« 2日続けて銀座で夕飯 2008/01/29 | トップページ | いよいよ、DP1 2008/02/01 »

またまた、明るいレンズの悪口 2008/01/31

18-50mm F2.8 EX DC MACRO に少しだけ触手が動いている。このレンズの性
能はわかっているので、安心して買える。が、17-70mm があるので、ほとんど
使わないレンズになる可能性が高い。やっぱり、止めておこう。(^^;

17-70mm と 18-50mm F2.8 を比較した場合、描写力は間違いなく 18-50mm
F2.8 のが良い。が、17-70mm の描写が悪いかと言えば、そうとは言えない。
実用的には十分に良い描写をする。マクロや 18-50mm F2.8 と比較した場合
に、少し劣るかな?と言ったレベルなので、問題はない。

焦点距離のレンジは 17-70mm のが広い。望遠域で開放絞り値が暗くなるけど、
70mm で f:2.8 を使わなければならないケースは滅多にない。また、その場合は
MACRO 70mm と言う伝家の宝刀がある。

結論としては、レンズの描写力に目一杯こだわるのであれば 18-50mm、70mm
までの長さが欲しいのであれば 17-70mm と言うことになる。私の場合は実用
性を重視して17-70mm を選んだ。事実、私が最も使っているレンズである。


「けーざい」さんから 30mm F1.4 と 28mm F1.8 を比べて見てくれとブログにコメ
ントを頂いた。が、私は 28mm F1.8 を持っていない。SD9 を使っていた時には持っ
ていたのだけど、AF で使うとピントが合わないことが多かったため、手放してし
まった。現在の 28mm F1.8 はその頃のレンズより AF に対する性能が上がって
いて、コーティングも良くなっている。

比較するまでもなく、28mm F1.8 のが良い描写をすると思う。30mm F1.4 のが良
いと思えるのは明るさ、大きさ、重さ、デザインそれに HSM で、描写力にこだわりが
ないのであれば、30mm F1.4 のが良い。つまり、28mm F1.8 のが良いと思えるの
は描写力のみである。しかし、その描写力にしても、開放から f:2.8 くらいまではど
ちらのレンズも甘めである。

つまり、私の個人的見解は「どちらもイマイチ」。開放値を F2.8 にしてくれれば、もっ
と描写力の良いレンズがより小さく、より安い価格で供給されると思う。

MF の時代であれば、明るいレンズはピント合わせがし易いというメリットがあった
のだけど、AF ではなぜか明るいレンズだとうまくピントが合ってくれないことが多
い。実際に私の所有している 30mm F1.4 で無限遠の風景に AF を使ってピント
を合わせるためには、絞りを f:4 以上に絞らないといけない。逆に言えば絞り開
放の被写界深度以上に AF が狂うと言うことである。せめて6枚撮って1枚でも
良いからピントが合って欲しいが、実際には20枚くらい撮ってもダメだった。

もちろんシグマさんからボディと一緒に調整に出して戻ってきた状態で・・・。(^^;

明るいレンズにはスペックとしての魅力や、高価であるがために所有していること
の喜びを感じさせてくれることがあるのは否定しない。が、肝心の絞り開放の状態
で、写真撮影用光学機器としての最も重要な性能である描写力が無いのなら、
何のための明るさなのか、はなはだ疑問である。

昔々、レンズの性能を推し量るのに、初心者の方々は開放値を気にした。それが
レンズの描写力とは何の関係もないことを知るには、ある程度写真を撮って見な
いとわからない。だけど、いつのまにかレンズにとって開放値が最も重要な性能で
あるかのような風潮が生まれ、いまだにそれが続いている。デジタルカメラの性能
を画素数だけで判断しようとするのと非常によく似ている。

|

« 2日続けて銀座で夕飯 2008/01/29 | トップページ | いよいよ、DP1 2008/02/01 »

コメント

さっそくの両レンズ比較考察、ありがとうございます (^^)
私も当レンズ、30mmの固定焦点でそこそこの大きさ&HSMというあたりが選択理由でしたから、
明るさはほとんどまったく考慮の外、でしたっけ。(^^;
(F4以下はほとんど使ったことがない…)
ですから「開放値を F2.8 にしてくれれば、…」というご意見にはまったくもって首肯できます。

翻って、DP1のレンズの解放値F4というあたり、これはシグマさんの良心なのではと思ってみたり…

投稿: けーざい | 2008.02.01 01:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2日続けて銀座で夕飯 2008/01/29 | トップページ | いよいよ、DP1 2008/02/01 »