Ds Mark II のサンプル画像も 1/4
に縮小して眺めてみました。幸か不幸か、それでもピクセル単位での解像は SD9/10
のが少し上のような気がします。が、ノイズの無さは圧倒的で ISO400 でも、全く問
題ないような気がします。特に夜景の画像は衝撃的で、思わずうなってしまいました。

もちろん SD10 が5台買える値段ですので、良くて当たり前ですが、価格が 40 万円を
切ったら、真剣に悩むかも知れません。

ついでに書いておきますと 1D Mark II も良いカメラだと思います。が、画素数が少な
すぎます。ベイヤー型センサーは FOVEON の 4 倍の画素数を持っていないと、SD9/10
には敵わないのではないかと思っています。

でも、カメラとしての諸性能は SD9/10 と比べたら、明らかにず~~~っと上です。
しかも、キヤノンのカメラはシグマのレンズを使うことができますから・・・。(^^;

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致命的な欠陥  2004/09/19

私にとっては SD9/10 は「致命的な欠陥」を持っていないカメラです。もし、
そうなら、私はとっくに手放しています。

どちらかと言えば技術屋なので、特定の道具に対する愛着はあまり強い方では
ないと思っています。ノートパソコンなんかは現在使用している NEC LR700/9
で 16台目(のはず)で、一番長く使ったマシンが、2年3ヶ月ですので、や
はり、特定のマシンに対する愛着は少ない方でしょう。ただ、コンピュータの
場合は、カメラと違ってトータルシステムでお金が掛かるわけではないので、
取り替えやすいと言うこと、さらにはメーカーごとの差が少ないために、特定
のメーカーにこだわらないこと。ハードウェアの性能の進歩が非常に速いので
つい、買い換えたくなることが原因となって、なおさら、一台のマシンを長い
期間に渡って使用する事がなくなることも確かです。しかも1日12時間ほど
毎日、使うために、マシンとしての消耗も激しいモノとなることも確かです。

カメラに話を戻しますと、メーカーを替えようとすると、とんでもない金額が
掛かること。一番欲しいモノはとてつもなく高価なこと(センサーだけで 450
万円ちなみに PHASE ONE H25)などで、おいそれとは乗り換えられないと言う
のが現実です。

ただ、私が撮りたい写真を撮るために必要な機能が付いていないとか、思うよ
うな写真を撮るために、ものすごく苦労させられるとか、どうしても私の技量
では克服できない欠陥があるとしたら、間違いなく3ヶ月以上は使いません。

すでに SD9/10 を使い始めてから1年9ヶ月以上が経過し、文句を言いながら
も、このカメラを使い続けていると言うことは、私にとって、SIGMA SD9/10
と言うカメラが、致命的な欠陥を持っていないカメラだからです。

他のユーザーの方々も、このカメラを購入するときにはイロイロ調べてから購
入なさったと思いますが、私の場合はスペック表で必要最低限の機能があるこ
とと、このカメラで撮影した実データに写っていた人物の肌の質感が決め手と
なって、購入に踏み切り、実際に使ってみて、まったく問題なく使えましたの
で、非常に感激したことを覚えています。

ここへ来て、主たる被写体が非常にチョコマカ動き回るので、もっと絞り込ん
でピントが合わせられないか、もっと速いシャッターが切れないか、もっと連
写ができないか・・・などと思うようにはなりましたが、致命的な欠陥と言え
るほどのレベルではないので、我慢して使っています。

でも、買い換えられない一番の理由はお金がないからですが、2番目の理由は
買い替え可能な金額で、これだけの画像を出力してくれるカメラがないからで
す。

でも Mamiya RZ67 Pro と PHASE ONE H25 で子供を追いかけたら、もっと悲惨
なことになると言うことに今気が付きました。(^^;

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センサーの画素ピッチに関する実験 2004/09/17

回折による画質の低下を検証するために、新たに入手した絞り効きが比較的遅いと予
想されるレンズ SIGMA 28-105mm F2.8-4 ASPHRICAL を使って少し実験をしました。

