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大晦日。 その2 2008/12/31

今、ヨメさんは年末の買い出しに出ていて、家には私と「はな」しかいない。私は
1時頃に家を出て、ヨドバシ Akiba とお蕎麦屋さんに行って、今年最後の買い物
をして1時間ほど前に帰ってきた。

ヨドバシ Akiba では見ただけで、何も買っていない。Nikon D3X を買おうかどうか
迷って、結局買わなかった。もし、どなたかが、私が購入して2ヶ月間使用した
物を購入価格の5%引きで買ってくれる約束をしてくれるのであれば買いたい。
もちろん、世の中、そんなに甘くはないので、実現はしないだろう。


もう一つじっくり見てきた物がある。笑われてしまうと思うけど、三脚である。ジッ
ツオのアルミ5型はやはりとても良い。そこでカーボンの5型を買おうかと思いじっ
くり見てきた。が、なぜかジッツオのカーボン5型3段は異常に低い。

私は3段の三脚を使っても、原則として3段目は使わない。一番短い 055 でも
2段目まで伸ばせば何とかなる。が、ジッツオの5型3段(GT5530S)は3段まで
伸ばしても 133cm しかない。100 歩譲って4段にしても、全高 153cm である。

古いジッツオ5型3段は2段目を伸ばしただけで、113cm あるので、エレベーター
を伸ばさなくても雲台を乗せれば十分な高さとなる。もちろん4段にすれば、3段
目まで伸ばせば十分な高さであるが、3段目は使いたくない。

マンフロット 055CXPRO3 はジッツオと比べればかなり脚は細い。にもかかわら
ず結構使い物になる。だったら、ジッツオのカーボンなら4型で十分なはずだ。と
考えて、ジッツオのカーボン4型を探した・・・。無い。ジッツオのカーボンは4型が
なく、いきなり3型になるのだ。

3型だと、それこそマンフロットと変わらない。4型(脚の径 36mm)3段のカーボン
でジッツオ並の三脚は無いのか?

探してみたらあった。ベルボンネオカルマーニュ 830 94,000円 18% 還元。実質
7万7千円。悪くはない。が、私はベルボンの三脚はあまり好きではない。SLIK
には4型3段に該当するカーボン三脚はない。あきらめかけた時、背の高いカー
ボンが見えた。BENRO C-457 n6。78,240円 10% 還元。で、1月 31 日までに
買うと5千円のキャッシュバック・・・。実質 65,416 円である。安い。が、日本で
は人気のカーボンであるが、外国ではイマイチと聞く。となると海外のが安い可
能性がある。で、調べてみた。送料込みで約5万円である。BENRO はインデュー
ロブランドの供給元で BENRO C-457 n6 は INDURO C413 と同じスペックだが、
デザインなどは異なる。国内で売られている BENRO C-457 n6 は良く見ると米
国で売っているものとは異なり INDURO C413 に似ている。INDURO C413 は米
国から買うと送料込みで約7万円。つまり、日本国内で売られている BENRO
C-457 n6 は日本仕様になっているらしい。そう考えると国内での最終価格は
べらぼうに高いわけではない。

BENRO と言えばつい最近 R-M食いしん坊さんが買ったばかり。まだ国内ユー
ザーは少ない。シグマユーザーにはお似合いの三脚かも知れない。2日ばかり
悩むとしよう。

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大晦日。 2008/12/31

午前5時。毎年12月30日の24時=12月31日の午前0時から始まる忘年会から
帰って来たところ。

場所は10日ほど前に家族と行った千葉市のカラオケ屋さん。ここの
ウェブサイトを作らせていただいている関係で、毎年忘年会に呼ばれる。このお店
のウリは「パーティー」なので、忘年会で出てくる料理は半端ではない。毎年始発
の電車で帰ってくるのが恒例である。

外はまだ暗い。これをアップしたらまた出かける。朝の6時に開店して、午前10時
30分に閉店してしまうお肉屋さんへ焼き豚を買いに行くのだ。千葉県船橋市に湊
町市場と言う小さな商店が少し集まっている場所があって、そこに看板も出ていな
い肉屋さんがある。

「肉のをざわ」と言うお肉屋さんである。とんでもなく美味い肉を売っている。年末に
なると我が家ではここの焼き豚を買って、チョットした贅沢を楽しむ。でも、このお肉
屋さん、本日限りで閉店である。ネットでの販売は続けるそうだが、炊き立ての暖
かい焼き豚は、もう食べられなくなってしまう。

昼過ぎからは御徒町へ出て、吉仙と言うおそば屋さんへ言って年越しそばを買っ
てくる。毎年、この蕎麦が我が家の年越し蕎麦である。

こうして、我が家の年は暮れてゆく。

現在「はな」がインフルエンザに掛かっていて心配だが、ちゃんと薬を飲んでくれ
るようになったので、熱はたいしてない。私やヨメさんに移されないよう気をつけ
なければいけない。

この雑記帳も今年はこれで書き納めかも知れないし、また夜に書くかも知れない。
ま、いずれにしても、皆様良いお年を・・・。

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シーイング。 2008/12/30

この3日間、超望遠レンズを装着してマンフロット望遠レンズサポートでがっちり固
めたカメラを三脚の上に載せて、2~30枚の連続撮影を行っている。カメラからの
振動の影響を受けやすくするために、意図的にミラーアップはしていない。もちろん
連続撮影の間、カメラには一切触れないし、シャッターはレリーズを使って切ってい
る。

