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DP2 の色。 2009/05/01

早くも5月である。DP2 が発売されて1週間が経った。撮影枚数は既に 1,000 を超えてしまった。

昨日、DP2 で「チャート風」を撮影したときに気がついたのだけど、カスタムホワイトバランスを取ると、色の傾向は DP1 に近くなる。が、それでも少しだけ青い。

オートホワイトバランスについてはかなり昔、SD10 の時代に、それがいかに当てにならないかを室内に置いてあるテレビの画面を使ってお見せした。とにかく写される範囲にある明るい部分の色が白くなる方向にオートホワイトバランスは働く。それ以外にもイロイロと自動的に色温度を調整する仕組みが組み込まれているのだろう。にもかかわらずオートホワイトバランスが常に正しく働くことを私は期待していない。もし、正しく働かせようとするのであれば、実景を切り取る際に明るくて真っ白なものを画面の中に含めなければならない。そんなことに気を遣って写真を撮るのは本末転倒である。とにかく、ホワイトバランスをオートで撮影した場合、常に望んだ通りの色が得られる事はあまり期待しない方がよい。

その逆もあり得るので、困る。つまりマニュアルでホワイトバランスを設定しても実際の色温度が必ずしもカメラ設計者が予定した通りの温度であることが保証されているわけではなく、マニュアルで設定したにもかかわらず、期待した通りの色が出てこないことも皆さんは良くご存じだろう。

DP1 のマニュアル本を書かれた横木氏が発色についてユーザーから質問された際に「あまり気にしません。そこに写っている色がその時の色だと思えば良いでしょう。」と答えているのを聞いたことがあるが、スナップ系の写真がメインの場合はそうなるのだろうと納得してしまった。つまり、ホワイトバランスを取ると、その場の雰囲気が伝わらないこともあるので、実際の色を出すのか、あるいは調整された色を出すのかの選択において、敢えてホワイトバランスを取らない選択もあると言うことだ。もう一つはシャッターチャンスが重要視される類の写真では、色味はその写真の良し悪しにとってあまり重要ではないと言うことかも知れない。

私の場合は「不自然でない色」を目標にしている。もちろん比較テストの場合には、撮影データと現像データを明示して、その状態で公開する。だから私の家のベランダから見える景色をオートホワイトバランスで撮影した DP2 の色味が DP1 のそれよりも青っぽい場合は、それをそのまま掲載する。

それを見て DP2 の発色は R が足りないと決めつけるのは少しだけ間違っている。正確には「maroの家のベランダから見える景色をオートホワイトバランスで撮影した場合の DP2 の色味は R が足りない。」と言わなければならない。しかし、これは詭弁で、DP2 ではスナップ的な作例なども確かに R が少ない。

公園の芝生を写した写真では黄緑が青緑になっていて、驚いてしまった。明日からはマニュアルホワイトバランスでの撮影を心がけるけど、どうなりますやら・・・。

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