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娘撮りには DP2 2009/05/31

さすがに運動会では使わなかったけど、DP2 は「はな」を撮影するのに重宝している。DP1 でも良いのだけど、チョット広角過ぎて、水平やら垂直やらに気を遣わなければならない場合が多くなる。

35mm 相当で 41mm の画角は広角と呼べるほど広くもなく、遠近感が強調されすぎる事もない。子供と適度な距離を保って撮影するにはお手軽な画角だ。しかも小型であるために周囲の目をあまり気にしなくて済むし、気軽に持ち出せる。

常に予備のバッテリーを持って行く事さえ気をつければ、他に何も要らない。コンパクトデジタルカメラの良さを見直している。


我が家の DP2 は昨日2回フリーズした。撮影時に液晶モニターに何も映らなくなってシャッターも押せない状態になる。幸い電源ボタンの長押しで復帰するが、フリーズする頻度はファームウェアをアップデートする前とさほど変わっていないようだ。

バッテリーの持ちが良くなったのが私の勘違いなのかどうかを確認するために、ちゃんと記録を付けるようにした。いずれにしてもアップデート時にフル充電された電池をセットしたのは間違いなく、その後 481 枚撮影できた事になる。これは、いくら何でもおかしい。多分、私の勘違いだろう。ただ、2で割っても 240 枚撮影できた事になるので、ほぼ公称値だ。いずれにしても、ちゃんとした撮影可能枚数を調べてみよう。

明日は6月1日。写真の日である。

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DP2 白熱電灯の下で ISO200  2009/05/30

SD14 や DP1 でもそうだけど、人物を白熱電灯の下で撮影する時にはレタッチを覚悟して撮らなければならない。最良の方法はフラッシュを使う事だけど、フラッシュを使いたくないときや、フラッシュの使用が禁止されている場所ではそうも行かない。

私は被写体に直接フラッシュを向けて撮影する事で起きる顔のてかりが嫌いなので、フラッシュが使えるケースでも、天井にバウンスさせる。

今日は「はな」がチョッキンズ(子供専用の床屋さん)に行くというので付いていった。店内はそこそこ明るくて、写真の撮影も許されている。フラッシュは始めから持って行かなかったので、ISO 200 に設定して、ホワイトバランスを白熱電灯にセット。実際にはハロゲンも混じっていて、少し青めの白熱電灯光であった。

そのままで撮ると、レタッチしても助からない状態になる事がわかっているので、EV+0.7 の補正を掛けて撮影。オートで現像すると下のようになる。右側はオールリセットでの現像。

  
SPP3.5.1 「オート」   「オールリセット」

ところが、これでは実際の店内のイメージが出てこない。たまたま非常に明るい部分が背景にあったために、EV+0.7 でも補正が足りなかった。だから全体が望むほどの明るさにはなってくれなかった。色味もイマイチ。失敗である。

しかし、あきらめたくなかったので、SPP で可能な補正を掛けてみた。下が SPP で明るさと色味を調整したものである。

人物を露出が不足している状態で撮影し、SPP で露出を上げると、髪と顔の部分に露骨な色ノイズが乗ってくる。これが FOVEON センサーで人物を撮影するときには、十分に露出を掛けなければいけない理由である。おそらく、撮影時に背景の非常に明るい部分に気がついて、露出補正を +1.7 掛けていれば、これほどのノイズは乗ってこなかったであろう。

嘆いていても仕方ないし、今回の撮影ではこうなる事は想定内だったので、Photoshop によるレタッチでどれほど救えるかを試してみた。

1.髪の毛とおでこに色ノイズが乗っている部分を多角形選択ツールで大きめに選択し、選択範囲を 20 ピクセルぼかす。
2.[フィルタ]→[ノイズ]→[ノイズを軽減]を選び[強さ] 10、[ディテールを保持] 100%、[カラーノイズを軽減] 100%、[ディテールをシャープに] 0% で2回実行。