このレンズは価格と EX シリーズでない事から、トップランクの性能を持っていると
は思えなかったので、おそらく、絞り込みにより徐々に画質が向上するタイプのレン
に違いないとあたりを付けて、絞り込みによって回折現象から受ける影響がレンズの
画質向上と相殺になるために、f:5.6 よりは小さい絞り値での撮影が最良画質となる
可能性があると考えました。

実は今までのレンズテストでは f:5.6 と f:8.0 の中間絞りでの試写はしておりませ
ん。 1/3 絞りの変化による画質の変化はさほど大きなモノではなく、標準絞り値だけ
の画像を比較することで、どの絞り値あたりが最良画質であるかは判りましたし、レ
ンズテストはあくまでもリファレンスとなるレンズとの比較という形で行う事にして
いるので、特定の絞り値のみの試写で、特に大きな問題は無いと判断したからです。

ところが今回のように回折による画質の低下と絞り込みによる画質の向上という相反
する現象を検証するためには、1/3 絞りによる試写と、非常に厳密な撮影条件の一致
が求められます。そのために今回採用した撮影方法を説明しておきます。

特定のレンズで絞り込むに従って画質がどのように変化するかを知りたいので、一連
の撮影は被写界深度の影響を受けない、遠距離の被写体のみが写っている風景で
行いました。(いつもの定点撮影です。)被写体の変化は最終的な JPEG 画像のファ
イルサイズに影響与えますので、一連の画像は10秒以内に撮影されています。撮
影は f:5.0 から始めて f:9.0 までの 1/3 絞りステップで 6 枚をミラーアップしつつ、
ほぼ連続で撮影します。焦点距離は最も画質が悪いと思われる 28mm を選択しま
した。この方法で 6 枚 1 セットとなる画像を AF、MF 適宜切り替えて、28 セット、
168 枚撮影しました。

撮影後全ての画像を JPEG 12、X3F(リセット)状態で現像し、最も6カットの合計ファ
イルサイズが大きいセットを3セットピックアップして、その3セットが他のモノより明ら
かに鮮明な画像であることを確認した後、その3セットのファイルサイズを調べました。

SIGMA 28-105mm F2.8-4 ASPHRICAL の焦点距離 28mm で最も良い描写をする
絞り値は f:8 でした。ついでに写した 38mm の焦点距離では f:7.1 が最も良い描写
となりました。だいぶ暗くなって来ましたので、この続きは明日にしますが、さらに長
い焦点距離で試写した場合、もう少し明るい方に最良絞り値が振られるような気もし
ますが、やってみないとわかりません。とっても面白い実験ですので、是非、皆様も
やってみて、ご自身がお持ちのレンズが f:いくつで最良の描写をするのか確認して
みてください。

ただ、誠に申し訳ありませんが、SIGMA SD9/10 以外のカメラで明確な差を確認す
ることはかなりむずかしいのではないかと思います。

なお、28-105mm F2.8-4 ASPHERICAL の比較テストは明日行って、アップします。
かなり良い描写をしますが、色収差が現在の EX DG レンズと比較したときには、
わずかに多く残っている印象を受けます。

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センサーの画素ピッチに関する私見 その2 2004/09/16

センサーの画素ピッチに関する私の経験について、予想以上の反響がありもう少し厳
密に追試を行い、データを明示する責任を感じています。と同時に若干の理屈と私な
りの推測を交えて、この件に対して、イロイロ述べておきます。

