コニカミノルタ撤退 2006/01/21
改めて、銀塩写真について。フォビオン掲示板にチョット過激な書き込みをし
てしまったので、反省を込めて、私自身が考えていることを書いてみる。
私の行っている広告制作会社でも、最近はフィルムでの撮影がほとんどない。
以前なら 4 x 5 で撮影していたようなポスター用の画像ですらデジタル(2,200
万画素)になってしまった。
つまり、プロの現場においても、デジタル化が進んで、最終的な印刷までのプ
ロセスにおいてすら、銀塩を使う事がほとんどなくなってしまった。昔はカラー
写真の色分解や、スクリーニング(網点化)には実サイズのリスフィルムと言
われる高コントラストモノクロフィルムが使われていたけど、最近では、色分解
からスクリーニングまで、コンピュータ上で処理されてしまうために、その需要
すらなくなりつつある。
銀塩による写真システムはまだ当分なくならないとは思うけど、徐々にマー
ケットが縮小され、気が付いたら一部のマニアだけのものになっていたと言え
る時代が、すぐそこまで来ているような気がする。フィルムでしか表現できな
い写真があることも確かで、私のような新しいもの好きでない、歴史のある技
術を大切にする方々によって、その良さが継承されて行くであろうことは、
容易に想像がつく。しかし、コンピュータの発達によって優位に立ったデジタ
ル写真が主流になってしまうことも、まず間違いのないことであろう。
コニカミノルタがカメラ、フィルムから撤退する。ミノルタ。SR-1 に始まって、
SRT-101、XD、X-1、α7000 など、私にとっても忘れられない多くのカメラを
発売し、その柔らかい描写が特長だったロッコールレンズで撮影された篠山
紀信のポートレートに感激した。私自身が所有したミノルタ製カメラはDiMage 7
の全機種が最初で最後だったけど、ある意味で完成されたカメラだったと思う。
コニカのカメラにも忘れられないものがある。コニカオートレックスと FS-1 は
名機だと思う。私は中学生の頃から一眼レフ以外には興味がなかったため、
思い出のカメラも、必然的に一眼レフだけになってしまうので、異論のある方
も多いと思うけど、お許し頂きたい。レンジファインダー式のカメラで所有したの
は、唯一、ライカ M4 だけである。
一方、さくらフィルムにもイロイロな思い出がある。コダックや冨士よりも安く購
入できたので、コダックの 100 フィート巻を自分でパトローネに詰めて使うよう
になるまではかなり愛用した。
幸か不幸かコニカミノルタと私の接点は、現時点では全くない。カメラやレンズ
も持っていないし、コニカのフィルムも使っていない。だから特別な感想や感慨
もないけど、α-7D のデザインや操作性は好きだし、SIGMA SD10 以外のカメ
ラを購入するとしたら、α Sweet Digital が良いのではないかと思っているので、
何となくさみしい。
PMA まであと5週間、シグマから新しいデジタル一眼が発表されるのか、そし
て、それがどんなカメラなのかが、一番気になる。
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