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露出計とストロボ 続き 2007/10/28

ストロボの G.N. を計ってみた。昔からナショPの実際のガイドナンバーは 70% と言わ
れていて、私も以前から本当のことを知りたいと思っていた。

何せ内蔵ストロボ以外で生フラッシュ(ストロボをカメラ位置から直接被写体に当てる
こと)はしたことがないので、正確なガイドナンバーがわかっていても、全く役には立
たない。もっぱらアンブレラか天井バウンスでしか使わないので、実際に撮影して、
絞り値を調整するのが普通の撮影方法である。

が、ストロボを整理しようと考えた時に、フト、実際の明るさが気になった。本当にナ
ショPの G.N. はそれほどいい加減なのか?

で、フラッシュメーターを再度購入して、確かめることになった。このフラッシュメーター
は中古品ではあるけど、以前の持ち主のプロカメラマン氏が今年の6月に基盤を新
品に交換してあると言うことで、スイッチ板の保護シールは貼ってあるままだし、開
けてみたけど、本当に基盤はピカピカの新品状態だった。定常光での測定値はぴっ
たり SD14 と一致しているので、まず間違いなく正しいと思われる。

で、測定の結果だけれど、PE-400 は G.N.28、PE-5651N は G.N.40、そして EF-500
DG SUPER の 50mm における G.N. は 32 という結果が出た。この値は入射光式で
測った値である。

ナショPに関しては、G.N. で 70%しかないことが判明。両方ともかなり古いものなので、
コンデンサーがくたびれている可能性はあるが、公称値よりはだいぶ少ない。実際の
光量で言えば半分である。

で、SIGMA EF-500 DG SUPER であるが、ISO100・50mm での G.N. は 40 と言うこと
になっている。が、実測値は 32 で 80% 程度の出力しかないことになる。

で、この値をアテにして写真を撮るとどうなるか。特に平らなものに対して正面から
の撮影だと2段(4倍)ほど露出過度な写真になってしまう。斜め 15°からだと公称
ガイドナンバー/撮影距離で、ほぼ適正露出になる。つまり、実測値でも斜め 15°
くらいから撮った場合、オーバーになってしまうのだ。

で、実際に 18% 反射板に対して距離1mで 15°の角度からストロボを当てて、その
後ろから撮影して、18% 反射板の RGB 値が 128,128,128 になる絞り値を求めたら、
どのストロボの G.N. も公称値に近くなった。つまり、各メーカーが公称している G.N.
は1mの距離で入射光式フラッシュメーターによって測定される値ではなく、少し強め
の反射光を元にした値であると言うことだ。生フラッシュが人物に対して正面から当
てられた場合には、ほぼ公称値のガイドナンバーで適正となる。

ナショPの実際のガイドナンバーは公称値の 70% と言うのは間違いではないけど、
その話は1mの距離から入射光式のフラッシュメーターで測定した値に基づいて言
われた話。ついでに、その値を元にして絞り値を設定して撮影したら、かなりの露出
過度になってしまう場合が多いことまで実験した人はあまりいなかったらしい。

デジタルだから簡単に実験できるようになった。良い時代になったものだ。

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