おでこのノイズはこれで目立たなくなったが、髪の毛のノイズがまだ目立つ。

3.髪の毛の部分を多角形選択ツールで小さめに選択し、選択範囲を 8 ピクセルぼかす。
4.[イメージ]→[色調補正]→[色相・彩度]を選択。[彩度] を -40 にセット。

これで髪のノイズも目立たなくなった。次に

5.後ろのおねぇさんや右のおねぇさんの顔の部分を選択して、[イメージ]→[色調補正]→[色相・彩度] で [イエロー系] を選択し [色相] を -10°にセット。グリーンの色かぶりを取る。

6.おもちゃの自動車のような椅子に付いているハンドルや座席の「赤」が黄色くなりすぎていたので、その部分のみを選択して[イメージ]→[色調補正]→[色相・彩度] で [イエロー系] を選択し [色相] を -10°にセット。

あと2カ所、チョット気になった所も少しレタッチした。

で、こうなる。

私はデジタルカメラからの出力はあくまでも素材であって、暗室作業による仕上げは当然行うものと考えているため、必要であれば、この程度の手間は普通に掛ける。コンテストなどに出品する方々も、当然この程度の事は日常的に行っているだろうし、広告写真の場合などはレタッチをせずに製版に廻す事は絶対と言って良いほどあり得ない。

ただ、私の場合は「作例」である事を重視しているため、普段はこれほどのレタッチは行わずに「作例画像」としてお見せすることを心がけている。が、今回と同じようなシチュエーションで同じような被写体を SD14、DP1、DP2 で撮影された方が、同じような間違いをしてしまった時に、何とかそれをリカバーする方法として、簡単に紹介した。しばらくしたら、[FAQ非公式版]に追加しておこうと思う。

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疲れた一週間 2009/05/29

今週は、かなり疲れる一週間だった。月曜日までに上げなければいけない宿題があるのだけど、数時間の作業で終わるので、今週末は比較的のんびりできそう。

Outliner さんの撮影会にも行きたいのだけど、お金がないからパス。DP2 で「はな」でも撮っていよう。

ファームウェアのアップデートで、それまでフリーズしなかった個体がフリーズするようになったと言う情報が価格.cm に書かれていた。本当にそんなことがあるのかどうかは不明だけど、決してあり得ない話ではないと思う。

でも、フォビオン掲示板や価格.com や2ちゃんねるの書き込みを見ているとフリーズしないという報告が多い。一般的に掲示板に書き込むのは困ったことや良くないことが多いので、フリーズが起きる個体はあまり多くないのかも知れない。感覚的には多くても 10% くらい?

私の DP2 がフリーズすることは確かなので、あと 4 ~ 500枚くらい試して数回以上フリーズするようなら、シグマに送ってみよう。

とにかく、疲れているので、今日も早く寝る。お休みなさい。

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疲労困憊 2009/05/28

今日の午後2時までに仕上げなければいけないプログラムがあったのに、夕べは DP2 で遊んでしまったため、朝の5時半から起きて、たっぷり8時間、プログラミングに没頭してしまった。その後納品に行って、別の会社に呼ばれ、先ほど帰ってきた。

Photoshop Elements 7 のお試し版をインストールしたので、それについて書こうと思っていたのだけど、超眠いので今日はこれまで。

誠に申し訳ないけど、おやすみなさい。

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DP2 ファームウェアアップデート 2009/05/27

DP2 のファームウェアがアップデートされて Ver.1.01 になった。早速ダウンロードしてテスト撮影。

まず、AF を LIMIT モードで使った時に、合焦するはずの無い距離で合焦サインが出る事はなくなった様だ。LIMIT モードにしない場合でも AF が外れる事はあったので、まだしばらく使って見ないと何とも言えないが、おそらく大丈夫だろう。

とりあえず 50 枚ほど連写で写してみたが、フリーズはしなかった。ただ、私の個体は 100 ~ 200 枚ではフリーズしない事もあるので何とも言えない。

今回のアップデートの対象にはなっていない ISO 50 での異常な白飛びをチェック。これは原因が SPP 3.5.1 にあると思われるので、直っていなくて当然。やっぱり直っていない。まだしばらく ISO 50 は使えない。ただし、Adobe Camera Raw では普通に現像できる。ただ、SPP で現像したものは白飛びしていない部分のハイライト部の描写が非常に良い。雲を見て欲しい。この階調を残したままで白飛びを押さえて欲しいと思う。