これは理想的な三脚であれば、その間微動だにしないはずと言う理屈に基づいた
実験である。

昨晩、私が所有している一番ヤワな三脚であるマンフロット 055CXPRO3 で同じ事
をやってみて、GITZO 390L(脚の太さ 41mm、重量6Kg)より良い結果となった。

これは、何か変だ。

と言うことで本日、再び 055CXPRO3 と GITZO 390L を同じ条件で撮影した。

SIGMA SD14 + APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM @400mm

GITZO 390L + Manfrotto 405

Manfrotto 055CXPRO3 + Manfrotto 405

これで見ると GITZO のが良い。そして、ハタと気がついた。揺れているのは三脚
だけではない。空気が揺れている。天体観測の時に空気の揺れを「シーイング」と
言う言葉を使って表す。シーイングは天頂ほどよくなり、地平に近いほど悪くなる。
きっぱりと晴れた風のある日に地上から水平方向に遠方を見た場合のシーイング
は最悪である。夜だと陽炎が立たない分、シーイングは良くなる。

我が家からこの看板までは 300mm ほどの距離がある。つまり、この画像が揺れ
ているのは三脚だけが原因ではない。空気の揺れも写していたのだ。

考えてみたら、三脚の揺れを観測するのなら、わざわざ遠くの物を撮影する必要は
ない。むしろ近くの物を撮影する方が(マクロ撮影をする方ならわかるだろう)三脚
のブレは大きくなる。

う~~~n。

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ジッツオの型番判明、そして 055CXPRO3。 2008/12/29

例によって、四国のプロ ken さんが、私の「助けて!」に応えてくれた。

私が今回購入したジッツオは 390L だと教えていただいた。ネットで調べたら、
1990 年くらいまで定価 94,000 円で販売されていたものだった。かなり使い込
まれた 20 年前の三脚が当時の定価の 1/3 を出さないと落札できないのだから、
やはり GITZO の人気は高い。

で、昨日の結果から、大型は GITZO 390L を残して、マンフロット 475B はお嫁に
出すことになった。中古ではあるが非常に程度は良いので、お買い得だと思う。

大きくて重い三脚が欲しい方は是非入札して欲しい。

<オークションのページは消滅しました>

私が知る限りマンフロットに関しては最も安く売っている「カメラの三和商会」では、
新品を希望小売価格の半値、26,250 円で売っているので、目一杯高くなっても2
万円位で落札できると思う。


さて、今夜は私の一番のお気に入りであるマンフロット 055CXPRO3 で昨日やっ
たのと同じテストをしてみた。

ひょっとするとジッツオより良いかも知れない・・・。(^^;

実は風の影響を避けるため、昨日も今日も三脚は室内にセットしている。そして、
各部は2度点検して、しっかりと締めてある。幸いお休み中は超多忙ではないの
でもう一度 GITZO でも同じテストをやってみたい。

このテスト方法が三脚の性能を推し量るために妥当なものであるかどうかは正直
言って良く判らない。が、本来全く動くべきでないものが動いてしまっていることは
確かなので、何らかの意味はあると思う。

それと、同じマンフロットの 405 でも6年前に買ったものと、つい最近買ったもので
は、ノブの堅さが少し違う。新しく買ったものの方が少し軽い。が、その分わずかに
遊びを感じる。この遊びは、あまり褒められたものではない。クイックリリースノブを
逆方向に回すことでしっかりと閉まることを発見したので、410 を使っている方で
ノブを回したときにわずかな遊びを感じる方は、最後にクイックリリースノブを逆方向
に回してしっかり固定するクセをつけた方が良いかも知れない。


三脚に色んなテストを行うことで、意外と頼りないものであることがわかって来た。
これからも簡単にできるテスト方法を思いついたらイロイロとやってみたい。

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大型三脚をテストした。 その2 2008/12/28

昨日の比較画像では、どこがどう違うのかおわかり頂けないと思って、本日、再度
マンフロットとジッツオの写し比べを行った。

今日は描写力でなく、三脚がどれほど動くかのテストなので、120-400mm の望遠端
である 400mm を使った。35mm フルサイズでは 680mm に相当する。

撮影方法は昨日と同じ。マンフロットの望遠レンズサポートを使って、レンズとボディを
固定して、それぞれの三脚で雲台ごと付け替えて撮影。つまり、異なるのは脚の部分
のみである。

撮影はミラーアップをせずに、約8秒毎に1枚シャッターを切ると言う方法で、連続して
24枚を撮影。

それぞれの24枚の画像の中心部のみを 480 x 320 ピクセルで機械的にトリミング。
その24枚をモーション GIF ファイルにした。1枚の表示時間は 0.1 秒。

