« MACRO 70mm F2.8 EX DG 2007/11/11 | トップページ | 拡大撮影 2007/11/20 »

色の悩み。 2007/11/14

プロのレタッチャーに正しい色の出し方を聞いてみた。が、ケースバイケースと言う
答えが返って来た。さらに、常に目標となるのはクライアントがOKしてくれる色で
あって、それがすなわち出さなければいけない色であると言うこと。

さらには、「正しい色」を正確に出すためには最終的に出力される媒体とそれを観
察するための環境光が指定されなければならないため全く実用的でないと言う。
結局、標準的なディスプレイ環境と校正出力環境を作っておいて、その状態でク
ライアントに提示し、了解を得るのが通常の方法であるとのこと。

実際の印刷物に対する色指定は標準的な校正出力によってプリントされたもので
行われ、ほとんどの場合、それとほぼ同じ状態で印刷されるので、大きな問題は
ないと言うことだ。

ウェブ用の画像に関しては Eye-One を使って正確にキャリブレートされたナナオ
の CG211 の画像で確認してもらい、それを標準としているとのこと。

こう言ったプロの話が我々アマチュアカメラマンの色味に対するこだわりに何らかの
役に立つかどうかは、人それぞれの判断が異なるので何とも言えない。が、私が
思ったことは、自分自身の写真の色は自分自身で決めると言うことだ。もちろん、
可能な限り正しい色を再現することを目的とすることもあるわけで、そんな時のた
めには正しい色の出し方を知っていなければならない。

が、ここで再び正しい色とは何かという問題が出てくる。下の画像は私が画像掲
示板に貼った「風景を撮影する際にカスタムホワイトバランスを取って撮影したら、
こんな色になりました。」と言うサンプルである。で、これが正しい色なのか?
実際の色はもっと黄色みが強く、ホワイトバランス「晴れ」で撮った写真の色に
近かった。

       
左:カスタムホワイトバランス  右:ホワイトバランス「晴れ」


カスタムホワイトバランスを取ると言うことは光源の色の偏りを無くそうとすること
に他ならない。が、実際の光源の色が黄色に偏っていて、その光に照らされた風
景が、黄色みを帯びて見える時に、その黄色みを取ってしまうことは正しいことな
のだろうか?

特に風景写真とかスナップ写真の場合、見えているまんまではない色に変えてし
まうことが正しいことと言えるのだろうか?

まぁ、そんなことを言い出すとホワイトバランスって何?と言う話になってしまい
堂々巡りとなる。色の悩みは尽きない。


本日、maroのウェブサイトは 50 万アクセスをカウントしました。ご覧頂いている皆
様、ありがとうございます。100 万アクセスを目標にのんびり頑張ります。

|

コメント

コメントを書く