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音の歪みを目で見る 2007/07/31

何度も書くけれど、普通にスピーカーから音を出して、良い音を聴くことは諦めて
いる。音の良し悪しの判断基準は人によって様々だけど、私の場合はオーディ
オメーカーの視聴室で聴くことができる程度の音を良い音と想定している。つま
り、一般家庭ではまず不可能に近い音である。オーディオ機器の問題以上に部
屋の問題があって、これはもう諦めざるを得ない。スピーカーから出る音はかな
り歪んでいる。その歪みを最低のレベルにするためには、適正な音量で聴く必
要がある。そして一般的なスピーカーの適正な音量は、かなり大きい。なので、
スピーカーから出る音で良質を求めるとご近所のひんしゅくを買うことになる。

もちろん好きな音楽が流れていればそれで良いと言うことも確かで、音量や音
質に必要以上にこだわるのは愚かしい。写真を現像する時に好きな音楽が流
れているのは、良い音でなくても楽しい。でも、LP レコードからデジタル化する
時や気合いを入れて聴きたい時にはやはり音にこだわってしまう。

そんな時にはヘッドフォンを使う。SONY のヘッドフォンはとても気に入った。イア
フォンもとっても良い。ただ、iPod はケータイの着信音が聞こえなくなるために、
使うのを止めてしまった。そのかわりケータイを新しくして、ケータイに 2G のマイ
クロ SD カードを挿して、その中に音楽を入れて聴くようになった。ケータイで聴く
ためには mp3 や m4a のファイルを 3gp に変換しなければならないし、私の買っ
たケータイは 256bit の m4a(3gp) に対応していないのは我慢できるけど、ボリュー
ムを最大にしても、こちらが望むほどの音量にならない。

音にこだわったケータイに変えてしまうかどうか思案中。いずれにしても3ヶ月間
は機種変更ができないそうなので、我慢するしかない。


LP レコードからデジタル化するためにイロイロ試行錯誤している。一番の問題は
やはり歪みである。幸か不幸か同じ曲を CD と LP で持っているために、LP レ
コードから取り出すことができる音の良し悪しを簡単に判断できてしまう。CD を
聞き慣れた耳にはやはり LP レコードから古いカートリッジ(針)を使ってピック
アップした音は歪んでいることが判る。

さらに、15kHz ~ 10KHz くらいの正弦波が録音されているレコードを再生して、
デジタルで録音し、その波形を見てみるとカートリッジの歪みがとても良く判る。
耳で判断できないレベルの歪みでも簡単に目で見えるので、とても面白い。が、
精神衛生上は良くない。(^^;

昔テクニクスの安いプレーヤーには必ずと言って良いほど着いていた EPC-270C
と言うカートリッジがあった。このカートリッジ本体は今でもオークションで買うこと
ができる。針なしなら数百円で買える。このカートリッジの純正交換針の新品が
3,000円以下で入手可能だ。おそらく現時点で最もコストパフォーマンスが高い
カートリッジであろう。丸針だとイマイチ繊細さに欠けるが、元気の良い音を聴か
せてくれる。

実際に2枚ほどレコードを聴いたけど、とても良い。歪みも少なく、実用的には十
分な良い音がする。ただ、私の好みの繊細でスッキリした音ではないため、常用
カートリッジに昇格することはなかった。オークションに現在出品中である。

現時点で最高はやはり SHURE V15/IV である。が、テクニクスの EPC-205C
Type IIL を入手した。しかし、本体は確かに 205C-IIL なのだが、着いている針
はその前のモデル 205C-II のものであった。サードパーティー製の専用針を注
文済で、明日あたり来るだろう。205C-IIL の実力はあなどりがたい。

205C-II の針をそのままにしておくのももったいないので、205C-II の本体を入手
して、組み合わせ、ヘッドシェルに着けてやはりオークションに出してある。

