MACRO 70mm F2.8 EX DG 2006/07/11
「今までには無かったような焦点距離、F値、撮影距離など、さまざまな新製品」を
今年は出すと、3月のインタビューで社長が言っていた。
あの時点で APO 70-200mm F2.8 EX DG MACRO は発表にはなっていたけれど、
発売はされていなかった。17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO は既に発売されていて、
このレンズもある意味では今までには無かったような焦点距離である。
で、ここへ来て、なんと MACRO 70mm F2.8 EX DG だ。あれ、SLD ガラスを3枚も
使っているのに、APO が付いていない。APO って SLD ガラスを使って色収差を低
減した望遠系レンズだと思っていたのだけど、何か他の基準でもあるのだろうか?
大昔、とあるカメラメーカーのレンズ部門の方に、一番作りやすいのは少し長めの
レンズだと聞いた覚えがある。何らかの理由で 60 ~ 80mm くらいのレンズが最
も作り易いらしい。そして、その作り易い焦点距離のレンズに敢えて SLD ガラス
を使い、フローティングシステムまで組み込んできた。
想像の域を出ないが、描写力という点では、おそらく最高のレンズである可能性が
高い。別の言い方をすれば、シグマが今までに市場に出してきたレンズの中で、
最も良い描写をするレンズなのではないかと推察する。
もちろん、実際にテスト撮影をしてみないとわからないけれど、SD ユーザーにとっ
て最高の描写力を提供してくれるレンズが出現するような予感がある。
昔、一眼レフや大型カメラ用の高級レンズでピントを合わせる場合は、レンズ全体を
フィルム面に対して前後に移動させた。だから、近接撮影においては、レンズ全体が
繰り出されて、実効争点距離は長くなった。
近接撮影においては、フォーカシングの方法により、無限遠にピントを合わせたときの
実効焦点距離(これが通常言われる焦点距離)が変化する。最近の高級レンズでは
AF 時のレスポンスを考慮してか、インナーフォーカシング方式や前玉回転方式が多く
採用されている。
一般的なインナーフォーカシング方式では、レンズ全体を繰り出さずに、レンズ内部の
構成要素を前後に移動することで、フォーカシングを行う。これによりレンズ全体の実
効焦点距離が変わる。インナーフォーカシング方式では、無限遠にピントを合わせた
状態が、一番長い。
つまり、最近のレンズでは、近距離にピントを合わせると、レンズの実効焦点距離は
短くなる。レンズの実効焦点距離は、撮影倍率と撮影距離が示されれば、計算できる。
例えば、MACRO 70mm F2.8 EX DG の撮影倍率 1 における最短撮影距離は 25cm
だから、実効焦点距離は 63mm。MACRO 50mm の場合は、最短撮影距離 18.8cm
だから、実効焦点距離は 48mm。MACRO 105mm だと最短撮影距離 31.3cm で実
効焦点距離は 78mm となる。
だから何?と考えるときもある。通常単焦点マクロレンズにおいては 1:1 の撮影倍率が
普通で、それが一番重要なスペックでその時の実効焦点距離が何ミリであろうが、あま
り関係ないと思う。ただ、ワーキングディスタンスがあまりに短くなるとライティングがしに
くい。さらには、実効焦点距離があまりにも短くなると遠近差が強調された画像になるの
で、チョット問題になるかも知れない。
シグマ史上最高の解像度を持ったレンズとの噂もある。あまりにも良いレンズだと欲しく
なるので困るなぁ・・・。(^^;
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深い意味はないのですが、ストレス爆発と、なんとなく変なスペックに心を奪われました。サイトはこちら。 [続きを読む]
受信: 2006.08.10 09:38 午後


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