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Photoshop CS2 2005/11/26

CS2 ユーザーが増えてきたので、私も我慢できずにアップグレードしてしまった。

私の場合 CS2 を使って処理しなければならないような写真はあまり撮らないので
ある意味では無駄遣いである。このサイトにアップする画像は原則的には SPP で
のみ処理するようにしているので、やっぱりどうしても必要なソフトとは言えない。

しかも、私は Photoshop CS2 は「高すぎる」と思っているので、アップグレードの
価格 25,000円にも抵抗がある。皆様にレタッチ方法などを紹介するときには、可
能な限り Photoshop Elements で処理できる方法を紹介したいと思っている。

確かに Photoshop Elements にはない、強力な機能を持っているので、所有して
いて無駄になるとは思わないが、やはりプロ用のソフトだと思う。

2年ほど前までは画像処理が仕事の一部だったので、バージョン 3.0 からアップグ
レードをして、CS までは元を取っているけど、たまに頼まれるウェブサイト制作の仕
事でも、CS2 の機能は必要なく、Photoshop Elements でも十分である。

だらだらと言い訳を書いてきたけど、結局「必要はないかも知れないけどとりあえず
最良と思われるものを使って見たい」と言う単純な欲求に負けてしまったと言うこと
である。(^^;

もちろんアップグレードする前に試用版をダウンロードして、1週間ほど使って見て
購入したので、「こんなはずではなかった」と言う部分は全くない。でも、CS から
変更、あるいは追加された機能の中で、私が使いそうなのは「スマートシャープ」く
らいで、その他の部分はほとんど使いそうにない。

ここまで書いて、CS2 の RAW 現像が Elements に付いていたものより、さらに使
い易くなっていることを思い出した。まず、「自動」の設定が付いて、Elements と
同じく、簡単に現像するのに便利になった、CS2 の場合はさらに「トーンカーブ」
が RAW 現像に組み込まれたので、全体的な色調や階調の調整は全て RAW 現
像のみで、できるようになった。

高価なソフトなので良くて当たり前なのだけど、もっと安くなってくれたらもっと気軽
にお薦めできるのになぁ。

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とりとめのない、デジタル画像についての雑考 2005/11/23

写真の良し悪しに関して言えば銀塩であるとかデジタルであるとかで違いがある
とは思えない。良い写真はどんなカメラで撮っても良い写真である。

銀塩だから撮れた写真とか、デジタルだから撮れた写真と言うのも存在するとは
思うけど、具体的に例を挙げろと言われても難しい。ただ、銀塩の大型カメラで撮
影した画像の持つ圧倒的な情報量に関しては、デジタル一眼あたりでは到底太
刀打ちできない。が、Phase One の H25 クラス、つまりプロが使うようなデジタル
カメラバックが生み出す 2千2百万画素の画像は 4x5 フィルムに匹敵する。今から
4年ほど前の話になるけど、某写真家の劣化したポジを私が行っている会社でデ
ジタル化するにあたり、4x5 の解像感をほぼ完全に再現するために必要な画素
数としてカットアンドトライの末、決定されたのが 4000x5000 ピクセル(16ビット)で
あり、そのデジタルデータを元に起こされた 4x5 ポジフィルムはオリジナルの解像
感と色調を完全に再現している。もちろんこの 1000dpi を 35mm に適用すること
には無理がある。実際に使用される際の拡大率がまるで違うからだ。単純な計算
であるけど 4x5 から 8x10 に拡大するには、200% の拡大率で済む、つまり 1000
dpiが、500dpi になるだけである。通常、写真などのフルカラー画像の場合、印刷
用の原稿であれば 360dpi あれば十分とされるので、500dpi はオーバークオリ
ティーである。ところが、35mm から 8x10 に拡大するのに必要な拡大率は、ほぼ
700% である。1000dpi で記録された画像が 7 倍されると 142dpi になる。このとき
の画素数は約 150万画素である。8x10 のプリントで 360dpiを得るための画素数
は約 800 万画素で、A4 になるとほんの少し大きくなるので約 1000 万画素が必
要となる。ただ通常のオフセット印刷では 175 線(175dpi)が一般的である。つまり、
印刷原稿ではなく、写真そのものが最終的な出力である場合は 180dpiでも、鑑
賞には耐えうると考えられる。ちなみに A4 サイズを 180dpi で出力するのに必要
な画素数は、約 250 万画素である。SPP で現像したJPEG 画像が 180dpi を採用
しているのは、このあたりに理由があるのかも知れない。