最終的には V15/IV か 205C-IIL のどちらかに決めて、LP レコードのデジタル化
の最終作業に入ろうと思っている。

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オプティカル・スタビライザー 2007/07/24

(この記事の投稿は 2007年7月26日だけど、実際に入力したのは24日なので、
タイトルの日付は24日にしました。)

キヤノンユーザーの撮影した 18-200mm OS の描写を見る限りにおいては、可
もなく不可もなくと言った感じのレンズのように思えた。が、ことシグマ製レンズの
描写力を判断するための画像を得ることにかけては、SD14 の右に出るカメラは
ない。広角端や望遠端でどの程度の描写をしてくれるのか、大いに楽しみで、
大いに心配ではあったが、何とか私の感覚では許容範囲に納まってくれた。ただ、
正直な話、自主的作例画像制作者としてはこのレンズを作例の撮影に用いること
には抵抗がある。理由は単純で、やはり他のレンズの描写のが良いからで、レン
ズの描写力がイマイチの場合、SD14の描写力がイマイチであると思われるのは
気に入らない。確かにカメラの描写力が良いから素直にレンズの性能を表すと思っ
てはいるのだけど、難しい選択ではある。

手ブレ補正効果は「3~4段分の効果」と「レンズ開発物語」に書いてあったが、実
際にどの程度軽減されるかは、使ってみないと判らない。キヤノンの IS、ニコンの
VR、そしてペンタックス、ソニー、オリンパスにはそれぞれボディ内蔵の手ブレ補正
機構がある。それらの手ブレ補正効果は2~4段と発表されているが、シグマも含
めてチョット怪しい。

例えばデジタルカメラにおける ISO 感度の決め方ですら、つい最近基準ができた
ばかりである。手ブレ補正機構が世に出てから 10 年以上の歳月が経つのに、そ
の効果を測定する方法も、基準も存在していない。各レンズやボディのテスターが
主観で判断しているだけである。ビギナーに写真を撮らせて、ブレの軽減を比較し
た記事も読んだことはあるけど、人がシャッターを押す限り、手ブレの発生状況は
一定ではない。しかも、単純に手ブレと言ってもいちいち名前を付けるのも面倒な
ほど多くの種類がある。当然、それら全ての手ブレを感知することができる可能
性が高いのは(多分)ニコンの方式だけで、その他のメーカーの手ブレ補正は原
理的に、全てのブレを感知できるようなセンサー配置は成されていない。

少し考えれば、誰にでも解ることだが、全ての手ブレを感知するためには単方向
センサーの場合は 90°に配置され、前後に距離を持って2組、計4個が必要で
ある。もし、全方向センサーなら、同じく前後に距離を置いて1組のセンサーが必
要だ。それを満たしているのは多分ニコンだけで、その他のメーカーは単一平面
上のセンサーでブレを感知しているようだ。単一平面上のセンサーのみではその
センサーが取り付けられた面を支点としてカメラ、あるいはレンズが動いた場合、
それを感知することは大変難しい。現在 3D センサーがあるかどうかは知らない
が、それであってもセンサーを中心にしてカメラやレンズが回転した場合には、そ
の動きを検出することができるかどうか・・・。実際に、意外と多いブレのタイプの
一つに回転ブレがある。レンズの光軸を中心にして、カメラが回転するようにブレ
る。左手でしっかりレンズを支えていてもシャッターボタンを押すときにカメラが回
転する様に動いた場合、このブレが起きる。中心部ははっきり写っているのに、
周辺部に行くに従って像が円形に流れる。つまり、レンズ自身の描写特性と同じ
なので、気がつきにくいブレである。現在の手ブレ補正方式では、おそらくどの方
式でも、この回転ブレは補正できないのでは無いかと疑っている。

もし、メーカーの方がこれを読んでいて、「とんでもない、我が社の手ブレ補正機構
は、回転ブレに対応しています。」と言うことなら教えて欲しい。あるいはその手の
情報をお持ちの方がいたら、教えて欲しい。

