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今週末は多忙。 2008/06/25

昨日、シグマのサイトで18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM のレンズ構成図を見た。
古いレンズカタログから以前の 18-125mm F3.5-5.6 DC の構成図を引っ張り出し
て比べてみた。全然違う。今度の 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM は以前のも
のとは異なるレンズだ。そして、18-200mm OS に似ている。そう言えば 18-
200mm OS と OS なしの 18-200mm も全然違うレンズである事を思い出した。

お天気が悪いせいもあるけど、このところの週末は雨の合間を縫ってレンズテスト
ばかりで、普通に写真を撮っていない。正直言ってレンズテスト自体を楽しんでい
るので、フラストレーションにはならないけど、何となくさみしい。

今週末は結構忙しい。土曜日は「はな」の幼稚園でバザーがある。園内行事に関
しては、原則撮影禁止なので、カメラを持って行ってもバザーそのものは撮影でき
ない。まぁ、そのあたりは特に問題ではない。ヨメさんが厚生係なので、バザーに
かかり切りになるため、「はな」の面倒を見ていなくてはいけない。18-125mm OS
が入手できていればテスト撮影を行う予定だけど、時間があるかどうか。

日曜日は午前中から午後2時近くまで高校の同期会兼同窓会で、同期会の記念
写真の撮影を頼まれている。その後は Outliner さんの撮影会に行き、スタジオで
のポートレート撮影となる。

私の場合、ポートレート撮影とは名ばかりで、レンズの実写テストをしているような
ものなので、その意味での楽しみはある。ただ、120-400mm あるいは 150-500mm
を持って行くべきかどうかチョット悩んでいる。

人の顔を素直に写そうとするなら、なるべく焦点距離が長い方が良い。超広角レン
ズで人の顔のクローズアップを撮影すると良く解るけど、鼻が大きく写り、周囲が
小さく写る。実際には 85mm くらいからそういった強調は目立たなくなるが、望遠
になればなるほど遠近差がなくなり素直な描写となる。

スタジオでの撮影なので無理に背景をぼかす必要がない。だから、極端に長い玉
は必要ではないのだけど、ポートレートに使用した際にどの程度の描写をするのか
は見てみたい気もする。少々重たいが、どちらか1本は持って行こう。

もちろんメインは 50mm F1.4 で、カリカリでありながら柔らかさを持った描写になる
のではないかと期待している。

このままではますますレンズが増える。が、どのレンズをお嫁に出すかでまた悩む。
とりあえず MACRO 50mm F2.8 は本当に使わないレンズになるのでオークションに
出した。SMC TAKUMAR 50mm F1.4 もオークション出品中。

80-400mm F4.5-5.6 EX OS に関してはまだ悩んでいる。多分 120-400mm OS
を購入してもしばらくは持ち続けるつもりだけど、欲しい方がいたらお譲りしたい。

18-125mm OS が 18-200mmOS を明らかに上回る描写をするようなら、18-
200mm OS をお嫁に出して、18-125mm OS に変えるつもりだが、テストの結果
次第である。

それ以外に使わなくなりそうなレンズは無い。10-20mm、17-70mm、50-150mm、
30mm、50mm、70mm、105mm。80-400mm は多分 120-400mm になる。M42
がSMC TAKUMAR 35mm F3.5 と MC JUPITAR-9 85mm F2.0。

マクロ 150mm を欲しいと言えば欲しいのだけど、実際の撮影にはほとんど使わ
ず、レンズテストの時のリファレンスになるだけなので、必要なときには Outliner
さんからお借りすることで用は足りている。

私がいつも絶賛する 100-300mm F4 を持っていないのは裏切り行為のような気
もしないではないが、なぜかこのレンズだけ鏡胴のデザインが古い。新しいデザ
インになったら、その時に悩むとしよう。でも、OS が付いたら間違いなく買ってし
まうだろう。

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18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM 2008/06/23

18-200mm F3.5-6.3 DC OS があるのに、18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM を
出してくるシグマの意図が良く解らない。ユーザーの多様なニーズに応えるため
というのは本当だとは思うけど、ユーザーとしては選択に迷う。

選択肢が多い方が良いことは確かなので、文句を言う筋合いはないのだけど、18-
200mm OS を所有している身としてはこのレンズの導入を検討することの意味を
考えてしまう。

確かに 18-200mm の望遠側の描写はあまり褒められたものではない。中央部は
良いのだけど、周辺部では描写が甘くなるし、倍率色収差も目立つ。

が、そのあたりを解っていて使うのであれば、実用的には十分。OS もよく働く。


SIGMA 18-200mm F5.6-6.3 DC OS @154mm f:6.3 1/50 Sec. ISO 50


SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS @200mm f:8.0 1/40 Sec. ISO 50

となると、18-125mm OS は不要である。が、もし 18-125mm が全てのレンジに
おいて 18-200mm OS より良い描写をするとなると話は別だ。125mm より長い
焦点距離が必要でないケースでは、18-125mm を使う方が良いと言うことになる。

3本目の DC レンズとして発売された以前の 18-125mm F3.5-5.6 DC は悪い
レンズではなかったが、描写力に関してはイマイチのレンズであった。構成図を
調べてみないと解らないけど、新発売になった 18-125mm OS はおそらく以前
のものとは異なるのではないだろうか。

軽量で高倍率のズームレンズはそれなりの存在意義はある。とりあえずのレン
ズとしては OS の搭載もあって、お薦めのレンズでもある。が、特に SD で使う
場合において、どの焦点距離においてもユーザーの描写力に対するこだわりを
満たしてくれるだけの描写力を発揮するわけではない。

18-200mm OS は 50mm 近辺において非常に高い描写性能を見せてくれるけ
ど、広角端や望遠端では多少甘いレンズとなってしまう。もちろん価格やズーム
倍率を考慮すれば致し方のないところだ。それに、広角端にしても、実用に耐え
ないほど悪いわけではない。


SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS @18mm f:9.0 1/200 Sec. ISO 50


SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS @31mm f:5.6 1/20 Sec. ISO 200


SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS @42mm f:8.0 1/5 Sec. ISO 50

いずれにしても 18-125mm がどれほどの描写を見せてくれるのか、楽しみで
ある。

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超望遠ズーム、我が家の世代交代は? 2008/06/22

80-400mm OS と 120-400mm OS と 150-500mm OS を比較して、悩んでいる。

ズームレンジの全域で現在所有しているレンズと同等の描写をし、重量は変わりな
く(なぜか 120-400mm のが軽く感じるが)ほんの少し細くなって、ほんの少し長く
なったレンズ。150-500mm はより長いレンジを持ち、描写も悪くはない。

一番大きな差は広角端が 80mm と 120mm。80-400mm を使っていて 120mm
より短い焦点距離を使うことはほとんどない。そのあたりなら 50-150mm の描写の
が良い。肝心な望遠端の描写もほとんど同じである。この手の望遠ズームで最も
頻繁に使われるのは望遠端である。150mm だと焦点距離の連続性で私が気にし
ている「かぶる部分」がない。18-200mm OS があるけど、18-200mm は
「これ一本!」の時に持ち出すレンズで、用途が異なる。

だから、今までの超望遠域リファレンズレンズを 80-400mm から 120-400mm
あるいは 150-500mm に交代させるべきかどうか悩んでいる。

AF の速度がまるで違うので、その点だけで新ズームに乗り換える意義はある。
OS も何となく 80-400mm よりは機敏に動作しているような気がする。

一番の問題は、やはりお金である。このところ三脚やら 50mm F1.4 やらを購入し
たため、フトコロが風邪を引いている。新ズームを購入するためには、どう考えても
80-400mm を手放さなければならない。