デジタルが向いているのは良い写真を得るために可能な限り多くの枚数を撮影し
なければならない場合や写真に多くのお金を投資できない場合である。つまり、
デジタルの最も大きなメリットはランニングコストが掛からないことである。

アマチュアの世界において、銀塩を使い続けるのはよほどの信念が必要で、ラン
ニングコストを考えた時には、どうしても腰が引けてしまう。もちろん銀塩でなけれ
ば、撮れない写真は存在すると思うので、そのような写真を撮影する事がお好き
な方は、銀塩を使い続けるしかないと思う。具体的には 6x7 版以上のフィルムサ
イズの画像がこれに相当すると思う。上に挙げた Phase One H25 を使っている
アマチュアもいるとは思うけど、センサーだけで 300 万円以上するので、生業と
して写真を撮影するのでなければ、よほどのお金持ちでないと手が出ないだろう。

私が今年撮影した枚数は約 25,000 枚。これのフィルム代と現像代を計算すると
約 90 万円になる。1年間に 90 万円が趣味に費やす金額と考えると異常な金額
であるとは思わないけど、デジタルであることでこの金額がメモリ代や HDD代の
数万円で済んでいるのはありがたい。

もちろん銀塩で撮影していれば、撮影枚数は半分以下に減るはずだし、シャッター
チャンスに対する意識も変わって来るはずで、もう少し良い写真が撮れるかも知
れないけど、やっぱり年間 90 万円は痛い。

私のように子供の成長記録を撮るのに SD10 を使うのは、あまり賢明ではない。
子供の成長記録で大切なのはいかにうまくシャッターチャンスを捉えるかであっ
て、画質はさほど重要ではない。にもかかわらず私が SD10 を使い続けるのは、
リアリティーを重要と考えているからだ。他のデジタル一眼が作る画像には写真
としてのリアリティーが不足していると感じる。「写真としてのリアリティー」と言う
のは曖昧な表現だけど、イヤと言うほど多くの写真を見てきた目には、良質なポ
ジに匹敵するような素直な画を出してくれるデジタルカメラは少ないと感じる。

来年の桜はおそらく SIGMA の新機種で撮影できるのではないかと思うけど、
現在でも十分な画像を提供してくれる SD10 を凌駕するものがどのようなものに
なるのか、ものすごく楽しみである。

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良い写真って? 2005/11/17

撮影者がシャッターを押したときに感じた何か、あるいは伝えたい何かを、その写真を
見た人が感じてくれるのなら、それは良い写真だと思っています。

写真が芸術かどうかは私が若い頃さんざん議論して、私の中では「どうでも良い」と片
づけてしまった事なので、ここで蒸し返すつもりはありません。が、写真の持つパワー、
特に良い写真の持つパワーは非常に強いものがあります。絵画や彫刻などのような
人の手による造形が持つ長時間の鑑賞に耐える奥深さ(受け手の想像力を刺激し続
ける力)を持っていない代わりに、見た瞬間に伝える事のできる情動や情報の強さ(イ
ンパクト)はおそらく最強でしょう。ビデオや映画も同じようなパワーを持っているとは思
いますが、写真の持つ瞬間芸は、動画にはない独特の強さを持っていると感じます。

写真としての良さを考え始めると、画質とか解像力とかに気を遣うことが本当に意味
のあることなのかどうか、疑問に思うこともあります。レンズ付きのフィルムで撮影した
写真であっても、良い写真はあるし、チョットピンぼけでも、良い写真は存在します。

でも、私自身は「チョットピンぼけだけど、良いと思える写真」を撮る自信は、全くありま
せん。(^^;

と言うより、やっぱりピンぼけな写真を堂々と「作品です」と他の人の眼に曝すことには
とてつもない勇気が要ります。これは、私が下手なカメラマンであることを自覚している
ためで、せめてピントくらいはぴったり合っていないと恥ずかしいと思っているからです。
もし、チョットピンぼけでも本当に良い写真が撮れたときには皆様にお見せするかも知
れませんが、本当のところ、想像できません。

だから、私は他の方にお見せする以上、せめて写真として恥ずかしくない最低レベル
の(私なりの)基準を満たしているもの以外はお見せしたくありません。で、その最低
レベルと言うのは、写真の良さ、あるいは悪さではなく、技術的な面での最低レベル
と、写真としての画質の最低レベルと考えています。