チョット昔のスパイ映画に必ず登場すると言ったら言い過ぎですが、非常に有名な超
小型カメラに「ミノックス(英語読みだとマイノックス)」と言うカメラがあります。
今度、DVDが発売されるスターウォーズのエピソード5で、帝国軍の戦闘機に追わ
れたハンソロのミレニアム・ファルコン号が逃げ込んだ洞窟(実は巨大生物の腹の中)に
生息していた生き物「マイノックス」とは関係ありません。閑話休題。
そのミノックスという超小型カメラには絞りがありません。設計者が回折により発生
するピンぼけを嫌って、絞りを付けなかったと言う事です。何せ非常に小さいフィル
ムですので、名刺程度の大きさに引き伸ばしても35mmフィルムから 8x10(六切、
ほぼ A4サイズ)に引き伸ばすくらいの拡大率になり、さらに、かなりの近さで見ら
れる事になるため、回折によるボケの影響を無視できないと判断したとのことです。
通常の 35mm フィルムであからさまに回折が問題にならないのは銀塩フィルムが
持つ画像のシャープネス化にも原因の一端があるような気がします。銀塩フィルムに
おける「現像」と言うのは、一種の還元作用で、光が当たって、そこに生じた「潜像」
と呼ばれる「タネ」を塩化銀や臭化銀を元の銀に戻しつつ、より大きく育てること
です。この現像により実際に光が当たった部分を完全に均一に還元できれば、完璧な
フィルムと完璧な現像システムとなりますが、実際にはわずかながらばらつき、非常
に小さなボケは(多分)十分なサイズの銀に成長することができずに、定着作用で溶
かされてしまいます。過度に露光された場合は逆に、いくら現像しても、それ以上還
元できない(黒化できないとも言います)部分もあります。つまり、銀塩フィルムに
おいても完全なリニアリティーが確保されているわけではありません。画像の非常に
微細な部分に関しましては、レンズでは解像されていても、現像によるノンリニアな
増幅作用により正確に再現さない事があるを知っておいてください。ただ、デジタル
と比較した場合、銀塩フィルムには「厚み」と「可変な画素サイズ」と言う大きな優
位性があります。この2つの要素によりデジタルよりは遙かに多い情報量を持ちつつ、
銀塩の作り出す甘いエッジにより、わずかなボケがあからさまになりにくいことも確
かです。

さて、次は F:8.0 のが高い解像度を示す場合があるケースについて述べて見ます。
一般的にレンズの解像度は絞りを絞るほど高くなります。そして回折は絞りを絞る
ほど増えますので、解像度を低くする要素として働きます。レンズの中には絞り効
きの早いレンズ、遅いレンズというのがあります。あるレンズでは1~2段絞るこ
とによって、非常に高い描写性能が出て、そこから先はいくら絞り込んでも、それ
以上大幅には良くならないモノ(絞り効きの早いレンズ)と1~2段の絞り込みで
はさほど大きな描写力の向上は無くても、絞り込んで行くに従って徐々に描写力が
良くなるタイプ(絞り効きの遅いレンズ)があります。もうお分かりだと思います
が、絞り効きの早いタイプのレンズは回折の影響が判別しやすく、絞り効きの遅い
レンズは回折の影響が見えにくいレンズとなります。もちろんどのようなタイプの
レンズであっても、回折による画像のボケは直線的な変化として現れますが、絞り
込むことによる画質向上の変化にはレンズの特性により、曲線的変化や直線的な変
化をします。この絞り込みによるレンズの描写力の向上が遅くに現れるタイプでは
回折の影響を受けつつも、それ以上に絞り込みによる画質の向上が見られる事があ
り、特にそれが画面周辺部での解像度の変化を見たときには、回折による画質の劣
化を上回ることがあると予想できます。現在私の手元にあるレンズで、絞り効きの
遅いと思われるレンズ、シグマさんでのチェックから、調整されて帰ってきた 28-
105mm ASPHERICAL がありますので、明日にでも 1/3 絞りステップで定点撮影を
やって見ます。結果がどうなりますやら、私自身も興味津々です。

