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ドラキュラ DP1 2008/03/08

[DP1 について]と[テクニカル]でご覧いただけるように、DP1 で太陽を画面に入
れた写真を撮ると、レンズの後玉とイメージセンサーのマイクロプリズムあるい
はセンサー直前にある赤外線カットフィルターとの間で起きている面間反射に起
因すると思われるある種のゴーストが発生する。とりあえず、センサーゴースト
と勝手に名付ける。正式な名称をご存じの方がおられたら、教えて欲しい。

太陽を画面に入れて写真を撮ることはあまりないけど、作例をご覧いただければ
わかる通り、私は朝日とか夕日は良く撮る。ビジターの方々も朝日や夕日なら、
比較的普通の被写体として撮影することがあるはずだ。とりあえず、かなり明る
くなってからの太陽を画面に入れると非常に困った結果になることはわかった。

夕べは午前2時過ぎまで起きていたので、朝日が出た頃はまだ寝ていた。今日
の夕日は撮れるかも知れない。朝日や夕日を撮った時にどれくらいのセンサー
ゴーストが確認できるかはやってみないとわからない。

私の場合、幸い真っ昼間に太陽を画面に入れて撮影することはほとんどない。
10-20mm のゴーストやフレアの出方を見たくて、テスト的に撮影したことはある
けど、風景や「はな」の写真では、太陽を画面に入れることは、ファインダーを覗
いて撮る限りにおいてはほとんどない。

でも、昼間の太陽はそれなりに魅力的なアクセントになるので、都会の風景写
真では、積極的に画面に入れる人もいる。センサーゴーストを「面白い」と言って
喜ぶ人がいるかも知れないが、そのような人は例外で、普通の感覚を持っている
人であれば、「とんでもない!」となるはずだ。

つまり、どう言い訳しても太陽が画面に入った写真を撮ることが好きな人にとって
は「致命的な欠陥を持ったカメラ」と言われても仕方ない。事実、その通りだと思
う。ハード的な問題なので、ファームウェアの改良でセンサーゴーストが低減され
る可能性は、限りなくゼロに近い。

とても気に入った写真が撮れて、そこに写っている太陽の周りにこのセンサーゴー
ストが発生してしまった場合には、レタッチによる救済しか方法はないだろう。
ただし、非常に手間が掛かる。


それとは反対に、こと夜景に関しては新たなノイズを少なく見せる処理によって
SD14 より少し進歩している。過度の露出をすると光点の周囲がセンサーゴースト
によって少しぼけるが、おおむね良好。夜に強くなって太陽に弱くなった DP1。
ドラキュラのようだ。(^^;

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コメント

maroさんはじめまして。
maroさんのサイトをはじめネットで数々のSDの写真を観
その写りに魅せられSD14ユーザーになったものです。
maroさんのウェブサイトにはいつも大変お世話になっています。
少しでもお役に立てればと思いつたない知識ながら書き込ませていただきます。

既にフォビオン掲示板にてSIGMAさんの見解をアップされた方がいらっしゃいますが、以前某掲示板にてdpreviewのサンプル画像の太陽周りの赤い点について、
”撮像素子面が後玉で反射して写り込んでるのか?”
という質問をして教えてもらったところでは、マイクロレンズゴーストや赤玉ゴースト/フレアといった風に呼ばれる現象で、デジカメではDSLR含め当たり前に起こる現象とのことです。
後で思い出したのですが、私もLX1で一度経験しさんざん調べて問題無しとのことで安心した、ということがありました。

その後調べたところでは、Canonが30Dの主な特徴で赤ゴーストという言葉を使っているのを見つけました。
以下Canon30Dページからの抜粋(問題があるようでしたら削除願います)

赤外カットローパスフィルターにより、画質低下の原因となる赤外波長域の光をカットします。赤外吸収ガラスとダイクロイックミラーによる赤外カットフィルターが、CMOSセンサー表面の反射により発生する赤ゴーストや、かぶりの原因となる赤外線を反射/吸収。さらに3層構造の垂直/水平方向の光学ローパスフィルターと円偏光位相板により、偽色や色モアレを低減します。