撮影に関わる技術的な部分は私の能力に依存しますが、画質的なものに関しては
デジタルの場合、イメージセンサーの持つ基本的な性能と、レンズの描写力に依存
します。レンズに求める能力は、イメージセンサーの1ピクセルに対する解像度を持っ
ていることで、カメラに求めるものは、写したいものが写したいように写ってくれる事で
す。数あるデジタルカメラの中で、私が望む最低限の画質を提供してくれる唯一のカ
メラが SIGMA SD9/SD10 ですので、他のカメラには触手が動きません。つまり、他の
カメラで撮影した画像は写したいものが写したいように写ってくれているようには見え
ないのです。

SD10 は私のような下手なカメラマンが撮っても、その画質だけで他の方にお見せでき
るカメラです。(^^;

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再び、次機種について 2005/11/10

ポラロイド x530 の画素ピッチを調べてみた。1/1.8 の対角線長は 9mm。アス
ペクト比 4:3 だと 7.2mm x 5.4mm で画素数は 1420x1060 だから画素ピッチ
は 5 ミクロン。もし、ASP-C サイズで画素ピッチ 5ミクロンだと・・・23.7 / 0.005
で横 4674 ピクセル、縦はその 2/3 で 3116 ピクセル、掛け算をすると 14,564,184。
1千4百万画素ですか。(^^;

作る気になれば、1千万画素オーバーも不可能ではないわけですね。
ただ、FOVEON だと回折の影響がモロ出てくるので、最小絞りが F9.0 では
チョット使いたくはないカメラになりますが・・・。

やはり、希望としては x1.5 ファクターくらいで、490万画素が欲しいです。

次期、あるいは次々期 SDxx のファインダーが EVF(電子ビューファインダー)
になるかも知れないという予測(願望?)は、よく考えると、実現させることが
かなり面倒なのではないかと思った。

FOVEON センサーは CMOS なので、原理的に電子シャッターが(多分)使え
ない。となると、現時点ではメカニカルシャッターを使わざるを得ない。

通常の測光、測距モードでは当然シャッターは開いていなければならない。
そして、シャッターボタンが押されたら、即、シャッターを閉じて、絞りを絞り込
んで、必要な時間シャッターを動作させて、撮影後再びシャッターと絞りを開く。
シャッターが押されるたびにこれを繰り返す必要がある。それでなくても存在
するタイムラグを、さらに延長させる結果となる。昔、コンタフレックスと言うレン
ズシャッター式の一眼レフが、これをやっていたけど、フォーカルプレーンシャッ
ターでそのような動作をするシャッターは、多分、存在しない。

マグニファイアーを内蔵してくれれば、EVF でなくても良いです。スポーツファイ
ンダーは残して欲しいとは思うけど、その分ファインダーが狭くなるのはさみしい。
非常に重要とは思えないので、スポーツファインダーでなくても良いです。

FAT32対応、USB2.0対応あたりは、当然行われると思いますが、連写性能に
関しては、あまり多くを期待できそうにありません。悪くすると今と同じ、良けれ
ば速度が上がって、連写可能枚数が増えるでしょう。1秒3コマ、せめて、12
枚連続撮影可能になると嬉しいですね。実際にはバッファフルからの戻りが速
くなってくれれば、それで良いです。

AF の改善も必要だとは思いますが、どのメーカーでも完璧と呼べる AF はない
ようで、ユーザーの使い方のが、重要なのかも知れません。でも、AFポイントは
せめて 5 箇所は欲しいです。

ダストプロテクターのネジ。センサーをクリーニングするのに、ミニドライバーが
不必要になって欲しいですね。あんまり簡単に外れてしまうのも問題なので、
意外と難しいのかも・・・。

もちろんオリンパス並みのクリーニングシステムが採用されるのであれば
バンザイですが、当分先の話でしょう。

電源に関してはシグマさんが純正リチウムイオン充電池の販売を終了してし
まったため、単3型ニッケル水素充電池がしっかり実用になる様にしてくれ
るか、専用のリチウムイオン充電池になるかのどちらかが望まれます。専用
タイプでも良いけど、充電後の自然放電が非常に少ないニッケル水素充電
池が発売されるようなので、それでも良いかなと思っています。容量的には少
ないようなので、カメラ自体にも省エネが望まれます。いずれにしても、接点
改質剤を使わないと、電池の持つ本来の性能を引き出せないのは、恥ずか
しいことだと思います。CR-3V との共存が難しいのなら、いっそのこと単三
型電池専用にしてしまうのも良いかも知れません。

