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またまた、明るいレンズの悪口 2008/01/31

18-50mm F2.8 EX DC MACRO に少しだけ触手が動いている。このレンズの性
能はわかっているので、安心して買える。が、17-70mm があるので、ほとんど
使わないレンズになる可能性が高い。やっぱり、止めておこう。(^^;

17-70mm と 18-50mm F2.8 を比較した場合、描写力は間違いなく 18-50mm
F2.8 のが良い。が、17-70mm の描写が悪いかと言えば、そうとは言えない。
実用的には十分に良い描写をする。マクロや 18-50mm F2.8 と比較した場合
に、少し劣るかな?と言ったレベルなので、問題はない。

焦点距離のレンジは 17-70mm のが広い。望遠域で開放絞り値が暗くなるけど、
70mm で f:2.8 を使わなければならないケースは滅多にない。また、その場合は
MACRO 70mm と言う伝家の宝刀がある。

結論としては、レンズの描写力に目一杯こだわるのであれば 18-50mm、70mm
までの長さが欲しいのであれば 17-70mm と言うことになる。私の場合は実用
性を重視して17-70mm を選んだ。事実、私が最も使っているレンズである。


「けーざい」さんから 30mm F1.4 と 28mm F1.8 を比べて見てくれとブログにコメ
ントを頂いた。が、私は 28mm F1.8 を持っていない。SD9 を使っていた時には持っ
ていたのだけど、AF で使うとピントが合わないことが多かったため、手放してし
まった。現在の 28mm F1.8 はその頃のレンズより AF に対する性能が上がって
いて、コーティングも良くなっている。

比較するまでもなく、28mm F1.8 のが良い描写をすると思う。30mm F1.4 のが良
いと思えるのは明るさ、大きさ、重さ、デザインそれに HSM で、描写力にこだわりが
ないのであれば、30mm F1.4 のが良い。つまり、28mm F1.8 のが良いと思えるの
は描写力のみである。しかし、その描写力にしても、開放から f:2.8 くらいまではど
ちらのレンズも甘めである。

つまり、私の個人的見解は「どちらもイマイチ」。開放値を F2.8 にしてくれれば、もっ
と描写力の良いレンズがより小さく、より安い価格で供給されると思う。

MF の時代であれば、明るいレンズはピント合わせがし易いというメリットがあった
のだけど、AF ではなぜか明るいレンズだとうまくピントが合ってくれないことが多
い。実際に私の所有している 30mm F1.4 で無限遠の風景に AF を使ってピント
を合わせるためには、絞りを f:4 以上に絞らないといけない。逆に言えば絞り開
放の被写界深度以上に AF が狂うと言うことである。せめて6枚撮って1枚でも
良いからピントが合って欲しいが、実際には20枚くらい撮ってもダメだった。

もちろんシグマさんからボディと一緒に調整に出して戻ってきた状態で・・・。(^^;

明るいレンズにはスペックとしての魅力や、高価であるがために所有していること
の喜びを感じさせてくれることがあるのは否定しない。が、肝心の絞り開放の状態
で、写真撮影用光学機器としての最も重要な性能である描写力が無いのなら、
何のための明るさなのか、はなはだ疑問である。

昔々、レンズの性能を推し量るのに、初心者の方々は開放値を気にした。それが
レンズの描写力とは何の関係もないことを知るには、ある程度写真を撮って見な
いとわからない。だけど、いつのまにかレンズにとって開放値が最も重要な性能で
あるかのような風潮が生まれ、いまだにそれが続いている。デジタルカメラの性能
を画素数だけで判断しようとするのと非常によく似ている。

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2日続けて銀座で夕飯 2008/01/29

昨晩、お客さんの所へ行って 10 年ほど前に作って、少し追加をしながら未だに使っ
てくれているアンケート集計システムの載せ替えを行った。お客さんが使っていたマ
シンを新しくしたための載せ替えである。

初めは ACCESS 97 で作ったのだけど、途中で ACCESS 2002 用に書き換えて、そ
のまま使えている。ACCESS 2007 でちゃんと動いてくれるかどうか心配だったけど、
ちゃんと動いた。

銀座まで歩いて 10 分ほどの距離なので、終了後銀座まで歩いて、天龍と言う中華
料理屋さんで広東麺を食べて、木村屋のアンパンをお土産に買って帰った。

銀座天龍でお仕事をしている知り合いには、月曜日がお休みと言うことで会えなかっ
たのがチョット残念。広東麺はスープの味付けが私の好みより少し濃かったけど、十
分に合格点。美味しかったです。