ある意味で三脚にとってはとんでもない過酷なテストかも知れない。

SIGMA SD14 + APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM @400mm

Manfrotto 475B + Manfrotto 405

GITZO 390L + Manfrotto 405

どちらが揺れが少ないかは一目瞭然である。このお休み中に Manfrotto 055CXPRO3
でも同じことをやってみようと思っている。

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大型三脚をテストした。 2008/12/27

今、我が家には以下の三脚がある。

この写真を撮るために使った SLIK の ABLE 300 SP を加えると合計4本。あと1本、
15年前のジッツオ3型4段(GITZO 407CL + 248B)があるけど、先ほどオークショ
ンで売れた。3万5千円。少しだけ損をした。入札があった時点で荷造りしてしまっ
たため、ここには写っていない。

下で書いたように、とりあえず大型の2本でテスト。120-400mm でチェックしようと
思っていたのだけど、描写力では 100-300mm のが良いので、そちらに変更。

マントロットの 475B とジッツオ5型3段(502 と同じだけど、もう一つ型が古い。
正確な型番は不明。kenさ~~~ん)に同じマンフロットの 405 を載せて遠くの
マンションを撮影。【ken さんより 脚は390L、雲台は 524 と教えていただきま
した。ありがとうございます。】

同じ雲台だけど、個体差があるかも知れないので、雲台を交換して同じ撮影。

結果、使いやすさでは Manfrotto の圧勝。ブレなさでは GITZO のが勝ち。

大型三脚は使いやすさは重要ではなく、描写力のテスト用に頑強であることが最
重要であるため、Manfrotto 475B は我が家での滞在期間、わずか2ヶ月でお嫁
に出すことになった。

ジッツオの5型3段におまけで付いてきたラショナル3Way雲台4型。ただ同然で
入手したようなものなので文句は言えないが、いわゆるフリクションパン棒がない。



この状態でオークションに出すのも気が引けるし、ボーゲンに問い合わせてもパー
ツが入手できるかどうかあやしい。本庄の頃はかなりしっかりサポートしてくれた様
な覚えがあるが、直営になってからは至って頼りない。

どうしたものか・・・。

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何となく多忙。 2008/12/25

さて、今日はクリスマス。サンタさんにもらったヨドバシのカードを持って、「はな」と
一緒にプレゼントを買いに行く。欲しいものがコロコロ替わるため、おもちゃ売り場
で選ばせることにした。


一昨日はフォビオン掲示板の恒例年末忘年 OFF 会であった。1年ぶりにお会いし
た方もいれば1ヶ月ぶりにお会いした方もいる。いずれにしても同じシグマユーザー
とお話しができるのはとても楽しい。

来年には DP2 と SD15 が発売される予定だ。どの程度開発が進んでいるのか、
こっそり教えて欲しいとは思うけど、いつもシグマさんは口が堅い。開発は順調に
進んでいますか?と尋ねたら、順調に進んでいるとのお返事をいただけた。発売、
あるいは発表の予定を聞いても、今の時点では「わからない」と言うのが正直な答
えだろう。


イロイロとお仕事があって、そこそこ忙しい。お正月休みものんびり休んでばかりは
いられない。幸か不幸か自宅にいても出来る仕事なので、お休み中でも、仕事は
出来る。やらなければいけないことをこなすだけで、お正月休みは終わってしまいそ
うだが、何が何でもという忙しさではないのが幸いである。


昨夜はかなり使い込まれた大型のジッツオが届いた。現行機種 G1500 の旧タイ
プなので大きさや重さはわかっていた。同時にレンチ付きのローアングル用のトッ
ププレートも落札したので、一度各部の締め付けもチェックした。脚の付け根がか
なりしっかり締まっていて、開脚に力が要る。緩いよりは良いのだけど、注油して
も良いのかな?

マンフロット 475B とジッツオの5型を悪条件で比較しようと思っている。我が家に
はマンフロット 131 と言うカメラを4台載せることが出来るバーがある。このバーを
三脚に取り付けて、端っこに雲台を載せ、120-400mm を着けた SD14 で、ミラー
アップをせずに、横位置と縦位置で撮影すれば三脚の剛性や振動の様子がわか
るような気がする。実際にやってみないとわからないけど、どちらがよりブレないか
の比較は出来そうだ。

セッティングや撮影の手間が掛かるので、お休みになったらやってみよう。

欲を出して異常な高値でオークションに出品していたジッツオ3型は、売れなかった。
なので、普通に出品し直して、現在の価格は 22,500 円。それでも悔し紛れに希望
落札価格を 50,000 円にしてある。当然、そんなに高くは売れないだろう。皆さん相
場をよくご存じだ。

いずれにしても、落札されるのは間違いないけど、いくらで落札されるのか楽しみで
ある。

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やっぱりジッツオ。 2008/12/21

現在、自宅でのテスト撮影用に使っている Manfrotto 475B に不満があるわけで
はない。が、先月「どうせ外には持ち出さないだろうから3型ではなく4型か5型の
中古品を探すことにした。とにかく、プロの知り合いでアルミのジッツオを悪く言う
人はいない。やはり1本くらい持っていたいと思った。」と書いたように、中古のジッ
ツオ5型、それも3段がオークションに出てくるのをひたすら待っていた。

新品なら不思議なことにヨドバシ Akiba が一番安い。ただ、ネットショップには無く
て、店頭のみでの販売だ。G1500+G528 が 10% のポイントが付いて 87,000 円で
売っているので、買ってしまおうかと何度か悩んだ。

しかし、強くこだわっているわけではないが、どうせ持つならおフランス製で、ある
程度使われて汚くなっている方がかっこいい。オークションに出てきたら絶対に落
札するつもりで狙っていた。