シャッターはもっと軽くしてください。全体の大きさはどうでも良いのです
が、グリップした時の大きさをあとほんの少し小さくしてください。できれ
ば、本体に縦位置シャッターボタンを付けて欲しいです。

現在のレリーズが使えなくなるけど、レリーズは半押しに対応して欲しいで
す。

リモコンの受光部が後にもあったらよいかな・・・。

欲望は尽きません。

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現像ソフト 2005/11/08

昨日、同じ画像を異なる現像ソフトで現像してみた。とりあえずいい加減な設定
(オートあるいは初期値)で現像したので、どのソフトが良くて、どのソフトが悪い
と言う判断ができるようなレベルのモノではなく、中途半端な結果になった。
多いに反省。

で、その後、かなり本気になって、じっくり現像してみた。

多機能と言う点では SILKYPIX が抜きんでている。が、使いやすさでは SPP
がダントツ。もちろんこれは私が SPP を使い慣れているからと言う要素が非常
に多いので、ある意味、偏った判断であることは間違いない。(^^;

Photoshop CS の RAW プラグインには「オート」がない。CS2 には付いている
ので、Photoshop EL のプラグインと同等(以上)になっているはず。

IDK さんの dcx3 はご本人も書いておられるように特殊な状況での現像に特
化されているので、非常用として持っておくことをお薦めする。ただ、ノイズが
多めに出るので、暗部が多い被写体の場合は、何らかのノイズリダクション
ソフトを併用することをお薦めする。

現時点では、SILKYPIX が最強で、このソフトが X3F に対応してくれて、Fill
Light が付けば、完璧。ただ、上でも書いたように非常に多機能なので、しっ
かり使おうとすると、敷居は高い。もちろんそのあたりはユーザーの経験や知
識、そして一番重要な、「やる気」に掛かっている。一般的に多機能なソフトは
使いこなしが大変なのが普通で、簡便な使い方も可能になっているがどうか
と言う部分で判断するのであれば、十分に合格点が上げられる。

SPP は今更言うまでもなく、使いやすさと言う意味では最強。しかも Fill Light
は、他のソフトではなぜか実現できない、大変優れた機能で、強くお薦め。ただ、
SPP のみでは部分的な画像の調整や自由自在な色調の補正などはできない
ので、徹底的に画像を磨き上げるのであれば、Photoshop のようなレタッチソフト
との併用は必須となる。

Photoshop + プラグインも決して悪くはない。機能や使い勝手も十分に合格点。
基本的には現像後に Photoshop で調整することが原則なので、Photoshop の
全てのレタッチ機能を持っていることを考えれば、本当の意味で、最強である。が、
Photoshop CS2 の価格を考えると、万人にお勧めするには抵抗がある。Photoshop
Elemtents + プラグインなら、価格的にも、機能的にも妥当なところか。

単純に結論めいたことを書くと、やはり SIGMA SD9/SD10 用の現像ソフトは SPP
が一番。と言うことになるが、高度な修正や補正が必要な場合にはレタッチソフト
との併用は不可欠となる。

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アクセスログ 2005/11/04

このところ風邪を引いたり、ヨメさんが突然実家へ遊びに行った日に家の
鍵を持って出るのを忘れたために、手ぶらで鎌倉(ヨメさんの実家)へ泊
まりに行ったりと、普通でない日々を過ごしたため写真を撮ることができ
ず、このサイトの更新も止まっている。(^^;

この雑記帳も今月初の更新。

今まで特に必要もなかったので、このサイトのアクセスログは採っていな
かったのだけど、アクセスが急に増えたせいもあって、簡単なアクセスロ
グを設置した。

私のサイトを訪れてくれる方の約 55% の方が他のサイトからではなく、
直接私のサイトにアクセスしてくる。これは「お気に入り(ブックマーク)」
に、このサイトを登録して頂いていると言うことで、大感謝である。

他のサイトから見えられる方のほとんどの方が「フォビオン掲示板」から
こちらにジャンプしてくる、これも至極当然だと思う。それ以外のところか
ら来られる方は、全体の15パーセントに過ぎない。が、意外に多いのが
ken さんのリンクページから見えられる方で、全体の 3.4 パーセントくら
いある。画像掲示板から飛んでくる方は 0.8% と意外と少ない。

閲覧される時間帯は 22 時台を中心に夜中が多い。4 時、16 時台のア
クセスは非常に少ない。

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