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桜咲く 2008/03/30

昨日は土曜日というのにお仕事であった。唯一救いなのはお仕事先のすぐ近くに
桜並木があること。

ヨメさんと「はな」の許可を得て、DP1 を持って出た。SD14 と 10-20mm も持っ
て出た。

東京駅八重洲口から日本橋へ抜けるさくら通りという道がある。この道の両側が
その名の通り、桜並木になっている。都会のど真ん中にある桜並木なので、桜の
木の下で宴会をするようなお花見客などはいない。が、町内会の人たちが沿道に
出店などを出し、この通り全体を歩行者天国にして、チョットしたお花見ムード。
いないだろうと思っていたお花見客もしっかりいて、驚いた。

なのでお仕事を始める前に、このさくら通りで DP1 と SD14 で桜を撮影した。
今までは DP1 と SD14 で同じ条件で撮影したのだけど、今回は少し趣を変えて、
SD14 では ISO50、10-20mm の絞り値は f:9.0 で撮り、DP1 は ISO100、f:6.3
で撮影してみた。どちらも私が最良の描写をすると信じている条件だ。

なお、フォーカシングも SD14 はマニュアルで、DP1 はオートにしてある。結果は
[テクニカル]と[スナップ]にアップしたので、興味のある方はご覧頂きたい。


4年ほど前に伊達淳一先生が「桜には SD10」と PC Watch の「デジタルでい
こう!」に書いてくれた。このサイトの[FAQ非公式版]でもリンクを貼ってあり、作例
もいっぱい掲載されているのでご覧になった方も多いだろう。

青い空の下、薄いピンクの花が咲き乱れる様子を綺麗に撮影できるデジタルカメラ
はあまりない。2004年当時は、皆無だったと言っても良いかも知れない。画素数が
あっても空と小さな桜の花の境界をスッキリ写すことは決して易しくない。シャープ
ネスを上げると桜の花の周囲が白くなり過ぎるし、シャープネスを上げないと空と
桜の境界が曖昧になる。

ある意味で未だにフィルムカメラの独壇場と言っても良い。それも 35mm ではダメ
で、最低でもセミ版(645)が欲しい。つまり、フィルムカメラであっても、かなり高い
描写力を要求される被写体だ。

別の言い方をすれば、桜の写真はついディスプレイ上で拡大して見たくなる類の
ものなのだろう。そして、遠くに写っている小さな花が綺麗に写っていることを見て
安心する。それほどの描写力を持ったデジタルカメラはあまり多くない。

幸い SIGMA SD シリーズと DP1 は描写力がウリのカメラだ。各社のフラッグシッ
プを所有している元プロカメラマン mu50 さんも桜を写すときは SD と言う。いつも
のことだけど、やはり細部の描写が魅力のカメラである。


DP1 と SD14 の写し比べをやるときにいつも感じることがある。それは DP1 では
ギリギリのフレーミングができないと言うことだ。明るい場所では液晶モニタの画
面も見づらく、手ブレを警戒するとどうしてもビューファインダーを使いたくなる。本
当は写って欲しくない部分まで写るし、ギリギリ入るだろうと思った部分が入って
いなかったりする。

実際問題として、それほどギリギリのフレーミングが必要なら DP1 は使わないと
いう選択肢もあるが、これほどの描写力を持ったカメラを使えないというのも悲しい。
画像掲示板で T.T さんが紹介してくれた UN のモニタリングPRO 液晶モニター
ルーペを私も一つ買うことにした。


今日は「はな」を連れて桜が綺麗だろうと思って船橋アンデルセン公園へ行って
きた。少し残念だったのは東京駅周辺では満開だった桜の花が五部咲き程度で、
少し寂しかった。

が、今日は 10-20mm を持っていたにもかかわらず、17-70mm をメインで使って、
DP1 と 17mm の画角を比べてみた。結論から言えばほとんど変わらない。一枚
だけ比較したものを後ほど[テクニカル]にアップしておく。

SD14 をメインで使っている人が DP1 を所有することのメリットはただ一つ。28mm
相当の広角が欲しいときにレンズ交換をせずにすぐに撮影可能なこと。ただし、
極端にフレーミングにこだわる人は一眼レフでないことに不満を覚えるかも知れな
い。

確かに慣れてしまえば液晶モニタを見ながらの撮影でも悪くはないが、やはり手ブ
レが起き易い。貧乏人の手ぶれ防止と呼ばれている連写撮影をデフォルトにする
のも一つの手段だ。

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