しかし、私の 80-400mm はチョット問題がある。写りはご覧頂ける通り、最新の
ズームレンズと比較してもひけを取らない。が、製造番号が発売時期も価格も不明
な発表の時点で一番に予約を入れたお礼として、与えられた 1000001 なのだ。(^^;

80-400mm を残したままで、120-400mm、あるいは 150-500mm を購入するのは
絶対に不可能というわけではない。が、どちらかを買ったら、80-400mm は使わなく
なることは確実だ。

新しいお仕事が入りそうなので、しばらくは現状維持のまま。お金が入ったら
120-400mm か 150-500mm を購入するのが賢明であることは確か。

あるいは 80-400mm を先に売ってしまって、購入資金の一部に当てれば、あまり
無理せずとも 120-400mm あるいは 150-500mm を購入することは可能だ。

実に悩ましい。新ズームが出たので、相場も下がっている。オークションで売るのは
ものすごく抵抗がある。変に高くなっても恥ずかしいし、安くても悲しい。

う~~~n。困った。大騒ぎするほどの違いは無いのだから、このままでも良いので
はないかと考えてしまうことも確か。秋の運動会まで悩み続けるのか・・・。

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APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM 2008/06/19

もう少し早く借りられるかと思っていた APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM
と APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM が届いた。雨が降ってはいなかったの
で、仕事を小さぼりして、とりあえずのテスト撮影を行った。

後ほどレンズテストにアップするけど、120-400mm のテスト分のみをとりあえず
ご覧頂く。いずれも 80-400mm OS 旧タイプとの比較である。


120mm f:7.1


210mm f:8.0


400mm f:9.0

絞り値の設定に少し迷ったけど、いずれも開放から1絞りだけ絞った状態なので、
最良の画質ではないと思う。週末にはもう少し絞った状態でテストする予定では
あるが、あまり絞りすぎると「良くて当たり前」とクレームを付けられるので、この
あたりの絞り値が実用性を考えた場合には妥当なところだろう。

幸か不幸か 80-400mm が広角側の描写がかなり良いレンズであるため、
120mm では差は出ていない。が、210mm でわずかな差、400mm ではかなりの
差が出ている。昨日の作例をご覧いただければお解りのように、80-400mm は
決して悪いレンズではない。で、それ以上の描写力と言うことは 120-400mm OS
はかなり良いレンズだと言うことだ。

さらに合焦速度がかなり違う。特に焦点距離が長い場合にかなりの差が出てくる。
さすがは HSM である。ヒュンヒュン(実際には音はしない)と言った感じでフォーカ
シングされる。

週末にはもう少しのんびり、80-400mm の水平をちゃんと出して再度撮影する。
150-500mm もテストしたが、120-400mm とほとんど変わらない。

詳細で厳密なテストはもう少しお持ちいただくが、期待した以上のレンズである
ことは間違いない。

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超望遠ズーム 2008/06/18

APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM と APO 150-500mm F5-6.3 DG OS
HSM はレンズ構成が全く一緒で、どちらも 3.3 倍の望遠ズームレンズである。
400mm以上の望遠なので、超望遠と呼んでも良いだろう。この長さになると三脚
の使用が前提となる。が、それでは何のために OS 機能が装備されているのか
わからない。OS が搭載されているので、それなりの条件では手持ち撮影も出来
ますと言うことだ。だが、レンズテストでは OS を OFF にする。三脚を使用した状
態で OS を ON にすると細かいブレが発生することがわかっているからだ。

今月いっぱいは借りていられるので、スナップでの試写も行えるだろう。その際に
は手持ちで頑張ってみる。望遠端で 1/60 秒がブレなかったら OS の効果を認め
よう。


SIGMA SD10 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:5.6 1/60 Sec. AF
(シャープネスを -0.5 してある)

私が現在所有していて、滅多に使うことがない 80-400mm だけど、120-400mm
および 150-500mm と比較して、明らかな描写力の差がある場合には、現役を引
退させる。80-400mm OS は AF の合焦速度が遅いので、その点に不満はあるが、
SD14 ならイザとなればマニュアルでのフォーカシングが可能なので、使い続ける
かもしれない。80-400mm は私が望むレベルでの描写力はあるので、無理に交換
したいとは思っていない。まぁ、無理に交換出来ない一番の理由はお金がないと言
うことなのだけど・・・。(^^;


私の場合、純粋な風景写真はほとんど撮らない。広い公園での子供の撮影や運
動会、あるいはポートレート撮影会の時などで使うくらいで、あまり出番はない。
にもかかわらず 80-400mm が不要と感じたことはない。


SIGMA SD10 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @128mm f:8.0 1/200 Sec. AF

50-150mm が出る以前は 105mm より長いレンズが必要な場合には、このレンズ
を持ち出したのだけど、50-150mm が出てからは、さらに出番が減った。が、やはり
無くなっても良いレンズとは思っていない。150mm より長い焦点距離が必要になる
かも知れない場合には、やはり 80-400mm の出番になるからだ。


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:10.0 1/30 Sec. AF

実用的なケースでこのレンズが一番役に立ったのは、高校の先輩に頼まれて男声
合唱団の舞台写真を撮ったときだ。客席のほぼ真ん中から撮って、舞台の上で歌っ
ている4人分のバストショットが撮影できた。


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @351mm f:5.6 1/13 Sec. MF

確かに出番は少ないレンズなのだけど、イザと言うときにはやはり1本あって欲し
いレンズである。もう少し安いとありがたいのだけど、80-400mm EX DG OS の
価格と比べたら半値である。文句は言えない。しかし、このクラスの各社純正レン
ズは売れなくなるだろうなぁ・・・。

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アクセス数 2008/06/17

この4日間、私のサイトのアクセス数が異常に多い。このところ一日平均 500 件く
らいだったのが金曜日は 689、土曜日は 1654、日曜日は 990、月曜日は 888 で
ある。

50mm F1.4 に対する関心が非常に大きいのが原因だとは思うけど、DP1 が発売され
た時より多いので、驚いている。

SD ユーザー以外にはあまり売れないだろうと思っていたが、ここまで良いと他社の
カメラユーザーにも売れる可能性が十分にある。

この数年、シグマ製レンズに対する一眼レフユーザーの認識が変わって来たことは
間違いない。良いものを作れば売れると言う会長の信念が結実した結果であろう。

広告宣伝にあまりお金を掛けない会社なので、テレビコマーシャルなどは決して
やらないだろうけど、DP1 の発売によって一般のカメラユーザーにもブランド名が
浸透してきた。

SD ユーザーにとってシグマ製レンズは唯一の AF、AE が可能な純正レンズであり、
他社カメラメーカーのユーザーのようにサードパーティー製レンズの恩恵にあずか
る事はできない。しかし、シグマがそれを不幸と感じさせないだけの性能と価格を
実現してくれていることは確かだ。

ではあるが、これ以上新製品を出されたら私のフトコロが風邪どころか肺炎になっ
てしまうのでしばらくは控えて欲しい。(^^;

今週末には 120-400mm OS と 150-500mm OS のテスト、来週末は 18-135mm
OS のテストになりそうだ。

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SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM テスト終了 2008/06/16

現在、50mm F1.4 と言うレンズはどんなレンズなのだろう。35mm フルサイズのセン
サーを搭載したデジタル一眼レフ、あるいは銀塩の 35mm 一眼レフユーザーにとっ
ては、やはり普通の標準レンズだ。

F1.4 は確かに明るいが、こと 50mm に関しては当たり前の明るさで、「開放値 F1.4」
などと強調しても昔から一眼レフを使っている人たちにとっては、当たり前すぎて、
バカにされるだけだ。私も 50mm F1.4 は普通のレンズと言う感じである。

