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小倉、博多と液晶テレビ。 2008/11/30

27日はほぼ一日がかりで小倉への日帰りアルバイト。宝石店に宝石拡大用の
ビデオカメラとモニターを設置する仕事だ。夕方に少しだけ写真を撮れた。小倉城
の紅葉をもっとじっくり撮りたかったが、シグマの博多営業所へ行って見たくて、
早々に切り上げた。

シグマの博多営業所は予想した以上に小さい営業所だった。所長のH氏と30分
ほど色々なお話をして頂いて帰路についた。

いつもは通販で購入している「ふくや」の「味の明太子」を空港の売店から買って
きた。お土産用だったため、少し割高であった。


昨日の土曜日にかねてよりの念願の液晶テレビを購入した。価格.com や
coneco.net で各社の37~40型の液晶テレビの値段を調べて、価格の安い順に
並べた1ページ目だけを印刷して、とりあえずヨドバシ Akiba へ。

カメラと違って液晶テレビはネットショップと店頭販売の価格が大きく異なる。おそら
く競合他店の価格との差が大きすぎるのだろう。吉永小百合にしようか矢沢永吉に
しようか小雪にしようか迷ったのだけど、画質的には似たようなモノ。ソースが良け
れば非常に綺麗に映る。

後は価格で、各社の液晶テレビが見事に価格.com や coneco.net の最低価格を
(ポイントを差し引くと)クリアしていたのには驚いた。

シャープのアクオス 37V のエントリーモデルが 128,500 円。何とポイント 20%。さら
に私の場合大型のブラウン管テレビからの買い換えだったため、エコ割引とかでさ
らに 3,000 円引いてくれた。coneco.net の最低価格より安かったので納得して購
入。吉永小百合の亀山モデルが我が家に来た。ただ、我が家にはまだブルーレイ
ディスクを再生できるプレイヤーはない。

エントリーモデルではあるがパネルはさらに上のクラスと同じものなので、画質は
良い。音が貧弱なので、近い将来パイオニアのホームシアターシステムを追加す
る予定。

それにしても、地上デジタルの画質の良さには驚いた。ベイヤーと FOVEON 以上の
差がある。さらに上を行くと言われているブルーレイディスクにフルハイビジョンで録
画された映画を見てみたいモノだ。

どさくさに紛れて、腕時計も新調した。性能的に全く変わっていないが、より小さくて
より見やすいモノになった。とても嬉しい。

明日までにあげなければならない仕事がまだ残っている。もう一がんばりである。

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SD14 と SD15 そして DP1 と DP2 2008/11/25

まもなく12月。暦の上では冬となる。この季節になると数年以上使ったコンピュー
タに電源を入れる際、ファンが音を立てるようになる。私のノートパソコンも起動時
に少し音を立てるようになった。動いてしまえばほとんど気にならないのだけど、
マシンが冷えていると回転がスムーズに行かないようだ。デスクトップマシンもま
だ2年目だというのに、この季節には起動音が少々うるさくなる。

モーターファンのように回転軸を持つものはその音で調子を測ることが出来るけど、
電子回路だと音が出ないために温度の影響を受けているのかいないのかはわか
らない。ただ、一般的にはよほどの低温やすさまじい高温でない限り、電子回路
は正常に働くと考えて良いようだ。

SD14 は使っているとボディ底部が暖かくなる。その中にあるパーツはかなり熱く
なっているのだろう。この熱が SD14 の動作や画像に何らかの影響を与えている
可能性は高い。一方、DP1 が暖かくなるということはない。同じセンサーを使って
いながら、この温度差はなぜだろう。

推測でしかないけど、TRUE の働きと連続撮影可能枚数を抑えている事の両方が
DP1 をあまり温めない方向に働いているのだろう。SD14 の欠点の一つが AWB
や AE が時たま不安定になる点である。この不安定の原因はもしかしたら熱にあ
るのかも知れない。

TRUE II を搭載した SD15 が桜の咲く頃には出てくるかも知れない。シグマのこと
だからもう少し遅れて、梅雨明けになるかも知れない。いずれにしても SD14 の改
良型であるから、SD14 が持つあやしい点は払拭して欲しいものである。

DP2 に関して望むことはたった一つ。3枚連写した後、画像処理とメモリへの書込
に掛かる時間を可能な限り短縮して欲しい。それと焦点距離が伸びるので、DP1
の様な目測でのフォーカシングだと被写界深度を外れることが多くなる。AF のレ
スポンスをより速くする必要があるだろう。


明後日は例によって遠方への出張仕事。今回は小倉である。日帰りするには少々
きついのだけど、現場での作業時間は長くても4時間程度だろうから、何とか日帰
りは可能だ。

のんびり写真を撮っている暇はないかも知れないが、DP1 を持って行こう。

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100-300mm F4 と 120-400mm OS 2008/11/24

昨日、夕刻が迫ったころお仕事から帰ってきて、遠くの被写体で 100-300mm F4
と 120-400mm OS の比較テストをした。

被写体は遠くのマンション、距離にして 700mm 離れていて、ほぼこちらに正対し
ている。衛星放送のアンテナを中心に据えて AF ピントを合わせる。どちらも HSM
なので、一枚ごとに手でピントをずらし、絞りを変えてそれぞれ 20 枚ほど撮った。
もちろん大型の三脚に載せて、望遠レンズサポートを使っている。

最良画像を選択後、画面の下半分を切り取って比較しているので、画面隅の描写
力が良くわかっていただけるだろう。

100-300mm でも開放だと周囲部の描写が少し甘くなる。が、f:5.6 ならほとんど
問題はない。やはり良いレンズだ。120-400mm OS は F:8.0 まで絞っても、周
辺部はイマイチである。特に左隅のが右隅よりボケているので、わずかな片ボケ
もあるようだ。しかし、中心部の描写に関しては絞り開放でもかなり良い。合格ラ
インだろう。


中古カメラ店から買ってきた GITZO があまりにも綺麗なので、使うより売った方が
良いと判断して、オークションに出品した。過去に同じ程度の品物が雲台無し
48,000 円で落札されていたので、即売価格のみ 58,000 円。とんでもない値段で
ある。おそらく売れないと思うが、こんなアホな出品もたまには面白い。

どうせ外には持ち出さないだろうから3型ではなく4型か5型の中古品を探すことに
した。とにかく、プロの知り合いでアルミのジッツオを悪く言う人はいない。やはり1
本くらい持っていたいと思った。

8月に買ったデジタル水準器も使い勝手がイマイチなのでオークションに出してい
る。決して悪いモノではないのだけど、ほとんど使わない。精度を最高に上げると、
ほんのわずかな傾きでも検知する。が、SD14 で撮影して、ピクセル単位での水平
出しをするにはまだ不十分だ。実際に撮影した画像を拡大しながら調整するしか
方法はない。これを書いているウチに即決価格 3,000 円で売れてしまった。

5月に買った PhotoFast の SD→CF アダプターも2回使っただけでオークション
行きである。少し厚すぎて、私のノートパソコンだとこすれるし、本家 Panasonic
のアダプターのが使い易い。ただ、その分高価ではある。


実は今日もお仕事で、「はな」を撮った後、夕方まで家でプログラミング。完成した
のでお客様の事務所へ行ってインストール。これは帰りの電車の中で書いている。

さて、家へ帰り着いて、この記事を推敲。とりあえず書くべき事は書いたようだ。

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久々のテスト撮影、そしてチャート風 2008/11/22

120-400mm OS を 100-300mm F4 と比べてみた。一言で言えば、予想通りで、
100-300mm を上回る描写ではないが、大きく劣る描写でもない。

イマイチのレンズの時に「実用上は十分」と表現することがあるけど、120-400
mm OS は、その上を行っている。この価格で、このレンジと明るさ、OS と HSM
が搭載されていて、この描写。文句をつけるのは難しい。

100-300mm と比較した場合に、周辺部の描写に甘さを感じるが、私が遠景の
テストに使っている看護学校宿舎の壁に対して正対した状態での撮影ではない
ので、周辺部の描写が甘いのか被写界深度の外にあるためにボケているかの
判定が難しい。

300mm 以上の焦点距離をテストするときには、もっと遠くの被写体を選ばない
と周辺部の描写を正しく判定することが出来ない。

私のテスト用三脚が頑丈になり、望遠レンズサポートに縛り付けてテスト撮影
を行うようになったため、ブレの影響を排除でき、それがこの結果を生んだ可
能性は高い。超望遠域の描写が悪いと感じたら、ブレを徹底的に排除する工
夫が必要だろう。

いずれにしてもこのお休み中に、もう少し遠くの被写体を選んで撮り比べてみ
よう。


先週から今週に掛けて 18-125mm OS や 50mm F1.4 等をいつもの「チャー
ト風」でテスト撮影をしたのだけど、それに関するコメントを「レンズテスト」やこ
の雑記帳で一切していないことに気がついた。