できることなら写真工業会で明確な手ブレ補正の検査方法と評価基準、性能の数
値によ表示方法の策定を進めて欲しいものである。


18-200mm OS を実際に微ブレしそうなシャッター速度(1/焦点距離)でイロイロ
撮影してみたが、確かにブレない。ただ、室内などで極端にシャッター速度が遅く
なる場合(1/8 秒以上)にはやはりブレる。そして、当然被写体ブレには全く効果
がない。チョット悲しいのはブレているかいないかの判断が画面の中心でしかでき
ないこと。周辺部は f:10 まで絞ってもディスプレイ上に原寸で表示させた場合には
描写の甘さが目立つ。つまり、周辺部だけを見ていると、微ブレしているのか、い
ないのかの判断が難しい。全画面の 3/4 は良い描写をしているので、実用的には
あまり問題とならないが、パンフォーカスな写真ではチト苦しい。

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18-200mm F3.5-6.3 DC OS & オーディオ その4 2007/07/17

15日の日曜日はテスト撮影用に三脚をセットして、さぁ始めようと、カメラを乗せ
たとたんに雨が降ってくる。と言うことが3回繰り返されて、さすがの私もプチ切
れた。(^^;

16日は曇りながら、台風一過の澄んだ空気でテスト撮影ができた。結果はご覧
の通りで、描写力に関してはやはり高倍率ズームの域を出てはいない。実用的
には十分な描写をしているので、画質に必要以上にこだわらないのであれば、
大いにお勧めである。

OS に関してはまだはっきり善し悪しを判断できるほど撮っていないので、しば
らくは様子見である。ファインダーで覗いている限りにおいては間違いなく動作
している。が、極端なスローシャッター(1/2 ~ 1/8秒)ではやはりブレる。

広角端でのタル型歪曲がかなり目立つが、24mm 位で歪曲は無くなり、それよ
り長くなると糸巻き型の歪曲となる。実際には歪曲が目立つような被写体を撮影
しなければ判らない程度だから、大きな問題ではない。

50mm 前後で非常に良い描写をし、中心部に関しては全ズーム領域で申し分
ない描写をする。周囲までカッチリ撮るためには f:10 まで絞る必要があり、そ
れでも倍率色収差は残るので、色収差が嫌いな人にはあまりお薦めできない。

個人的にはギリギリで合格点である。いずれにしても 18-200mm と言う高倍
率で、手ブレ補正機構が入っていて、実売で 6 万円台なのだから安いことは
確かだ。


中古で購入したターンテーブルにおまけで付いてきたカートリッジとヘッドシェ
ルがそれぞれ 5,800 円と 6,650 円で売れてしまった。ターンテーブルだけで
半額の 12,550 円で買った計算になる。相場的には 15,000 円位だから、
チョット得した。

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18-200mm F3.5-6.3 DC OS & オーディオ その3 2007/07/15

台風が来るらしい。18-200mm F3.5-6.3 DC OS は夕方に我が家へやってきた。
さすがに雨降りでは、遠くの風景が霞んでしまうので、遠景のテスト撮影はでき
ない。仕方がないので、ほぼ 1m の距離で、例のチャートもどきを撮ってみた。期
待したほど良くはないけど、心配したほど悪くはない。51mm F5.6 でこれだけの
描写をするのなら、まずは合格点だ。

テスト撮影ついでに、最近このブログに登場したアイテムで満載の私の部屋を撮
影してみた。画像掲示板にアップしたらけーざいさんに受けた。(^^;

キヤノンのプリンタの上に乗っているアサヒカメラの上に 18-200mm OS の箱を乗
せておけば良かったと、チョット反省。

ターンテーブル SL-01 におまけで着いてきた DENON の異常に短いヘッドシェル
に異常な高値が付いていることは書いたけど、オークファンコムで調べたらつい、
4日ほど前に同じものが 7,250 円で落札されていた。ネットで一心不乱に調べた
ら、DENON の業務用ターンテーブルに使うためのヘッドシェルだった。う~~~n。
タイトルに入れておけば良かった。(^^;