だから、私はシグマが 50mm F1.4 を作るとは夢にも思わなかった。なぜならこのレ
ンズを作って売ると言うことはカメラメーカーの隙間をねらうどころか、同じ土俵の上
で真っ向から勝負を挑むことになるからだ。

確かに一般的な APS-C サイズのイメージセンサーを搭載したデジタル一眼レフの
ユーザーにターゲットを絞れば、50mm F1.4 は「誰でもが持っているレンズ」ではな
くなる。望遠と呼ぶには少し短いため、長焦点レンズと呼ばれる 80mm くらいの画
角を持つ明るいレンズとなる。

そう考えると、敢えてシグマが 50mm F1.4 を出してきた理由もわからないではない。
が、並み居る純正 50mm F1.4 と比較して、安いわけではなく、小さくもなく、軽くも
ない。

他の方々がどの様な評価を下すかはわからない。が、このレンズを描写力をけなす
のはとても難しいと思う。

SD14 ユーザーにとっては最強のポートレート用レンズ。50mm マクロの描写にひと
味付け加えたいと思ったら、このレンズがお薦め。MACRO 70mm とこのレンズがあ
れば、チョイ長の焦点距離は万全。

MACRO 50mm F2.8 EX DG を所有し続けるべきかどうか悩んでしまう。今まで
MACRO 50mm はリファレンスとして持っていただけで、実際の撮影にはあまり使わ
ない。MACRO領域での撮影を行わなければならない場合には 70mm がある。
70mm で引きが取れない場合は50mm F1.4 で大丈夫。引きが取れないと言うこと
は目一杯のマクロではないからだ。

そして、本日以降 50mm のリファレンスはこのレンズになる。ご覧頂いた通り、無
限遠の描写ではマクロより優れているからだ。

SD14 ユーザーでこのレンズを買わずにいられる人はいったい何人いるだろうか?

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SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM テスト中 その2 2008/06/15

さらに続行。逆光性能を見ました。レンズテストには上げませんが、非常に良いです。




画面下に小さくボケたゴーストが出ています。が、それだけ。優秀です。


SD14 に小型ストロボを載せて、自宅で「はな」のポートレートを撮りました。


今更ですが、フルサイズ 85mm の画角がポートレートレンズと呼ばれた理由が
わかるような気がします。しかも、f:2.0 で AF がピッタリ決まります。

もしかすると、シグマが目指したものは APS-C サイズセンサー用の最強ポート
レートレンズなのかも知れません。そして、それは実現したようです。

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SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM テスト中 2008/06/15

昨日は午前中のお仕事に出かけるに当たって、SD14 に 50mm F1.4 を着けて出か
けた。家の近くに紫陽花が咲いていた。絞りは f:4.0、花弁の質感は良く描写さ
れている。50mm で 最短撮影距離 45cm と言うことはかなり小さい面積を画面いっ
ぱいに撮影することが可能だ。最大撮影倍率は 1:7.4 だからほぼハガキの大きさ
が画面いっぱいに写ることになる。マクロと言うほどの近接撮影性能ではないけ
ど、日常的な被写体であれば、十分に対応できる。

紫陽花のサイズなら特に距離を意識せずに撮影できる。比較的大きな花なら、その
詳細な様子や質感をしっかり撮影可能だ。駅までの道の途中に咲いていた黄色い
大きな花(トモエソウ)を写したけど、とても綺麗に撮れた。描写力はマクロ並み。



昨日のスナップは AF の精度を確認するためにすべて AF で撮影している。f:1.4
開放でも、結構ピントは来る。合焦率は非常に高い。

描写力は MACRO 50mm F2.8 を上回る。価格的なことを考えれば、当然のような
気もするがかなりすごいことだと思う。

他にも都会の風景やいつもの定点撮影などを行ったので、ご覧頂きたい。


以前、社長とお話しさせて頂いたときに「価格を無視すれば、かなりの性能を
持ったレンズを作ることは可能です。」と言われた。この 50mm F1.4 はまさに
シグマがサードパーティーとしての価格を無視して製造したレンズであると感
じる。

私が求めるレンズは常に「完璧なレンズ」である。もちろんそのようなレンズが
存在しないことはわかっている。が、フィルムの時代も、現在も、そして未来永
劫、私が求めるレンズは常に「完璧なレンズ」である。

私が求める「完璧なレンズ」に近いものは存在している。MACRO 70mm F2.8 EX
DG とこの 50mm F1.4 EX DG HSM だ。ただ、あくまでも「私が求める」ものであっ
て、万人が求めるものではない。

経験のある撮影者は良く写ることより良い写真が撮れる事を重視する。これは正し
い。私が感じる「良い写真」と他の方が感じる「良い写真」は必ずしも一致しない。

私のように「実景がありのままに描写されていること」が写真として非常に重要な
要素であると考える人にとっては「レンズを感じさせない写真」が好きだ。別の表
現をすれば「レンズの個性を感じさせない写真」である。

おそらく全ての収差が全くないレンズが作られれば、それが私にとっての「完璧な
レンズ」になるだろう。しかし、そのレンズで撮影したものが間違いなく撮影者の
意図する描写をしてくれるかと言うと、「否」である。

写真の表現に何を求めるか、写真としての味や描写を突き詰めて行くと結局撮影者
の個性に行き着く。だから、どんな描写をするレンズを好ましく思うかは一人一人
異なるし、それにこだわるところが個性に通じることもあるだろう。

私の場合は、そう言ったレンズの持ち味に対する好みがない。特定のメーカーのレ
ンズが好きだとか、どこどこのメーカーのレンズが良いとかと言った印象もあまり
持っていない。これは 30 年ほど前に手当たり次第にお店にあったレンズを試し撮
りした経験がそうさせたのだと思う。もちろん各メーカーのレンズ作りにはそのメー
カーなりのポリシーがあると思う。が、それ以上に製品毎の違いや個体差が大きく、
一般的な傾向としての評価は出来ても、それがそのままそのメーカーの他の製品に
当てはまるとは限らない。

とにかく、いつも同じ事を書いてしまうが、どうかご自身で確かめて欲しい。昔と
違って、お金は掛からないし、現像を待つ時間も掛からない。で、出来たら、
それを公開して欲しい。


さて、SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM も残念ながら完璧なレンズではない。非常にわ
ずかではあるがタル型のディストーションがある。しかし、他のレンズと比較して
非常に少ないので、十分に許容範囲。


当然、倍率色収差もわずかではあるが残存している。しかし、これも問題となる量
ではない。非常にわずかであるため、特定の条件でないと確認できないだろう。



画面の左上を原寸で切り出したもの。わずかな倍率色収差が確認できる。



上の画像の倍率色収差を目立たせるために、彩度を +50 したもの。

とりあえずの結論:すげ~~~。

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SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM テスト開始 2008/06/14

ノクトニッコールを所有していた ken さんは、「写り過ぎる」と言う理由で手放して
しまわれたとのこと。しかも ken さんは ZEISS レンズが好きだ。シグマの新標準
レンズは ZEISS PLANAR T* 50mm F1.4 とは性格が異なる。

開放で使ってもコマフレアに代表される甘さがほとんどない。だから開放で写して
も「ホワ~」とした描写にはならない。それでいて光点ボケを見る限り今までに見
たこともない甘いボケ方をする。

このレンズを正面から覗いてみるとわかるけど、レンズ周辺部で起きる内面反射
を抑制するためと思われるリングが見える。本来 F1.2 の明るさを持っているレン
ズの周囲に固定絞りを置くことで F1.4 の明るさにしているような印象を受ける。

散々明るいレンズの悪口を書いている私だけど、このレンズは重い、高いと言う
明るいレンズに共通したマイナス面を持ってはいるけど、フレアが多い、開放では
使えないと言う他のレンズに見られる弱点がない。