見てもらえればわかるため、敢えてコメントは控えてしまったのだけど、何か
書いておかないとただの撮りっぱなしで、無責任のような感じがするので書
いておく。


以前は「チャート風」に関しては単純に1枚を撮影したままを載せたのだけど、
はやり比較でお見せした方がわかりやすいかと思って、他のレンズと並べる
ようにした。

まず 18-125mm OS と 50mm F1.4

18-125mm OS は糸巻き型の歪曲が見られ、周辺部の描写は甘い。高倍率
ズームとしては許容範囲であるが、18-200mm OS のがこの焦点距離では
良い描写をする。50mm F1.4 は周辺部での倍率色収差が気になる。フォー
カシングが全玉繰り出し式なので、近距離で倍率色収差が出てくるのは仕方
のないことか。描写力はマクロ並み、全然文句なし。画面左上にある「18%標
準反射板」と白抜きで書かれているグレーの部分の網点が解像しているのは
立派。ただ、周辺部の描写にはわずかな甘さを感じる。

18-125mm OS と MACRO 105mm F2.8

比べては可哀想だけど、マクロ 105mm の描写力の凄さを感じた。まるで比
較にならない。

MACRO 70mm F2.8 と 17-70mm F2.8-4.5

マクロ 70mm が良いのは当然であるが、17-70mm の描写力も侮れないこ
とをお見せしたかった。倍率色収差、歪曲、描写力のいずれもマクロ 70mm
には負けているが、その違いは大きなモノではない。

30mm F1.4 と 17-70mm F2.8-4.5

30mm F1.4 の近接撮影能力がいかに劣っているかをお見せしたかった。中
心部のみはっきり写るので、そう言った目的でお使いになるには良いかも知
れない。が、そんな効果はデジタルでレタッチすれば簡単に作れる。近接撮
影における倍率色収差とタル型歪曲のサンプルでもある。面白いレンズであ
ることは確かだけど、良いレンズとは言えない。

30mm F1.4 と 18-125mm OS

予想した通り、30mm F1.4 の近接は 18-125mm OS にも劣る。1.5m 以遠
ではこれほどひどい描写ではないのがせめてもの救いである。明るいレンズ
の典型と言える。

18-125mm OS と 17-70mm F2.8-4.5

高倍率ズームと標準ズームの比較。17-70mm がいかにコストパフォーマン
スが高いレンズであるか、実感していただけると思う。

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終われない三脚の話(^^; 2008/11/21

高知のプロ ken さんが愛用のジッツオ3本を写真に撮って送ってくれた。彼がメー
ルで大中小と書いてきたため、私は勝手に5型、3型、1型だろうと思っていたの
だけど、モデルは4型と5型であった。

さすがはプロである。どれもたっぷりと年季の入った垂涎モノである。もちろん道具
は最新型で新品が良いのが普通だけど、これだけ年季が入っていると却って格好
いい。ken さんは、GITZO は昔のモノのが良かったと言う。一番小さいのが 35 年
モノ、大きいのが 20 年モノで中型が 10 年モノだそうだ。

ken さんの許可を得て、その写真を掲載する。頂いた情報を元に型番を加えてある。

ちなみに、一番小さい三脚の上に乗っているカメラは多分 LEICA IIIA で、そのカメ
ラに着いているレンズがおそらくこの写真の中で一番高価だと思う。多分、M/L
マウントのズミクロン 35mm F2 で、当然 M/L タイプだから、いわゆる8枚玉である。
写りについては敢えて述べないが、非常に人気のあるレンズで極上品なら 30 万
円はする。


で、私が入手した GITZO 407CL + 248B を毎日眺めて、お掃除をして磨いている
ウチに、「この脚は使えない」と感じるようになってきた。もちろん性能とか機能とか
の問題ではない。重さも5Kg弱で、程良い重さだ。

何が問題なのかと言うと、綺麗すぎるのである。三脚として美しいという意味もあ
るが、それ以上に中古品にあるまじき程度の良さなのだ。良~~~く見ると非常
に小さな当たり傷などはあるけど、塗装の剥がれは無いし、サビもない。

現在の私はプロではないので、この三脚を外に持ち出す必要性はないし、逆に
使おうとしたときに、傷を付けないようものすごく気を遣って使うに違いない。何の
ためにこの三脚を買ったのか、わからなくなってきた。GITZO の良さはまだ確認
出来ていないけど、見ているだけで嬉しくなる三脚がマンフロット 055CXPRO3
だけではないと実感させられた。

世の中に GITZO のコレクターがいるかどうかはわからないけど、これほどの極上
美品なら欲しい人がいるかも知れない。

ヨメさんから「売るな!」と言われているのだけど、「はな」のランドセル代にすると
言えば、売らせてくれるだろうな・・・。(^^;

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少しだけ三脚の話。そして、レンズの話。 2008/11/18

三脚にこだわりだしたそもそもの原因を作ったのは 80-400mm OS であった。三
脚座を使って撮影した花火がモノの見事にブレていたことが 055PROB を手放し
て、カーボンマスター 913 PRO を購入させた。

結局 055CXPRO3 に戻ったが、天秤ブレを三脚のせいにしてしまったのは熟慮
が足りなかった私のドジである。

高知のプロ ken さんのおかげで私が購入してしまったジッツオの素性がわかった。
1992 年頃に作られた 407CL と言う脚に 285B と言う雲台である。型番がわかっ
たからと言って何かが変わるわけではないけど、自分が所有している工業製品の
正しい名前がわかるのは、それだけで何となく安心する。

実はこの三脚にはおまけが付いていた。昔ジッツオのシンボルであった菱形の中
にGITZO と書かれたロゴが付いている深緑色の帆布で出来たケースである。当
時はこのケースだけでも 11,000 円の価格が付いていたと言うことだ。

ホコリを払って、磨いてやったら極上品を上回る新品同様の三脚が現れた。綺麗
すぎて、とても戸外で使う気にはなれない。しばらく飾っておこう。(^^;


さて、私の三脚行脚のスタートとなった 80-400mm OS に一番近い現行のレンズ
である 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM が現在我が家にある。

売り出されてまもなくの頃、このレンズを借りてテスト撮影を行い、十分に良いレ
ンズであることはわかっている。が、私は 100-300mm F4 EX DG HSM を購入
してしまったために、OS の恩恵に浴することが出来なかった。

描写力が 100-300mm と比べてどの程度違うのか、以前のテストでは直接の
比較ができなかったため、かなり気になっていて、実際に写し比べて見たくて
チョット無理をして、購入してしまった。やはり OS があるので気軽に使える超
望遠ズームは持っていたいのだ。

今月中には 100-300mm との比較テストを行うので、しばしお待ちいただきた
い。


新レンズ 24-70mm F2.8 EX DG HSM についてチョット聞いてみたら、年内に
出せることを目標にしていると言う話であった。別の言い方をすれば、年内に
は出ないかも知れないと言うことだ。

かなり贅沢なレンズで、お値段も結構するかも知れない。が、シグマのことだ
からニコンやキヤノンの同等品よりははるかに安く出てくると思う。おそらく希
望小売価格で10万円くらいで、実売では8万円台と予想しておく。

キヤノンが 22 万円、ニコンが 26 万円なので十分に安いし、性能的にも大差
なく重さや大きさはかなり小さくなるだろう。フルサイズユーザーには楽しみな
レンズだと思う。

D700、5DMkII、SD14 にそれぞれのメーカーの 24-70mm を着けて撮り比べて
見たいけど、大騒ぎするほどの差は出ないのではないかと思っている。

私は 17-70mm で十分に満足しているので、決して購入はしないけど、どなた
からかお借りして、例によって比較のテストはするつもりだ。相手は 17-70mm。

とにかくその価格と EX が付いていないことで軽く見られる 17-70mm だけど
私は価格も考慮して、シグマの最高傑作の一つであると思っている。

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多分、これでしばらく三脚の話はお休み 2008/11/17

フォビオン掲示板で「のぶ2」さんが「三脚」というスレッドを立ててくれた。私のこの
3週間あまりの三脚入れ替え物語を楽しんでいただけている方もおられるようで
とても嬉しい。

でも、ぼちぼち他の話題にも移ろうと思っている。この記事で、三脚のことは少しの
間だけど、お休みしようと思っている。


イロイロ調べたのだけど、私が購入したジッツオの型番がどうしてもわからない。
どうやら CREMAILLERE 3 と言うのはエレベータ部分のみの名前で、この名前が
付いた三脚は私が買った物だけではなく、3段のものや、さらに古いタイプの脚に
も存在している。

