ISO50 その2 2007/10/05
ISO50 の画質が、ISO100 EV+1.0 と同じであることについて、もう少し正確に書か
なければ誤解されるかも知れないと思い、少し補足。
X3F のサムネイル画像はもちろん異なる。ISO100 EV+1.0 のがかなり明るく見え
る。で、私が比較したのは ISO50 をオールリセットで現像したものと、ISO100 EV
+1.0 をオールリセットから露出のみを -1.0 にして現像したもので、理論的には全
く同じ写真にならなければいけない。で、実際にほとんど同じものができあがる。
オールリセットで現像後の TIFF 画像を彩度やコントラストをかなり上げて比較して
も、差異を認めることはできない。
明度、コントラスト、色調、ノイズ等どこを比較しても、一緒である。考えてみれば、
これは当然のことで、一緒でなければ、逆におかしいことになる。
意地悪な言い方をすれば、ISO 感度 50 がセット出来るようになったけど、ISO100
で EV+1.0 するのと全く変わらない画像なので、大改良と言うほどではない。
「オート」で現像しても、本来は同じ結果にならなければいけないのに、ISO100
EV+1.0 のが少し明るくなる。もしかすると SPP は「オート」での現像時に撮影時
の EV 制御値を見ているのかも知れない。
ISO50 を使うことのメリットは何と言ってもノイズが低減されることである。もちろん
低感度なので、早いシャッター速度が必要な被写体や絞り込まなければいけな
い動態撮影には不向きである。
私自身は作例の撮影データをご覧頂ければ判るとおり、4月の下旬あたりから、
ISO100、EV+1.0 をデフォルトにして来たので、正直、あまり感激してはいない。
つい最近まで SD9 をメインで使って写真を撮影されていた「みみしん」さんは数
年前からこの方法で撮影して、低ノイズを実現していた。ノイズ特性については
SD10 が一番良いので、SPP3.0 で現像するのであれば、SD10 では無補正で
も問題はない。
いずれにしても ISO50 で撮影可能な写真を撮るときには、躊躇なく使うべきで
ある。
明日は延期になっていた「はな」の運動会、明後日は友人の家で AV 機器の配線を
手伝うことになっていて、月曜日は天気が悪そう。ということで、急遽本日をお休みに
して、ISO50 をテストした。
結果は「テクニカル」にアップしておくので、そちらを参照して欲しい。危惧したほどの
露出オーバーによる色の破綻や白飛びは発生しない。かなりコントラストの高い被写
体であっても、実用になる。彩度の高い赤や黄色に関しては、ISO100 でも過度の露
出を掛けた場合には破綻することがあったので、基本的には ISO50 でも一緒である。
シグマさんのサイトには「中央重点測光で」と書いてあるが、私は特に意識しなくても
良いような印象を持った。さすがに ISO50 で EV+1.0 にした場合には露出オーバーが
起きるので、気をつけなくてはいけない。
いずれにしても、ISO100 で EV+1.0 よりは ISO50 のが気持ち良い。
あ、肝心なことを忘れていた。ISO50 で撮影すると、ノイズは全然ない。
【追記】
2チャンネルで「オールリセットって何?」と書き込みがあった、SPP で現像してい
る人なら判るはずなので、今まで何の注釈も加えずに使って来たけど、考えてみた
ら私独自の表現であることに気がついた。2つある「リセット」ボタンを両方とも押す
こと。つまり、すべての現像パラメータが「0」の状態を言う。SPP1.1 までは「デフォ
ルト」、SPP2.1からは「X3F」と表記が変わったので、私は「オールリセット」が一番
わかりやすいと思って使っていた。これからも「オールリセット」と表現する。
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