あえて書き添えますとミノックスのレンズやペンタックスオート110の様な小さな
カメラ用のレンズでは小型サイズのプリントであっても拡大率は大きくなりますの
で、回折による影響が大きくなるために絞れば絞るほど画質は低下すると思います。
逆に大きく拡大する必要のない大型カメラにおいては回折によるボケは検知できな
いレベルになりますので、有名な f64グループに代表される超小絞りによる撮影で
あっても回折によるボケは有害なものとはなりません。これは回折という現象の大
きな特徴である焦点距離や撮影距離などに関係なく絞り値により一定の量(サイズ)
しかボケない事によります。つまり絞り値と写された画像をどれだけ拡大して観察
するかによってのみ認識できるボケの量が決定される、いたって特殊なボケである
と言うことです。しかもそのボケを検知できるための条件として、非常に高い解像
力を持ったレンズと、非常に高い分解能のイメージャーが必要だと言うことも、変
わったボケであることを助長しています。
もちろん、撮影した画像をディスプレー上に原寸で表示して眺めると言う、ある意
味で「アホ」な鑑賞法を取らなければ、大騒ぎするほどの問題にならないボケであ
ることは確かで、しかも SD9/10 の場合 F:5.6 と F:8.0 で撮影された画像、
見かけ上の差はほとんどありません。周辺部だけを見た場合には F:8.0 での画像
のが、レンズの各収差が減ることで、解像感が増える場合もあります。
でも、撮影した画像をディスプレー上に原寸で表示して眺めると言う従来の写真で
は考えられなかった鑑賞法は、私にとっては「あたりまえ」の鑑賞法になりつつあ
りますし、F:11 で撮影したくても、明らかに画質が低下することが解っていますの
で、勢いそれ以上の小さい絞り値を選択することを躊躇するようになります。もち
ろん SD9/10 のユーザーであるための贅沢な悩みであることは解っていますが、
F:8.0 で撮影しても回折によるボケが観察できるほど小さいピクセルの採用は多層式
センサーであるが故の解像度の高さを自ら放棄することになりますので、画素ピッ
チの縮小による高画素化という無意味な「改善」は避けて欲しいと思います。

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他人に薦める  2004/09/15

シグマさんから「SD10 ご紹介キャンペーン」のメールをもらった翌日、仕事場の同
僚から「デジタル一眼を買おうと思うのですが、何が良いですか?」と相談された。
嘘のような本当の話である。

彼は私が以前使っていた Minolta DiMarge 7UG を譲った相手である。写真が趣味
と言うほどでもなく、撮影する対象は小学校へ上がりたての娘さんや犬だと言う。

DiMage 7UG 自体は悪くはないが、もう少しきれいに撮れるカメラが欲しいと言うのが、
デジタル一眼を購入しようと思ったきっかけだそうだ。彼は、私が彼に DiMage 7UG
を売ったときには既に(私が) DiMage 7Hi を使っていて、その後 SIGMA SD9 に替えて、
このカメラをえらく気に入ってしまった事を知っている。また、私自身のこのウェブサ
イトの事も知っている。予算は15万円くらいだと言う。

一番最初に考えたのは Canon Kiss Digital で、ウェルカムセットというのがあって
標準ズーム、望遠ズームのセットで15万円くらいである。会社の写真部もキヤノン
を使っているので、300mm F2.8 などというレンズも土日であれば貸してもらえる可
能性があり、その意味でキャノンを第一の選択肢とした。

たまたまこの日はペンタックスの *istDs の発表があり、「これも悪くはないと思う
よ。」と言う話にもなった。いずれにしても急いでいるわけではないと言うことな
ので「とりあえず使ってみたら?」と言うことになり、写真部からキヤノン D60 を
借りて、使って見る事を勧める。

でも、私自身が本当に買った方が良いと思っているのは SIGMA SD10 なのだが、
写真を撮ることを趣味としている訳でもなく、主たる目的がウェブページ掲載用の
画像という話を聞いてしまうと、やはり SD10 は薦められない。

SD10 を自信を持って薦めることができる相手はなかなかいない。まず特定のメー
カーにこだわりを持っていたり、既にレンズ資産をある程度持っている人だと、
そのメーカーのカメラを購入することが前提となってしまう。

