SD14 の次は? 2008/03/21
幸か不幸か今年の PIE で SD14 の次機種は発表されなかった。私自身はそれを
期待していない。が、DP1 のノイズの出方が SD14 のそれより少なく見えるので、
SD14 のファームウェアアップデートで DP1 と同等な画質が得られるようになって
欲しいとは思う。もし、DP1 の画質の良さが SD14 とのハード的な違いによるもの
であれば、その成果を現在の SD14 で実現することはできないだろう。
当然、次機種ではそれを反映させるはずだし、運が良ければそれ以上の成果を
上げる事ができるかも知れない。SD14N になるか SD15 になるかはわからない
けど、現実となったわずかなノイズの減少がファームウェアの変更で実現ができ
ないのであれば、TRUE を搭載した SD が出てくる可能性は高い。
DP1 で FOVEON センサーのコントラスト検出方式による AF の精度が非常に良
いことが実証された。いわゆるライブビューの機能を持たせた SD によって、ニコ
ン D3 が持っているようなスタジオモード AF が実現されることも期待する。
50mm F1.4 EX DG HSM がフルサイズ FOVEON センサーへの前準備だとは思っ
てはいないけど、もしそうであれば嬉しい。ただ、フルサイズ FOVEON 搭載機が
出たとしても、価格的にはかなりのものになってしまうと思われるので、買えない
可能性は高い。でも、私たちが SD24 の夢を見るのは自由だろう。(^^;
SD14 への要望は出尽くしているけど、敢えて列挙すれば・・・。
1.露出不足の部分に出るグリーンとマゼンタのノイズを低減して欲しい。
2.連続撮影可能枚数を増やして欲しい。
3.AF の精度を上げて欲しい。
4.ISO1600 での画質を実用的なレベルにして欲しい。
5.内蔵フラッシュにマニュアルモードを付けて欲しい。
すぐに思いつくのはこれくらい。かなり難しい注文かも知れないけど、SD ユー
ザーにとっては切実な願いだと思う。
もちろんボディ内手ブレ補正が搭載されたら嬉しいけど、シグマの場合はニコ
ンやキヤノンと同じレンズ内方式で行くようなので、実現する努力自体してい
ないかもしれない。ニコンやキヤノンが必死で宣伝しているように、手ブレ補正
効果がファインダーで確認できることは大きなメリットだと思う。
デジタル水準器や色収差補正、ディストーション補正、周辺減光補正あたりは
搭載して欲しいけど、まだ当分先の話だと思う。
カメラもどんどん進化している。おそらくこれからも進化は(多分永遠に)続くのだ
ろう。SIGMA SD がどの様に進化して行くか、楽しみであるが、あまりに時間が
掛かりすぎるのが少し悲しい。
今年の PIE で新たに出品されたのは 120-400mm、150-500mm、200-500mm、
50mm F1.4 である。これらの内発売時期が決まっていないのは 200-500mm と
50mm F1.4 。
昔の SMC TAKUMAR 50mm F1.4 やズイコー 50mm F1.4 のサイズを知っている
ので、今回の SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM は異常に大きいと感じる。が、性能
重視で作るとこうなってしまうのだろう。
MACRO 70mm F2.8 EX DG は焦点距離や明るさの割にはレンズのサイズはかなり
大きい。おそらく 15-30mm とか 120-300mm F2.8 等はコンパクト化をあまり考慮せ
ず、描写性能だけを追いかけた結果なのだろう。確かに大きくて重いレンズは敬遠し
たいけど、実際にはかなり良いレンズが多いので、サイズや重さを理由に使わない
のは賢明とは言えないのかも知れない。
それにしても、フィルターサイズ 77mm の標準レンズを作ってしまうシグマの画質最
優先主義は賛否のあるところだろう。が、シグマの光学技術者さんが、設計性能を
上回るレンズだと言っていた。Outliner さんが EOS に着いていたこのレンズを覗い
て、早速予約したとの事なので、彼が入手し次第、お借りしてテストしてみたい。
内緒ですよとは言われなかったので、新ネタを一つ。非常に近い将来 46mm 径の