時々書いているけど、私は銀座ス○ヤカメラで9年間店員さんをしていて、当時そこ
と取引があった香港のカメラ・オーディオショップに誘われて丁度1年間、香港でマ
ネージャーの仕事をしながら暮らしていた。1982 年のことだ。もし、サッチャーさん
が香港を中国に返しますと言う約束をしなかったら、私は今でも香港にいたかも知
れない。

幸い、中華料理は好きなので、香港にいる間、食べ物に困ることはなかった。けど、
日本に帰って来てから、ほとんどの中華料理店の味付けが濃いことに気がついた。
同じ日本でも地方によって味付けが変わるので、関西ならもう少し薄味かも知れな
いが、関東地方の中華料理屋さんは、おしなべて味が濃い。

香港で食べた中華料理の味が恋しくなると、私は後楽園に行く。後楽園飯店の味
は懐かしい味である。

ついでに書いておくと「飯店」と言うのは本来の中国語では「ホテル」を意味する。
レストランであれば本当は「酒家」でなければいけない。


で、今夜も昨晩の続きで同じお客さんの所へ行った。本来存在していなければなら
ない出力の受け口となる Excel ファイルを決められたフォルダに置いてなかったた
め、エラーになってしまったからだ。私はちゃんと「これらのファイルがないとエラー
メッセージが出て止まりますよ。」とメールで事前に知らせてあったのに忘れてし
まったのが原因である。こちらはその可能性を見越して、それらのファイルをバック
アップしておいたので、私のバックアップから複写して事なきを得た。

当然、昨晩会えなかったお知り合いに今夜は会えるだろうと思って再び銀座天龍
へ。

昨年の OFF 会で会ったきりだったので、ほぼ1ヶ月ぶりにお会いできた。と言って
も、お知り合いさんはお仕事なので、のんびりお話は出来なかったけど、楽しかった。

DP-1 はいつ頃でしょうねぇ。と言う話になって、多分2月中には出るのではないか
と思います。などと、楽観的観測をお話しした。

ヨメさんに「あの餃子、お土産に買ってきてね。」と頼まれたため、名物の特大餃子
をお土産に買って、帰ってきた。

今夜の五目硬焼きそばも美味しかったです。また近いうちにおじゃまするかも知れ
ません。>walz さん

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「はな」に生ストロボ 2008/01/28

昨日の朝、「はな」を送りに行った際に少し予定より早く着いたため、3人でカフェに
入った。まだ1年以上先の話なのに、「はな」は小学1年生入学準備号を買っても
らって、熱心に読んでいた。かなり暗い店内だったので、内蔵ストロボを使って撮っ
た。手前に白いコーヒーカップ等があったため、少し露出不足になった。SD14 で人
物を生ストロボで撮影する場合、暗部にノイズが出るので ISO50 は必須。やや露
出不足になっても、シャープネスを下げたり、Fill Light を使わないことで、何とか
ノイズを目立たなくすることが出来る。

生ストロボは好きではないのだけど、バウンスが出来ないような場所では致し方
ない。撮影しないという選択もあるけど、記録的な意味合いを持つ写真なので、良
しとしている。記録的な写真はどんな場合でも、撮らないよりは撮った方が良い。


早くも1月の第5週が始まり、まもなく2月となる。仕事は相変わらず忙しいけど超
多忙状態からはなんとか抜け出した。普通のペースでお仕事が出来るのはありが
たい。

下で「チャート風」の撮影に使っていた CAPA 2004 年2月号の付録がボロボロに
なってしまった話を書いたら、Outliner さんから、「持っているので差し上げます」
とご連絡を頂いた。とてもありがたい。今度は撮影時以外はきちんと保管して、長
く使えるように気をつけよう。

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APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM 2008/01/26