もう一つ買った SHURE V15 Type IV は新品購入時の針がそのまま付いていたた
め、針先の摩耗が激しく、かなり歪んだ音しか出してこなかった。出品者さんに返
品したい旨メールしたら、快く返品に応じてくれた。ラッキー!

iPod nano。落とし物セールで買ったため、かなり安かった。が、やっぱり 8G が
欲しい。損はしないので、売ってしまおう。

やっぱり台風が来るのかなぁ。

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18-200mm F3.5-6.3 DC OS & オーディオ その2 2007/07/13

シグマさんから OS 用の光学系が入ることで、描写力が落ちると言う心配はご
無用です。と言われてしまった。(^^;

販売店の話では今回はいっぱい作っているので、在庫が無くなる心配はない
そうですとの話。ついでに、1日だけだけどフライングしてくれる様だ。つまり、
土曜日には手に入りそう。早ければ発売日の 15 日にはテスト撮影した画像
をアップできるかも知れない。

予想を裏切られることを期待してはいるが、やはり広角端と望遠端の描写に
関しては多くを期待してはいけないと思っている。まぁ写してみれば判ること
なので、あと2日の辛抱である。

以前からこのサイトをお読みいただいている方にはバレバレだけど、私は手
ブレ補正が大好きだ。SD ユーザーであればお解りのように、FOVEON の描
写力は手ブレに対して非常にきびしいものがある。いわゆる「微ブレ」であっ
ても、画像を原寸で見たときには「ん?いつものシャープさが無い!」と言うこ
とで、すぐに判ってしまう。18-200mm F3.5-6.3 DC OS の手ブレ補正がどの
程度の精度を持っているかは判らないけど、微ブレを軽減することは間違いな
いだろう。やっぱり、楽しみである。


一昨晩、東京メトロの飯田橋駅(1週間に3~4日はこの駅で乗り換えをする)
の地下コンコースで「落とし物セール」をやっていた。週に1~2日はやっていて、
傘や DVD-R を買ったことがある。もしかしたら有るかも知れないと思って覗いて
みたら、やっぱりあった。iPod nano。第一世代の 4G 黒。USB 接続ケーブルが
ない。が、ヤフーオークションで売り買いされている相場の値段よりかなり安かっ
た。

買った後、東京駅近くの仕事先へ行って一仕事した後、秋葉原へ行って、USB
ケーブルを入手。家に帰ってパソコンに繋いだ。繋いだだけで iPod はファーム
ウェアのアップデートを自動で行い、iTunes にリストアップしてある音楽を勝手
に取り込み始める。すぐに、「全ての音楽ソースを取り込むには、容量が足りな
いので《USER の iPod》と言うカテゴリを作ります。」と言って勝手に転送用のプ
レイリストを作成。あっと言う間に 4G バイトが埋まってしまった。とりあえず、1/4
ほどリストから削除して、1G バイト空ける。まさか SONY のスタジオ用ヘッドフォ
ンを持ち歩くわけには行かないので、同じ様な音がすると言われているイアフォン
(SONY MDR-EX90SL)をヤフーオークションで購入。定価の半額をチョット出る程
度の値段だったので、良しとしよう。

SHURE V15 Type IV の音がイマイチなので、もう一個買ってみた。聞き比べて
良い方を残そう。周波数レコードも到着したけど、じっくり録音している暇がない。
今週も忙しい週末になりそうだ。

中古で購入した昔愛用したテクニクスのターンテーブル SL-01 におまけで着い
てきたカートリッジ SHURE M75ED Type 2 と V15 Type IV を同じヘッドシェルに
取り付けて、周波数レコードからの音を 96KHz/16Bit で録音してみた。10KHz
の波形を比べるとやはり V15 Type IV からの波形のがきれいである。M75ED
Type 2 は経年変化でダンパーがへたっているのかも知れない。

