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再び、オートホワイトバランス 2006/10/30

レンズの色の偏りはデジタルの場合簡単に修正が効くのだから、私は気にしない。
と言うことを下の方で書いていますが、それに関して、自分自身で何となく引っか
かっていたモノがありました。

それが何であったかを思い出しましたので、忘れないうちに書いておきます。

私が以前、室内でテレビの画面を使ってオートホワイトバランスがどんな風に働く
のかを実験した事を覚えておられるますか?

[作例画像]→[テクニカル]にあるのですが、ここにも URL を貼っておきます。

http://maros-images.sakura.ne.jp/technical/auto_wb.jpg
http://maros-images.sakura.ne.jp/technical/auto_wb_2.jpg

オートホワイトバランスはこんな具合に働いて、画像全体の色味を修正します。

この画像の色の変わり方を見てもらえれば、レンズによる色の偏りがあったと
しても、オートホワイトバランス、あるいはカスタムホワイトバランスが正しく働い
たとしたら、難なく補正されてしまうと思うのですが・・・。

何か、間違っていますか???

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不思議 2006/10/26

フォトキナは終わってしまい。SD14 は発表されたけど、実機の登場まであと1ヶ月
待たなければいけない。しかし、この期に及んで、未だにサンプル画像が出てこな
い。不思議である。

50-150mm F2.8 EX DC HSM は発売されたけど、モノが少ない。まごまごすると、
18-50mm F2.8 EX DC MACRO が出てしまう。50-150mm F2.8 EX DC HSM を買っ
たという SD ユーザーの書き込みもない。不思議である。

SD14 について、イロイロと思いを巡らしてみても、スペックだけでは何とも寂しい。
実際に触ってみないことには、その良し悪しを判断することはできない。SD10 の画
質に大きな不満を持っていない私としては、センサーサイズが変わらないで画素数
だけが増えたことによる不安と、3年という歳月が進歩させた改良点に対する期待
が入り交じって、何とも不思議な感じである。

AF の動作が速くなったと言うことだが、シグマさんに AF の速度は落としても良いか
ら精度を上げて欲しいと頼んでいた身には、なんともこそばゆい。速度を上げつつ、
精度を上げることができたのか?不思議である。

連続撮影可能枚数が増えなかったことに対する不満はかなり大きい。連写速度が
秒速3駒に上がったことは嬉しいのだけど、たった2秒の連写でバッファフルになる
のかと思うと、複雑な心境である。カメラが良くなったからと言って腕が良くなるわけ
ではないので、下手な鉄砲式の撮影方法に頼る私としては、もう少しバシバシ撮れ
るカメラになって欲しかった。SD14 の場合 HI モードだと画像1枚につき 21M バイト
のメモリが必要になる。6枚では 126M バイトだ。これを、たった 126M と考えるか、
巨大な 126M と考えるかは人それぞれだろう。ただメモリの価格から考えれば、たっ
た 126M バイトである。つまり、あと 126M バイトのメモリを足しても、価格的には大
きな差は生じないと思う。せいぜい数千円だ。逆に考えれば、連続撮影可能枚数が
増えなかったのは単純なメモリサイズの問題ではないと言うことだ。数千円原価が
上がるだけで、連続撮影可能枚数が倍になるのであれば、シグマさんは当然、それ
を実現したはずだから・・・。何とも、不思議である。

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オートホワイトバランス その2 2006/10/17

夕日に照らされた白い看板をオートホワイトバランスで撮影して白くなるかどうか
を実験してみた。結論から言えば「白くはならない。」である。ただ、「晴れ」で撮
影した場合よりは、ほんのわずかであるが色味は薄くなる。あまりにもわずかし
か違わないので画面をよく調べてみたら、白い看板よりももう少し明るいところが
あって、どうやらそこを基準にカラーバランスを取っていたようだ。

SPP2.1 の場合「オートホワイトバランス」で撮影すると、「オート」で現像しても CC
の値は 0 である。つまり、撮影時に自動的にカラーバランスは調整されているは
ずなので、現像時には色をいじりません。と言う理屈になっている。

が、「晴れ」とか「曇り」、つまり既定のホワイトバランスで撮影した場合には、「オー
ト」で現像しても、 CC は 0 でなく、色の偏りを調整する。これは人間が勝手に設
定したホワイトバランスなんかアテにならないと言う理屈である。

