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レンズテスト 2006/09/22

例によって写真雑誌を立ち読み。

この記事を書くのが目的だから一生懸命、雑誌名や著者名などを覚えながら
立ち読みする。(^^;

APO 50-150mm F2.8 EX DC HSM デジタルフォトの諏訪氏のインプレッション
はイマイチ。条件を特定できないけど、描写が甘い時がある。と書いてある。
先々月号の APO 70-200mm F2.8 EX DG MACRO と同じような印象だそうだ。
どのようなときに悪くて、どのようなときに良いのかはまともにテストすればわ
かるはずであるが、そのあたりは何も触れていない。できるのであれば、写りが
甘くなるケースを特定して欲しかった。

アサヒカメラの吉田氏、MACRO 70mm F2.8 EX DG を評価している。非常に高
い評価をしている。が、f:22 だと描写が甘くなると書いてある。当たり前ではな
いか。回折を知らないかのような書き方である。

デジタルカメラマガジンの高橋氏、例によってオレならこっちを買う!
なんと MACRO 70mm F2.8 EX DG とキヤノンのデジタル専用 60mm マクロを
比較している。描写力はシグマが上、逆光性能はキヤノンが上という評価であ
る。結論は、当然シグマを買うとなっている。性能が良いからではなく、フルサイ
ズにも対応しているからと言うのがその理由。もちろん描写力が良いことも理由
の一つではあるけど、デジタル専用レンズとフルサイズにも対応しているレンズ
を比べて、フルサイズにも対応しているからこっち、というのは、なんか釈然とし
ない。以前にも手ぶれ補正付きのキヤノンの望遠ズームとシグマの 70-300mm
を比較して、描写力では全ての点でシグマが勝っていたのに、手ぶれ補正があ
るからキヤノンを買うと言った結論で、何の為のテストなのだろうと疑問に思った。
単純なスペックでの比較で、誰もが簡単に判断できる性能の差を最も重要な差
異として選択するのであれば、あえて描写力のテストをすることに意味があるの
かと考えてしまう。

しかし、カメラマンはカメラマンであって、レンズテスターではない。私もレンズテ
スターではないけど、レンズのテストをするときには必ず三脚に据えて、何度も
ピントを合わせ直して、最良の画像を得ようとする。つまりカメラの性能やブレ、
ピンぼけによる画質低下を可能な限り抑えた状態で撮影しなければ、そのレン
ズの本当の描写力はわからない。

ダメな画像を得るのは簡単だ、手持ちでバシバシ撮影すれば良い。もちろん普
通に、普通の写真を撮るためならどんな撮り方をしても許される。それによって
損したり、得したり、喜んだり、悲しんだりするのはカメラマン自身だから。

しかし、少なくともレンズのテストとしての撮影であれば、もう少しレンズの性能
がわかりやすい被写体を慎重に撮影して欲しいものである。つまり、レンズテス
トをするための被写体や撮影方法があるはずで、可能であれば、それらの結果
を客観的に判断する何らかの材料を提供して欲しい。

アサヒカメラを除くほとんどの雑誌で、テストチャートによるレンズのテストが行わ
れなくなって久しい。残念ながら私もそういった客観的な判断の材料になるべき
数値などを示すことができない。

私の場合は、ほぼ同時にほぼ同じ画角の他のレンズでも撮影して、その2枚の
画像を同じ方法で処理して、その2枚を並べて表示すると言う、苦し紛れの方法
を採用している。チャートに頼らないレンズの描写力を示す方法として、最良の
方法だとは思っていないのだけど、これ以上に良い方法を思いつかないのでお
許し願いたい。

チャートが全てではないと言う意見には賛成だが、チャートの撮影をせずにレン
ズの性能を評価するというのも片手落ちだと思う。

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コメント

> この記事を書くのが目的だから一生懸命、雑誌名や著者名などを覚えながら
> 立ち読みする。(^^;

ゆっくり閲覧するのが目的ならば、公共図書館を利用するのも手だと思います。
(もっとも主要カメラ雑誌全てを所蔵しているところは、なかなかないかもしれませんけど)

投稿: けーざい | 2006.09.22 23:27

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