このカートリッジ M75ED は既にヤフーオークションに出品してある。


同じく SL-01 におまけで着いてきた DENON の異常に短いヘッドシェルを
ヤフーオークションに 10 円で出品したら、入札終了までまだ3日もあるのに、
あれよあれよと言う間に 2,600 円になってしまった。私が知らないだけで、
結構レアなヘッドシェルだったようだ。しかし、アルミのプレスなので、かな
りヘナヘナなんだけどなぁ。(^^;

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18-200mm F3.5-6.3 DC OS & オーディオ 2007/07/10

いよいよ 18-200mm OS の SA マウントが発売になる。発売日には入手できる
だろうから日曜日と月曜日は久々のレンズテストだ。

何が何でも必要というレンズではないが、OS 大好き人間としては、持っていない
わけには行かない。レンズテストのように三脚にしっかりカメラを固定して撮影する
ことが可能な場合には、OS 自体は全く必要ない。よけいな光学系が入る分、性
能的には少し劣る様な気もする。が、80-400mm F4.5-5.6 EX OS をたまに使う
けど、かなり良い描写をするので、よけいな心配かも知れない。

大きいとか言われるけど、100-300mm とか 80-400mm に比べればかわいいも
のだし、持ち出すのに抵抗のある大きさでも、重さでもない。1本勝負をするのな
ら妥当と思えるサイズである。

18-200mm が出たときに1日中使って、「いっぱい撮れるレンズ」と評価したが、
それ以上にいっぱい撮れるレンズであることは間違いない。一般的には高倍率
ズームレンズは広角端での歪率と倍率色収差、望遠端での解像力が問題にな
る。広角端から 70mmまでは 17-70mm との比較、100~150mm は 50-150mm
との比較、200mm は 80-400mm との比較で撮り比べる。正直言って結果はあ
まり期待していない。高倍率ズームの常として描写力はそこそこと始めから決め
てかかっている。このレンズの最大の魅力は高倍率ズームと OS にある。だから
レンズテストの結果がイマイチでも、手持ちで撮影するときのブレが軽減されるこ
とによる描写力の向上を考えれば、特に子供のスナップなどには有効なレンズで
あろう。


ここからは、またオーディオの話。LP レコードを3枚デジタル化した。たまたま CD
でも同じ音源を持っているので、聞き比べ。

全然ダメじゃん。(^^;

SN が悪いのは、始めから諦めていたが、レコードの状態が良ければ、SN比自体
はほとんど問題ではない。ヘッドフォンで聴いて時々「プチッ」となるレコード上のホ
コリやキズによる雑音が気になる程度である。サウンドエディターでその部分だけ
レベルを落としてしまうので、これは解決できる問題。MM 型のカートリッジを使っ
ているせいもあって、ハムノイズは皆無に近い。トーンアームからのラインは交換の
必要はなかった。が、ターンテーブル出力の RCA プラグにだいぶサビが出ていた
ので、新品と取り替えた。ヘッドフォンもミニステレオプラグアダプターが良くなかっ
たので、ミニプラグに交換した。このところ半田ゴテを使う機会が多い。HAL さんか
ら依頼されている「融合」を実行する日も近い。(^^;

LP レコードの再生音で、一番問題となるのは高域の伸びと中域の歪だ。女声の
場合 200Hz から 1KHz くらいまでの帯域に歪があると声が不自然になる。1KHz
から 2KHz くらいまでの小さな音がうまく再生されないと声に伸びが無くなる。中
古のターンテーブルにおまけで付いてきたカートリッジなので、文句は言えないが、
かなり古いものかも知れない。現在は製造中止になっているのだから、確かに古
いのだろう。

納得が行かないので、SHURE V15 Type IV を入手した。ついでにオーディオチェッ
ク用 LP レコードも購入した。両方ともまだ手元には来ていない。昔はオシロスコー
プで眺めた波形を、現在はパソコン上に記録して観察することができる。アナログ
システムから出る波形を目で見ることは、本来するべきではない。あまりのひどさ
に絶望するからだ。(^^;

お金持ちのオーディオの世界では1本何十万円もする電源ケーブルとか、接続ケー
ブルが存在し、それを買う人々がいる。それらのケーブルの違いによる音の違いは
デジタルで録音した時に波形の違いとなって現れるのだろうか?