今までデジタル一眼を使ったことがなく、レンズ資産を持っていない人であれば
かなり強く薦めることはできるが大きさ、重さ、使い勝手などを考慮すると、躊
躇してしまう。

やはり SD9/10 はある程度写真やカメラの経験、知識があって、画質に対する強い
こだわりを持っている人に対してのみ強く薦めることができるカメラである。

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イメージセンサーの画素ピッチに関する私見  2004/09/13

画素数は多いに越した事はない。多ければ多いほど良い。この意見は正しい。ただ、
そこに1ピクセルあたりのピクセルサイズと回折の影響と言う話を持ち込むと、事は
単純ではなくなる。

現在 SIGMA SD9/10 に採用されている FOVEON X3 センサーの1ピクセルあたりの
サイズは約 10ミクロンです。厳密にはもっと小さいのですが実サイズではなく「ピッチ」
を考えると、だいたい 10ミクロンと言って良いでしょう。で、10ミクロンのピッチで並ん
でいるセンサーに対して、F:16 の絞りを使うと、波長 555ナノメーターの緑色が回折に
よりボケる大きさは 2.44 x 555 x 16 で 21667.2ナノメータ、つまり 21ミクロン=2ピク
セル分ボケる事になります。試しに F:8 で計算してみると 10ミクロン強、厳密には
F:8.0でも回折によるボケが FOVEON X3 センサーでは検知可能かも知れないと思っ
たことが事の発端です。

これは実際に簡単に実験できるので、方法を紹介します。画像に含まれる全ての被写
体が 30m 以上遠方にある比較的細かいパターンを含む景色を探してください。私がレ
ンズテストで定点撮影しているような風景です。被写界深度による影響を避けるため
に、近くのものが一緒に写り込まない事は重要です。その風景を F:5.6 で撮影したも
のと F:8.0で撮影したもの(三脚に据えて、ミラーアップ、ファインダーキャップをして、
AF でそれぞれ 20 枚以上撮影。時間が許せば、他の絞り値でもいっぱい撮ってみて
ください。お金は掛かりません。)を全く同じ条件(リセットを推奨)で現像して、JPEG12
で保存します。ファイルサイズが一番大きなものが、最も細かい部分が写っている画像
です。さて、その一番ファイルサイズが大きい画像の絞り値はいくつになっていますか?

常識的に考えて、F:11 より小さい値が最もレンズの性能が発揮される絞り値なので、
実際に銀塩フィルムでテストした場合には、F:16 あたりの画像が最も解像度が高いと
判定されるのではないかと思います。が、SD9/10 ではなんと F:5.6 で撮影した画像
が最も多くの情報を含んでいると言う信じられない結果になります。レンズの持つ最良
解像絞り値を選択しても、結果的には回折現象のために、最良画像を得ることができ
ないと言う事が判明しました。逆に言えば、今以上に画素ピッチを小さくしたら、もっと
悲惨な結果になると言うことです。もしかすると、現在の SD9/10 の画素数は、ぎりぎ
りのテストの結果決定されたのかも知れません。つまり、FOVEON センサーでレンズ
本来の解像力をフルに発揮させるために必要なピッチは 10 ミクロンより遙かに大きく
なければならず、可能ならば 20 ミクロン程度のピッチが望ましいと言う事になってしま
います。現在のセンサーのサイズで 20 ミクロンピッチで画素を配置したら、画面上の
画素数は 1134 x 756 ピクセル、約 86 万画素と言うことになります。しかし、いくら何
でも、86 万画素ではユーザーを納得させることはできないでしょう。F:8.0 で撮影して
も、普通の画像では回折の影響が現れて来ていることを認識できない限界のピッチ
が、おそらく 10 ミクロンですので、その最小ピッチから割り出された画素数が現在の
343 万画素なのではないかと推測します。