ホワイトバランスと一言で言っても、実に複雑。例えば太陽光一つ取っても、晴天
の真昼の太陽光にはわずかな空の青さが加わる、曇りの雲間から太陽が顔を出
している場合には、その青みはない。夕日の赤は論理的な°Kで表現される色
温度の変化とは異なっていることをご存じの方は意外と少ない。夕日の色は 5500°K
に黄色、あるいはオレンジ色のフィルターを加えた色であって、単純に 3600°Kとは
言えない。いわゆる色かぶりが起きている状態である。で、実はほとんどの場合、こ
の色かぶりは 0 ではない。

もちろんほとんどのカメラのホワイトバランスがこの色かぶりをも考慮したものとなっ
ているはずなので、必要以上に心配することはない。

特に SD ユーザーの場合、現像時に白、あるいはグレーになって欲しいポイントを
CC スポイトでクリックすることで、実に簡単に色かぶりを修正できる。

この自動色の偏り修正機能を利用すると画面全体にかぶっている色は簡単に補正
される。私はこの機能を非常によく使う。あまりにもよく使うのでレンズによる色の偏
りや光源の状態による色の偏りをほとんど気にしなくなってしまった。

良いやら悪いやら・・・。

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オートホワイトバランス 2006/10/13

2チャンネルのシグマレンズスレッドで面白い議論がある。

ことの発端は 18-50mm F2.8 EX DC の色の偏りについてで、「黄色い」という意見
に対して、デジタルでは問題にならないと言う発言があり、それに対して、賛否両論
と言った感じである。

このサイトの「FAQ非公式版」の「お薦めのレンズは?」で私はレンズの色味につい
て意見を書いてある。探して頂くのは申し訳ないので、引用しておくと

なお、私のレンズに対する評価では「色の再現性」について全く触れていません。
これは現在販売されているレンズには評価しなければいけないほどの色の偏りや色
の再現性の良否は存在しないと考えているからです。レンズによる色の偏りは分光
透過率を測定してみればすぐわかることなので、基準から大きくかけ離れたものを製
品として出荷するメーカーは存在しないと考えています。人によってはレンズによる
色の再現性は差があるという方もいます。そして、私はそれを否定しません。が、私
はそれ以上にイメージセンサーによる色の違い、デジタル画像を生成する際の発色、
撮影者の好み等の要因による色の偏りのがはるかに大きいと思っています。さらに、
特にデジタルにおいては、撮影後であっても、適切な露光が行われているのであれ
ば、色の数値化による再現性のコントロールが(必要なハードウェア、ソフトウェア、
ノウハウを持っていれば)可能ですので、私はレンズによる色の偏りを重要視してお
りません。

で、この意見に関してはかなり自信を持っている。なぜならばホワイトバランス調整が
正しく働いた場合には、レンズによる色の偏りは簡単に補正されてしまうことを実験
で確認しているからだ。

光学ガラスやコーティグの特性からして、レンズを透過してきた光は全ての波長で均
一に減衰するわけではない。故にレンズを透過してきた光にはより多く減衰した波長
とは補色になる色味が加わる。レンズの分光透過率を非常に厳密に測定すれば、全
てのレンズでこの色味は異なることが判るだろう。

おそらく厳密なテスト撮影を行って、全く同じ条件で現像したものを画像の RGB 値で
比較すれば、レンズによる色味の違いは簡単に判別できると思う。だた、現実として、
そこまで厳密なテスト撮影が可能かどうかの問題は残る。一番良いのはストロボの
様な人工光源の下でグレーチャートをピンぼけで写しておいて中心部の RGB値を測
定する方法だと思う。

カスタムホワイトバランスやオートホワイトバランスを使ってホワイトバランスを設定した
場合には、その設定が正しく行われたのであれば、レンズの色味はあっさりと補正さ
れてしまう。もし、補正されないようなら、カスタムホワイトバランスやオートホワイトバ
ランスが正しく機能していないと言うことになる。

さすがに夕日に照らされた白い壁をオートホワイトバランスで撮影して白くなるか?
と言う疑問に対して、「なる」と言うのは極端な意見だと思うけど、実際にやってみた
ことがないので、私には判らない。ただ、SD10 で実験してみることは非常に簡単な
ので、やってみようと思っている。