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オーディオ及び記憶色 2007/07/09

4日ほど前、我が家にターンテーブルが来た。私がターンテーブルに触れるのは
25 年ぶりである。おまけとして付いてきたヘッドシェル(トーンアームの先端に
カートリッジを取り付けるための部品)が普通のサイズのものでなく、とても短く
て、カートリッジが付いてはいるけど、針先の位置(オーバーハング)がまるで合
わない。トラッキングエラー角が許容範囲を超えてしまう。どうせなら使えるもの
をおまけに付けて欲しかった。仕方がないので、オーディオテクニカのヘッドシェ
ルを買ってきた。SHURE M75ED Type2 は、ほぼ予想通り、可もなく不可もない
音。結局ヤフーオークションで SHURE V15/IV の針交換済みを比較的安く入手
することができたので、音を出すのが楽しみ。火曜日には到着するだろう。

ヘッドフォン、SONY MDR-CD900ST は大正解。ボリュームを上げてもイヤな音
が出てこない。音は聴いていて眠くなるのが良い。イヤな音が出ていると気に
なって眠くはならない。しかし、夕べはもっと聴いていたくて、つい夜更かしをし
てしまった。

不幸なことに貧乏なので、オーディオにお金を掛けたくても、掛けるお金がない。
写真と違ってオーディオの場合は結果(音)が形として残らないので、自分自身
の満足度だけが判断基準となる。西島三重子や南沙織や山口百恵や美空ひば
りや The Beatls を良い音で聴きたいと言うのが私の望みで、ごくまれにストコフ
スキーのシェヘラザードやアシュケナージュのショパンを聴きたいと思うこともあ
る。オーディオショップで良い音を散々聞かされたせいで、私自身が自宅でその
レベルの音を出すことは、現在の住まいでは諦めている。正確に言えば、まとも
なスピーカーを置く場所が無い。だから音を聴きたいときにはヘッドフォンを使う。
非常に細かい音まで正確に出してくれるスピーカーは少ない。単純に正確さで
言えばやはり QUAD だろう。ヘッドフォンで言えば STAX だ。静電型と言うのは
歪みが少ない。通常のダイナミック型スピーカーで歪率を測ると3~8%がザラ
である。アンプに関しては0の下にいっぱい0が並ぶ歪率が達成されているけど、
カートリッジとスピーカーに関しては1%を切ることはない。だからどのメーカーも
アンプの歪率はカタログに載せるけど、スピーカーやカートリッジの歪率を載せて
はいない。メーカーは、正確に測定するのが難しいというのと、使用条件によって
変動するためと言い訳をするが、嘘である。あまりにも値が悪いので、公表しない
だけだ。

レンズと同じようにどの機械にも個体差があるし、経年変化もある。20 年以上経っ
ているカートリッジの場合ダンパーがへたっているので、あまり古いものは出てくる
音も劣化している可能性が高い。が、逆にそれが良い方向に働くこともある。しかし、
カートリッジの制作者が意図した音とは間違いなく、異なっているだろう。


掲示板に「色で悩んでいる」と書いたけど、SD14 の発色が悪くて悩んでいると言う
よりは、どの様に補正するのが良いのかで悩んでいると言う方が正しい。あるいは
どの様な色を何のために(誰のために)出すのかが明確でない。私が「お気に入り」
を始めた理由は「作例」であることの縛りを外してみたらどうなるのかと言う私自身
の興味と能力を試してみたいと思ったからだ。