で、無事先ほど希望通りのものを落札することが出来た。現在の G1500 + G528
の旧タイプ、ほぼ 10 年は経っていると思われる中古品だ。落札価格もほぼ予定
通りで、安くはなかったが、高くもなかった。

送られてきたら Manfrotto 475B と比べてみて、良い方を残す。ただ、このクラス
の三脚になると、とにかく頑丈で、比較すること自体あまり意味はない。おそらく、
どちらも実用上は十分に頑丈だろう。

両方持っていても、必ずどちらかはほとんど使わなくなるはずだから、その時点で
お嫁に出すとしよう。


今日は「はな」と一緒に千葉市の科学館へ行って、プラネタリゥムを鑑賞。その後
知り合いのカラオケ屋さんへ行って、カラオケ。なお、このカラオケ屋さんのサイトの
写真はすべて SD14 で撮影。私が作らせていただいたサイトである。

さて、2008 年も余すところあと 10 日。あわただしい年であって、景気には暗雲が
漂っている。来年は私にとっても非常に厳しい年になりそうで、心を引き締めなけ
ればいけない。

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SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM 2008/12/20

フォトキナで発表された 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM の発売日と価格が発表
された。私は「おそらく希望小売価格で10万円くらいで、実売では8万円台と予
想」したのだけど、外れた。

しかし、ニコンとキヤノンの同等品のサイズと価格を調べたら・・・

AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
φ83mm x 133mm
¥260,000 → ¥196,560

EF24-70mm F2.8L USM
φ83.2mm x 123.5mm
¥220,000 → ¥176,670

SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
φ88.6mm x 94.7mm
¥123,800 → ¥100,512

税抜き希望小売価格 → 税込ヨドバシのポイント差し引き後の価格

となっていた。

確かにシグマのレンズにしては高い。が、他社のレンズより良い写りをするのであ
ればとんでもなく安いということになる。で、私は他社に負けない位の描写力はあ
ると予想しておく。実際に売り出されたら、買うか借りるかして、他のレンズと比較
してみたい。どの程度の描写をするのか、とても楽しみだ。

コンパクトであるかどうかは単純な問題だ。確かに2大メーカーの同等品と比べた
場合には間違いなくコンパクトである。

不思議なのは何でいまさら製品名に IF を入れたのだろう?旧製品との区別は
HSM で区別が付くし、このレンズは最大撮影倍率 1:5.3 だから MACRO は付か
ない。しかもIF でないレンズは 30mm F1.4 と 50mm F1.4 の2本だけ(もしかした
ら魚眼も?)で、それ以外の現行商品はすべて広義の意味では IF である。


昨日の金曜日は我が家の忘年会で、かなりハードな一日だった。昼前にシェラトン・
グランデ・トウキョウ・ベイ・ホテルへ行って、「はな」をトレジャーアイランドで遊ばせ
た後、ランチ。ホテルへゆく途中のディズニー・リゾート・ラインの駅に「ウィリー」の
ポスターがあって、「はな」が「ウィリーを見たい!!!」と言い出したので食事の後、
エクスピアリの映画館で DLP 吹替版を見た。映画をデジタルプロジェクターで見た
のは始めてだけど、普通の映画よりはクッキリしていたような気がする。私も「ウィ
リー」は見たい映画だったので、とても楽しかった。「ショート・サーキット」のジョニー
を小さくした感じのウィリーは多分一生心に残るキャラクターになると思った。
DVD が出たら、もちろん買う。

そこで終わりではなく、午後6時が近かったのと空いていたため、アフター6パス
ポートを買ってディズニーランドにまで行ってしまった。午後10時過ぎまでいて、見
たアトラクションが8つ。「はな」にとっては満足の一日だったであろう。もちろん、私
もたっぷり楽しんだ。

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好きな画質。 2008/12/18

下の記事でも「画質」と言う言葉を使っている。が、「画質」とは何かについてちゃ
んと考えたことはない。考えれば考えるほどわからなくなるからだ。とにかく画像
の質である。良い悪いと表現するとイロイロ物議を醸し出すので、なるべく好き嫌
いと表現するように心がけているのだが、つい「良し悪し」を使ってしまう。

と、書いた側から・・・。

微妙な画質の良し悪しを論じることは難しい。大型テレビで見る地上波デジタルの
画質と従来のアナログの画質のように誰が見ても明らかな違いがあるような場合
にはひと言で片付くけれど、2千万もの画素を持つベイヤー型センサーで撮影され
た画像と SD14 で撮影された画像を比較するとなると、比較する条件の選択や厳
密な撮影、そして比較の結果を判断するにも多くの言葉が必要で、一概にどちらが
良いと決めつけることは難しいだろう。当然、ベイヤー型フルサイズ2千万画素のが
良くなければ、おかしいとは思っている。