また、この名前が付いたセンターポール(エレベータ)のみも存在するようなので、
CREMAILLERE 3 と言うのが脚そのものの型番でないことは確かだ。

外国のサイトまで調べてみたが、ど~~~~してもわからない。オタクとしては何
とも消化不良である。

古いジッツオについて詳しい方、あるいは大昔のジッツオのカタログをお持ちの方
がいたら、教えていただけるととてもありがたい。

モノは下の写真に写っている通りの品物で、脚の型番と雲台の型番、及びいつ頃
の製品であるかがわかると嬉しい。とにかく異常なほど程度が良く、極上品と美品
の中間くらいの程度であり、脚も布で磨いてやったら、少しこすれていたところもピ
カピカになった。

オークションなどで調べると雲台付きで4~5万が相場で、私が購入した価格は決
して高くはなかったようだ。ヨメさんからは売ることを止められているが、外に持ち出
して使うわけにも行かず、かといって室内では大型の三脚を使うため、いざとなった
ら売ってしまうだろう。

単なる三脚なんだけど、ある種の工芸的な価値を感じてしまう。やっぱり、ジッツオ
はすごい。


昨日の写真は SD14 + 17-70mm で撮っているのだけど、マンフロットはジッツオで、
ジッツオはマンフロットを使って撮影している。

同じ様な被写体を異なる三脚を使って撮影したのは有意義な体験であった。まず自
由雲台は水平が出しにくい、今回の場合は水平と言うよりは垂直なのだけど、とに
かくセンターポールをしっかり垂直になるようにフレーミングするのは 3D 雲台のがや
り易かった。ただし、ギア雲台とは比べものにならない。微妙なフレーミングはやはり
ギア雲台に優るモノはない。

ジッツオの雲台は三脚の雲台受けの大きさより直径にして 2cm ばかり小さい。左右
に首を振らせるためにはノブをゆるめなければいけないのだけど、このノブをつかんで
締めた時に、雲台受けの角が指に当たって、チョット、痛かった。

言葉では説明しにくいので写真を載せておく。



指が当たる

もう一つ気になるのは、やはり脚がクルクル回ること。つまり、太い方の脚をしっか
り締めておかないと、より細い方の脚を締めようとすると、その細い足が回ってしま
い、再び太い方の脚をしっかり締め直さなければならなくなる。イマイチである。


マンフロットの方は軽すぎて、何となく不安を感じるけど、それ以外は文句なし。実
際に重要なのは重さではなく剛性であることを頭ではわかっているのだけど、重い
方が安定しているような感じがするのは仕方ないだろう。

「まんさつ」さんは erg の雲台をお持ちだそうだけど、さすがに 10 万を軽く越える
雲台には手が出ない。使ってみたい気もするが、私には贅沢すぎる。

さて、私の三脚ストーリーはとりあえずこれにて休題。楽しんでいただけた方もおら
れるようで、嬉しい。

最後に三脚の正しい使い方をおさらいしておく。

1.脚は止まるまで開く。
2.各部はしっかり締める。
3.脚は可能な限り伸ばさない。伸ばす場合は太い足から伸ばす。
4.エレベータは可能な限り伸ばさない。
5.スパイクが使える場合には必ず使う。
6.必ずミラーアップをして、その後3秒以上待ってシャッターを切る。
7.ケーブルレリーズかリモートコントローラを使ってシャッターを切る。
8.望遠レンズの三脚座は使わない。超望遠レンズの場合は2点以上で支える。
9.レンズが向いている方向に脚を向ける。つまりカメラマンは脚をまたがない。
10.強風下で軽い三脚を使う場合は重しを加える。あるいは三脚を手で押さえる。

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もう少しだけ・・・三脚の話(^^; 2008/11/15

本日は七五三であった。が、私はお仕事で東京駅の近くへ出向いた。お仕事の前
に気になっていたジッツオをチェック。昨日はじっくり見なかったけど、今日はじっくり
見た。

私はジッツオの脚は所有していたことがない。高知のプロは大中小を持っている。
もちろん、カーボンではない。世界で一番初めのカーボン三脚を作ったのはジッツオ
だと言うことだけど、プロの間ではイマイチ評判は良くない。

でも、高知のプロも軽い装備が必要なときにはカーボンを使うということで、そのカー
ボンはベルボンの4段と言うことだ。

私もカーボンが悪いとは思っていない。長い時間三脚を持ち運ばなければいけない
ときには、やはりカーボンを使うべきだろう。

話をジッツオのアルミに戻そう。私が今日悩んだ末買ってしまったのはジッツオの
3型、4段のエレベーター付きだ。エレベータの上には CREMAILLERE 3 と書いて
ある。

フランス語だろうと思って辞書を引いてみたら「引っ越し」と言う意味だそうだ。エレ
ベータの部分は外れないようになっているので多分これが「呼び名」だろう。

ジッツオの型番はとてもわかりにくくて、私にはさっぱりわからない。イロイロ調べ
た結果、私が本日購入したのは、現行の2つくらい前の G328 とスペック的には
一緒であるが、さらにその一つ前のモデルだと思われる。

私の記憶と推測からすれば20~25年ほど前のモデルである。なぜならば、パン
棒や脚を締めるためのリングに巻いてあるゴムの色が黒い、25年ほど前まで、こ
れらの色は灰色であった。さらに2~4段目の脚の色が黒い。25年ほど前までは
これらは銀色であった。

雲台にも R.3+ と書いてあるがもっと古いモデルでは No. と言う表示があった。
自分自身のカメラ屋さん時代の記憶などからやはり20年ほど前のモデルだと思う。

で、この三脚の何が私をして購入に至らしめたかというと、その風格と美しさだ。
言葉では伝えにくいので写真を撮った。ついでに完成した 055CXPRO3 も撮った
ので、載せておく。



古いGITZO 524B + 407CL
型番判明。kenさんに感謝。



Manfrotto 055CXPRO3

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またまた三脚の話、てんこ盛り 2008/11/14

本日 055CXPRO3 用のスパイク石突が入荷した。と言うことで出社前に販売店へ
寄って 441SPK2 を入手。で、会社へ向かう電車の中でよく見たら、脚を入れる部
分の形状がまるで違う。441 と 055MF3 は脚の形状が丸形ではなく、丸い脚を3
方向から潰したような形をしている。で、「055CXPRO3 用です」とボーゲンイメージ
ングに言われて、わざわざ取り替えてもらったスパイク石突 441SPK2 の穴の形は
その変形六角形なのだ。絶対に取り付くわけがない。

再度、ボーゲンイメージングに電話。「間違えました」と言うことで、結局始めに買っ
た 055SPK2 を取り付けてくれと言われた。しかし、脚の太さより 1mm も小さいに
穴に押し込めと言うのか・・・。私は他人の過ちに対してはきわめて寛容な人間な
ので、文句は言わなかったけれど、短気な人だったら、怒り心頭だろう。まぁ、ボー
ゲンイメージングがいかにいい加減な会社であるかがわかっただけでも良しとしよ
う。これからはマンフロットやジッツォに関しての国内ユーザーサポートは全くアテ
にならないことを、事ある毎に書き続けることにする。

当然、販売店(ヨドバシ Akiba)には散々手間を取らせてしまった。悪いことをしたけ
ど、私のせいではないので許して欲しい。ボーゲンイメージングがいかにアホかと
言うことだけはしっかり伝えておいた。

直径にして 1mm も大きいカーボンファイバーの管を 3mm の厚さを持つエンジニア
リングプラスチックの筒に押し込めと言う。そう簡単ではない。スパイク付き石突の
挿入部分を紙ヤスリやナイフの裏で面取りして、カーボンファイバーの脚に唾を付
け、4mm ほど力任せに押し込み、脚をしっかり握っておいて、木槌でスパイク石突
を叩き込んだ。

確かに取り付け着けることは出来たけど、多分取り外す事は出来ないだろう。もし
190CXPRO3 の時のようにマンフロットから 055SPK2N が出たら、それが本当の
055CXPRO3 用のスパイク石突のはずだ。まぁ、本来の目的は達したのであまり
いじめるのは止めよう。でも、何かしっくり来ない。


話は変わって・・・。

まだ 3D 雲台にこだわっている。申し訳ないけど、とりあえずベルボンはパス。とな
るとジッツオしか残らない。で、物色したけど、今のジッツオ、特に 3D 雲台にはイ
マイチ魅力がない。昔のお辞儀方向(前後のティルト)を2カ所で締めるタイプは好
きだった。ジッツオの脚を持っていたことはないけど、雲台なら2つほど持っていた。
あまりにも古いものだったので、5年ほど前にオークションで売ってしまった。

あっちこっち探し回って古い3型を脚付きで発見した。脚が4段だったので、購入す
べきかどうか迷った。が、使わないと結論したときに転売したら、損をしそうな値段
なので、さらに迷った。とにかく、今日一日、頭を冷やすことにした。つまりまだ買っ
ていない。


話はさらに変わって・・・。

三脚座を使うと必ず天秤ブレが生じる。どんなに頑丈な三脚を使っても、三脚座の
みを雲台に取り付けた状態で撮影したら、例えミラーアップをしてもブレる。これは
私が散々テストした結果である。もちろんどんなカメラ、レンズ、三脚の組合せにお
いても、そうなるかどうかはわからない。が、おそらくかなりの確率で天秤ブレが発
生すると思う。

さて、各レンズメーカーはそれを知っているのだろうか?あるいは三脚座を使用す
ることで起きる天秤ブレに対する警告をレンズの取扱説明書に記載しているだろう
か?