DP1 は今までにないジャンルのカメラであるが、このありふれたスペックのレンズ
も今までにない性格を持ったユニークなレンズであり、ユーザーの写真表現の領
域を広げてくれるレンズである。

30mm F1.4 がクセ玉の代表選手とすれば、50mm F1.4 はクセがなさ過ぎて面
白くないレンズの代表選手かもしれない。

私は今までレンズの「ボケ味」に言及したことはない。「ボケ味」はあまりにも多く
の要素が絡むため、単純に良し悪しを断じることは無責任だと思っているからだ。
しかし、このレンズに関しては、敢えてその禁を破っても良いだろう。とても素直
にボケてるレンズである。もし、レンズに「天然ボケ」があるとすれば、まさにこの
レンズだ。

まだ単純なテストをしただけの段階なのにここまでの評価は危険だとは思う。あと
2~3日で集中的に作例を撮影するつもりなので、少々お待ちいただきたい。

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ZEISS PLANAR T* 50mm F1.4 ZS 2008/06/13

Y氏in信州さんから、プラナー T* 50mm F1.4 が届いた。夏の間は写真を撮ら
ないとのことで、しばらくの間お借りすることとなった。と同時にゾナー 90mm
F2.8 も届いた。他のレンズと写し比べて欲しいとのこと。

プラナー 50mm F1.4 ZS はツァイスのライセンスを受けて、コシナが作った
Made in Japan のレンズだ。コンタレックスから続くツァイスレンズのデザインを
踏襲した非常に美しく、きっちり作られた製品である。

あまりの美しさに写真を撮る道具であるにもかかわらず、その造形美を愛でる
人がいる事を納得させられてしまう。私は「道具は使ってなんぼでデザインは
二の次」と考えているのだけど、ここまで綺麗なレンズを見せられると素直に
感動する。やはり、道具にとって見かけに気を遣うことは無駄なことではない
と、このレンズに教えられた。

いい加減な試し撮りをした限りでは、やっぱりすごいレンズである。サジタル
コマフレアが鳥が羽を伸ばした形にならず、綺麗な円形になる。今夜からちゃ
んとしたテストを行う予定。ただし、土砂降りになった場合には、延期となるが、
天気予報ではその心配はなさそう。

販売店から連絡があり、SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM も今日届くらしい。
並み居る強豪に敢えて挑むシグマの標準レンズ。その性能やいかに?

おそらく、今夜は開放での夜景。明日は朝から午後2時くらいまではお仕事
なので、持ち出してビル街の風景。帰って来たらいつもの定点撮影の予定。

どうぞお楽しみに。

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三脚のテスト、とりあえずこれまで 2008/06/12

昨晩の続き。昨晩との違いは三脚です。三脚座を使っての撮影は必ずブレる
ので、はしょります。又、OS を ON にすると異常なブレが起きることがわかり
ましたので、これもはしょります。


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:8.0 1/8 Sec.
SLIK PROFESSIONAL II + Manfrotto 405


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:8.0 1/8 Sec.
SLIK CARBON MASTER 913 PRO + Manfrotto 808RC4

ご覧の通り、比較的まともな三脚にマンフロット 293 望遠レンズサポートを
使った場合には、ミラーアップをしなくても、あまりブレません。が、全くブレ
ないとまでは言えません。

イロイロやってみましたが、やはり結論は一つ。三脚に望遠レンズを載せて
撮影する場合にはミラーアップが必須です。ミラーアップをせずに撮影する
場合には、何らかの方法でカメラを強く固定する必要があります。

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損な性分 2008/06/11

人のことを疑うわけではない。自分でやってみないと解らないことが多すぎるので、
つい自分でやってしまう。

レンズのテストにしても他の方が写した写真を見て、良し悪しを判断するのは難し
い。悪い場合が特に難しい。例えば手持ちで写した写真でレンズの性能を判断す
ることは意味がない。

また、望遠レンズを三脚に載せて使っても、三脚座を使っては意味がない。

オートフォーカスとの相性をテストするのでない限りは、ピント合わせは MF で行
い、少なくとも 10 枚以上はピントの再調整を行いながら写すべきだ。

そこまでやって、初めてレンズ本来の性能が発揮される。描写力を気にするの
であれば、自分の機材を常に最良の結果が得られる方法で使うべきであるが、
最良の結果がどの程度のものかわかっていないとその判断も難しい。

残念ながら動き回る子供を追いかけるのに三脚を使うことは賢明ではない。
せめて何枚も撮って、綺麗に写っていてくれますようにと祈るしかない。

が、シャッターチャンスが極端に重要でなく、カメラをセットする時間が十分に
取れる被写体に向き合う場合には、納得の行くセッティングで撮影するべき
だろう。

特別な意図がない限り、ブレていなくて、ピントや露出がしっかり合っている
ことは大切なことだ。極端なことを言えば、それだけで十分立派な記録となる。

どんな写真も時が経てば記録としての価値が高くなってくる。ピンぼけでも良
いけど、出来たらしっかり写っている方が好ましい。

滅多に使わないレンズの描写力をテストするのにこれほどの準備をするのは
ばかげていることはわかっている。けれど、私がレンズのテストを行うに当たって
どの様にそれを行っているかをご覧頂く方々に明示する事は義務であると思う。

以降、望遠系のレンズで三脚を使って撮影するときには、必ず望遠レンズサポー
トを使った上で、ミラーアップして撮ることになる。


昨日の写真はよ~~く見ると少しだけブレている。非常に周期が長いので、三
脚のたわみによるブレではないかと疑っている。190CXPRO3 を3段目まで伸
ばしているので、おそらくそのせいだろう。

しおんさんが OS を ON にして三脚に載せた場合、ブレを低減することが出来
るのではないか?との疑問を提起してくれた。

シグマやニコンの手ブレ補正機能を搭載したレンズのマニュアルには「三脚で
使用する際には手ブレ補正機能を OFF にしてください。」と書いてある。なぜ
なら人がカメラを構えてシャッターを押したときに起きる可能性があるブレ方と
三脚に搭載したカメラが起こすブレは全く異なった種類のものだからだ。



SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し

この写真をご覧いただければお判りの通り、1秒間の間にカメラは 16 回振動
している。人間にはこのように早い周期で非常に細かい(レンズの先端が動いて
いる距離はせいぜい 1/5 mm)振動を起こすことはできない。人が発生させるこ
とが不可能な振動に対して OS が対応しているとは考えにくい。せいぜい一方向
に均等な速度で流れるような動きを想定して、それとは逆の方向に像面を移動さ
せるのが関の山だろう。

基本的に私はメーカーの言うことには従うユーザーだ。若い頃は自己流の改造や
ら、仕様の変更を嬉々として行っていたけど、素人に出来る程度の改良と思われ
る改造なぞ、本当にそれが有効ならメーカー自身がやっているに決まっていると
考えるようになり、それ以来勝手な改造や改良は一切しなくなった。

さらに、マニュアルを熟読し、「やるな!」と書いてあることは決してやらない
事を心がけている。なぜなら、わざわざ「やるな!」と書いてあると言うことは
それによって悪い結果しか起きないからに決まっているからだ。

もちろんその「悪い結果」とはメーカーにとっての都合の悪い結果でしかないけ
ど、メーカーにとって都合の悪い結果とは、私にとっても悪い結果であろうと推
測できる。

多分、壊れないと思うが、三脚にレンズをブレ易い状態で載せて、OS を働かせて
見よう。


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:8.0 1/8 Sec.
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4


Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 293 + Manfrotto 468MGRC4

190CXPRO3 は3段目まで伸ばしています。やはり 400mm となると力不足。

明日は SLIK PROFESSIONAL II でやってみましょう。

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おしゃれな三脚 for DP1 その5 2008/06/10

カメラを三脚に載せて、ミラーアップをしないで撮影した時のブレがとても気になっ
ている。今まで、過去の習慣から三脚にカメラを載せたときには必ずミラーアップ
をして撮影していたため、あまり気がつかなかったのだけど、特にひ弱な三脚の
場合にブレブレになるのが気に入らない。

その後プロフェッショナル II でも同じ事をやってみたが、やはりわずかではあるが
ブレる。以前、三脚座のテストをやったときに解っていたことなのに、今頃になって
「気に入らない」感じがしてきた。

どの三脚メーカーにも長いレンズを着けたときには必ずミラーアップしろと言った
注意書きはない。また、どのレンズメーカーの注意書きにも三脚座を使用すると
お使いの三脚によってはミラーアップしてもブレますとも書いていない。

ニコンの VR には「三脚使用時モード」を持ったレンズがある。つまり、三脚を使っ
てもブレる場合があるので、その時には VR を ON にしてくださいと言うことだ。

現在のキヤノンやシグマの手ブレ補正ではこの芸当は出来ない。天秤ブレが起
きる時に一番ブレを感知しにくい場所にセンサーがあるからだ。多分、ニコンの場
合はセンサーが4個入っているために天秤ブレにも対処できるのではないかと思
う。

いずれにしても、ブレ補正に頼らず、ブレを起こさないことを考えて見よう。まずミ
ラーアップをしないで撮影した場合に起きるブレの原因はミラーショックだ。ミラー
アップして撮影すると、このブレが起きないのだから、犯人はミラーショックである
ことは 100% 確実なことだ。

さて、ミラーショックはミラーが跳ね上がってフォーカシングスクリーンを塞ぐ時に
起きる。ミラーは単純に 45°跳ね上がるだけでなく、少し手前にも引かれる。
力学的には跳ね上げられたミラーが停止する際に、その衝撃によって発生する力
がボディに伝わり、ボディが振動する。上下に振動するのではなく、雲台とボディ
の接触部分を支点として前後に揺れるのだ。その動きは逆振り子運動だから、
その振り子に垂直に取り付けられたレンズは上下に揺れる。まず初めに上に揺
れて次に下に揺れる。この揺れが収まるには 0.5 秒から 2 秒くらい掛かる。そ
の時間は三脚の強度や着けているレンズの重量、長さによって異なる。

つまり、一番支点から離れている場所を上から押さえてやれば良い。下から支
えても良いが、初めに上に跳ね上がることを考えると上から押さえるのが理想だ。

そんなことができそうな三脚用アクセサリーを探してみた。一つ見つけた。ヨドバ
シAkiba に在庫があったので、早速購入。家へ帰ってきて、SD14 + 50-150mm
でテストしてみた。


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し

あれほどブレていたのが、嘘のよう。種明かしをしよう。


Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4 + Manfrotto 293 (望遠レンズサポート)

DP1 に使おうと思って買った三脚だけど、SD14 でも十分に使えることがわかった。
が、ねじれには弱いので、強風の中では使えない。サブの三脚としては文句なくお
薦め。

なお、1万円ほどの出費になるが、望遠レンズを三脚に載せてお使いになる方には
マンフロットの望遠レンズサポート (293) をお薦めする。

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おしゃれな三脚 for DP1 その4 2008/06/09

土曜日の夜に新しい Manfrotto 190CXPRO3 に SD14 を載せて、APO 50-150mm
F2.8 II EX DC HSM で遠くを水平に走る車のライトを1秒のシャッター速度で撮影
した。下に画像があるので、ご覧頂けたと思う。

ミラーアップして撮影したものがブレていないのは当然だとして、ミラーアップせず
に撮影したものが、あれほどブレることにとても驚いた。SLIK CARBON MASTER
913 PRO で撮影したものは、あまりブレていないように見えるが、車の速度が速
かったせいで、そう見えるだけで、実は 190CXPRO3 と同じくらいブレている。

APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM には三脚座は付いていない。私は三脚座が
どれほどの悪事を働くかを知っているので、三脚座が付いていないことは良いこと
だと思っている。

この程度の重さのレンズをマウントが支えられるのは当然だと思うので、三脚座が
なくても、困ることは何もない。

それにしても、SD14 程度のミラーショックでああも簡単にブレるというのが何か信
じられない。SD14 のミラーショックは決して大きくないと思っているからだ。

三脚を使って撮影するときには常にミラーアップをするように心がけてはいるけど、
場合によってはミラーアップをせずに撮影したいこともある。いったいどれほどの三
脚を使えば良いのか?

是非、立派な三脚をお持ちの方に簡単なテストをやってもらいたい。ミラーアップ
をして撮影した際に、ついでにもう一枚ミラーアップせずに撮影してみて欲しい。

広角レンズでは差は出ないと思うけど、望遠レンズを着けていた場合には、必ず
差が出ると思う。もちろん 1/250 秒より速いシャッター速度の場合にはわからな
いかも知れないが、比較的遅いシャッター速度なら2枚を比較した場合、微ブレし
ていることがわかるのではないだろうか?

特にジッツォとかクイックセットなど良質な三脚をお持ちの方に試していただきた
い。私にご報告していただかなくても良いけど、画像掲示板などで公開して頂け
ると嬉しい。

というわけで今日の[テクニカル]にはミラーアップ無しとミラーアップして写した私
の家のベランダからの風景を3枚載せておいた。

思った以上に差が出たので、興味のある方はご覧いただきたい。

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クローズアップレンズ for DP1 2008/06/08

多分、現時点で一番安いマルミのクローズアップレンズ 46mm +3 が届いた。
フィルターやステップダウンリングなどはいつも「青木カメラ」の通販を使っ
ている。今回のクローズアップレンズは 1,050円、ND8 やラバーフードなど
と一緒にまとめ買い。

さて、この 1,050 円とヨドバシ Akiba で買った AML-1 8,030 円(-10%) を
比べてみた。

結論としては AML-1 と MARIMI のクローズアップレンズでの描写力の差は
確かににある。当然 AML-1 のが良い。同じ+3のはずだけど、AML-1 のが
少し大きく写る。

その分だけ歪曲も少し多い。周辺部の色収差は AML-1 のがわずかに少なく、
描写力も AML-1 のが良い。ただ、約7倍の価格差が妥当かどうかは難しい
判断となる。

クローズアップレンズとしての質感や仕上げは AML-1 のがはるかに良い。
が、実際の描写力には大騒ぎするほどの差はない。お薦めとしては、当然
MARUMI CLOSE UP +3 である。所詮はクローズアップレンズなので、敢え
て純正にこだわる必要はないだろう。

ただ、所有していて嬉しいと言う気持ちになるくらい AML-1 の仕上げは良い
ので、そのあたりが気になる方は、AML-1 を買った方が良い。

各画像は[テクニカル]にアップしたので、興味のある方はご覧ください。

なお、AML-1 はシグマのオンラインショップでも購入できるようになったの
で懐に余裕がある方は、オンラインショップで購入して、国境なき医師団に
寄付をするのも良いだろう。

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おしゃれな三脚 for DP1 その3 2008/06/07

マンフロット 190CXPRO3 が届いた。なぜかヨドバシ Akiba には4段しか展示して
なかったので、現物を見るのは初めて。着いた早々脚の先端をスパイク付に取り
替える。マンフロットの 190 及び 055 の脚の先端には丸いゴムのキャップが着い
ているだけで、このキャップは使っているうちにすり減り、脚がゴムを突き破ること
があるので、私はすぐに取り替えることにしている。