私は SD9 を使っていた頃から、画素数に関してはあまり不満を持っていない。実用
的には 340 万画素は必要にして十分な数だ。我が家には SD10 で撮影して B3 に
プリントした写真が飾ってある。銀塩の 35mm フルサイズからのプリントと比較して
も、全く遜色がない。とは言っても画素数は多いに越したことはない。ローパスフィル
ターを使わない FOVEON センサーからの出力はディスプレイ上で拡大して見たとき
には、それを判別しやすい被写体であれば、それなりにジャギーである。もちろん
必要であれば、なめらか処理を加えてしまえば良いのだけど、それに伴って解像感
も失われる。要するに隣同士のピクセルに大きな明度差があるのがジャギーに見え
る原因で、大きく拡大した場合、まともに解像している画像であればジャギーになる
のは当然と言える。一般的なベイヤー機では補完による色モアレを低減するために
ローパスフィルターを使って画像をぼかすため隣同士のピクセルに大きな明度差は
生じない。つまり、ジャギーにはなりにくい。解像感は失われるが、ジャギーな印象
は少なくなる。ややソフトではあるがジャギーでない画像と解像感はあるがジャギー
な画像の良し悪しを断じることはできない。が、私はソフトな画像はいつでも作れる
と思っているので、解像感の高い画像のが良いと思う。

私が「画質」を判断するときに頭の中で基準としているものがある。6~7年ほど前
に散々作っていた中判カメラで撮影されたポジをスキャンしたデジタル画像だ。6x7
版のポジを業務用フラットベッドで 800dpi でスキャンすると 400 万画素くらいのデ
ジタル画像になる。この画像が実に美しい。35mm ポジなら最高級のスキャナが必
要だがとても素直な画像を得ることが出来る。

古い話で恐縮だけどテクニカルの SD10画像 No.254 とNo.255 に実物がある。意
図的に FOVEON センサーが苦手な赤と黄色がメインの被写体を選んで、SD10 と
SA-7 で撮影。ポジは ken さんにお願いして Nikon の SUPER COOLSCAN 8000ED
でスキャンして頂いた。

SD10画像 No.254  SD10画像 No.255

私が好きと言えるデジタルの画質はこんな感じの画質だ。で、こんな感じの画質を
得ることが出来るベイヤー型イメージセンサーがあったら使ってみたい。


今日は会社その1の忘年会。明日はチョットした用事があって、その後我が家の忘
年会。「はな」の希望でシェラトングランデトウキョウベイホテルでランチだ。23 日は
フォビオン掲示板の忘年会。

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ハイビジョンを録画する。 2008/12/14

SIGMA SD14 の画質と良質なベイヤー機から出力される画質に大きな差があるか
ないかを論じることは難しい。全く同じ被写体を写して、イロイロな部分や全体的な
印象を個々に比較する以外に方法はない。

それが出来るほど SIGMA SD 以外のカメラを長期にわたって使ったことがないた
め、つい各メーカーのサンプル画像を眺めて、そのカメラからの画像を判断するこ
とになる。

画素数に関してはベイヤー機が圧倒的に有利で、1千万画素は当たり前、今や高
級機においては2千万画素以上のものが存在する。最終的なサイズが 500 万画
素に満たない SD14 とは比較にならない。これで価格が 10 万円を切ってくれたら、
明日にでも買いたい。ベイヤー型2千万画素モデルは SD14 に匹敵する実力を持
つ。


で、実はこれから書くのはデジタルカメラの画質の話ではなく、以前もチョット書い
た地上波デジタルテレビ放送を録画する話だ。

2週間ほど前に 37 インチの液晶テレビを買った。今まで量販店でのデモ画面を横
目で見たことはあったけど、実際に自宅でじっくり見る地上波デジタルハイビジョン
の画質は、それまで見ていたアナログテレビの画質がいかに貧弱なものであった
のかを思い知らせてくれた。

FOVEON 対ベイヤーの比ではない。誰が見ても全く比較にならないほどの画質の
差がそこにはある。

そこで大きな問題が発生した。番組を録画して、再生したヨメさんに「どうしてこん
なに画面が汚いの?」と尋ねられてしまったのである。

我が家には HDD-DVD レコーダはあるのだけど、ハイビジョンには対応していない。
むろん地上波デジタル放送にも対応していない。なので、普通の方法で録画すると、
アナログ放送しか録画できない。

そんなこともあろうかと、液晶テレビの出力を HDD レコーダに入れて、入力の選択
により地上波デジタル放送を録画できるようにしておいた。が、それを行うためには
テレビに地上波デジタル放送の再生予約をセットして、レコーダにもテレビからの入
力を同じ時間に録画するように設定しておかなければならない。

IP テレビ放送の録画で慣れているため、外部入力からの映像を録画するのは難し
くはない。とりあえずはその方法で録画をしてみたのだけど、レコーダがハイビジョ
ンに対応していないため、当然であるが、全く録画は出来なかった。(^^;

私は BD(ブルーレイディスク)はまだ時期尚早と思っていたのだけど、フルデジタ
ルハイビジョンを録画して、光メディアに高画質で追い出すには BD のが圧倒的に
有利だ。短時間であれば DVD でも良いのだけど、HDD-BD レコーダの価格が安
くなって来て、地上波デジタル放送に対応している DVD レコーダとの価格差も縮
まり、この前の液晶テレビのように安い価格で購入出来るかも知れないと思って、
価格.com や coneco.net を調べた後、ヨドバシ Akiba の店頭価格をチェックして
みた。