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う~~~n 2006/10/10

下の「フト思った。」について、ご意見を頂きました。

実は、私が一番書きたかったのは「そんな人たちの方が、私なんかより、よほど
純粋に写真を楽しんでいる。」と言う部分です。

画質がどうの、色がどうの、画素数がどうのなどとあれこれ考えずに、好きな被
写体を好きなように撮影して、一喜一憂することって、写真を撮り始めた頃の自
分にもあったことを思い出して、そのころのうまく撮れたときに感じた喜びを懐か
しく思い出しました。

もちろん、いまでも気に入った写真が撮れたときには嬉しいのですが、あまりにも
多くの良い写真(写真家や他の方々の撮影したもの)を見過ぎたために、自分が
撮影した写真にパワー不足を感じるばかりで、いつもため息をついてしまいます。

一番の問題は私自身の写真に対する取り組み方で、今以上に真剣に写真を撮る
という気持ちにならない限りは、どうあがいても無駄という気がします。

幸いアマチュアなので、何をどう撮ろうが私の自由です。うまく撮れなかったら、う
まく撮れるまで撮り続ければ良いだけです。ただ、そうすると皆さんに見て頂きた
い写真、別の言い方をすれば、これが私の作品ですと言えるレベルの写真を撮れ
るまで、作例をアップしないと言うことになり、それでは私自身の自己顕示欲が満
たされません。(^^;

今まで作例としてアップした写真の中にも 10 枚程度は作品として評価して頂き
たいと思うものはありますが、逆にそれはこの私のサイトの目的とはチョット離れ
てしまうこともあり、あえてそのようなコメントは書いてありません。

それに当然のことではありますが、私自身が良いと思う写真とご覧頂いた方に
良いと言われる写真は必ずしも一致しません。それがどうしたと言われてしまえ
ば、ただそれだけのことですが・・・。

悩んでいるわけではありませんが、もう少し写真と自分との関わりを整理してみ
る必要がありそうです。

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フト思った。 2006/10/06

最近のデジタル一眼レフを購入する人達の多くは、写真に強い興味を持ってい
るわけではなさそうだ。

おそらく、コンパクトデジタルカメラにイマイチ満足できない人。つまりレンズを交
換することで、もっと広く写るとか、もっと近くに写るとかに期待して一眼レフを購
入する人たちが、かなりのパーセンテージで存在するのではないだろうか。

そういった人たちが一番初めに欲しいと思うのは、小さくて軽くて安くて、有名な
メーカーの一眼レフで、性能なんて二の次、三の次で、販売店の親切な店員さ
んのアドバイスに従って、薦められるままに購入するのだろう。

メーカーぐらいは指定して来るかも知れない。でも、そのメーカーにしても、テレビ
でいっぱい宣伝しているキヤノンとかになるのだろう。

もちろん、それを悪いとは思わないし、それで良いのだろう。決して粗悪なカメラ
を売っているわけではないし、EOS Kiss Digital X は良いカメラだと思う。

ただ、あれだけ派手に宣伝するためには、ものすごい巨額の宣伝費が掛かって
いるのは確かで、有名化粧品メーカーの化粧品と一緒で、宣伝費にお金を払っ
ているような印象を持ってしまう。

そんな人たちにとってはレンズの性能なんて、まるで重要ではない。写れば良
いのだ。大きくプリントすることはほとんど無いし、ほとんどの写真が L 版程度
にプリントされて、それで十分。

そんな人たちの方が、私なんかより、よほど純粋に写真を楽しんでいる。

18-200mm F3.5-6.3 DC が売れているのもわかるような気がするし、第二の
OS レンズとして、18-200mm F3.5-6.3 DC が選ばれたのもわかるような気が
する。

シグマさん、高倍率ズームレンズでいっぱい儲けてください。(^^;

この際だから、18-200mm F3.5-6.3 DC OS は止めて、17-260mm F3.5-6.3
DC OS にしませんか? EF マウント、売れますよ。

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SD14 について。 2006/10/04

最後の詰めがまだ残っているとは言え、SD14 のハードウェア的な部分に関して
はこれ以上の変更はなさそう。

外部シンクロターミナルが PC シンクロターミナルとなっているのは、パソコンを
接続するわけではなく、Plug Connector の意味だそうだ。なんか、紛らわしい。

専用リチウムイオン充電池については完全に専用と言うわけではないらしい。が、
キヤノンやニコンが採用しているモノではなく、今はカメラメーカーではなくなってし
まった某メーカーの高級デジタル一眼レフカメラが採用していたものと同じモノらし
い。