さて、190CXPRO3 のデザインや感触は思っていた通りで、違和感はない。軽い。
カタログデータによれば 1.3kg だから、軽くて当然である。これに見た目は重そうな
468MGRC4 ハイドロスタットボール雲台を載せる。実際には 730g しかないので、
合わせてもほぼ 2kg。

耐荷重 5kg とのこと、私の機材で 3kg を越えるものはないので、一応すべてのカメ
ラ及びレンズの組み合わせで使うことは可能だ。実際に 80-400mm を着けたSD14
で例のブレテストをやってみた。

天秤ブレが起きるのは判りきっているので、今回はカメラボディを直接雲台に載せて、
ミラーアップ無しとミラーアップした場合の2種類のみ撮影した。


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ

ご覧の通り、ミラーアップ無しだとやはりかなりブレる。他の2強より、ブレている時間が
長い。が、ミラーアップした場合には、やはりブレていない。

ついでに 50-150mm でもやってみた。


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ

予想に反して、80-400mm より良くブレる。(^^;

他の三脚でもこれほどブレるのかどうかを調べてみた。


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ

上の2枚は カーボンマスター 913 PRO である。やはり同じようにブレるけど、ミラーアッ
プしなかった場合のブレ方は 190CXPRO3 ほどひどくはない。例え 150mm でも、ミラー
アップせずに撮影するとどんな三脚でもブレるということだ。

で、190CXPRO3 は合格かどうか? 私はギリギリ許容範囲と思うけど皆さんはどう
だろうか?

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おしゃれな三脚 for DP1 続き 2008/06/06

仕事先でお昼休みに、昨晩メールしておいた某通販店からマンフロット 190CX PRO3
の価格と入荷した旨を知らせてきた。2万円チョット。ウソ~~~!と思ったが、発
注してしまった。折り返し、すぐに「価格を間違えました。先ほどの価格は 190CX
の価格です。」とメールが入った。下でも書いているが 190CX はセンターポールが
カーボンではなく、センターポールを水平にセットすることも出来ない廉価版だ。

いくらなんでも税込2万チョットは安すぎると思った。が、190CX PRO3 が税、送料
込みでギリギリ3万円以下。我慢できずにやっぱり、頼んでしまった。明日には届く
だろう。

私は衝動買いをするタイプではない(多分)と思っているけど、今回のような「待ち買
い」は時々する。例えばスリックの 913 PRO が4万円で買えるなら買おう。とか望
遠端 300mm 以上のズームに手ぶれ防止機能がついたら買おう。とか、パンケー
キレンズが出たら買おう。とか 190X PROB のカーボンタイプが出たら買おう。
とかである。

今回の 190CX PRO3 は今年の PIE でボーゲンの人から「出るはずです。」と聞いた
ので、クビを長くして待っていた。スリックの 713 PRO にも心動かされたのだけれど、
オークションで買いそびれたため、念願の 190X PROB のカーボンが出るまで待てた。
この190CX PRO3 は売り出されてようやく2週間くらいのまさに新製品。出ていること
を知ったのもつい4~5日前のことだ。

理想とする三脚とはまるで違う超軽量三脚だけど、物が届く前にヨドバシ Akiba で買っ
てきたスパイク石突きまで用意して待っている。雲台は小型の自由雲台が合うのだけ
どハイドロスタット自由雲台は決して重くなく、750g しかないので、これを載せようと
思っている。190CX PROB の推奨雲台は 804RC2 なので、雲台の重さは等しい。
今まで 913 PRO に載せていたのだけど、913 PRO には 808RC4 を載せる。

たかが三脚にこれほどウキウキするのは初めてかも知れない。実用的には「お薦め」
ではないのだけど、DP1 と標準までの SD14 なら十分に許容範囲(最大荷重 5kg)
なので、おしゃれな三脚がイヤでなければ、オーナーになるのも良いかも知れない。

どの程度使えるかはテストして、ちゃんとレポートしますので、どうぞお楽しみに・・・。

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おしゃれな三脚 for DP1 2008/06/06

良い三脚の条件は重いこと、頑丈なことである。三脚は重ければ重いほど良いし、
頑丈なら頑丈な程良い。

確かにほとんど持ち運ばないのなら、かなり重くても問題はない。しかし、実際に
は、カメラと一緒に三脚も持ち運ぶ。私が所有している一番重たい三脚は雲台と
合わせると約6kg あるけど、外に持ち出すことはほとんどない。

持ち運ぶのはもっぱらカーボンとマグネシウム自由雲台で約3kg だ。しかし、それ
でも DP1 には似合わない。でかすぎるのだ。

実用性を無視して考えると、一番かっこいい三脚はジッツオのチタンだろう。GT 90TT。
全世界 390 本限定。価格 312,000 円。強制的に名前が刻印される。お金が有り
余っていたら冗談で1本欲しい。もちろんこんな三脚で撮影していたら、物笑いのタネ
にされるだけだ。が、世の中にはこう言った限定モノが好きなお金持ちもいるだろうか
ら、貴重なコレクションのカメラを載せておくための台として買う人もいるだろう。

ひがみ根性丸出しのイヤミ記事を書くのがこのブログの目的ではないので、
真面目におしゃれな三脚をご紹介する。

私が買える範囲で、現在一番おしゃれだと思っている三脚はマンフロット
190CX PRO3 である。4段のものもあるけど、4段以上は嫌いなので3段をご紹介。
以前からこのタイプ(190X PROB)のカーボンが出たら欲しくなるかな?
と思ってはいた。

http://www.yodobashi.com/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88-Manfrotto-190CXPRO3/pd/100000001001001229/

ヨドバシでも脚だけで 38,200 円もする。センターポールがカーボンではなく、
水平にセットすることも出来ない廉価版の 190CX だと 28,800 円だけど、イマ
イチ魅力はない。三脚はネット上の通販やオークションではかなり安く買える
ことがあるので、すぐには買わない。が、実売で3万円を切ったら買ってしまい
そう。SD14 でも望遠レンズを着けなければ使える。

脚はスリックが大好きなのだけど、スリックには DP1 に似合う素敵な三脚が
ない。713 PRO は悪くはないけど、かっこいいとまでは言えない。最新型の
ウルトラ1はチョットかっこいいけど、センターポールがないので却下。

ベルボンでも良いけど、やはりイマイチ。ジッツォは高すぎるのでダメ。

超軽量なお手軽三脚と呼ぶには高すぎるけど、なかなか素敵な三脚である。

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APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM 2008/06/05

来週あたり 120-400mm OS が借りられそうだ。前に書いた通り 80-400mm と
比較して、良い方を残す。同じくらいなら 80-400mm を残す。わずかでもレンジ
が広いことと、私の 80-400mm はチョット人様にお譲りしにくい事情があるから
だ。(^^;

シグマのレンズカタログから構成図を拾って並べてみた。

見てお解りの通り、以前の APO 135-400mm F4.5-5.6 DG は他の2本とは全く
異なるレンズ構成を持つ。

80-400mm と 120-400mm は違うように見えるけど、よく見ると非常に似ている。
違いはほぼ中央にある SLD ガラスの凸レンズの直後にレンズが一枚増えてい
ることと絞りの位置が異なることだけだ。

もちろん各レンズの厚みやカーブは異なると思うが、全体的な構成はほぼ等しい。
この構成図を見る限り 120-400mm のが良い描写をすると思うけど、その差を実
際に判別できるかどうかはわからない。

私の 80-400mm はレンズテストをご覧いただければわかる通りかなり良いレン
ズで、他のF値固定の EX シリーズズームレンズよりほんのわずか甘いかな? 
と言ったレベルの描写をする。当然、手持ちで撮影するとなれば、OS がその威力
を発揮するので、私は他の DG 望遠ズームを持っていない。