シグマさん、どうか、これ以上画素ピッチを小さくしないでください。今でも、十分に生か
されていないレンズの描写性能が、さらに生かされなくなってしまいます。逆に、もし
SDx の画素数を増やす場合には、必ず、センサーの面積も増やしてください。めちゃく
ちゃ高くならないのであれば、F:8.0 がかろうじて使える画素ピッチ 12 ミクロン、35mm
フルサイズ 600 万画素を希望致します。

ご注意:ここで問題としている画素ピッチとレンズの描写能力の問題は FOVEON セン
サーの様に、画像に生成されるピクセルと撮影時の実画像データのピクセルが 1:1
で対応している多層式センサーにのみ当てはまる問題です。一般的なベイヤー型と呼
ばれるモザイクフィルター付きの平面型センサーでは、ローパスフィルターによってレン
ズ本来の描写能力は低減され、そこにあると思われる色データを演繹と演算によって
推測して各ピクセルの値としています。ですから、ピクセル単位での画質を考える場合
には、レンズ本来の画質を原理的に正確に反映させることはできませんので、あまり
深く悩む必要はないと思われます。ベイヤー型のセンサーを使用したカメラで、レンズ
の描写性能のテストを行う場合には実画素数を面積比で 1/4 に縮小した状態で比較
するのが最良の方法ではないかと思います。

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明るいレンズ  2004/09/13

50mm F1.2、35mm F1.4、135mm F2、etc...高い、重い、ピントが来ない。

単なるお金持ちのステータスシンボルに過ぎないレンズ。と言い切る事に
あまり躊躇を覚えません。

もちろん、貧乏人のひがみである事も確かで、それ以外の何物でもないと
言う自覚はあります。(^^;

でも、これからもシグマさんには今まで通り、アホな明るいレンズは作ら
ないで欲しいです。宝くじが当たったら買いますが・・・。

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サードパーティー?  2004/09/11

パソコンの世界では得意な分野で専業化が当たり前になっています。インテルや AMD
は CPU やコントロールチップのメーカー、シーゲイトやマックストアーは固定ディス
ク装置、その他例を挙げたらきりがないくらい多くの専業パーツメーカーによって製
造されたデバイスが組み合わされてパソコンになります。

カメラの世界ではシャッターユニットのメーカーとしてコパルが有名ですが、組立カ
メラと言うジャンルを成立させる事が不可能なほどに高度に集積化された精密機械で
あるために、各パーツの仕様、精度はメーカーごとに異なるために、組み上げられ完
成されたシステムとして市場に供給されます。

サードパーティーとして成立するのはレンズ、アクセサリーの類となります。ニコン
やキヤノン、コニカミノルタ、ペンタックス、オリンパスは優秀なレンズメーカーで
もありますが、自社用のレンズしか作っていないために、製造本数が少なく、勢い割
高なものとなります。

シグマやタムロンに代表されるサードパーティーはレンズメーカーとも呼ばれますが
各社のカメラにレンズを供給しているために、製造本数も多く、コストパフォーマン
スは高くなります。

特にシグマの場合は自社でカメラも作っていますし、サンパックのように他社用のス
トロボも作っています。逆の言い方をすれば、カメラ製造業界でシグマのような製品
ラインアップを持っているメーカーはありません。

他のメーカーもシグマのまねをして他社用のレンズを製造すれば良いと思うのですが
どうしてやらないのかしら・・・。(^^;