APO 50-150mm F2.8 EX DC HSM のクローズアップでの描写力が以前のモデル
と比べて、本当に良くなっているかどうかの比較撮影を行った。

旧タイプは去年の 12 月に撮影して、新タイプは昨晩撮影をした。撮影のタイミング
は異なるが、条件的にはほとんど一緒である。

いずれにしても、私がテストした方法では、その差異を見いだすことは出来なかっ
た。[レンズテスト]にアップしてあるので、ご覧頂きたい。

2年ほど前からクローズアップのテストに使っている「チャート風」の被写体がヘロ
ヘロ状態になっていて、ぼちぼち別のものと変えなければいけないようだ。

撮影の度にセットするのが面倒で、私の部屋の窓ガラスに貼り付けたままにして
あるために、結露した水分を吸って、表面がボコボコになってしまった。

基本的には何でも良いのだけど、なかなか適当なものが見つからない。元は
CAPA の 2004年2月号の付録なので、今更新品は入手不能。

近いうちに何か適当なものを見つけるとしよう。「チャート風」の被写体として使わ
れるのは今回が最終となる。


明日の昼間は仕事になってしまった。明後日からはまた忙しくなる。頑張ろう。

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普通に多忙 2008/01/25

極端な多忙状態からは今週で抜け出したいと思っているけど、どうなるかは現時点
では不明。

多分、今度の土日も仕事で潰れるかも知れない。疲れているので、のんびり休みた
いのだけど、次から次へと依頼される仕事をこなすだけで精一杯である。


50-150mm F2.8 II EX DC HSM のクローズアップ時における描写力のテストを行い
たいと去年から思っているのだけど、時間がなくて出来ていない。仕事で潰れなけ
れば今日明日にでもやりたいと思っていたのだけど、難しいかも。

久しぶりに「はな」も撮りたいのだけど、これもどうなるかわからない。


手を入れて、ホンの1回乗っただけで、部屋の隅に置いてあるロードレーサーの写
真を撮って、パーツにバラして売ってしまおうと思っているのだけど、それをする
時間が取れないで、そのままになっている。

オークション用の写真を撮るのは楽しいので、これにも手を付けよう。自転車をバ
ラスのは1時間もあれば出来るけど、写真を撮るのが結構面倒。変速機やブレー
キ、クランクやペダル、ハンドル、シートピラーなど全て光モノなので、あまりいい
加減に撮るわけにも行かない。まぁ、楽しみながら写すとしよう。

久しぶりに「スタジオ風」の写真が増える。オークションに使用するための写真を
初めから「スタジオ風」に載せられるレベルで撮ると言うことを今思いついた。

今までは比較的良く撮れた写真を「スタジオ風」に入れたのだけど、よく考えてみ
たら、多少の手間は掛かっても、きちんと撮って、「スタジオ風」に追加して行けば
良い。

「スタジオ風」の写真を撮るには最も適したカメラを持っていながら、そのジャンル
にあまり力を入れていなかった。これからは、もう少しそのあたりを増やしてみよう。

以上の話を会社その1のカメラマンに話したら、一度その自転車を見せてくれと
言われた。バラさないで買ってくれるのであれば、ありがたい。


半年ほど放ってあったミラーサイトを更新した。現在はここと同じになっている。

万一に備えて借りているレンタルサーバーなのだけど、安いのだけが取り柄で、
速度が遅い。もっと速ければ、メインサーバーにしたいのだけど、悩んでしまう。

日本国内からアクセスしてくれている方は Nifty 及び鯖管理人さんに貸していただ
いている作例画像用サーバーのが速いので、わざわざミラーサイトをご覧頂く必要
はない。

Nifty のサーバーも「本当のビギナーのための写真講座」用に容量を増やしたの
だけど肝心の写真が撮れていないし、記事の執筆も進んでいない。

忙しいのは良いことなのだけど、過ぎるのはチョットしんどい。

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写真を撮りたい。 2008/01/20

明日までに終わらせなければいけない仕事が終わっていないので、日曜日と言う
のに、今日は会社その1へ出勤である。実データが入って稼働しているシステムに
プログラムと新しいデータテーブルを追加する場合、間違えてそれまでのデータを
書き換えてしまったりするとまずいので、そのあたりの確認を慎重に行う必要があ
る。何せ私がやることだから、必ずどこかに間違えがある。プログラマーが必要以
上に自分の仕事に自信を持つのは危険だ。システムが稼働中でも出来ない仕事
ではないのだけど、万一を考えて、今日のようにお休みを選んで作業する事にした。

おそらく午後の遅い時間までには終わると思うけど、はっきりとはわからない。バグ
がないことを確認する作業だけでも1時間くらい見ておかないといけないし、まぁ仕
方ない。

「はな」とヨメさんはワールドホビーフェアに行った。このところしっかりお休みしてい
ないのと、「はな」の写真を撮れていないことで、少し元気がない。歳なので、以前
のように無理はしないように気をつけている。身体が資本のお仕事なので、健康に
は人並み以上に気を遣ってはいるつもりだけど、チョット油断をすると熱が出たりす
る。

やりたくても出来ていない 50-150mm F2.8 II DC HSM のチャート風クローズアップ
の撮影を夜にでもやりたいのだけど、時間が取れるかどうか・・・。