80-400mm の欠点はオートフォーカス動作が遅いことだ。シグマ製レンズの中で
唯一 HSM でないフルタイムマニュアル可能なレンズではあるが、その特殊性の
せいか、ピントを調節する際にはフォーカシングリングをかなり回さないといけない。

多分 120-400mm にはこの欠点はないだろう、この点を考えると、描写力が同じ
なら 80-400mm を残すと言うアイデアは賢明とは言えない。


実用性と描写力を秤に掛けた場合、どうしても望遠ズームは OS 付きを選んでし
まう。手持ちで追いかけながら撮影し、可能な限り手ブレを軽減する必要がある
場合には、より描写力が高いズームより、OS 付きを選択する方が良いと思って
いる。

望遠レンズを必ず三脚に載せて使う方には OS は必要ない。もちろん、レンズの
描写力を完全に引き出すためには手持ちで撮影すること自体、やってはいけない
ことだ。しかし、現場では三脚を立てている時間がなかったり、三脚を用意してい
なかったり、まぁ、色んな事が起きるわけで、苦しいときの OS 頼みとなるケース
は多いだろう。

懐にゆとりがあれば、80-400mm と 120-400mm の両方を所有し続けるのだけ
ど、どう考えても無駄であるのは間違いない。

しかし、せっかくシグマさんが特別に作ってくれたシリアルナンバー 1000001 を
持つレンズを売ってしまうのは裏切り行為ではないかと思い悩んでいる私である。

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梅雨入り 2008/06/03

昨日、関東地方が梅雨入りしたらしいとの報道があった。

私たちアマチュアカメラマンが嫌いな季節である。紫陽花が綺麗に色づく季節でも
あるが、それ以外にはあまり喜ぶ材料がない。

レンズのテスト撮影を行うにしても、私流の無限遠撮影法では雨や湿気が遠距離
の景色を甘くする。曇りは良いのだけど、雨は勘弁。

昨年までは防湿庫を持っていなかったため、特にこの季節にはレンズの保管に気
を遣った。3万円が高いか安いかは判断が難しいけど、5本以上のレンズをお持ち
なら、防湿庫に投資するのは無駄ではないだろう。

レンズが数本であれば、湿気を通さない大きめの入れ物に入れて乾燥剤と同居さ
せておけば良いと思う。富士フイルムから出ている防カビ剤を入れておくのも良いと
思う。半年に一回くらい乾燥剤を取り替えればそれで済む。防湿庫よりははるかに
安上がりだ。ただ、乾燥させすぎるのも良くないと言われているが実際のところは
わからない。

理屈の上ではガラスにカビは生えない。にもかかわらずレンズにカビが生えること
がある。空気中の湿気(水分)と窒素だけでカビは生きて行けるようだ。

よく使うレンズにはカビが生えないと言われているが、撮影後にレンズの前玉と後
玉を綺麗にエタノールで拭いて防湿庫に保存しておけばまず心配はないだろう。

長いこと所有していたけど先月売ってしまった古い方のスリックのプロフェッショナ
ル II には脚に専用の合皮テープを巻いておいた。が、そのテープにカビが生えた。
もちろん、それに気がついたときに即はがしてしまったが、二度とテープは巻くまい
と決めた。取り外し可能なレッグウォーマータイプがお薦めである。


トシさんからデジカメウォッチの記事の中に SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM のレン
ズ構成図が出ています。と教えていただいた。とても感謝です。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens/2008/05/30/8582.html

この記事を読み、構成図を見た限りでは確かに6群8枚。非球面レンズはノクトニッ
コールと異なり G1 ではなく G6 に置かれている。しかも貼り合わせレンズ2組は
いずれも後群になっている。

確かに変形ガウス(プラナー)タイプのさらなる変形となるので、プラナータイプ改良
型とでも呼ぶべきかも知れない。それにしても G1(最前面のレンズ)が異常に大きい。
もしかすると、昔からこうすれば良くなることがわかっていたけど、そのあまりの巨大さ
に二の足を踏んだのかも知れない。とにかく、サイズを気にせず描写力に重点を置い
た設計と、そのあきれかえるほどの巨大さにもかかわらず製品化してしまったシグマ
の勇気ある決断に拍手。


各社 50mm F1.4 ・・小倉敏布著 写真レンズの基礎と発展より (朝日ソノラマ/1995)


SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

販売店から「もしかすると発売日ギリギリの入荷になり、発売日翌日にならないと
お手元には届かないかも知れない。」と連絡があった。特に急いでいるわけでは
ないので、多少の遅れは問題ない。

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50mm F1.4 EX DG HSM 再び 2008/06/03

Y氏in信州さんから ZEISS Planar T* 50mm F1.4 ZS をお借りできることになった。
厚く御礼申し上げます。

これで往年の銘レンズ SMC TAKUMAR 50mm F1.4 とコシナツァイス 50mm F1.4
との三つどもえレンズテストが実現する。

実は SMC TAKUMAR 50mm の絞り開放の夜景は入手した日に撮影してある。
まぁ、はっきり言って典型的なコマ収差のサンプル画像だと思えば良い。あれを
見た後では、いかに 30mm F1.4 のコマ収差が少ないのかが実感できると思う。

正直言って、コマ収差が露骨に出て困るのは夜景や天体写真を撮影する場合に
絞りを開放、あるいはせいぜい1絞り程度しか絞らずに撮影する場合だ。コマ収
差そのものは、絞り込むことによってかなり目立たなくなる。昼間の撮影だと、画
面中心から離れるほどソフトな描写となるので、昼間の写真ではボケが綺麗に
写るため、むしろ喜ばれる場合がある。

引き合いに出したノクトニッコールは ken さんの言葉を借りれば「写り過ぎ」という
ことで、以前は所有していたにもかかわらずお嫁に出されてしまったとのこと。味
のあるレンズが好きな方だと、そう言うこともあるだろうと納得してしまった。

私も古いレンズは嫌いではない。開放付近ではモァっとした描写をして絞り込んで
行くにしたがってキリっと締まってくるレンズは好きだ。現在所有している中では
SMC TAKUMAR 50mm F1.4 と MC-JUPITAR 9 85mm F2.0 がそれに該当する。

MC-JUPITAR 9 は実際にポートレートの撮影で使う。f:2.8 あたりの描写はソフト
フォーカスレンズと呼んでも良い。SD に使うと 145mm くらいの画角になるので、
ポートレートにはもってこい。35mm フルサイズ全盛の時代には85mm がポート
レート用レンズの代表選手だったけど、私自身はもう少し長い方が好きだ。

それを考えると、今度の 50mm F1.4 はデジタル時代のポートレートレンズを狙っ
て開発されたのかも知れない。ポートレート用のレンズは長焦点と呼ばれる望遠
レンズ一歩手前の長さが好まれるし、明るさも必要だ。それでいてその明るさ故
のソフトな描写がカリカリのレンズにはない一種独特の雰囲気を作り出す。

シグマからは出ないだろうと思っていた円形絞りも採用して、全カメラメーカーが
ラインナップに加えている 50mm F1.4 を敢えてレンズメーカーとしてリリースす
る。(オリンパスに現行品はないが、私が以前使っていた G.ZUIKO 50mmF1.4
はすごいレンズだった)一昔前なら絶対に考えられなかった事である。

マクロに関しては MACRO 70mm があるために MACRO 50mm の影が薄くなっ
ていることも確かだ。MACRO 50mm は決して悪いレンズではないし、コストパフォ
ーマンスも抜群に良い。が、ポートレート用と考えるとせめてあと一絞り明るけれ
ば良いのと思わざるを得ない。

