DP1。新ジャンル? 2008/02/10
実際に撮影して見ないと正しい評価は出来ないけど、他の方々がβ機で撮影した
写真を見る限り DP1 は凄いカメラだと言うことが判る。
残念ながら一般的なコンパクトデジタルカメラ(以下「コンデジ」)が備えている手ブ
レ補正とか顔認識とか笑顔でシャッターが切れるとかの楽しい機能は搭載されて
いない。
多分、最終的にL版程度にプリントされて、記念写真としてみんなでワイワイ言いな
がら楽しく眺めるような写真を撮ることを目的として作れらたカメラではない。
もちろん、そうでないことを嘆いているわけではないし、そうでないからと言ってコン
デジとしての存在価値を疑問視しているわけでもない。
撮像素子がとてつもなく大きいので色々な機能をあの小さなボディに詰め込むこと
は難しいだろうし、手ブレ補正機構をあのレンズの大きさを維持したまま組み込む
のも大変だったと思う。それにしても、良くあのサイズに詰め込んだモノだ。
つまり、DP1 はシグマが市場に突きつけた新ジャンルのカメラであることを最大の
特徴とする。世の中に徹底的に画質を追求したコンデジが一台くらいあっても良い
だろう。
商業的に成功するかどうかはわからないけど、現時点で発表されている作例写真
を見る限りにおいては、このカメラを是非とも購入したいと思っている人たちに歓迎
されることは間違いない。もちろんキヤノンやニコンの最高級デジタル一眼レフの
画像ほど画素数はないし、高感度に強いわけではない。しかし、撮影者のスキル
が十分であれば、ほとんどの撮影シーンにおいて非常に高い精度の写真を撮影
可能であろう。
「よくぞこれだけのモノを作ってくれた。」と言うのが正直な感想で、発表後の長く
苦しい開発のプロセスにおいて初心を貫徹した山木社長の理想に掛ける情熱を
強く感じる。
レンズが交換できないので決して万能カメラではないが、私のような SD14 大好き
人間にとって、16.6mm のレンズを着けっぱなしにした SD14 の軽量ボディが 10
万円以下で手に入ると考えれば、何となく納得してしまう。
DP1 の画質は SD14 のそれより優れていると感じるので、SD14 にどれだけこの
DP1 に搭載されている画像処理技術が反映されるのかがとても気になる。
| 固定リンク


コメント