もし何の警告もなく三脚座の使用を推奨するような説明がなされていたらチョット
悲しい。確かにミラーアップをして撮影した場合には 1:1 のサイズでディスプレイ
上に表示して観察しない限りわからないかも知れない。また、 SIGMA SD で撮
影された写真でなければ、そのわずかなブレを検知出来ないかも知れない。

しかし、例えばニコンの手ブレ防止機構を組み込んだレンズの一部には「三脚使
用時のブレを低減するモード」を持つものがある。つまりニコンは三脚を使った場
合には手持ちと異なったブレが発生することがあるのをわかっていて、それに対
する対策を取っていると言うことだ。

現在私が所有しているシグマの三脚座付きレンズは2本。100-300mm F4 と
MACRO 150mm だ。そのどちらの取扱説明書にも、三脚座を使うと天秤ブレが
起きますとは書いてない。逆に三脚座を使って撮影しろとも書いていない。単に
三脚座が付属していることと、その緩め方、締め方、取り外し方が記載されてい
るだけだ。

三脚座を使用して撮影した場合、結果としてブレが検知できるかどうかの問題
もあるので、必ずしも三脚座を使用した場合に天秤ブレが起き易くなることの警
告が必要だとは言わないけど、せめて SA マウントのレンズだけには注意書き
を入れてくれると嬉しい。(^^;


これが本日最後の話題。

190CXPRO3 が 26,100 円で落札されてしまった。購入代金、送料、スパイク
付き石突の値段を加算すると、私がこの三脚に支払った金額は 32,450 円、
オークションに 5% の落札手数料を取られるので、入金額は 24,795 円。なん
と 7,655 円も損をしてしまった。まぁ、半年間の使用料だと思えば高くはない
のだけど。少しだけクヤシイ。

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シグマ FOVEON 社を 100% 子会社化。その2 2008/11/13

シグマが真のカメラメーカーへ大きな一歩を踏み出した。

FOVEON イメージセンサーを開発した企業を 100% 子会社にしたと言うことは、こ
れからも FOVEON イメージセンサーの開発を続けて行くことの意思表示である。
そして、そのセンサーを搭載したカメラを作り続けることの意思表示でもある。

今まではベンチャーキャピタルからの資金で運営されていた FOVEON 社であった
がこれからはシグマがその経営や開発の舵をとることになる。実際にはとても苦
労していたのかも知れないが、FOVEON 社がイメージセンサーの改良にとても熱
心だったと感じていた人はさほど多くはないだろう。

が、これからはシグマがその責任を負うことになる。日本とは異なる開発に対す
る姿勢をシグマがどの様にコントロールして行くのか、またコントロールしきれる
のかはわからない。しかし、ユーザーとしては大いに期待してしまう。

会長や社長の製品に対する情熱と真摯な思いを知っているから、私はシグマの
ユーザーであることに喜びを感じている。そして、さらに素晴らしい製品を世に送
り出してくれる事を疑っていない。

シグマという企業が常にその製品とユーザーを大切にすることに最大限の努力を
払っていることを私は知っている。

シグマユーザーで本当に良かった。


で、ここからはまたまた三脚の話。

一昨日我が家に来た 055CXPRO3 だけど、やはり期待した通りのシロモノであっ
た。何がすごいというわけではないが、使っていて楽しくなる三脚である。とにかく
美しい。持っていることの喜びを感じさせてくれる美しさである。そして、当然のこと
ながら三脚としての強さと軽さを兼ね備えている。下で 055CXPRO3 の脚は 100%
カーボンではないかも知れないと書いたが、一番下の脚の断面を見る限り、100%
カーボンであった。

もちろん美しいこととか、素材が 100% カーボンであるとかは三脚の本質とは何の
関わりもない。シャッターが開いている間、カメラをしっかり支えてくれるかどうかが
一番重要なことだ。その意味でも全く問題はない。唯一、私が病的なまでに嫌って
いる三脚先端のゴムキャップをスパイク付き石突に交換する事が残っている。

055CXPRO3 は 055PROB のカーボンモデルであった 055MF3 に 055XPROB の
機能とデザインを取り入れて完成された。実はマンフロットのカーボンは 055MF3
の前に 440 シリーズがあった。440(4段PRO)、441(3段PRO)、443(3段)、444(4段)
など、今でも 440 や 441 の番号を持つアクセサリーが存在する。私が 055 用だ
と思って買った石突 055SPK2 はアルミ用で、カーボンの 055 は 441SPK2 でな
ければならなかったのはこのマンフロット初代カーボン三脚の名残である。

440 シリーズの売れ行きはイマイチだったようで、割合早いウチに 190 や 055と
言った定番商品の型番を引き継いだ 190MF3 や 055MF3 となった。ちなみにMF
とは「マグファイバー」のことで雲台受けがマグネシウムで脚がカーボンファイバー
を使っていると言う意味だ。これは 190CXPRO3 や 055CXPRO3 も同様である。

プロなら三脚を5~6本持っていてもおかしくはないが、アマチュアの場合せいぜ
い3本もあれば十分だろう。残念ながら万能として使える三脚はない。撮影する
対象や目的に応じて最適なものを選択することが大切である。

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シグマ FOVEON 社を 100% 子会社化。 2008/11/11

とりあえず、書いたので表題とは関係ない三脚の件。

夕べは早めに寝てよい子にしていたのに、風邪は治ってくれなかった。

本日も家でのんびり寝たり起きたりしている。頭がぼ~~~っとしているので
(いつものことだと突っ込まないでね)お仕事をやる気になれない。

で、先ほどマンフロット 055CXPRO3 が届いた。スパイク石突を取り付けようと
したが取り付かない。ボーゲンイメージングに電話して聞いたら、055SPK2 で
はなく、441SPK2 でなければダメと言うこと。先に調べてから買うべきだった。
深く反省。

こんな時やオークションのために私はいつも包装を非常に丁寧に開けるように
している。きれいに未開封状態に戻して、購入店に持って行き交換してもらう
予定。在庫が無いと言うことなので、入荷し次第、電話してもらうことになった。
値段は一緒だし、レシートはあるし、未開封状態に戻してあるし、そのまま交
換してもらえるだろう。

で 055CXPRO3 の印象だけど 190CXPRO3 を近づいて見た感じ。つまりひと
まわり大きいだけで、瓜二つである。贅沢を言えばひとまわりでなく、二回りく
らい大きかったら、190 も残して4本体勢にしたかったが、あまりにも差がなさ
過ぎて、190CXPRO3 は現在お婿さん募集中。即決価格でも十分に安いと思
うのだけど、開始価格を安くしたために誰も即決してくれない。まぁ、お金がす
ぐに必要と言うわけではないので、普通に落札されるのを待つとしよう。

昨晩は久しぶりに SLIK エイブル 300SP を使った。我が家ではローアングル
専用のショート三脚なのだけどロングセンターポールを取り付けて、脚を目一
杯伸ばしてDP1 を載せた。さすがに DP1 だと何の不安もない。セルフタイマー
モードにして6秒のシャッターを切ったけど、全然問題なかった。

閑話休題。


晴天の霹靂・・・・・。

================ 以下シグマのウェブサイトより引用 ================
株式会社シグマ(社長: 山木和人)は、米国の現地法人 Sigma Corporation of
America を通じて、独創的な三層構造イメージセンサーの開発企業 Foveon, Inc.
(フォビオン、所在地: アメリカ カリフォルニア州 サンノゼ市、以下 Foveon社) の
発行済全株式を取得し、シグマグループの100%子会社といたします。
========================= 引用終わり =========================

噂はあったけど、こうも早く現実になるとは思わなかった。これでシグマもセンサー
を自社で開発する数少ないメーカーの一つとなる。

しかも、FOVEON センサーである。いっそのこと FOVEON センサーでなく SIGMA
センサーか SIGMA-FOVEON センサーに名称を変更してしまったらどうだろう・・・。

う~~~~~~~n。すごい!!!