年が明けたと思ったら、アッと言う間に 20 日である。今年は去年以上に忙しい年に
なりそうな感じで、良いのやら、悪いのやら。

これを書いているのは、会社その1へ向かう朝の電車の中。ぼちぼち乗り換えの飯
田橋駅に着く。今日は、とりあえずここまで。会社その1から、お昼休みにアップしよう。

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相変わらず多忙 2008/01/19

遅れ遅れになっていたお仕事の一つが、一昨日片づいて少しホットしています。が、
まだまだ押せ押せの状態で、お仕事が列を作って待っています。

少しのんびりしたいけど、チョット無理なようで、せめて気持ちだけでもゆとりを持って
行こうと思っています。


雲台を一個余分に買ったため、脚もついでにもう一本買ってしまいました。現在所有
しているのと同じ、スリックプロフェッショナル II です。私の撮影スタイルには丁度良
い感じで、大き過ぎもせず、小さ過ぎもせずです。

スリックのプロフェッショナル II に付属している雲台も結構良いのですが、何となく好
きになれないので、雲台だけオークションに出しました。マンフロットの3ウェイプロ雲
台 229 はしっかりしていて良いのですが、パン棒を握って左右に傾ける場合に、左
に動かすときはスムーズですが、右に傾ける時には少し力が要ります。まぁ、実用
上問題になるほどではないので、このまましばらく使ってみようと思っています。

知り合いからハイドロスタットボール雲台を購入したきに六角プレートアダプター 625
とカメラを縦位置で三脚にセットできるエルボーブラケット 340 をおまけで頂いたため、
それを取り付ける純正の雲台を使って見たくなって、マンフロットの3ウェイプロ雲台
229 を買ってしまったのですが、必要があって買ったわけではないので、チョット反省
しています。


       左:229 に取り付けた 340        右:405 に取り付けた 625

パン棒が3本付いている雲台を使うのは4年ぶりくらいで、慣れるのに少し時間が掛
かりそうです。でも、昔はこの手の雲台ばかり使っていたので、久しぶりの操作感を
チョット楽しんでいます。

アマチュアが三脚を4本も持っているのは贅沢だと思いますが、山のように三脚を
持っているプロもいますので、この程度なら、まだかわいい方でしょう。でも、あまり
使わないようだったら、やっぱり売ってしまうでしょう。

本当に使わないかどうかを見極めるために、せめて半年くらいは手元に置いておこ
うと思います。

素人志向さんにお貸ししてあったレボルビングアダプターも帰って来たけど、これ
と言った使い道がないので、どうしたものかと思案中。(^^;

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maro のウェブサイト、満5歳 2008/01/13

一日に4つも記事をアップするのは愚行です。が、このところ本当に多忙で、更新が
進まず、この至って個人的なブログを楽しみにしていただいている少数の方々に対
してのお詫びの印として、今まで書きためていたものをアップしました。


SIGMA SD のための maro のウェブサイトを公開してから、今日で丸5年が経ちまし
た。

SD9 に始まって、現在は SD10 と SD14 を使って、写真を楽しんでいます。いろんな
ことがあったような、なかったような。

一番大きなイベントはやはり SD14 の発売だと思いますが、下に掲載した私のサイト
へのアクセス数のグラフを見ても、一番一日のアクセス数が多かったのは SD14 の
発売日です。

SD14 については、良くも悪くも言われますが、出力される画像には一応満足してい
ます。

私的には 100 点満点だと 75点位は上げても良いかなと思っています。気に入らない
部分もいっぱいありますが、この価格でこれだけの写真が得られるので、当分使い続
けるでしょう。FOVEON 社の開発スピードが非常に遅いため、次のマシンがいつ出て
くるかは不明ですが、おそらく今年中には出てこないと思います。

DP1 は間違いなく今年中には出るでしょう。早ければ PMA に間に合うかも知れませ
んし、遅くても PIE が開かれる頃には発売されていると予想しています。

Google を使ってウェブサイトを検索する場合、通常はアクセス数が多いサイトが上の
方に出てきます。8ヶ月ほど前までは単に「maro」で検索しただけで、私のサイトが
トップに表示されました。

が、現在は、この雑記帳がトップには出ますが、本体の「SIGMA SDのための maro
のウェブサイト」は検索されたリストに表示されません。

そのために3ヶ月ほど前に、私はこのブログのトップに私のサイトへのリンクを作りま
した。

私のサイトがある日突然 Google の検索対象からなぜ外されたのかは謎です。もち
ろん Google に対して質問もしていませんので、ひょっとすると何らかの理由がある
のかも知れません。

もちろんこのサイトの正式なタイトルである「maroのウェブサイト for SIGMA SD14/
SD10/SD9」で検索すれば1ページ目には出てくるのですが、トップにはなりません。
何か変です。

