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1000万画素オーバー 2007/01/14

最近のデジタル一眼レフは 1000 万画素が標準になってきた。コンパクト
デジタルカメラでさえ、1000 万画素のものが出てきた。デジタル一眼が
出始めた頃、私は最低でも 600 万画素は必要だと思っていた。だが、実
際の画像を見て「ダメだこりゃ」と思った。デジタルで撮影された画像があ
んなにボケていて、ノイズが多いとは思っていなかったからだ。

もし私があのころ、肌も露わな女性の 6x7 や 6x4.5 で撮影されたポジを
スキャンしてデジタル化をすることを仕事にしていなかったなら、「ダメ」と
は思わなかったかもしれない。とにかく、デジカメで撮影された画像は
1024 x 768ピクセル、いわゆる XGA のサイズに縮小しても、銀塩中型カ
メラで撮影されたポジを 1000dpi 程度でスキャンしたものを 1024 x 768
に縮小したものとは雲泥の差があった。

つい10日ほど前まで借りていた Kiss Digital X でも「はな」を撮ったけど、
肌が肌としての色や質感を持って表現されないため、私がキヤノンユー
ザーになる可能性はとりあえずなくなった。

SIGMA SD で撮った子供の肌の描写を知らなければ、何のためらいもな
くキヤノンユーザーになったのかも知れないが、幸か不幸か、私の目は
SD10で撮影した娘の画像を見過ぎてしまったために、キヤノンで撮った
「はな」を気に入ることはなかった。

もしかしたら、SD10 で撮影した肌より、Kiss Digital X で撮影した肌を好
ましいと思う人はいるかも知れない。私は、それを間違っている、あるい
は異常とは言わないけど、私には SD10 で撮影した娘のが、より自然に
描写されている様に見える。

逆に Kiss Digital Xで撮影したもののが SD10 で写したものより良い描
写をすることがある。

前にも書いたけど、直線的なもので構成される風景、わかりやすく言え
ば私がレンズテストでいつも撮影しているような風景は Kiss Digital X
の画像のがより多くの情報を含む画像となる。これは直線を補完する
技術が改良され、ローパスフィルターの精度が上がったからで、以前
ならローパスフィルターでぼかされているはずの、コントラストが高い直
線的で細かい被写体を実に良く描いている。その上画素数がたっぷり
あるので、総合的な解像感は高く見える。私はベイヤー型イメージセン
サーの4ピクセルが FOVEON の1ピクセルに相当すると思っていたが、
こと直線的なパターンに関してはそれ以上の解像感があり、3ピクセル
で FOVEON の2ピクセル分位に見える。つまり Kiss Digiral X で撮影
された画像で直線的な被写体を多く含むものは FOVEON センサーの
出力画素数で言えば 650 万画素くらいの情報量を持っていて、これは
SD14 の情報量をも上回る。

ベイヤー型センサーの画素数が増えるだけでは FOVEON の描写力に
は追いつけないと思っていたが、たとえローパスフィルターが入ってい
たとしても、センサーサイズが大きくなって、画素数が莫大なもの(2400
万くらい)になれば、プロユースであっても十分な描写力を持った画像が
生成されるのではないかと思う。ベイヤー型をバカにしてはいけない。

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