価格をチェックする前に、購入する機種を選定した。液晶テレビが吉永小百合なの
で、HDD-BD レコーダーもシャープにしようと思った。が、イマイチ評判が悪い。とり
あえず「アクオス純モード」はあきらめて、1時間ばかりネットをさまよって、パナソ
ニックの評価が高いことがわかった。「ビジュアルグランプリ2009」金賞受賞作品
というだけで決めてしまった。ミーハーである。(^^;

そして、価格をチェック。ヨドバシのネットショップでは 146,000 円で 18% 還元となっ
ているが、この手の商品は時として店頭価格がとても安いことがわかっていたので、
お店に電話。その結果、店頭での価格は 115,300 円、20% 還元と言うことがわかっ
た。本日限りと脅されて、購入を決断。この前の液晶テレビと時計でかせいだポイン
トを使って、ほぼ9万円で購入。そこから 20% の還元なので実質 72,000 円である。
ハイビジョン対応の HDD-DVD レコーダと大差ない価格での購入となった。

我が家にも、ようやく BD が来た。地上波デジタル対応大型液晶テレビや BD は当
初の購入予定より2年ほど早かったが、多少フトコロが暖かい内に買っておくのが
正解だろう。

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SIGMA SD10。 2008/12/12

SD9 の発売から約1年後、SD10 が発表になり、2003年11月14日に発売された。
カメラ制御部専用の電池が不要になったこと、センサーにマイクロレンズが付いた
こと、グリップの形状が少し変わって握り易くなったこと、ISO800 が設定できるよ
うになったことが大きな変更点であった。ファンクションの設定によって、ISO1600
を使うことも可能ではあったが、実用的と言えるレベルの画像を得ることはできな
かった。

SD10 においてもバッテリーの問題が尾を引き、シグマは充電型の CR-3V (SB-
21)をオンラインショップのみで専売することとなった。 SD10 発売からほぼ一年
後のことである。この充電池は全く問題なく SD10 を動かしたが、充電池自体の
耐久性と信頼性がイマイチで、シグマも1年後にこの充電池の販売を終了してし
まう。

現時点ではエネループが良い結果を出しているので、SD10 ユーザーにはこの
充電池をお薦めする。ただし、接点のクリーニングや接点改質剤を併用すること
で撮影可能枚数がかなり増えるので、こまめに接点をメンテナンスすることも強く
お薦めする。

実は SD9 と SD10 には公にはされていない大きな違いがある。SD9 のセンサー
は、それ自身に赤外線フィルターを持っていたが、SD10 のセンサーはマイクロレ
ンズを着けるために赤外線フィルターを外し、ダストプロテクターにその機能を持
たせた。

なので、SD9 ではダストプロテクターを外して撮影しても全く問題はないが SD10
では、マゼンタが薄く被った画像となり実用とはならない。ただ、SD10 ではダス
トプロテクターを外して撮影することで赤外線写真を得ることができ、海外ではそ
れを楽しんでいる人もいる。

SD9 の画像はやや彩度が高い印象を受けるが、それと比較すると SD10 は少し
おとなしい。私に言わせるとそれでもまだ派手ではあるが、一種独特と言った感
じは少しだけ影をひそめた。

私は SD10 を3年以上もの間使うことになるとは全く予想していなかった。早けれ
ば1年後、遅くても2年後には後継機が出てくると思っていたからだ。

しかし、後継機 SD14 が発売されたのは2度の発売延期の後の 2007年3月6日
であった。

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SIGMA SD9。 2008/12/11

気がついたら12月も11日、私が 2002年12月6日に SD9 を手に入れてから丸6年
の歳月が流れた。

私はカメラは写真を撮るための道具であり、最終的に自分が望む写真が撮れれば
それで良いと考えているため、SD9 に対して大きな不満は抱かなかった。とにかく
他のカメラでは撮れない、中判のポジをスキャンしたような画像が得られることがと
ても嬉しかった。

が、SD9 は全く問題がないカメラではなかった。一番の問題点はバッテリー。カメ
ラ制御に使われる CR-123A は予備を持っていれば問題はなかったがデジタル処
理部の電源に単三型乾電池も使えるようになっていたため、かなりのユーザーが、
単三型充電池を使うことを選択し、その時には困った問題が発生した。

メーカー推奨の CR-V3 を使っている分には何の問題も無かったが、ひとたび単三
型充電池を使うと、接点の接触不十分よる電圧低下のため異常に少ない枚数しか
撮影できない事があるカメラとなってしまったのだ。

バッテリーケースの接点、電池の接点、充電器の接点をクリーニングし、ナノカー
ボンを素材とした接点改質剤を使用することで、この問題は解決できたが、電源部
の接点をユーザーがしっかりメンテナンスしなければ安心して使えないカメラは普通
ではない。

原因は非常にトリッキーな配線がしてあるバッテリーケースの接点を必要とされる力
で電池に押しつけることが出来なかったためと、単三型充電池自体の低い電圧、そ
して撮影した画像を失う事を恐れたために高めに設定された電池切れ検知電圧に
あった。

この欠点は SD10 にもそのまま引き継がれたが、結局最後まで、決め手となる改良
は行われなかった。私が知る限りではバッテリーケースの接点には4回もの改良が
加えられたのだけど、最終型であっても完璧ではなかった。