今日から正式タイトル名を画面に表示されている「SIGMA SD のための maro のウェ
ブサイト」に変更して、様子を見ることにしました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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もっとシャッターを押し続けたい! 2008/01/13

カメラの良し悪しを他の人が納得するように評価するのはとても難しい。アサヒカメ
ラのニューフェイス診断室のように、測定可能な数値を並べて、他のカメラとの比較
において多い、少ないと評価する方法が良いのではないかと思う。

もちろん経験者(時には全くの初心者)に実際にそのカメラで撮影してもらって、そ
の印象を評価とするのも間違っているとは言えない。が、その方法では撮影者の
スキルや経験やモチベーション、その他イロイロが評価に強い影響を与える。

残念ながら理想的なカメラは存在しない。一番まともなカメラの選択方法は、主と
して撮影する被写体が撮影者が望むように写ってくれるカメラを選ぶことだろう。

私の場合は「望むように写る」と言う部分に強いこだわりがあるため、SD 以外の
カメラで望むように写ってくれそうなカメラが存在しない。つまり私としては SDが
出力するレベルの画質が得られるカメラなら、何でも良い。

でも、それが正しい選択なのかと聞かれたら、チョット答えに窮する。

もちろん主たる目的が記録的な写真であるため、私は写真雑誌のコンテストに応募
したこともないし(応募しても入選する可能性はゼロに近い)、応募しようとも思って
いない。ただし、万一(間違って)非常に良い写真が撮れてしまった場合には、試し
てみるかも知れない。(^^;

もし、私が撮影した写真を見てくれた人に強い感動やメッセージを伝えることを目的
としているのであれば(別の言い方をすれば、良い写真を撮ることを目的としている
のであれば)、私が選択した SD14 と言うカメラは適当ではないかもしれない。

誤解されると困るので書いておくと、これは SD14 では良い写真が撮れないという意
味ではなく、私のようなヘボカメラマンが子供の写真を撮って、それが良い写真と言
われるほどのレベルのモノであるためには、もっと立て続けにシャッターを押せるカ
メラであった方がありがたいと言うことだ。

でも、私の先輩に某スポーツ新聞社のカメラマンをしていた方がいるのだけど、彼に
言わせれば、本当のシャッターチャンスは連写では得ることが出来ない、予測と経験
で、実際にそれが起きる寸前にシャッターを押さなければならない。とのことだ。

確かにそうなのだろうが、私の場合はある程度連写していて、たまたま良いシャッター
チャンスが訪れることがあり、その時にシャッターが押せない状態(バッファフルで書
込中)であったことを結構経験している。1秒間に3コマは十分に速いのだけど、その
状態が4~5秒続く(連写可能枚数12枚)カメラであって欲しいと思うことは多い。

連続撮影可能枚数が6枚ではどうしようもなく足りないと思う人は結構いるとは思う
けど、未熟であるが故にカメラの性能に依存せざるを得ない私のようなヘボカメラマン
にとってはかなり切実な願いだ。

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ダイナミックレンジ 2007/01/13

昔々、印刷用の写真原稿はほとんどポジであった。写真製版で色分解するときに
ポジのが良い結果が得られたことがその理由だ。だから、広告写真などはほぼ
100% ポジで撮影された。

ポジの良いところはデンシティーレンジが広いことで、一般的な表現をすれば白と
黒の明度差が大きいということ、透過光で観察するので、当たり前と言えば当た
り前の話である。

一方、ネガは最終的にプリントすることを目的として使われ、記念写真など、普通
の人が普通に写真を楽しむために使われた。もちろん今でも「写るンです」などの
カメラ付きフィルムはネガで、最終的には印画紙にプリントされる。

どちらが良いと言うことはできない。目的に応じて使い分けるのが正しい。

さて、それではデジタルカメラはネガなのか、ポジなのか?少なくとも、撮影した時
に、そのままの状態で普通に写真として観賞できると言う部分に関しては間違い
なくポジである。RAW で撮影された画像は「現像」と呼ばれるファイル変換処理が
必要なので、ネガ的と考える人がいるが、ポジフィルムであっても現像は必要だっ
たわけで、「現像処理」が必要だからネガと考えるのはチョットおかしい。とりあえ
ず、ポジと言うことにしておこう。