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風邪を引いた。 2008/11/10

熱がある。頭が少々痛い。元々悪い声が、さらに悪くなっている。と言うわけで今
日はお仕事をお休みした。

きれいになった私の部屋を DP1 で撮影。プロフィールにある私の部屋の写真を差
し替えておいた。

私の部屋の中で撮影が可能になったので、早速気になっていた 18-125mm OS
と 50mm F1.4 を f:5.6 チャート風で写し比べてみた。もちろん 50mm F1.4 のが良
いが、18-125mm も予想以上に健闘している。

レンズテストにアップしたのだけど、ここにも貼っておく。


昨晩、半ば冗談でオークションに出品したマンフロットのフリクッションアームが、
アッと言う間に売れてしまった。欲しい人がいたことは幸いであった。


明日はいよいよ 055CXPRO3 が来る。190XCPRO3 の時もウキウキしたけど、
それと同じ位、ウキウキしている。長年の愛用三脚であったマンフロット 055
PROB の最新カーボンファイバーモデルなのだから、はしゃぎすぎても許される
だろう。(^^;

現在、レンズテスト用にはより大型のアルミ三脚 475B を使うようになったので、
それなりの安心感はある。が、日常的には 055CXPRO3 を使うことが多くなる
だろう。正直言って、この三脚はテストする必要を感じない。石突以外に文句を
言いたい部分はない。

雲台は 468MGRC4 HYDROSTATIC ボ-ルヘッドしかないので、このお気に入
りの自由雲台を着けておくことになる。本当は 3D 雲台も欲しいのだけど、SLIK
もクイックセットもマンフロットもすべてイマイチだった。ジッツオかベルボンを試し
てみるか・・・。

405 をもう一台買うのが正解な様な気もするのだけど、大型三脚と同時に使う
ことは考えられないから、必要に応じて取り替えれば良いと考えるのが正しい
のだろう。でも、405 と 055CXPRO3 は何となくしっくり来ない。405 が大き過ぎ
るのだ。410 でも良いのだけど 410 は私のように非力な人間には使いにくい。
ノブが小さ過ぎて微妙なコントロールがしにくいのだ。

410 のサイズで 405 のノブの大きさを持ったギア雲台が欲しい。

うううう、悪寒がしてきた。オヤスミナサイ・・・。

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055CXPRO3 受入準備完了。 2008/11/09

昨日は何となくヨメさんが大掃除を始めて、私の部屋がようやく人が住める状態
になった。今まで引きが取れなくてあまりやっていなかった近接のレンズテスト
がこれでやりやすくなった。

明日あたりから順次、例の「チャート風」を SD14 で始める。


本日は3時頃から秋葉原へ出て、マンフロット 055CXPRO3 に使いたいアクセサ
リーを全て入手した。その1はスパイク石突、その2はショートセンターポール、
その3はストラップである。

スパイク石突きは 190CXPRO3 の時にも書いたけど、特にマンフロットの場合は
必須と言っても過言ではない。マンフロットで唯一良くないと思っているのが 190
や 055 シリーズの脚の先端に着いているゴムのキャップ。長く使用していると地
面に接触する部分がすり切れてしまうことがある。大型の三脚には始めからスパ
イク石突が着いているのだから、190 や 055 でもオプションではなく始めから着
けるべきだと思う。

055CXPRO3 の大きな特徴の一つはセンターポールが水平になることだ。だから
かなりのローアングルや俯瞰撮影が簡単にできる。しかし、特にローアングルに
おいては、かなり脚を開かなければならず、カメラがセンターにないと少し不安定
な感じがする。もちろん力学的には3本ある脚が地面に作る三角形の内側に重心
があれば倒れることはないのだけど、あまり中心を外れていると1~2本の脚に必
要以上に重量が掛かるため、たわみが発生する。なので、カメラはなるべく三脚の
中心に設置されるのが望ましい。なので、一応ショートセンターポールも持ってい
た方が良い。

出たばかりのショートセンターポールが置いてあったのにはチョット驚いた。が、良
く見たら、カーボン製ではなく、アルミだった。もちろんショートセンターポールはア
ルミで良いと思う。カーボンになっても重量が大きく異なるわけではないし、価格
的にはかなり高いものになるだろうから、アルミで正解だろう。

マンフロットの場合、普通の純正ショルダーストラップは4種類ある。102 がライト
グレーの幅広、440 がダークグレーの少し幅が狭いもの。両方とも三脚の付け根
の部分にフックを引っかけて、脚の先端をループでまとめるタイプ。402 と 441 は
ストラップが輪になっていて、三脚の付け根の部分1カ所だけにフックを引っかけ
てブラブラとぶら下げるタイプ。実は以前 440 を買うつもりで間違って 441 を買っ
てしまったことがあって、これは今でも持っている。今回は間違いなく 440 を買っ
てきた。


1年ほど前にベルボンのレンズサポートをテストしたときにスリックのSポールデ
ジタルを使ったのだけど、実はその前にマンフロットのフリクションアームを買って
みた。で、そのクソ高いフリクッションアームが一度も使わないうちに行方不明に
なってしまった。大掃除を始めたら、そのフリクッションアームが棚の後ろの下か
ら出てきた。

今更使う気にもならないので、オークションに出してしまった。欲しがる人はほと
んどいないし、オークションに出品されることもないだろうから、メーカー希望小売
価格の半値以下で、しかも即決価格のみで価格を付けてみたけど、果たして売
れるかどうか?

売れなくて元々だけど、未使用品なので安く売ってしまうのもクヤシイ。まぁ、冗
談半分みないた出品もたまには良いだろう。

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三脚の入れ替え、ほぼ完了。 2008/11/08

まだ 055CXPRO3 は来ていないし、190CXPRO3 と 058B もまだ手元にある。が、
先週の月曜日に思い立った三脚の総入れ替えは、はぼ2週間で完了する。

三脚4本と雲台1台を売って、マンフロット 475B と 055CXPRO3 の2本を購入。

売れた品物の売却価格の合計から購入価格の合計を引き、新たに買った三脚の
購入代金加えると5万5千円・・・。つまり、2本の三脚を5万5千円で買った計算
になる。う~~~n。何か変だ。

何も売らずに2本の三脚を新品で購入したとすると6万8千円。475B は新品同様
の中古品なので、1万円ほど安くなるはずだから5万8千円。だったら、何も売らず
に単純に新しく買うだけにすれば、手元には三脚5本が残ることになる。

もし、そうしていた場合、手元に残ったプロフェッショナルII と 913 PRO は実はマ
イナスの資産なのだ。つまり両方を売ると約 14,000円損をすることになる。売ら
なければ損はしないが、使わないものを持ち続けていても仕方ない。しかも持ち
続ければ持ち続けるほど、その価値は下がる。これが道具の宿命である。いわ
ゆるコレクション用の希少価値を持つ品物であったり、骨董的な価値を持つ品物
であれば持ち続けることによってマイナスが大きくなる危険性は少ない。が、普
通の道具の場合、持ち続けるほど価値は下がる。

道具は使わなければその価値はゼロに等しい。所有し続けても、その道具を使
わないのであれば持っていないに等しい。つまり、道具としての価値はゼロであ
る。だから、ゼロの価値しか持たないものを売って、いくらかにでもなるのであれ
ば、それは価値を生むことになる。

今回売ったプロフェッショナル II の購入価格は 15,000 円で、私はこの三脚を今
年の1月に2本目のプロフェッショナル II として購入した。ほぼ 10ヶ月経って
11,000 円で売った。4,000 円の差損が出ているが、10ヶ月の間に 10 回以上
使用しているし、マンフロットの大型三脚を購入した後には、間違いなく使わな
くなる脚だ。だから、4,000 円の損をして売ったとは感じない。逆に無価値になっ
てしまうはずのものが 11,000 円で売れて良かったと感じる。

カーボンマスター 913 PRO にしても同じことだ、昨年の4月末に雲台付で
49,800 円で購入して、即、雲台のみ 9,700円で売った。つまり、購入価格は
40,100円。1年半使って、30,600 円で売った。約 10,000 円の損をしたが、
SLIK の 913 PRO を1年半使って、10,000 円なら決して損ではない。そし
て、マンフロットの 055CXPRO3 を買ったら、間違いなく使わなくなるので、
価値としてはゼロ。それが3万円で売れたのだから、大いに喜ぶべきだろう。

475B は着いてきた雲台が高く売れたので、ほぼゼロ円で購入したことになり、
もう1本の 028B は購入したものの、大きすぎて即転売。つい今し方オークショ
ンが終了したが、送料込みで 25,910 円で買ったのだけど、29,000円で売れた
ので、儲かってしまった。まぁ、写真撮影の手間を考えると、もう少し儲かっても
バチは当たらないだろう。(^^;