何度も書いているが、私は色を正しく表現することに関しては全く自信がない。まず
自分の記憶色がいかにいい加減なものであるかを何回かの実験で確かめている。
これは非常に簡単に誰でもできるので一度おやりになってみると良い。パソコンを前
にして、すぐ近くにあるものを撮影し、現物を見ないで現像してみる。そして、現像が
終わったら、現物の色と比べてみるのである。これを3回ほどやって、私は自分自身
の色の記憶がいかに当てにならないかを思い知ったのだ。

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独立記念日 2007/07/04

7月4日はアメリカの独立記念日、インディペンデンスデイである。だから何?
と言われても、特に何かがあるわけではない。(^^;


昨晩は接点掃除をして、例のナノカーボン接点改質剤を RCA プラグに塗って、
iTunes → USB → DA コンバーター → 小型プリメインアンプ → 安いヘッドフォ
ンと言う経路で西島三重子やら山口百恵を聴いた。

やっぱり安いヘッドフォンではイマイチの音しか出てこない。さりとて今更 STAX
のヘッドフォンを買う気にはなれない。良いのは解っているのだけど、高すぎる。

悩んだ末、私がオーディオに関して悩んだときの良き相談相手である、某オー
ディオショップの店長をしていた N 氏のサイトへ行ってみる。お薦めは SONY
のスタジオモニターと言うことなので、それを買うことにした。現行品はドライバ
が変わってしまったので、旧タイプのが良いらしい。

つい勢いで、彼のウェブサイトに紹介されていた中古品を予約してしまった。明
日の夜にお店に行って取ってくる。多いときには1週間に3回くらい秋葉原に行
くのだけど、オーディオショップへ行くのは久しぶりだ。現在使用中のスピーカー
YAMAHA NS-1000MM を彼から買った時以来だから4年半ぶりだと思う。N 氏
は名前を中村欣嗣さんと言う。現在はオーディオショップを退職して、のんびり
暮らしているのだろうか?今日は電話でヘッドフォンの話をしただけで、近況を
伝え合うこともなかったので、そのうち吉祥寺まで会いに行こうかと思っている。

オーディオやスポーツカイト(凧)に興味のある方は彼のウェブサイトを訪ねて見
ることをお薦めする。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/kinji/

オーディオショップにはなるべく足を運ばない様にしていたのだけど、仕方ない。
カートリッジやらスピーカーコードやらを買ってしまいそうで怖い。18-200mm
F3.5-6.3 DC OS のために取ってある予算がオーディオに廻ってしまわないよう、
気をつけなければ。

フォビオン掲示板にも書いたけど、とりあえず調整して欲しい色のアンケート結
果をシグマさんにメールしておいた。さて、どうなりますやら・・・。

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イロイロ 2007/07/03

デスクトップパソコンを以前のようなストレージサーバーではなく、かなりまとも
な性能の使えるマシンにしてしまったために、自宅で使えるパソコンが2台に
なった。良いようで、良くない。

例えばこの雑記帳にしても、どちらかのマシンで更新したら、他方のマシンに
コピーしておかなければならない。

仕事関連でも、家で作業することが多いので、ノートとデスクトップで最新のデー
タがどちらにあるかを確認した後で、作業を始めることになる。LAN で繋いであ
るので、シンクロさせることは簡単なのだけど、つい忘れがちになる。おまけに
自宅にデンと居座っているマシンのがはるかに性能が良いので、ついつい、そ
ちらを使ってしまう。リモートアクセスの設定をしても良いのだけど、使っていな
いのに電源を入れておくのもイヤだ。ケータイから電源を ON にすることも可能
だけど、どうしたモノか・・・。


