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桜、桜 2006/03/30

今年の桜は例年に比べてやや早咲き。関東地方では今週末がほぼ満開となりそう。

去年は真間川沿い、浜離宮、明月院で桜を撮っている。今年はあまり時間が無く、比
較的近くの桜だけになりそう。2日の日曜日は家で「はな」と留守番の予定なので、
撮影は土曜日だけ。市川市真間山弘法寺のしだれ桜と里見公園に繰り出す予定。

桜の撮影は難しい。と書いて気が付いた、易しい撮影ってあるのか?あります。例え
ばヤフーオークションに出品する為の写真なんかは自分自身が納得すれば良いし、
品物がある程度ハッキリ写っていれば良いだけなので、三脚を立てて真面目に撮れ
ば、誰にでも撮れる。あまり大きなものはないので、ライティングもかなり自由になる
ので、かなり易しい部類の写真である。

でも、よく考えるとそれ以外の撮影は、何にしても、難しい。オークション用の写真は
写真の良し悪しよりも品物がちゃんと写っているかどうかが大切で、良い写真である
必要はない。ところが、写真の中でその写真を撮影したときに自分が感じた感情や
情動、メッセージなどを表現しようとする場合は、それらの他の人に伝えたいものが
伝わりやすい形で表現されていなければならない。

見事に咲いた桜の木を見て、「うわぁ、綺麗!」と感動することがある。撮影者は、そ
の「綺麗!」を写真の鑑賞者に伝えなければならない。実際の色や大きさ、風にそよ
ぐ様子などを差し引いた上で「綺麗!」を表現するのは容易ではない。

自分自身の思い出の記録であるなら、どんな撮り方をしても良いし、仮に少しピンぼ
けだったり、ブレたりしていても、そこにいて、綺麗な桜を見たという事実があるので、
その写真を見る度に、その感動を思い出すことができる。

しかし、写真だけを見せられた人にとっては、実物を見て感動した記憶はないので、
よほど良い写真でなければ、「あぁ、桜ですね」で終わってしまう。これは桜に限った
事ではなく、全ての「他人に自分の感動や感情、メッセージを伝えたいための写真」
に言える。説明や記録のための写真と芸術的要素を含む写真はある意味で全く異
質なものである。

常日頃、説明的で記録的な写真を越えた、情動までも伝えることができる写真を撮り
たいと思ってはいるが、限られた時間と費用、適切に訓練されていない自分自身の
表現能力では、なかなか思うようには行かない。

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