そしてこんな特許も持っているそうで。(リンクまずかったら消してください)2つ目では赤色ゴーストと述べられています。
http://www.j-tokkyo.com/2002/H04N/JP2002-281515.shtml
http://www.j-tokkyo.com/2007/H04N/JP2007-201536.shtml
残念なことに図面は添付されていないようです。
ちなみに赤ゴースト発生のメカニズムも書いてありますが、
私には何のことやらさっぱり。
というか読んでいて頭が痛くなり途中でやめました・・・。
0015からが当件でしょうか?
ただ通常は普通にゴーストとしてとらえられているようで、特に区別されている訳でもないようです。

なお肝心の30Dですが、Pbase掲載作をみるとかなり派手に赤玉が出ているようで・・?
ちなみにSIGMAさんが起こらないとしたSDでもわずかですが起こるようで
Kendall GelnerさんのPbase内に掲載された作品
Death Valley 2008の中の逆光シーンTwo on the Rimでみられます。

私見で申し訳ないのですが、要因は、ご推察の通り面間反射に起因するものと思います。
撮像素子面及びオンチップマイクロレンズで反射した光が、IR/ローパスフィルタや後玉によって再反射し、さらに多重反射を起こしてそれらが重なって写り込んでいるようです。
オンチップマイクロレンズ内部での反射も指摘されたのですが、そういった事象の例は確認できませんでした。

Pbaseなどで色々探してみたのですが、放射状に写るものもあれば格子状に整然と写るものもあり、さらにセンサー面で反射したものの中には、青玉や緑玉とベイヤカラーフィルタ配列そのままに写っているものまであります。(この2つは赤に比べて目立ちませんが、フォビオンの受光素子の色ってどんなんでしょう?)
撮像素子面で反射した光は拡散するので再反射しても結像しなさそうに感じるのですが。

ローパスフィルタで反射したものにはほこりがついたときに出るような白玉となって写っているものもあり(これは光源の色によって色が変わるようです。中には虹色になっているものも。)
さらに絞れば絞りの形で写ることもあり、光の入射角によっては口径食を起こしているものもあります。

そしてIRフィルタで反射した場合はその色を拾って赤色となって出るようです。
これはリンク先が詳しいですね。

光源周りがもわっとした感じに写るのもこの現象が一因のようです。DP1はこれは少ないように見えます。が、それが逆に赤玉が目立つ要因になっているようです。

対処法は既にmaroさんがなされているように開放で撮るのが一番でしょう。
絞ると光条が出やすくなるので天体撮影は開放がデフォのような気もしますが。
他のコンデジで目立たないのが、最近のオート撮影は露出オーバー気味に写るようになっていること、シャッター速度に上限があること及び絞り開放での撮影が基本であること、それと光源周辺に出るフレアの為だと思われますので。後は画像処理もしているのかな?

私が勝手に考えた解決策ですが、DP1のIRフィルタは断面図を見るとセンサーの直前についているように見えるので、位置をちょっとずらしてやるだけでかなり変わるのでは?出てくる絵が変わってしまっては元も子もありませんが、光学系もいじる必要が出るのでしょうか?後はレンズやセンサー面へのコーティングで対処できればそれに越したことはないですし、M8のようにUV/IRカットフィルタを後から配るようなやり方も・・・。
オンチップマイクロレンズをなくしてしまえればかなり有効なんでしょうが・・・。

DP1はSIGMA初のコンデジですし絶対的にサンプル数が足りていないのでしょう。SDにも同じことが言えるかもしれません。
後は我々が様々な条件で撮り色々な注文をしていけばまだまだDP1及びFOVEONには改良の余地があるはず。
私はOSレンズと一緒に買うことで安くしてもらえることになっているのでDP1が手に入るのは4月下旬以降になりますが、色々うるさく言ってぜひ次につなげてもらいましょう。

かなり冗長な文になってしまいましたことお許しください。

投稿 alcielo | 2008.03.20 09:18 午前

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