ポジフィルムの特性として、露出オーバーには気をつけなければいけないと言うこ
とがある。ポジにおける露出オーバーは、フィルム上に像が何もない状態を作る。
いわゆる白飛びである。8 ビット RGB の値で表現すれば、255,255,255 で、それ
以上白くなることができない、真っ白な状態を言う。ピクセルが一度この状態になっ
てしまうと、元に戻すことは出来ない。値を小さくしても、明るい灰色にしかならな
い。ただ、必要な部分だけを選択して、色を付けてしまうことが出来ないわけでは
ない。もちろん、誤魔化しであるが、白飛びしたら救いようがないと考えるのが絶
対に正しいとは言い切れない。ただ、元の正しい色彩やパターンが完全になくなっ
てしまうことは確かだ。

なので撮影者は階調を表現しなければならない明るい領域がある場合は、この
白飛びが発生しないように気をつけて撮影しなければならない。これがポジで撮
影する際に露出は控えめに、あるいは明るい部分に露出を合わせろと言われて
いたことの理由である。

一方ネガでは、フィルム上でスコンと抜けた状態はプリントした場合には「真っ黒」
である。プリントするときに、どんなに露光を控えても、そこには像がないので、単一
なグレーにしかならない。だからネガにおいては、露出を多めに掛けるのが常識で
あった。しかもネガの場合は、必ずプリントされるため、その段階で明度や色調を調
整できるからポジほど露出や色調に気を遣わなくても済んだ。RAW ファイルはその
意味では確かにネガ的である。

真っ黒、つまりデジタルでは RGB で 0,0,0 の状態だけど、実際に RAW のデータが
この値を持っていることはほとんどない。イメージセンサーに発生するノイズのせい
で、センサーからデータを読み出した時点で 0,0,0 と言う状態はあり得ないのでは
ないだろうか。

もちろん現像処理の段階やカメラ内 JPEG に変換する段階でノイズリダクションが
理想的に働けば 0,0,0 になるべきピクセルは存在する。しかし、一度 0,0,0 になっ
てしまうと、いくら明るくしても、グレーにしかならない。もし、暗い部分に表現したい
トーンが存在する場合には、黒つぶれが発生しないよう、露出を多く掛けて撮影す
る必要がある。

しかし、好天で逆光の風景では、明るいところに露出を合わせれば、黒つぶれが
起き、暗いところに露出を合わせれば白飛びが起きる。

フィルムにしても、デジタルにしても表現できる階調はせいぜい7段と言われてい
るが、被写体がそれ以上の明度差を持っている場合には、どちらかを諦めるか、白
飛びと黒つぶれが発生するかも知れないとわかりつつも中間の値を取るか、撮影
者がその作画意図に合わせて決めなければならない。

つまり、デジタルカメラで記録できる明度差は使用するカメラが決まれば、おのず
から決まってくる、これがダイナミックレンジだ。ダイナミックレンジは正確には dB
(デシベル)と言う単位で表現される。一般的なデジタルカメラでは 60 dB と言わ
れている。dB を解りやすく説明すると 20 で割って 10 の階乗を取る。つまり60
÷ 20 = 3 だから 10 の 3 乗 = 1000 となる。一番小さい信号を 1 とするとその
1000 倍まで飽和せずに記録できるときに、このセンサーのダイナミックレンジは
60 dBであると言える。1:1000 と言うことは、倍々で考えれば、2,4,8,16,32,64,
128,256,512,1024 で 10段の明度差を表現できることになる。が、実際にはノイ
ズと信号の区別が明確ではないので、最低でも 8 以上の強度が必要となり、や
はり、7段あたりが表現可能な明度差と言うことになると言うことだ。

で、結局私は何が言いたいの?

撮れない写真を撮ろうと試みることは悪いことだとは思わないけど、季節、時間
帯、光の向き等により、実際の景色にはどう頑張っても綺麗に撮れない明度差を
持つものが存在する。そんなハイコントラストな被写体を写さなければいけなくなっ
たら、欲張らずに、明るいところか暗いところをバッサリ捨てなければならない。

悲しいけどそれが現実で、変に欲張っても何となく眠い写真ができあがることになる。

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シグマのレンズ 2008/01/13

私がレンズテストにうつつを抜かしていると2ちゃんねるで書かれたことがある。確か
にその通りなので、反論のしようがない。

しかし、自称 SD14 ユーザーの方の「俺は写真を楽しむ人なので、レンズの描写力
など気にしない。」と言う意見を受け入れるのは、私でもかなり抵抗がある。

自分が所有しているレンズでしっかり撮影したときに、どの程度の描写力があるの
かを知ろうとしないで写真を楽しめると言うのがイマイチわからない。撮った写真の
ピントが良くなかったときに、原因が自分自身にあるのか、使用している機材にある
のかが気にならないと言うことでしょう?・・・何かねぇ・・・