SD9 は撮像素子のサイズが小さいにもかかわらず、シャッター部やミラーボックスな
どは 35mm フルサイズの大きさがある。そのためファインダースクリーンのサイズが
大きく、実際に記録される範囲より2まわりくらい大きな範囲をファインダーで見ること
が出来る。周囲を灰色でマスクすることで、実際の撮影範囲を示していた。

スポーツファインダーと名付けられたこのファインダーは時として有効であったがファ
インダー像自体は小さくなってしまうため、賛否両論であった。

大きめの筐体と大きなシャッター音も好みの別れるところであった。

出力される画質は現在の SD14 と比較すると、彩度が高めで派手な印象を受ける。
これについては、現在でも多くの支持者がいて、SD9 の色を良しとする人もいる。

高感度の撮影が苦手で、SD10 ではセンサーにマイクロレンズを付加して集光力を
上げる事となった。

良く SD10 や SD14 のセンサーにはマイクロレンズが付いているので、解像感は
SD9 が一番良いとする意見があるが、正しく設計され、設置されたマイクロレンズで
あれば、それが原因で解像度の低下が起きることはない。

実際に SD9、SD10、SD14 を撮り比べてみても、ピクセル単位での解像力に関して
はその差を見分けるのは非常に困難である。


昨日、お昼休みに再び、今度は DP1 を持って会社その1の近くにある有栖川宮記念
公園の紅葉を撮りに行った。撮り始めたら見ず知らずの方から「DP1 ですね?」と声
を掛けられた。購入すべきかどうか迷っているという。バルナックライカをお使いになっ
ていたこともあると言うことなので、お薦めした。

ついでにこのサイトのこともお話ししたので、ご覧頂いているかも知れない。

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紅葉と DP1 体感キャンペーン。 2008/12/06

金曜日はお昼休みに有栖川宮記念公園へ行って紅葉を撮って来た。前日に下見
をしておいたので、比較的短時間で撮影できた。できあがりはご覧いただいた通り
で、相変わらず下手である。

天候がイマイチだったため色は良く出ていると思う。現像で彩度をだいぶ上げてあ
るので、少し派手すぎたかなと反省はしている。次は DP1 で挑戦してみようと思っ
ている


今日は東京駅の近くでお仕事。でも、午後1時から3時過ぎまで抜け出して、ヨド
バシ Akiba へ行って、DP1 体感キャンペーンを見学。横木先生の DP1 の使いこ
なしについてのお話は面白かった。

FOVEON が特に良いとは思わないけど、独特の表現力を持っているという部分に
関しては 100% 賛成できないが、正しいことを言っていると思った。

簡単に使えるカメラではないと言うことも確かで、DP1 のとても大きな問題点だと
思っている。

まだ FOVEON センサーを使ったカメラの歴史は始まったばかり。何となく格好が
付くまで、あと4~5年は掛かるのだろう。のんびりと付き合って行くことにし
よう。

ヨドバシ Akiba シグマ DP1 体感キャンペーン会場にて

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ニコン D3X。 2008/12/04

ニコンから D3X が発表になった。キヤノン 1Ds Mark III の牙城を崩すモンスター
マシンだ。現時点での民生用デジタル一眼レフカメラの最高峰と言って差し支え
ないだろう。その画像も素晴らしい。

しかし、私が時々書いているようにベイヤー型のセンサーである限り FOVEON を
越えることはできない部分がある。ローパスフィルターと画像生成の補完処理が
本来得られるはずの「写真」を「デジタル画像」に変えてしまう。

確かに多くの画素を使うことで解像感は上がる。実用的には全く文句の付けよう
がない素晴らしい画像を出力してくれる。しかし、SD14 が 10 台買える価格なの
だから当然だろう。こと画質に関する限り SD14 で満足している私にとっては「と
ても高いカメラ」でしかない。もちろん、そこには貧乏人のひがみがある。

お金がいっぱいあったら買って使ってみたいカメラであることは確かだ。このカメラ
を購入して、レンズを一通り揃えることが出来る人がウラヤマシイ。普通の被写体
を普通に撮影するのであれば、D3X のが使い易いし、良い写真が撮れる可能性
は高い。

以前書いたことがあるけど、SD14 と他のカメラを比較する際には同じ受光面積を
持つカメラでないと不公平だと思っている。そして、SD14 の受光面積はフルサイ
ズに匹敵する。ベイヤー型イメージセンサーは単層であるが、FOVEON は3層で
あるからだ。

写真を撮ってお金を稼いでいるのであれば、このカメラを所有する言い訳は立つけ
ど、アマチュアである限り、このカメラは贅沢だと思う。もちろん、イヤと言うほどお
金があれば「贅沢」の感覚は大いに異なるし、趣味にお金を掛けることが悪いこと
とは思わないので、どうしても欲しいとなったら買ってしまうかも知れない。

ただ、D3 をお持ちの SD ユーザーお二人が「メインは SD」と言っているので、無理
してまで購入したいとは思わない。SD15 や DP2 も控えているので、お金は大切
にしなければいけない。