現在、進行中の最後の出品物 190CXPRO3 では珍しく即決価格をつけている。
メーカー希望小売価格の半分にしているので、おそらくその価格で売れると思っ
ている。で、私がいくら損をするかというと、2,650円である。190CXPRO3 は6月
6日に買って、5ヶ月ほどしか使っていないのであまり損はしたくないけど、この
くらいなら十分に許容範囲だし、055CXPRO3 が来れば間違いなく使わなくなる
ので、それが約 29,800 円で売れるのなら、むしろ喜ぶべきだろう。

道具の売り買いは間違いなく損をする。が、購入時に十分に安く買っていれば、
精神的なダメージを受けるほどの損はしないだろう。オークションで鼻を効かせ
ていれば時には儲かることもある。

もちろん、アテが外れてとんでもなく損をすることもあるので、賭け事をするような
気持ちで、楽しむことが必要だと思っている。いわゆる、博打の類はいっさいしな
くなった人なので、オークション位の楽しみはあっても良いだろう。

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カーボンで良いのか?と思いつつ・・・。 2008/11/07

さて、ここへ来て 055CXPRO3 を買うべきかどうか迷っている。とても欲しいのだ
けど、その軽さにイマイチの不安がある。もちろん重さを加えるためのフックが着
いているのだから、使用時にはそれを利用して重くしてあげれば良い。

でも、材質が異なるだけの 055XPROB ならほぼ2万円で買える。カーボンと言う
だけで価格は倍になり、使用時には重さを加えないと不安である。

190CXPRO3 をお嫁に出すのは決定したけど、どちらを買うべきかで悩んでいる。

持ち運びを考えたら、カーボン三脚を選択するのが当然である。が、実際に三脚と
して使った時に、どちらが安定しているかと言えば、やはりアルミだろう。

ただ、どんなに頑丈で重い三脚であっても、正しい使い方をしないとブレることは
ある。逆に華奢で軽い三脚であっても正しい使い方をしてあげると意外にブレない。

となると、持ち運びが容易である方が良い。やっぱり 055CXPRO3 か・・・。

と言うことで、本日、055CXPRO3 を発注した。運の悪いことに振込が午後3時を
過ぎていたために、発送は月曜日以降になってしまう。特に急いでいるわけでは
ないのだけど日曜日にテストが出来ないのが残念。

まぁ、大型三脚が必要なときには 475B があるのだから、携帯用は多少軽めの
ものが正解だろう。

今夜は 190CXPRO3 をオークションに出そう。

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手でつかんでみた その2 2008/11/07

4日の夜に手でつかんだのはマンフロットの軽量カーボンファイバー三脚に載せ
た SD14 + 100-300mm F4 であった。あまりにも簡単に手ブレを起こしてくれた
のには驚いた。おそらく三脚の強度が十分ではないのだろう。

と言うわけで、マンフロット 475B に 468MGRC4 を着けて、同じ事を5日の夜に
やってみた。

耐荷重もさることながら、三脚自体もかなり重いので、安定感がかなり違う。4日
のテストはブレブレの結果しか出なかったため、敢えてお見せしなかったけど、
5日の結果はさほど悪くなかったので、一緒にお見せしよう。

シャッター速度は 1/8 秒。

24 枚撮って「最悪」の画像と「最良」の画像である。


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1/8 Sec. 横位置 手でグリップ
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4 最悪画像


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1/8 Sec. 横位置 手でグリップ
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4 最良画像


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1/8 Sec. 横位置 手でグリップ
Manfrotto 475B + Manfrotto 468MGRC4 最悪画像


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1/8 Sec. 横位置 手でグリップ
Manfrotto 475B + Manfrotto 468MGRC4 最良画像

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手でつかんでみた 2008/11/04

この3~4日で行っている三脚のテストに私自身少し疑問を持っている。昨日の
190CXPRO3 でミラーアップをして撮影したものを「ブレている」と言うのはチョッ
ト可哀想だ。移動する車のライトあるいは点光源の反射の光跡を見て、そう判
断しているのだけどカメラが SD14 でなかったらその光跡がブレていることを確
認するのは難しいかも知れない。そして、普通に写真を撮ったのであれば、例
え 1:1 で見てもブレを感じないかも知れない。

しかし、ミラーアップをしていない状態での光跡を見てもらえればわかる通り、三
脚を使っても、ミラーアップをせずに撮影したら、300mm クラスの望遠レンズであ
れば、必ずブレが発生する。

1秒以上の長い露光時間であれば、そのブレはあまり目立たないが、1/15 秒く
らいのシャッター速度の場合は、「なんか甘いなぁ」と言った感じの写真になると
思う。

しかし、SD14 以外のカメラで撮影していたら非常に小さなブレは感知できないだ
ろう。

このあたりが SD14 の難しさであり、良さでもある。いずれにしても FOVEON セン
サーを使う限り、ユーザーは「真の1ピクセル」とうまく付き合って行かなければな
らない。

必要以上に神経質になるのは禁物だけど、三脚を使っても、ミラーアップしなけれ
ば必ずブレると言うことはしっかり知っておく必要がある。

山口透さんから「手でつかむ」方法を示唆された。ベルボンのウェブサイトにも状況
が悪いときには手でつかむことを推奨する記述がある。さすがに1~2秒のシャッ
ター速度でこれをやる気にはならないけど、ブレが目立つ 1/15 秒前後のシャッ
ター速度の時に、しっかりカメラを手でつかんでおくのは有効かも知れない。

なぜ有効と考えると言えば「手ブレ」と「三脚上で発生するブレ」はその性質が全く
異なるからだ。ミラーショックやシャッターからのショックは「トン」と来てその「トン」
が微振動の源となる。手でカメラを持っていると、この微振動は発生しない。が、
その振動の周期と比べるとかなりのんびりした方向不定の動きが発生する。

先ほど、190CXPRO3 の上に SD14 + 100-300mm F4 をボディ接続で載せて、
横位置でミラーアップの有無で撮影。横位置ならミラーアップすればブレないこと
を確認。その後雲台の固定を緩めずに手でカメラを保持して撮影。シャッター速
度は 1/8 秒。300mmで 1/8 秒は三脚に固定してあってもまるでダメ。24 枚
撮って全滅。

やはり手でシャッターを押すとブレる。

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三脚の常識 2008/11/03

世の中には常識というものがある。三脚についても常識がある。でも、その常識
は本当だろうか?

良く言われることに「雲台の重さは脚部の 1/2 くらいが適当」と言うのがある。
SLIK のウェブサイトにも「三脚と雲台のバランスは重量で選んでください。最適
なバランスは「雲台:三脚」が「1:2」程度の重量バランスです。」と書いてある。

これを間違っているとは言わないけど、その上に載せる機材の重量や雲台の耐
荷重、雲台の剛性や構造を考えずに単純に脚部の 1/2 の重さを基準にすること
には大いに疑問を感じる。

私は雲台とその上に載せられる機材の重さが三脚の耐荷重以内であれば、重
かろうが軽かろうが大きな問題とはならないと思う。確かに雲台と機材の重量が
極端に重い場合には重心が高くなるために倒れやすくなる。が、普通に脚を開い
ている状態で単に上部が重いというだけで三脚が自然に倒れると言うことは、そ
れこそ常識的に考えてあり得ない。確かに倒れ易くはなるけど、よほどの不注意
でなければ三脚をひっくり返す事はない。要するに脚の耐荷重以下の重さをバラ
ンス良く脚に掛ける事が重要で、雲台の重さそのものはどうでも良いことだと思う。

雲台で問題にしなければいけないのは、耐荷重だろう。だけど「耐荷重」には公的
に認められている基準がない。各メーカーが、悪く言えば、「勝手に」決めた社内基
準で表示しているに過ぎない。SLIK の雲台にはウェブサイトで見る限り耐荷重の
表示はないが、それ以外のメーカーでは耐荷重あるいは最大積載量が表示され
ている。

各メーカーの耐荷重に共通しているのは荷重の重心と雲台の力学的支点が垂直
であることを条件としている点だ。つまり、バランス良く機材を載せるのであれば、
雲台の耐荷重ギリギリでも問題はないが、私がいつもやるように望遠レンズを取り
付けたカメラをボディの三脚穴を使って雲台に取り付けるような場合には耐荷重の
半分以下であってもしっかり止められないことがある。過去に私はマンフロットのミ
ディボールヘッド 488RC4 を持っていたことがあり耐荷重は8kg となっていた。が、
SD10 に 80-400mm を着けた場合の 2.5Kg を上記の方法で取り付けると、どんな
に締めてもレンズがお辞儀をした。また、ギア付きプロ雲台 405 だと同じ事をして
もレンズがお辞儀をすることはない。405 の耐荷重は 7.5kg だ。もちろん、使い方
が悪いと言われればその通りだが、負荷は常に直上から掛かるとは限らないの
だ。逆に機材の重心がピッタリ雲台の力学的支点の直上にあるのであれば、耐
荷重以上の重さが掛かっても大丈夫だろう。