いずれにしても、あまりまともとでない書込は、他人に不愉快な思いをさせること
に喜びを見い出すと言うあまり自慢にはならない精神構造を持った人か、シグマの
製品に対する悪い話を作り出すことをお仕事にしている人が書いているのだろうと
決めつけることにしている。

私個人に対して批判的なご意見や提案があるのであれば、それ用の掲示板も私の
サイトには用意してあるし、このブログにコメントしていただいても良い。わざわざ
2ちゃんねるに書き込むのは、悪意があるのではないかと疑ってしまう。もっとも、
私やシグマの製品、あるいはシグマという会社に対して悪意を持ってはいけないと
言う決まりがあるわけではないし、世の中には本気で私やシグマに対して悪意を
持っている人がいるのかも知れない。でも、多分、悪意と言うよりは、私なりシグマ
なりをおとしめようとする作為を楽しんでいるのか、お仕事として行っているのでは
ないかと考えてしまう。実害があるわけではないから必要以上に気にすることもな
いのだけど、イヤな気分になることは確かだ。もっとも、こんな事を書くと、喜んでもっ
とイヤな気分にさせてやろうと考える人たちだから困ってしまう。

SD の描写が悪いだの、レンズが悪いだの、同じインターネット上にある作例などを
見てもらえれば発言に正当性がないことがすぐにわかるようなことを平気で書き込
むのは、2ちゃんねらーの評判を落とすことが目的なのかも知れないと疑ってみた
りもする。

でも、2ちゃんねる自体が「楽しければ何でもあり」と言うスタンスで運営されている
以上、それに対して文句を言う私も大人げない。

閑話休題。

シグマのレンズはとても良い。正しくは「価格対性能比を考えると、非常に良い」と
言うべきか。でも、気に入らない点が一つある。個体差である。同じレンズでアタリ、
ハズレが存在する。もちろん、シグマのレンズに限らず、他メーカーのレンズであっ
ても、個体差が存在すると言う話は良く聞く。キヤノンやニコン、その他カメラメー
カーのレンズに関してはシグマほどの個体差はないのかも知れないが、買ったり、
使ったりしていないので、責任ある発言は出来ない。

であるが、シグマのレンズに個体差があることは間違いない。一眼レフ用交換レン
ズは1枚ずつミクロンオーダーで研磨された多数のレンズを組み合わせて作られる。
だから、個体差が存在するのは仕方がないと思う。また、一本一本をじっくり時間
を掛けてチェックしていたら、出荷数量の目標を達成できないのかも知れない。特
に価格を考えた時には出荷基準値を高く設定することは出来ないだろう。

4年ほど前にその話を現在の社長にしたときに、社長が「価格を言い訳にしてはい
けないと考えています。」と言われた。が、実際に個体差が存在する以上、シグマ
フアンとしては悩ましい。高くなっても良いから出荷基準を上げて欲しいと思う反面、
ハズレの可能性があるレンズは一度シグマに送ってチェックしてもらえば良いだけ
の話なので、価格は抑えたままでいて欲しいとも思う。

SIGMA SD が両刃の剣であることも確かで、シグマのレンズを自社製のカメラで使っ
たときに最もその描写性能があからさまになると言うことが、痛し痒し。だが、シグマ
が SD を製造、販売している以上、SD のみが表現可能な純度の高い素直な画質を
より効果的に創造することができるレンズを製造しなければいけないというある種の
義務を負わされているのは確かだ。

私のレンズテストはシグマにとって大変迷惑かも知れない。が、良いものだけを掲載
して欲しいとか、手心を加えてくれと依頼されたことは一度もない。幸いほとんどのレ
ンズが価格以上の描写性能を持っているので満足している。「バラツキ」以外にはこ
れと言った大きな欠点は見あたらない。個々のレンズに対する私の評価は私のサイ
トの [FAQ非公式版] → [お薦めのレンズは?] をご覧頂きたい。

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忙しい・・・。 2008/01/12

昨日は自宅→南流山→新御徒町→上尾→自宅と言うルートで、会社その3の各
営業店を廻って、営業店用の営業管理システムをインストールし、VPN 経由で
SQL サーバーのデータを参照できることを確認する作業で一日が潰れた。

