レンズテストについて 2005/07/09
【この記事は9日に書いて、アップし忘れていたモノです。】
レンズの描写力を判断するために現在私が行っている方法は・・・
1.無限遠の風景を三脚を使い、2.5 倍の倍率を持つアングルファインダーで
注意深くフォーカシングして、ミラーアップの後、撮影する。
2.撮影後ピントを外して、再度フォーカシングをし直して、6 枚以上写す。
3.同時に他のレンズでも同じ画角、同じ絞り値、同じ撮影方法で撮影する。
4.撮影後、同一の条件で、全ての画像を JPEG で現像する。
5.ファイルサイズと目視で画像の描写をチェックして、最良の画像を選択する。
6.最良の画像を再度、同じ条件で現像し、TIFF で保存する。
7.同じ部分を切り出して、2枚の画像を並べる。
と言う方法です。幸いにして、この方法そのものに関しては、変更や修正のご
要望を頂いたことはありません。私自身もこの方法以外で、レンズの描写力の
良否を適格に判断する自信はありません。
常に同じ被写体を選んでいても、天候や時間で被写体そのもの見え方はかな
り変わってきます。ですので、必ず他のレンズでもほぼ同時に撮影して、2枚の
画像を並べる方法で、皆様に開示しています。
描写力の良否は必ずしも同一の条件で撮影し、処理された画像を並べなくても、
ある程度までの判断はできます。が、わずかな差異しかない良質のレンズの描
写力を調べる場合には、現在私が行っている特定のレンズ(リファレンス)との比
較による方法が最良であると思っています。
近距離の被写体で描写力の判断が付けやすいモノ、例えばテストチャートなどで
レンズの解像度等を判断する方法も間違いではないし、一つの立派な方法です。
なぜテストチャートを使ってレンズのテストを行わないのかと言いますと・・・
1.テストチャートを持っていない。
2.持っていたとしても、テストに使用するカメラが日常的に使用しているカメラであ
るために、テストを行うたびに正確にカメラとチャートをセットしなければならず、
非常に手間が掛かる。実際におやりになってみれば判りますが、テストチャー
トとイメージセンサーは完全に平行でなければならず、イメージセンサーの中心
とレンズの中心を結んだ線が、テストチャートの中心に対して、完全に垂直な状
態で交差しなければなりません。実は、この条件をしっかり満たした状態でテス
トチャートをセットする自信が全くありません。
本当はテストチャートによって描写力をチェックしたいのですが、上に書いた理由で、
最終的にはミリ単位での位置調整が必要になるため、時間的な制約からあきらめ
ざるを得ません。
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