さらに、良くわからないのは脚の耐荷重だ。これも荷重の重心と脚の力学的支点
が垂直であることを条件としている。が、耐荷重以上の重さを載せても、壊れる
ことはない。が、脚がしなる。そして、しなりは弾性を生む。つまり、しなった脚は
バネになるのである。多分、脚の耐荷重はこの「しなり」が発生しない限界の値
なのだろう。専門家でないので良くわからないが、非常に剛性が高い材料とサイ
ズを持つ脚であれば、簡単にはしならない。もちろん荷重の重心と脚の力学的支
点が垂直でない場合は重さの片寄りによって、特定の脚にしなりが発生すること
は容易に想像ができる。だから、耐荷重以下だからと言って安心してはいけない。

ものすごく無責任な事を書くけど、一理あると思うので読んで欲しい。三脚を使う
目的は2つある。一つは写す範囲を固定するためである。つまりフレーミングを決
めて、それが動かないようにすることだ。これは、あまりにも当たり前の事なの
で、その性能を気にする必要はないだろう。フレーミングがし易い三脚と雲台の
組合せはあるけど、ここではそれを論じない。

ここで論じるのはもう一つの目的、シャッターが開いている間、機材を固定してブ
レを発生させないことである。

三脚を立てた場所が地震や車の振動などで揺れる場合は当然ブレが発生する。
が、ここでは三脚を立てた場所は動かない事を前提とする。

で、かなり頑丈な三脚を使ってもブレるのはなぜだ?

それは機材に振動の発生源があるからだ。もし、機材が振動の発生源を持たない
のであれば、例えばメモリに画像を記録するタイプのムービーカメラであれば機
械的振動は発生しないので、よほどの強風にさらされない限りブレが発生するこ
とはないだろう。

少し昔、広告用のブツ撮りには 4x5 サイズのフィルムを持つ大型カメラが使わ
れた、カメラ自体も重く、三脚はその重いカメラを乗せてもしならない事が求め
られた。なぜならしなる三脚は外部から加えられた振動がなかなか収まらない
からである。

ただ、4x5 サイズのカメラは基本的にレンズシャッターであったため、シャッター
が切れる瞬間に機材から加えられるショックは非常に小さい。が、ブレることは
絶対に許されなかったために、必然的にかなり大型の三脚を使っていた。

しかし、実際には、シャッターを切る直前に行うカメラに触れて行う操作、つまり

1.ピントや構図を見るために開いていたシャッターを閉じる。
2.絞り値をセットする。
3.シャッターをチャージする。
4.シートフィルムホルダーをセットして遮光板を引き上げる。

と言うカメラに対して力が加わる操作を行っても、カメラが動かない事と、それに
よって微振動が発生しないことがとても重要だったため非常に大きくて重い三
脚が必要とされた。つまり、プロ用の大型三脚はシャッターを切ったときにブレ
ないこと以上に外からの操作に対してフレームが動かないことが要求されたの
である。

なので、そう言ったことに気を遣って撮影するのであれば、大型カメラはそれ自
体が重いせいもあって非常にブレにくく、かなり華奢な三脚でもブレそのものは
起きにくい。

随分長く書いてしまったが、私が言いたいのはシャッターが切れる瞬間にカメラ
やレンズから機械的な力が加えられないのであれば、かなり華奢な三脚であっ
てもブレる事はないと言うことだ。例えば DP1 のレンズシャッターから発生する
力は非常に少ない。だから、セルフタイマーモードを使ってシャッターを切るので
あれば、かなりいい加減な三脚であっても十分にその役目を果たすはずだ。

さて、それでは SD14 の場合はどうだろう。SD にはシャッターが切れる直前の
瞬間に振動を発生させる源となる部分が3つある。一つはミラー、もう一つは自
動絞り、そして最後にシャッターそのものである。

自動絞りのモーメントはレンズの光軸に対して垂直に発生するわずかな力でし
かないので、無視することが出来る。が、ミラーが跳ね上がってフォーカシング
スクリーンを塞ぐ時に発生する力とシャッター幕が下から上に移動してシャッター
上部に格納される時に発生する力は無視できない。

ミラーのスイングが停止させられることによって発生する力が一番大きいが、こ
れはミラーアップを使って、その振動が収まるまで待つことで、その影響を無に
することが可能だ。私がテストした結果から判断すれば、長い場合には3秒、
短くて1秒くらいで、ミラーから発生する振動は収まる。

つまり、ミラーアップをして3秒後にシャッターを切るのであれば、ミラーによる
ブレは防ぐことが出来る。

しかし、シャッターそのものから発生する振動を防ぐことは不可能に近い。そし
て、その振動は1~3秒くらい続く。夜景を撮る場合には、黒い紙でレンズの前を
塞いでおいて、シャッターを切った数秒後にその紙を外し、必要な露光を与えた
ら、再びレンズを塞ぎ、その後にシャッターを閉じると言う面倒な事をやれば、おそ
らくブレは発生しない。今度実験してみよう。いずれにしても、この方法は夜景の
撮影を絞って行うとき以外には使えない。

そして、困ったことに一番ブレが目立つのはそう言った超スローシャッターを切っ
た時ではなく、1/15 秒くらいのシャッターを切った時なのだ。

昨日の記事に添付してある画像は遠くをこちらへ向かって来る自動車をスロー
シャッターで撮影し、そのライトの部分だけを実寸で切り抜いたものである。こ
の時のブレをよく見て欲しい。ミラーアップをした場合でも、小さな車のライトが
ギザギザの線になっている。

これはシャッターの先幕がカメラ上部に格納されたときのショックが引き起こし
た振動が発生させたブレだ。非常にわずかな力だと思うのだが、総重量 6kg
の三脚に強固に取り付けられた 100-300mm の望遠レンズを着けたカメラを
振動させるだけのパワーを持っている。もちろんカメラと三脚はカメラボディの
底部が接触しているだけなので、ボディに発生した非常にわずかな振動を抑
える事ができなかったのだろう。そもそも振動が発生する時点で、ブレとなるの
だから、振動させない工夫がない限り、シャッターによるブレは起きる。

まぁ、SD14 に 100-300mm を着けて 300mm 縦位置で撮影する時に普通に
三脚を使ったのでは必ずブレることがわかっただけでも良しとしよう。


これで終わったのでは面白くない。最近、望遠レンズを三脚上で使うときには
必ず使っているマンフロットの 293 望遠レンズサポートを使った場合の結果を
お見せしてこの稿を終わる。


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ無し
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4 + Manfrotto 293 TelePhoto Support


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップあり
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4+ Manfrotto 293 TelePhoto Support


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ無し
Manfrotto 475B + Manfrotto 405+ Manfrotto 293 TelePhoto Support


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ
Manfrotto 475B + Manfrotto 405+ Manfrotto 293 TelePhoto Support

願わくば携帯用で↑これと同じ結果を出してくれる三脚が欲しい。

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マンフロット 190 と 055 その2 2008/11/02

本日、仕事の打ち合わせで御徒町まで出た。そして、再びヨドバシ Akiba へ出向
いた。

マンフロット 055CXPRO3 を眺め、その他の三脚や雲台も眺め、055CXPRO3 の
購入を心に決めて、ヨドバシでスパイク石突を買っておこうとした。が、在庫がない。

「おや、maro さん」と呼ばれて横を見たら「おとうさん」がいた。

気がついた方もおられるかも知れないけど、私は今三脚2本を売りに出して、2本
を買った。そして、そのうち1本を即、売りに出している。つまり三脚が1本減る。そ
れぞれの三脚には雲台が付いているので三脚が1本減れば、雲台が一つ余る。
余る予定の雲台はクイックセットの #1504 だ。

「おとうさん」と三脚を見ながら話をしていて、ハスキーを指さして「この雲台はまだ
持っているの?」と言う話になって、「欲しいの?」と聞いたら「欲しい」と言うことで
商談成立。つい1ヶ月前に買ったクイックセットのハスキー用雲台は「おとうさん」に
お嫁入りする事になった。

3D 雲台が無くなるのは寂しいけど 405 と使い比べて、いかにギア雲台が素早く
フレーミングが出来、かつ 3D 雲台並みにブレないことがわかったので、惜しくは
ない。


さて、マンフロット 190CXPRO3 を常用三脚にすべきかどうかの判断をするために
300mm での縦位置撮影を 293 テレフォトレンズサポートなしに行ってみた。三脚
座を使ったら間違いなくブレるので、三脚にボディを直接取り付けた。雲台はマン
フロットのハイドロスタットなので、そんな無謀なことをしてもレンズがお辞儀をする
ことはない。ミラーアップをしなければブレるだろうと思って、それと比較をするため
にミラーアップありと無しで各20枚ほど撮影。


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ無し
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップあり
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4