2~300万円の使ってしまっても良いお金があるのなら、欲しいカメラであることは
確かだ。


お昼休みに有栖川宮記念公園に行って、もみじの具合を見てきた。なかなか良い。
明日のお昼休みはもみじの撮影だ。

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雲台の話 2008/12/03

暦の上では冬となった。12月になると紅葉、イルミネーション、クリスマスと続く。
2008 年もあと1ヶ月で終わる。結構忙しい一年だった。おかげでフトコロは少し
暖かい。「はな」が行きたがっているシェラトン・グランデ・トウキョウベイ・ホテル
でのクリスマスにも連れて行ってあげられそうだ。


レンズテストやオークション出品用の写真を撮る時には必ず三脚を使う。三脚を
使うと言うことは雲台を使うと言うことだ。この前まで散々三脚の話をしたけど、
雲台についてはあまりイロイロと書かなかった。ので、少し雲台についても書い
て見ようと思う。

カメラがデジタルになると、それまで使っていた機材に対して異なった選択基準
が生じる。レンズもそうだけど、一番変わるのは雲台に対する考え方ではないだ
ろうか?

もちろん雲台の本来の目的である三脚の上でカメラをしっかり固定することと自在
なアングルが取れることの2つが最重要であることには変わりはない。が、フィル
ムの時代にはあまり気にしなかった水平出しがデジタルでは撮影時に要求され
る重要事項になってしまったため、それが可能な限り簡単に、しかも素早くできる
ことも雲台に必要とされる機能の一つとなってしまった。

これはデジタル画像を少し回転させることで生じるわずかな描写力の低下が嫌わ
れるからだ。

もちろんウェブ上の画像のようにあまり大きくなく、元の画像から縮小されて作られ
るものならあまり問題にはならない。が、原寸でディスプレイ上で観賞される様な場
合は、わずかな回転によって画像の劣化が生じることは確かだ。特に垂直や水平
の細い線の解像感や質感の描写が少し甘くなる。

これを避けるためには撮影後の画像を傾ける必要を生じさせないこと、つまり撮影
時に水平をしっかり出しておくことが必須となる。見た目でわからなければ良いとは
思うけど、プロレベルの話になると、ピクセル単位で気にしなければならないことも
あると言うことだ。

正直言って、ピクセル単位で水平、あるいは垂直を出す場合には、実際に撮影して
その画像を見ながら角度を変えて行くしか方法がない。これを普通の雲台を使って
行うのは至難の業である。私がレンズテストなどで水平を取る場合は雲台ではなく
三脚の長さで調整することがある。微妙な角度変更はその方が楽だ。

しかし、脚の長さで角度を変えるのは少々面倒。となるとギア雲台の出番となる。
現在私が使用しているギア雲台はマンフロットの 405 で、なかなか具合がよい。始
めはより小型の 410 を使っていたのだけど、非力な私にはノブが小さすぎて、私の
指の力では微妙な調整が難しかった。しかたなく、より大きなノブを持つ 405 に替
えた。普通に使う分には 410 で十分だと思うが、多少重くなっても良い場合や私の
ように指の力があまりない方は 405 のが使い易い。

微妙なフレーミングが要求される撮影においてはギア雲台以外の選択肢はない。
もちろん脚で調整、三脚全体を動かして調整などの技を使えば、普通の雲台であっ
ても事は足りる。しかし、素早く簡単にと言う条件を満たすとなると、やはりギア雲
台だ。

自由雲台(ボールヘッド)や3D雲台などイロイロ使って見たけど、やはりギア雲台
に勝る使い勝手を提供してくれるモノはない。あまり長いレンズを使わず、指の力
に自信のある方には 410 を、300mm 以上のレンズを乗せる可能性がある場合に
は 405 をお薦めする。

先月購入したマンフロット 055CXPRO3 にも始めはハイドロスタットボールヘッドを
載せていたのだけど、やはりギア雲台のが便利なので、405 に載せ替えた。室内
用大型三脚 475B と付け替えるのが面倒なので、仕方なくもう一個買ってしまった。

ハイドロスタットボールヘッドも決して悪い雲台ではない。微妙なフレーミングよりも
三脚に載せたカメラを振り回さなければいけないケースやガッチリカメラを固定しな
ければいけないときにはこの雲台の出番となるだろう。あとは、三脚を倒したり、雲
台をあっちこっちにガシガシぶつけるかも知れないような危険を伴う撮影の際にも、
この雲台を使うべきだろう。ギア雲台はショックに弱い。

ここへ来て、3D雲台に関しては見切りを付けることにした。つまり、原則として使わ
ないと言うことだ。しかし、それでは何となくさみしいので、個人的には最高傑作の
一つと考えているマンフロットの 115 をオークションで落札した。かなり使い込まれ
た中古であるが、競争相手がいて 4,000 円近い落札価格になってしまった。

製造が中止されて久しいのでチョット入手は難しい。以前 Outliner さんが使ってい
たのを覚えているが、なかなか面白い雲台である。

一般的な3D雲台に関しては、そこそこの大きさがあるモノなら、何を使っても良い
とは思うけど、とりあえずのお薦めはスリックかクイックセットだろう。マンフロットの
3D雲台もイロイロ使ったけど、現在販売されているものはどれもあまり好きではな
い。ジッツオに関しては感想を言えるほど使っていない。


かなり美品のジッツオを即決価格のみ 58,000 円と言うアホな値段でオークションに
出品中だけど、予想したとおり買い手はつかない。さらし者状態になっていて少し恥
ずかしいがしばらくこのままで置いておこう。(^^;

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