自宅のマシンで作業をしながら音楽を聴く件に関しては、まだ進行形である。

どうしても欲しい曲が CD 化されていないので、結局レコードを買ってしまった。
現在我が家には再生できない LP レコードが4枚ある。

勢いで、ヤフーオークションで約30年前のレコードプレイヤーを買ってしまった。
明日、到着の予定である。私が使っていたことのあるテクニクスの SL-01 と言
う少し変わったデザインのレコードプレーヤーだ。幸か不幸かカートリッジ
(SHURE M-75ED II)が付いていて「針の状態は良いです。」とのことなので、
そのままで音は出せるようだ。しかも M-75 は安い割には決して悪くはない
カートリッジなのでとりあえずそのまま使ってみよう。

ターンテーブルが来ても、今のままでは音を出せないので、昨日フォノイコライ
ザー付きの AD/DA コンバーターを買って来てしまった。KAHOO さんお薦めの
CEC は高くて手が出せないので、ONKYO の SE-U33GPX と言うかなり安い
デジタルオーディオプロセッサを買ってきた。ヨドバシにはいっぱい在庫があっ
たので、結構売れているのだろう。現在使っている同じ ONKYO の MA-500U
(USB入力付き小型プリメインアンプ) に繋いで音を出してみた。
ついでに音質の比較。

1.パソコンのサウンドカードからのデジタル出力を MA-500U に繋ぐ。
2.MA-500U の USB サウンド入力を使う。
3.SE-U33GPX の USB に入力して、MA-500U のアナログに繋ぐ。

の3通りの音の出し方をして、聞き比べてみた。一番良いと感じたのは3.で
あった。多分、DA コンバーターが MA-500U のモノより良いのだろう。

今日はスタイラスクリーナーと RCA プラグクリーナーを買ってしまった。後で
接続部をきれいにして、例の接点改質剤を塗っておこう。ケーブルの類には
あまり気を遣わないのだけど、接点には非常に気を遣う。パソコンもデジカメ
もオーディオも、とにかく電気を使うものは接点が非常に重要である。


SD14 の色がイマイチと言われている。私もそう思うのだけど、必要以上に
色を作っていないと言う意味では、むしろ素直な色だと思っている。

人間の色彩に関する記憶は非常に曖昧で、写真を撮影したときの色がどん
な色であったかを正確に記憶しておくことは難しい。

私はある意味での色の基準としてポジフィルムの発色があると思っている。
つまり、どうしても色が気になるのであれば、お気に入りのポジフィルムで
同時に撮影しておいて、その色を基準にしてして調整すれば良いと思ってい
る。が、実際にそこまで色を気にしているわけではない。

3年ほども前の話になるのだけど、SD10 と SA-7 で同じバラの花を撮って、
SA-7 で撮ったポジを ken さんにスキャンしてもらって、その発色や階調の
違いを調べてみたことがある。(「テクニカル」SD10画像 No.254、No.255)
この画像は SD10 で撮影しているので、SD14 の色を語るのはあまり適切
ではないが、ポジとほぼ同じ色が出ている。残念ながら SPP2.1 で現像し
たままではなく、Photoshop で色をポジに合わせて修正している。実際に
は、同じものが写っている2枚のデジタル画像の色調を合わせることはさ
ほど大変ではない。各部分の RGB 値が同じになるように調整すれば良い
だけだ。

もちろんポジからスキャンした画像の色や階調が正しいという保証はどこに
もない。が、ある種の基準ではある。

SA-7 もしばらく使っていないので、近いうちにポジと SD14 の写し比べを
やってみようかとも思っている。

でも、私自身はそれらしい色が出ていれば、あるいは私が感じたような色が
出ていれば、それで良いと思っている。色を気にする方にとってはとんでも
ないと言われてしまうが、極端に異常な発色をしていない限り、それによっ
て写真の持つ感動やメッセージを伝えるパワーが削がれることはないと思っ
ている。

逆に「良い色」が重要な写真の要素である場合には、それなりの色を作って
しまえば良いと思っている。私の作例の「お気に入り」の色なんかは、まさ
に、そのようにして作られた色だ。

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