« 面倒くさい?難しい? 2007/09/19 に書いた | トップページ | もっと光を! »

良いとこ、悪いとこ 2007/09/21

SD14 は SD10 の後継機だ。だから当然のこととして、あっちこっちが良くなっていな
ければならない。

確かにあっちこっちが良くなっている。でも、ユーザーにしてみれば良くなったのは当
たり前で、慣れてしまうとあまり感激しなくなる。慣れる前に、使っていて、確かに良
くなったと実感した部分やまだまだダメだなぁと感じる部分を書いておこう。

SD14 でレンズのテストをしていてとてもありがたく思うのはファインダーが大きくなっ
たこと。つまり、MF がし易くなったことである。ピントの山が掴みやすくなったため AF
が正しく働いているかどうかをシャッターを押す以前にはっきり確認することが出来る
ようになった。おかげでファインダーを覗いて撮影する場合にはピンぼけが少なくなった。

SD10 と比べて AF の精度は少し良くなっている。が、完璧ではない。ターゲットに
よっては、ピントが合っていないのに、フォーカスエイドが光る。これは遠くにあるビル
の給水塔(明るい空に小さな黒いシルエット)のようなものをターゲットにした時によ
く起きる。チョット下に向けて、ノーマルなコントラストを持つ部分に向けてやると、スッ
とピントが合う。それと SD10 にはなかったのだけど、フォーカスリングが行ったり来
たりすることがたまにある。今のところ 17-70mm と SD14 の組み合わせでしか経
験していないので、レンズに原因があるのかも知れない。もちろん行ったり来たり
が始まったら、ターゲットを変える。いわゆる「規則的なパターン」が原因かも知れ
ない。いずれにしても、ピンぼけが少なくなったのは間違いないが、精度はもっと
高くなって欲しい。

シャッター音が静かになったことはとてもありがたい。隠し撮りをすることはないが、パ
コンパコンと大きな音がしないことは嬉しい。今月末には男声合唱のステージ撮影を
高校の写真部の先輩に依頼されているが、ミラーアップで撮る限り、シャッター音は
気にしなくて良い。

電源に関するトラブルが減り、電池や接点に対するメンテナンスが不要になったことは
ある意味で最大の進歩かも知れない。単三型電池が使えなくなったこととバーターで
はあるが、やはり、こちらのがはるかに良い。

外部ストロボを多用する方にはシンクロ接点が付いたことは進歩だし、シャッター機構
からのダストがほとんどなく、センサーにホコリが付きにくくなったこと、またブロアーで
一吹きすれば取れてしまうようなホコリしか付かなくなったことなども改良点だ。


カメラとしての基本性能は間違いなく良くはなった。操作性に対してイロイロ苦情が出
ているが、私の場合、操作性にはあまりこだわらない。であるがリモートコントロール
を ON にしている場合、シャッター速度や絞り値を確認するためには必ずファインダー
を覗きながら、シャッターボタンを半押ししなければならないのは非常に不便だ。

AE ロックは SD では使ったことがないので、文句はない。が、使う人にはボタンを押
し続けなければならないことが使いにくいらしい。個人的には今のままでよいと思う。

フォーカスエイドの変更はチョット面倒。なぜ十字キーに割り当てなかったのかが不思
議である。

時々 SD14は「ブレ易い」と書いている人がいるけど、それは間違っている。ブレが「判り
易い」と言うのが正しい。カメラ自体は決してブレ易いカメラではない。が、分解能が非
常に高いため、わずかなブレであっても、それが判ってしまう。ピントぴったりのスッキ
リ画像を望むのであれば、手ブレとピンぼけには最大の注意を払わなければいけない。

ずいぶん以前にも書いたけど「画質が良すぎるためにレンズのアラや撮影者の手抜き
が露骨に判ってしまうカメラ」であることは間違いない。

|

コメント

コメントを書く