新しい 50mm F1.4 もご多分に漏れず最短撮影距離は 45cm。PIE で見た限りで
は全群繰り出し式のフォーカシングを採用しているためにハイトルクなHSM を使っ
ているのだろう。実際にはかなり小さな面積を写すことが出来るはずで、寄れない
という不満は出ないだろうと思う。


もし、グラスモールド非球面レンズが G1(最前面のレンズ)で使われているとす
れば、巨大なグラスモールド非球面レンズと言うことになり、価格が高いのもうな
ずける。

貼り合わせが後群で2組使われているとするとプラナーの 85mm と似た構成を
持ったレンズだし、全群と後群で各一組なら実際には見たことがないオールドプ
ラナータイプだし・・・。う~~~n。早く構成図を見てみたい。


18-125mm OS も出ているのだけど、あまり話題にならない。120-400mm や
150-500mm も「買ったよ~」と言う話を聞かない。

皆さん私のテストを待っているわけでもないだろうが、何か不思議。

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今日は何の日? 2008/06/01

毎年6月1日になると「今日は写真の日だな。」と思う。それだけの話だけど・・・。

今朝は晴れたので、昨晩届いた ND8 を DP1 に着けて、太陽を撮影してみた。

レンズ開放でシャッター速度は限界の 1/1000 秒。

初夏の太陽はそれ以上に明るかった。

ND8 でも足りない。

しかも太陽の周囲が飛ばないために、絞り開放でも、太陽の周りにセンサーゴースト
が出ているのが判ってしまった。(^^;

やっぱり、DP1 で太陽は撮らない方が良い。



SIGMA DP1 f:4.0 1/1000 Sec. w/ND8 Filter

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50mm F1.4 EX DG HSM 2008/05/31

50mm F1.4 EX DG HSM の発売日が発表になった。早ければ来月中には出るだ
ろうと思っていたので、6月 14 日の発売に驚いてはいない。

しかし、お財布が持ちこたえられるか・・・。(^^;

しかも、私が「決して安い価格で出すべきではない。」と書いたせいではないと思
うけど、現行の 50mm F1.4 の中で一番高い価格を付けてきた。びっくり。

あのツァイスですら 62,475 円で実売 48,000 円くらいだから、シグマの 50mm F1.4
はそれとほぼ同じ価格と言うことになる。実売価格だと、ニコンが3万5千円ぐらい
で、キヤノンが約4万5千円だから、おそらくそれより高いことになりそう。

いったい誰が買うのだろう。と思わず心配してしまうけど、どっこい結構売れるので
はないかと思う。

なぜなら、現時点で最高の描写力を持つ 50mm F1.4 だと予測するからだ。

なぜ、SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM が現時点で最高の描写力を持つ 50mm
F1.4 だと予測するのかの理由を以下に列挙する。

1.今年の PIE のシグマブースでお会いしたシグマの光学技術者であるI氏が
「作ってみたら MTF が設計値を上回ってしまいました。」と言っていた。

2.同じく「プラナータイプとは後群が異なっていて、もっと良くなっています。」と
言っていた。

3.他メーカーの 50mm F1.4 は全て変形ガウスタイプ(プラナータイプ)で、全て6群
7枚だが、SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM は6群8枚で、レンズが一枚多い。多
分、前群の1グループも貼り合わせになっていて、昔のガウスタイプに近いのでは
ないかと思っていたが、話では後群が異なるとのことだったので、私の予想は外れ
ている可能性が高い。今のコンピュータを駆使したレンズ設計とマルチコーティング
技術を前提とすれば、レンズの性能は枚数に比例すると考えるのは間違いではない。

4.馬鹿でかい。レンズの実口径が大きいと言うことは無理のないパワー配分と豊
かな周辺光量を約束する。サイズを無理に小さくしないことはレンズの性能の向上
に寄与する。MACRO 70mm F2.8 と 15-30mm が良い例である。

5.価格の設定が高いことはシグマの場合、自信の表れである。

本来のプラナータイプというのはダブルガウスで、横から見ると前群と後群が対称と
なる4群6枚のレンズであった。一眼レフ用にバックフォーカスを長くする必要があっ
たため、実際の各社標準レンズでは変形ガウスタイプと言われる前群が貼り合わ
せなしの3枚、後群が貼り合わせレンズ1組を持つ3群4枚となっていて、全メー
カーの 50mm F1.4 が全て6群7枚で、驚くほど似た構成となっている。

コマ収差を低減したレンズとして有名なノクトニッコール 58mm F1.2 は第一群に非
球面レンズを用い、高屈折率ガラスを使って緩やかな曲面のレンズで構成された
変形ガウスタイプであった。あまりにも有名なレンズなので中古で買っても 30 万
くらいする。ノクトンやノクティルックスを所有している ken さんでも、このレンズは
持っていないらしい。

で、私の大胆予測はこの中古でも 30 万円位してしまうレンズに匹敵する性能を
シグマが目指したと思っている。何せ「コマ収差を極限まで補正」と明言している
くらいだから、是非絞り開放で夜景を撮ってくださいと言っているようなものだ。

30mm F1.4 EX DC HSM のコマ収差も驚異的に少ない。残念ながら 30mm と言
う短い焦点距離のため、完全に収差を取り切れていないけど、これが 50mm に
なったことで、開放で撮ってもコマ収差がほとんど見られないという夢のような
明るいレンズを作ってくれたかも知れないと思うとワクワクする。

明るいレンズ嫌い症候群の私でさえ欲しいと思うのだから、やはり皆さんも食指を
うごめかせていることだろう。ただ、50mm F1.4 と言うのは大昔から普通にあった
レンズなので、確かに明るいレンズではあるけど、こと 50mm に関しては、特別
明るいと感じない。

いずれにしても、天文写真がお好きな方には何が何でも手に入れたいレンズの
筆頭となるかも知れない。

私は今年の PIE で試作品を覗かせてもらったとたんに予約してしまったため、
財布の重さに関係なく、発売日には、このレンズがシグマさんから某販売店を
経由して自動的に送られてくることになっている。

だからイヤでも発売日の夜には我が家からの夜景を絞り開放で試写することと
なるだろう。コシナツァイスのプラナー 50mm F1.4 はチョット使ってみたいけど、
わざわざこのテストのために購入するのも辛い。

ZF が雄さんの内爪用新ニッコール用アダプターリングで使えるのであれば、ZS
にこだわる必要はないのだけど・・・。もしかすると ZK ならそのまま着くかも知れ
ない。

どなたか SD14 にコシナツァイスのプラナー 50mm F1.4 を着けている方がおら
れたら再来週の土日(6月 14 日と 15 日)の2日間だけでも良いのでお貸し願
えないだろうか?


本日も、実はお仕事で東京駅の近くに行っていた。例によって八重洲地下街の
カメラのきむらを覗いたけど、めぼしいものは無かった。購入してテストしただけ
のインダスター 50mm F3.5 とケンコーテレプラスは即、オークションに出品中。
かなり損をすると思うけど数千円なので、授業料だと思えば良い。

シグマのオンラインショップで DP1 用のクローズアップレンズを販売するのは
かなり先の話になりそうだとご担当者から聞いたので、仕方なくヨドバシ Akiba
に寄って、AML-1 と HA-11 をゲット。AML-1 の作りの良さには思わずうなって
しまった。高いと思っているけど、これだけ丁寧に作られていると文句を言う声も
小さくなってしまう。これで DP1 でカラーチェッカーを近接撮影することが可能に
なった。

マルミの 46mm ND8 フィルターも京都から届いた。明日の天気は悪そうなので、
DP1 の太陽を入れたテスト撮影は出来ないかも知れないが、曇天下なら SD14
でやったカラーチェッカーの撮影が出来るかも知れない。

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