18-50mm F2.8 EX DC 2005/12/30
一昨日の夜はテストの下準備として、無限遠指標と実際のピント位置のズレを
確認するために、50 枚ほどの試写を行った。夜景はレンズの各収差を確認する
には良い被写体である。
とりあえず判ったことが2つある。一つは 18-50mm F2.8 EX DC はズーミングに
よりピントが移動するレンズであると言うこと。広角端の 18mmでは、距離環の
3m をわずかに過ぎたあたりで無限遠にピントが来る。そのままズームアップす
ると、50mm ではボケボケ。50mm での無限遠はレンズの無限遠指標のわずか
手前でピントぴったり。そのままズームダウンするとやはりピントは外れて行く。
昔だったら「バリフォーカル」と言わなければいけないレンズであるが、AF が普
及した昨今では、それでも「ズーム」と呼ばれる。どのメーカーもこのあたりの仕
様は明示していない。実際にAF でのピントの合い具合を見てみたが、やはり広
角側では、期待したほど正確ではない。
もう一つは、どうやら私が購入した 18-50mm F2.8 EX DC は片ボケしているらし
いと言うこと。横位置で撮影したときに画面の左端のみがボケる。右端もボケる
のであれば像面湾曲だと思うが、常に左端だけボケるので、いわゆる片ボケで
ある。今までにも経験しているので、あまり驚かない。お正月休みが終わったら、
シグマさんに送って調整してもらおう。
昨日は例によって定点撮影。基本的には以前テストしたレンズと同じで、かなり
良い写りをする。チョット残念なのはやはり左端の片ボケで、全体の印象をかな
り悪くしている。中心部の写りはものすごく良いので、とりあえずは合格点だけ
ど、調整後、再度試写をしよう。
今日も朝マックから、以前住んでいたマンションの前にある公園に「はな」と出か
けた。幸い冬枯れの大きな木がいっぱいある公園なので、しっかり細かい枯れ
枝を撮影して、片ボケを確認した。
SD10 で 18-50mm だからフルサイズ換算で 30.5~85mm のズームだ。典型的
な標準ズームレンズで、贅沢を言えば広角側も望遠側もあと一息欲しいと思うこ
とがある。片ボケさえなければ描写力は全く問題ないレベルなので、15-30mm
は使わなくなりそう。良いレンズではあるが、SA-7 用に取っておくかどうか悩む
ところであるが、フィルムでの撮影は今年は1度もしていないので、やはりお嫁に
出すか・・・。相場がかなり安くなっているので、あまり高くは売れないけど、抜群
の写りをすることが判っている個体なので、解っている人に買って欲しいものであ
る。
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