画質に関しては「非常に良いです」とシグマさんは言うけれど、普通に普通の写真
を撮っている限り、現在の SD10 でも十分に画質は良い。画素数も出力する写真
が一般的な目的で使用される場合には十分である。これ以上に良くなっているは
ずだから、あまり心配はしていない。でも、SD10 と SPP2.1 が作る画像は完璧で
はない。

SD14 を入手した暁には、SD10 をあまり普通でない状況で使用した際に発生して
来る気になる部分がどの程度改良されているかについて、検証したい。

1つはノイズである。SD10 で RGB の原色を ISO400、適正露出から EV -2 で撮
影すると、G と B には顕著なノイズが乗ってくる。同じ条件で SD14 だとどのように
なるのか。

2つ目は非常に彩度の高い被写体の色再現性。特に直射日光が当たっている高
彩度な部分が露出過度になるような状況での色再現性に注目したい。

3つ目は微小光点の周囲に発生する FOVEON 独特のパープルフリンジ。レンズの
性能によって発生するハロとは明らかに異なった、ハイコントラストな部分の境界が
ピクセルを横切るときに発生すると思われるこの現象をどこまで緩和できているのか
を調べてみたい。

ここへ来て、各ウェブサイトの記事を見るたびに思うのだけど、ほとんど全ての記事が、
SD14 の画素数を 1,400万画素と記述している。おそらく、シグマさんがライターさん
に対して「画素数は 465万画素」と言う表記、あるいは表現をしないように要請して
いるのではないかと勘ぐってしまう。

ついこの前もフォビオン掲示板で話題になったけど、SD14 が 1,400万画素であること
は嘘ではない。水増しでもない。間違いなく 1,400万のピクセルデータを処理し、出力
画素数 465万の画像を作る。逆に言えば、465万の出力画素を作るためには 1,400万
のデータがなければならない。

私に言わせれば 1,280万画素の出力画素を作るためには 3,840万のデータが必要で
あるにもかかわらず、わずか 1,280万の入力データから、その2倍の 2,560万ものデー
タを演算によって求め、1,280万画素ですと涼しい顔をしている方が水増しである。

3年という月日を掛けて、この事実がようやく写真器材に関する著述を行う人たちにも
浸透して来たのかも知れない。

まぁ、世間一般の人々に対して、表現されている色の 3/2 が演算によって求められた
色であること(つまりは、出力画素の全てが演算によって求められていると言っても過
言ではない)を強く知らしめないで、出力画素数こそが全てであるかのような間違った
判断基準を与え続けた多くのカメラメーカーにも責任はあるし、そうした大手カメラメー
カーからの広告掲載料が収入の大きな部分を占めるカメラ雑誌の編集者方にしても、
所詮はサラリーマンだから、お金を出してくれるクライアントの気分を損ねるような記
事は書けないのだろう。

SD14 が一般的なデジタル一眼レフカメラとしての機能、仕様を達成した今、各カメラ
雑誌や評価を書くライターの方々が、どのような書き方で SD14 をけなすのかが楽し
みである。

私は画質だけでも感動を与えてくれる 35mmタイプデジタル一眼レフカメラである
SIGMA SD をこれからも応援し続けたい。

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SD14 かなり良さげ・・・。 2006/10/02

SD14 の仕様はわかったのだけど、実際の使い心地は触って見るまでわからない。

が、ウェブ上のインプレッション記事で、AF の速度やシャッターの反応などが良い
評価をされていた。SD9/SD10 の AF やミラーショックは決して褒められるレベル
ではなかったが、SD14 ではかなり良くなっているようだ。

特にシャッターに関して最高級機レベルとの評価もあり、ワクワクしてしまう。

また、CPU を 3 個搭載していると言うのも、チョット驚きで、専用チップを作るよりは
合理的かも知れないと感じた。

動画で見た専用リチウム充電池が、かなり大きいのも少し驚いた。あの大きさでも
500 枚しか撮れないというのは、かなりの電池喰いなのだろう。バッテリーパックは
単3型の電池が使えるようになっているかも知れないと言う憶測は「ハズレ」のようだ。

ようやくフォトキナも終わって、10月。来月には SD14 が出てくるのだろうけど、8月
29日からの1ヶ月をかなり長く感じたように、今月と来月は SD14 を心待ちにしてい
るユーザーにとっては、長い月になりそうだ。(^^;

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