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オートホワイトバランス その2 2006/10/17

夕日に照らされた白い看板をオートホワイトバランスで撮影して白くなるかどうか
を実験してみた。結論から言えば「白くはならない。」である。ただ、「晴れ」で撮
影した場合よりは、ほんのわずかであるが色味は薄くなる。あまりにもわずかし
か違わないので画面をよく調べてみたら、白い看板よりももう少し明るいところが
あって、どうやらそこを基準にカラーバランスを取っていたようだ。

SPP2.1 の場合「オートホワイトバランス」で撮影すると、「オート」で現像しても CC
の値は 0 である。つまり、撮影時に自動的にカラーバランスは調整されているは
ずなので、現像時には色をいじりません。と言う理屈になっている。

が、「晴れ」とか「曇り」、つまり既定のホワイトバランスで撮影した場合には、「オー
ト」で現像しても、 CC は 0 でなく、色の偏りを調整する。これは人間が勝手に設
定したホワイトバランスなんかアテにならないと言う理屈である。

ホワイトバランスと一言で言っても、実に複雑。例えば太陽光一つ取っても、晴天
の真昼の太陽光にはわずかな空の青さが加わる、曇りの雲間から太陽が顔を出
している場合には、その青みはない。夕日の赤は論理的な°Kで表現される色
温度の変化とは異なっていることをご存じの方は意外と少ない。夕日の色は 5500°K
に黄色、あるいはオレンジ色のフィルターを加えた色であって、単純に 3600°Kとは
言えない。いわゆる色かぶりが起きている状態である。で、実はほとんどの場合、こ
の色かぶりは 0 ではない。

もちろんほとんどのカメラのホワイトバランスがこの色かぶりをも考慮したものとなっ
ているはずなので、必要以上に心配することはない。

特に SD ユーザーの場合、現像時に白、あるいはグレーになって欲しいポイントを
CC スポイトでクリックすることで、実に簡単に色かぶりを修正できる。

この自動色の偏り修正機能を利用すると画面全体にかぶっている色は簡単に補正
される。私はこの機能を非常によく使う。あまりにもよく使うのでレンズによる色の偏
りや光源の状態による色の偏りをほとんど気にしなくなってしまった。

良いやら悪いやら・・・。

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