APO クローズアップレンズがシグマから発売される。DP1 で 20-30cm の撮影距離
に対応するそうだ。通常のクローズアップレンズで起きる色収差を低減するために、
SLD ガラスを1枚使った1群2枚構成のレンズで、以前はシグマでも作っていた高
性能クローズアップレンズだ。なお、他の径での予定はないとのこと。多分、46mm
径でも結構高いのではないかと思う。
各カメラ雑誌の4月号、DP1 の記事だけをパラパラと立ち読み。一言で言えば、画質
に関しては大絶賛。FOVEON と 16.6mm F4 と TRUE のコンピネーションが作り出す
自然で高解像な画質がコンパクトなサイズに凝縮されたことはとてもすごいことだと
思う。
が、5年も前から FOVEON の画質になじんでいる SD ユーザーにとっては、何となく
しっくり来ないものがある。今頃になって FOVEON の高画質を大騒ぎしているのが
滑稽である。いかに各カメラ雑誌が大広告主であるカメラメーカーに気を遣って記事
を書いているのかが良くわかる。シグマから大メーカーとは競合しないカメラが出た
とたんに大絶賛されてもあまり嬉しくない。
DP1 の良いところは非常に明確なコンセプトを持ち、そのコンセプトを実現し、そのコ
ンセプトに共感するユーザーに対して強力なアピールを行っているところにある。人に
よっては使えないと言う人もいるだろうが、シグマが明言している通り、万人向けのお
手軽コンパクトデジタルカメラを作ったわけではないので、買わない人が出てくるのも、
当然であろう。
今回の PIE に関して文句がある。毎度の事なのであきらめてはいるが、新発表の試
作品レンズ数本がカメラに装着して覗けるようになっている。でも、なぜか SA マウン
トではなく、EOS マウントである。確かに EOS マウントは SA マウントの 100 倍くらい
の本数が売れると思う。が、カメラメーカーであることを目標としているシグマが、PIE
に展示する新商品に自社のマウント(展示ウィンドウの中に入れてあるとの事だが)を
用意していないのはチョットお寒い。
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コメント
あんまりあっけなく次機種が出てしまいますと、
あれだけ万全を尽くし自信を持って完成させたとアピールしたSD14って一体何だったのか、
首を傾げてしまいますよね〜 (^_-)
クローズアップレンズ情報はありがたいです。
私は本体を買う前から付属品をあらかじめ買っておく習慣がありまして、
(後戻りできなくなるよう自分から追い込んでゆくのデス…)
無駄に汎用製品を買いそろえてしまうところでした。
DP1はやっぱり、SD14のとき同様、5月まで待ち、ですかね〜
DP1、DP1と皆が騒がなくなり、
DP1で撮影された写真を、DP1の作例としてではなく
普通の写真としてしか見なくなるくらいの頃が丁度よいかな、とか。(^O^)
投稿 けーざい | 2008.03.22 03:21 午後
maroさん、こんばんは。
SD9とDP1を使っているharetaraiineといいます。SD9の頃からmaroさんのHPではお世話になっています(勉強させていただいております)。
ところで、今日、46㎜径のクローズアップレンズを池袋ビックで散々探し回ったのですが、見つけることができずガッカリして帰ってきたところに、maroさんの新ネタ見ました。ほんとうにうれしいですね。少々高くても純正を待ちたいと思います。
価格の板でケンコー№3の2枚重ねの作例がありましたが、あれだけいい写りをするのですから、純正ならどんな写りするんだろうとワクワクします。まぁ、大差なくてもケンコーに劣ることはないと思いますが。元々、46㎜径のクローズアップレンズが少ないのにDP1ユーザーが買っているため品薄になっているのでしょうか。そんなわけないですよね(笑)。池袋ビックのデジカメコーナーでは、DP1のデモ機はいつも見向きもされず、寂しそうです(笑)。一般的な認知度は低いんでしょうかね。まあ、ユーザーとしては、どっちでもいいんですが・・・
長文失礼しました。
投稿 haretaraiine | 2008.03.21 11:05 午後