ご覧頂ければお判りの通り、ミラーアップしてもブレることが判明。テレフォトサ
ポートを使えばブレないかも知れないけど、三脚座を使わずにボディを雲台に直
接セットしてミラーアップしてもブレるのは気に入らない。

ついでに、昨日我が家のテスト用リファレンス三脚に決まったマンフロット 475B
と中型ギア雲台 405 の組合せで同じ事をやってみようと、今、思いついた。

で、やってみた。


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ無し
Manfrotto 475B + Manfrotto 405


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ
Manfrotto 475B + Manfrotto 405

かなりの大型三脚、475B でも、ミラーアップしなければブレる。また、ミラーアッ
プした場合でも、ホンのわずかではあるけどブレる。おそらくテレフォトサポートを
使えばブレないとは思うがやってみないとわからない。

今まではカメラを水平にセットした状態でのみテストしていたが、縦位置にセット
するとそれ以上にブレるようだ。

ブレとの戦いはまだ続く・・・。

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マンフロット 190 と 055 2008/11/02

三脚は頑丈で重い程良い。これは大昔からの大原則である。が、基本的に三脚
はカメラと一緒に持ち運ぶものでもある。特に山岳写真をお好きな方であれば三
脚をご自身で担いで行かなければならないので、なるべく軽いものが欲しいと思
うのは当然のことだ。

私の携帯用三脚は望遠用が SLIK カーボンマスター 913 PRO で、105mm 以下
ならマンフロット 190CXPRO3 であった。

この「雑記帳」をお読みいただいている方ならご承知の通り、私はこの大きい方
の SLIK 913 PRO を売って、マンフロット 055CXPRO3 に替えようとしている。

昨日、ヨメさんの実家から帰ってくる途中で、チョット寄り道をして、ヨドバシ Akiba
に立ち寄った。購入予定のマンフロット 055CXPRO3 用のスパイク石突を先に
買っておこうと思ったからだ。ヨドバシのネットショップにはまだ055CXPRO3 が
掲載されていないので、お店にあるとは思っていなかったのだが、なんとしっか
り展示されていて、触れるようになっていた。

実物を見て、肩に提げていた 190CXPRO3 とじっくり比較。単純な言い方をす
れば、190CXPRO3 が少し大きくなっただけ・・・。

かなり以前からマンフロットのアマチュア用の三脚としては定番中の定番であ
る 190 と 055 は良く比較される。それぞれが色々なバリエーションを持ってい
て、ほとんど同じで大きさだけが異なるため、使用する機材によってユーザーは
どちらかを選択して購入していた。

一般的に 200mm くらいまでなら 190 で、それ以上や中型カメラを使うなら 055
のような感じで選択されていたと思うが、境界線は曖昧である。いずれにしても
両方持っている人はあまり多くないだろう。なぜならあまり大きく違わないから
である。

私は昨日 055CXPRO3 の実物を見るまでは、間違いなく購入しようと思ってい
たのだけど、現物を見て、悩んでしまった。現在私が所有している一番長い 100-
300mm ズームを 190CXPRO3 に載せてテストした結果が意外に良かったため、
携帯用三脚としては合格であると感じていることと 055CXPRO3 が予想以上
に小さくて、敢えてもう一本同じ様な三脚を持つことに大いなる疑問を感じてし
まったのである。

 商品名   全伸高  伸高  最低高 格納高 自重 最大耐荷重
190CXPRO3 146cm 122cm  8cm 58cm 1.3kg   5kg
055CXPRO3 175cm 140cm 11.5cm 65cm 1.65kg  8kg

どう考えても、両方持っているのは無駄である。ここで私の選択肢は2つ。その1
は、055CXPRO3 は買わない。もう一つは 055CXPRO3 を買って、190CXPRO3
と取り替える。

私は三脚が重いことはさほど苦にならない。今のカーボン三脚は昔のものと比べ
たらウソのように軽い。以前アルミの 055 を使っていて、売ってしまったのは
80-400mm を載せて、三脚座を使って撮影したときにブレたからだ。しかし、その
後ブレの犯人は三脚ではなく、三脚座であることが判明した。190 でもちゃんと
使ってあげれば、400mm でブレは起きない。唯一 190 で不満なのは高さだけ
である。が、雲台を載せてセンターポールを伸ばせば私の身長以上の高さには
なる。縦位置での撮影をするにも高さが不足することはない。が、脚は可能な限
り伸ばさないとか、エレベーターを長く伸ばすのは得策ではないと言った昔から
の三脚にまつわる使い方の基本を守れない状況での性能が引っかかる。

実際に試してみた。190CXPRO3 の脚を目一杯伸ばして、エレベータを半分く
らい上げてカメラを縦位置にセットする。これで私の目の高さとほぼ等しい。100-
300mm を SD14 に着けて、三脚座もテレフォトサポートも使わずに、雲台をボディ
に取り付ける。焦点距離 300mm にしてピントを合わせる。レンズに触れただけ
でファインダーの中の景色はかなり動く。手を離してファインダー内の像が安定
するのに1秒くらい掛かる。その状態で、三脚の各部を指で軽く触れてみる。

雲台に触れても像はほとんど動かないが、脚に触れるとブルブルと動く。いくら
剛性が高くても、弾性は十分にある。もちろんレンズに触れたら像は簡単に動く。
やはり、190CXPRO3 で 300mm は大いに不安である。

夜になったら、車のヘッドライトで試してみよう。縦位置で車のヘッドライトを写し
たことはないので、チョット楽しみである。

続く・・・

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マンフロット 058B と 475B 2008/11/01

マンフロットの大型三脚 058B が我が家に来た。スペックでわかってはいたが、
とんでもない大きさで、とんでもない重さである。

ジッツオだったら軽く 10 万円を越えてしまう大きさと重さでありながら3万円で
購入できるのだから、コストパフォーマンスは抜群である。もちろんカメラを固定
する道具としてしっかり働いてくれなければ、いくら安くても意味はない。

携帯用ストラップが付属してはいるけど、さすがにこの三脚を持ち運ぶ気には
なれない。雲台(405)を着けると 7.7kg になる計算だ。当然、自宅での使用限
定である。

この三脚の一番の特徴は脚の固定方法にある。一応3段の三脚ではあるが、
一番細い3段目を使うことはまずないだろう。全ての脚のロックをゆるめたり締
めたりするのに、脚の一本一本に触れる必要がない。脚の付け根にあるレバー
の操作でリリースとロックが成される。

三脚を持ち上げておいてロックを外すと、全ての脚がストンと伸びて地面に届く。
リリースレバーから手を離せば、そのままロックされる。脚を広げた状態でもその
操作は可能なので、三脚のセットをかなり素早く行える。それぞれの脚の長さと
位置が決まったらステーのネジを締めて固定する。

プロ用の三脚と言うことなのだからこれほどのギミックは必要ないと思うのだけど、
大型の三脚を素早くセットしなければならない場面であれば役に立つだろう。が、
私の場合、実際にそういったシチュエーションに遭遇する可能性はない。なので、
058B の最大の特徴であるクイックリリースは、私にはあまり魅力ではない。が、
地面が平らでないところで、素早く三脚を水平にセットしたい場合には有効な機
能であることは確かだ。

確かに一度セットした三脚の角度をチョット変えたいときには便利ではある。が、
その役目は雲台に任せて良い。あ、マンフロットのギア雲台で一番大きな 400
は左右の傾きを± 7.5°の範囲でしか調整できないので、三脚である程度の
水平出しをしておかなければならない。なるほど、この三脚は 400 との組み
合わせで、その威力を発揮するようだ。

高さをチョット変えたいときにも便利である。が、それはエレベーターを使えば
良い。マンフロットの大型三脚のギア式エレベータは高さを変えてクランクから
手を離しても、ストンと落ちない作りになっている。ジッツオも確か同じだったと
思うけど、とても良い事だ。もし、高さを大きく変えたいときには三脚全体を持ち
上げて、レバーを押すだけで3本の脚が同時に地面まで落ちるので、実に素
早くセットできる。

で、ひとまわり小さい 475B と比べてみると、ステーが取り付けられている中央
のリングの上下位置が変更できるが、ネジを廻してその位置を固定しなければ
いけないのが 475B。058B は強固に固定されている。使い易いのは 475B だ
が、強度は 058B のがある。

三脚全体の重さはほぼ2kg 違う。外に持ち出さないことが前提のテスト用の三
脚としては重ければ重い程良い。が、重すぎる。30分ほどイロイロ触ってみたが、
今ひとつなじめない。重すぎて、何をするにも「ヨッコラショ」と言った感じなのだ。

5分ほど悩んで、オークション用の被写体にすることを決めた。(^^;

こうして、我が家では SLIK プロフェッショナル II の後釜はマンフロット 475B
になることが決まった。


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