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デジタルが好き  2004/09/09

一時オーディオに凝った時代がありました。アナログのレコードを良い音で再生する
ことが楽しくて、ご多分に漏れずお金と手間暇を掛けました。当時一番嫌いだったの
が「ノイズ」です。レコードを再生したときに聞こえる録音テープからの雑音やデジ
タル録音されたレコードでもレコードの上に乗っているホコリからのノイズを拾って
元の音には存在していなかった余計な音が付け加わるのがとてもイヤでした。
原音再生などと言うとんでもない事は望みませんでしたが、耳の良し悪しにかかわら
ず、誰にでも聞く事ができる「雑音」が出てくるシステムを「再生装置」と呼ぶ事に
かなり抵抗がありました。あるはずのない音(ノイズ)が出ない音楽を求めて、最終
的には dbxノイズリダクションシステムを使った 38cm 2 トラックによる生演奏の録
音と言うアホな事までするようになりました。自分でバイオリンなどを弾いていた事
も、オーディオ鑑賞という趣味にはマイナスに作用した様です。
1982年の 9月頃だったと思いますが、当時香港のオーディオ・ビデオ・カメラショッ
プで働いていた私は、店員達と一緒にソニーの発表会に呼ばれました。フルコースの
高級中華料理が食べられるので、大喜びで行きましたが、その発表会で聞かされた「
五輪真弓」の「恋人よ」は衝撃的でした。余分な音が全然聞こえなかったのです。
その年の 10 月世界初の CD プレーヤー SONY CDP-101 が発売され、私は直ちに購入
しました。こうして私と CD の付き合いは始まりました。3年後には所有していた全
てのアナログレコードを売り払い、30万円で購入したレコードプレーヤーも売りまし
た。今でこそ音楽を一心不乱に聴く事は無くなりましたが、デジタルが私の悩みを一
掃してくれた事は確かです。
写真においても、私が一番嫌いなのは「粒状性」です。写真を大きく引き伸ばすと必
ず見えてくる「ツブツブ」が私は嫌いです。結局大型のカメラを使う事で「ツブツブ」
からは開放されましたが、超望遠、超広角、速写性、携帯性などの点からは 35mm カ
メラに勝る道具はなく、経済性まで考えた場合には中型カメラで湯水のごとくフィル
ムを消費するのはかなりの負担となります。
デジタルになれば粒状性のない写真が撮れると信じていた私は、まともなデジタルカ
メラが発売されるのをひたすら待つ事になりました。生まれて初めて買ったデジカメ
は Olympus C-1400L でした。良いカメラです。非常に電池を食うのと、スマートメ
ディアが記録媒体なので(メーカーでの改造なしには)非常にわずかな枚数しか撮影
できないこと、連写ができないことなど現在のデジタルカメラと比較したらまるでお
もちゃのようなカメラではありますが、とても素直な画像を供給してくれます。なぜ
か売らずに今でも持っています。
撮影可能枚数の点で不満が出てきて、次に購入したのは Minolta DiMage 7 でした。
このカメラは UG(メーカーによるアップグレード)を経て、私の友人にお嫁入りをし
ました。それと交代で使ったのが Minolta DiMage 7 Hi です。カメラの諸性能は全く
問題なく、とても好きなカメラでしたが、なぜか「粒状性」のようなノイズが目立ち、
次のカメラを物色し始めました。ぼちぼちレンズ交換式のデジタル一眼レフにしたい
なぁと思ってはいましたが、その時点(2002年)で発売されていたデジタル一眼
レフで私が(価格との兼ね合いで)納得できる画質を提供してくれるカメラはありま
せんでした。特に気に入らなかったのは粒状性以前の不自然なデジタル臭い画質です。
何となく不自然な色、不自然な解像感、それでいて拡大した画像では1ピクセルが解
像されていない。いくら粒状性が無くても、明らかに見た目と大きく異なる画像に唖
然としたものです。どんなにカメラとしての性能が良くても、そのカメラが作り出す
画像が現実離れしたものである以上、大金をはたいて購入する気にはなれませんでし
た。

これ以降の物語は「SD9/10 について」に記載してあります。

え~~と、ひとことだけ書き加えておきますと、アナログレコードや銀塩写真を愛す
る方々の趣味、嗜好を変だとか、おかしいとか思ってはおりません。単に私とは異な
る感性をお持ちなだけで、私の感じ方が正しいとも思ってはいません。決してそれら
の方々に対して攻撃的、あるいは敵対的な何かを目的として書いているわけではあり
ませんので、どうか、こういう好みもあると言う事でご理解ください。