義弟からかなり難解な英語の論文を訳すことを依頼されていて、その作業で夜も
潰れた。

今、これを書いているのは今日廻る立川の営業店へ行く途中の電車の中。1時間
半くらいの長旅である。

と言うわけで、このところこの雑記帳に追加をしている暇が取れない。

この雑記帳を楽しみにしていてくれる方には申し訳ないと思っている。

実はこんな時のために書き貯めてある記事もあるので、多少暇が取れる明日には
2つばかり追加する。

マンフロットの 229 3D スーパープロヘッドが安く売られていたので、つい買ってし
まった。重くて大きい。私が持っている SLIK のプロフェッショナルII に乗せたけど、
少しアンバランス。雲台が重すぎるのは良くないと言われているけど丈夫な三脚
であれば大丈夫だろうと思っているので、多少重くてもあまり気にしない。デジタ
ルになったおかげで、実際に撮影して試すことにお金が掛からなくなったため、カ
タログ性能や宣伝文句の正当性を個人的に評価するのは簡単だ。

Tsubu さんが、三脚によってはミラーアップした時の振動が1~2秒続くものがある
と言っていたので、少し調べてみたけど、良くわからなかった。が、脚を伸ばさず、
三脚の全てのネジをしっかり締めても 200mm の望遠を着けた状態で、レンズフー
ドの先を上から軽く指先でトントンすると画面が動く。カメラボディや雲台の剛性が
足りないのかと思って雲台を動かないテーブルの上に乗せ、しっかり押さえてお
いて、同じ事をやってみたが、ファインダー内の画像は動かなかった。やっぱり脚
にわずかな弾性がある。コンクリートの上で、石突きを金属のスパイクにしても、
やはり少し動く。カーボンでも同じ事。このごくわずかな脚の弾性を取り除くのは
至難の業だろう。だから、よほどしっかりした三脚であっても、撮影時にカメラを揺
らす要因があれば、ブレる可能性があると言うことだ。

おそらくストーンバッグなどを使って重さを掛けてやれば、少しは良くなるだろうけ
ど、ミラーアップした直後にシャッターを切るのは気をつけた方が良さそうだ。

明日は私のサイトを公開してから丁度5年。やっぱり書きためていたイロイロを
一挙に放出してみよう。お楽しみに・・・。

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明けまして、おめでとうございます 2008/01/01

何かと忙しい年の暮れと、お正月です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

会津から帰ってきた 30mm F1.4 と SD14 の AF のテストを昨日やってみました。
結果はレンズテストの 30mm F1.4 のところにアップしておきましたが、f:1.4 ~
f:2.8 までは、AF で無限遠を6枚撮影したときに、そのうちの1枚でもしっかりピン
トが来る確率は 0 パーセントです。つまり、調整済みの SD14 と 30mm F1.4 の
組み合わせであっても、30mm F1.4 では AF は使わない方が良いと言うことです。
f:4.0 以上に絞れば別ですが、17-70mm より良い描写をするわけではないので、
風景で使うことはないでしょう。しかも、風景を撮るときには、オートフォーカスは使
わずに、無限遠指標でピントを合わせるのが正解です。ただ、このレンズは無限遠
指標も少し狂っていて、わずか手前に合わせてあげないとピントは合ってくれませ
んでした。

いつものチャート風をF1.4、距離約 1m で AF、MF でそれぞれ撮影しましたが、AF
でピントが合ったモノは 0、MF では3枚に1枚でした。やはり、どのような撮影であっ
ても、開放で使う場合には、ピントが来ることをあきらめて使うレンズだと言うことです。

このレンズは近寄れないと言われますが、最短撮影距離 40cm は私の場合、十分
に近寄れると感じました。このレンズの描写性能を考えると、それ以上の近接撮影を
しても、良い結果が得られないと思われますし、そう言った近接撮影には 17-70mm
か 18-50mm で対応できると考えられます。紙の様に薄い被写界深度が作り出す写
真も面白いとは思いますが、対象が動いている場合にはピントを合わせるのは至難
の業でしょう。デジタルですので数百枚も撮れば、何とかなりそうです。

夜景用と言うことで f:1.4 で夜景を撮影してみましたが、ハロとコマ収差のサンプルの
ような写真ができただけで、やはり f:4.0 以上に絞らないと悲惨な結果になるだけです。

私自身の明るいレンズに対する印象は元々、あまり良いモノではありませんが、この
レンズは私の明るいレンズに対する評価を確定してくれたレンズです。やはり、ダメ
です。


50-150mm F2.8 II EX DC HSM の2本目のテストも昨日行いましたが、105mm F5.6
での比較を撮り忘れたため、本日のアップは 50mm ~ 70mm までとします。明日は
105mm ~ 150mm までのテストを行います。Outliner さんからマクロ 150mm もしっ
かり借りました。

最初のレンズよりかなり良い結果が得られましたので、レンズテストをご覧ください。

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