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次機種に望む事  2004/09/08

センサーの感度を上げて欲しい。ISO 1600 で撮影しても現在の ISO 100 と同程度の
ノイズしか発生しなくなれば、手ぶれも、浅すぎる被写界深度によるピンぼけも少な
くなりそう。でも、さらに条件の悪い状態でも撮影しようと試みるから同じかなぁ。

メモリへの書き込みをもっと速くして欲しい。バッファフルの後の待ち時間が長すぎ
る。

ディスプレイ上に原寸で表示させたときの拡大率に耐え得るオートフォーカスの精度
を確保した上で、オートフォーカスポイントを増やして欲しい。

こうして書いてみると、どれもこれも実現しそうにない望みばかり・・・。(^^;

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良い写真を撮りたい。  2004/09/07

良い写真とは何かと言うことを時々考えます。私がシャッターを押したときに感じた
何か、あるいはその瞬間を画像にすることで伝えたい何かを、その写真を見た人に感
じてもらえたら、それは良い写真と言って良いのではないかと思っています。

私が写す写真の中には明確な目的を持って撮影されていないものが多いのですが、そ
れが結果的には中途半端なものしか伝えられない、中途半端な写真になっています。

つまり、街頭スナップや風景、自然を写した写真などはそこに伝えたい感動や、情動
を感じていない状態で撮影しているケースが多いために、そういったものを伝えるた
めのパワーを持っていない写真が多く、その意味では本当にお恥ずかしい限りです。

で、言い訳を一言言わせて頂ければ、私のサイトにある「スナップ」や「スタジオ風」
に分類されている写真の多くは、SD9/10とレンズの描写能力を伝えることを目的とし
て撮影された写真が多いと言うことです。

もちろんそこに何らかの感動や情動、メッセージを伝えたいと思う気持ちはあるのです
が、残念ながら私の感性がそこまでの被写体を見つけたり、実景をうまくフレーミング
するためのセンスを持ち合わせていません。

おそらく、ほとんど無い才能であっても、寝食を忘れて精進すれば多少の磨きはかかる
ような気もしますが、日々の生活に追われる中で、そこまでの時間を写真に割くことが
できません。ちょっとだけ、悲しいです。

以上、私の写真が下手なことの言い訳でした。

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「はな」の写真。  2004/09/07

で、上の事に関係しますが、「はな」の写真に関しては2つの明確な目的意識があります。一つは彼女の成長記録としての写真で、これは数十年という時間を置いて見たときに、そこに写っている背景と共に記録写真としての価値を持つと考えています。

もう一つの目的は「はな」に対する私からの贈り物です。このままのペースで撮り続けますと、1年間に1万枚くらいの写真が残る事になりますので、たいそうな事をしてあげられない親として、一つくらいは何か私が生きていた証のようなものを残せれば、それで良いかなと思っています。

皆様にお見せしているのは100カットに1枚くらいの割合ですので、比較的まともなものになっているとは思いますが、まだ、写真を撮られている意識が無い多動傾向のあるモデルを追いかけるのは、結構大変です。(^^;

いつまで続けられるか分かりませんが、ごくごく普通の娘が、どんな風に成長して行くのか、どうぞ暖かい目で見守ってください。

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「け」の写真。(ヘアヌードの事ではありません。)  2004/09/07

写真を撮ると言う行為はつい「はれ」(お天気の事ではありません。「はれ舞台」の「はれ」です。)の日つまり日常的な生活を送っている普段の日(「け」の日)ではない、何か特別な日に集中しがちです。これは私の中で「写真を撮る」と言う行為が「特別なもの」と認識されているせいでしょう。アマチュアである以上それは仕方のない事と言えますが、もう少し普段の生活の中で食事をするような感覚で写真を撮れるようにならないと、良い写真は撮れないのではないかと感じています。

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maroの雑記帳、引っ越しました

せっかく blog という日記帳形式の情報開示方法があるのだから、これを利用しない手はない。と言うことで、こちらに引っ越しました。

とりあえず過去の記事をこちらに移す事から始めます。

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