さて、SPP 3.5.2 はいつ出てくるのだろう? (^^;

【追記】200 枚ほどシャッターを切ってみたが、フリーズはしない。ただ、前のバージョンではオートブラケット時に書き込みが完了していなくても、次のシャッターを切る事ができたが、Ver.1.01 では出来なくなっている。連続撮影時の書き込みがわずかであるが遅くなった印象がある。フリーズを避けるための処置と思われる。

【追記2】さらに 200 枚全て AF で撮影。LIMIT モードでも FULL モードでもピントが外れているものは一枚もなかった。190 枚目で、書き込みランプが点滅しっぱなしになる状態が発生。ただし、画像はちゃんと記録されていた。


【追記3】さらに 100 枚 MF と AF で撮影。フリーズなし。AF の場合には書込中であっても AF 動作を行い、合焦後シャッターが押せる状態になるのを待って、シャッターが切れる。AF 時のレスポンスが良くなった?

【追記4】前のバージョンならとっくにバッテリーを交換するように求めて来たはずだが、まだ撮れる。バッテリーの持ちが良くなったような印象を受ける。

【追記5】連写中に時々画面が乱れる。紫色の帯が斜めに一瞬走る感じ。ただし、何の影響もなし。

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Adobe Camera Raw と SPP続き 2009/05/27

再び KAZUA さんから「自分的にはSPPにX3F抽出JPEG(プレビュー画像)と同じパラメータで現像するモードが欲しいところ」と言うご意見を頂いた。

私も欲しい。とお返事した手前、調べないわけには行かず、一応テストしてみた。ただ、SPP 3.5.1 で「オールリセット」で現像したものと X3F から JPEG データを抽出したものとの差はさほど大きくない。


DP2 カメラ内 JPEG を抽出

上の X3F データ内の JPEG を抽出したものとほとんど同じになるように SPP 3.5.1 で現像してみた。

[露出]+0.1 [シャドー]-0.5 [ハイライト]+0.1 [彩度]-0.2 他は 0 CC は 3M

一番大きく違うのはシャドーで、-0.5、色調は 3M。他の写真でもやってみたが階調に関してはオールリセットとあまり変わらず、わずかに暗い感じ。色調も 3M くらいでほぼ同じ色になる。カメラの個体差があるかも知れないので、皆さん各自で試験してみる事をお勧めする。

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Adobe Camera Raw と SPP 2009/05/26

KAZUA さんから「ACRで現像するには取り敢えず「自動補正」を掛け、それから補助光効果やら黒レベルやら追い込んで行けば良いのかしらん?」とご質問を頂いた。実は SPP の「オート」と ACR の「自動補正」はかなり異なる。

昨日は SPP の現像結果に Adobe Camera Raw を合わせたので、今日は Adobe Camera Raw の「自動補正」で現像したものとほぼ同じ結果が出るように SPP をいじってみた。

すぐ下は、SPP 3.5.1 で「オート」だ。比較的おとなしい、私の好きなイメージではある。が、少し色味が気に入らない。

SPP 3.5.1 「オート」
[露出]+0.1 [コントラスト]+0.1 [シャドー]-0.3 [ハイライト]-0.6 [FillLight]+0.4

これは Adobe Camera Raw の「自動補正」。現像ソフトによって「最良」のコンセプトがいかに異なるかが良くわかる。私的には「派手過ぎ」。


Adobe Camera Raw 「自動補正」

SPP 3.5.1 で Adobe Camera Raw での「自動補正」に合わせた。

[露出]+0.3 [コントラスト]+1.3 [シャドー]-0.8 [ハイライト]-1.6 [彩度]+0.3 [FillLight]+0.3

SPP の[FillLight]は使いたくなかったのだけど、使わないとハイライトを落としきれない。どちらが良いかという判断は皆様にお任せするが、下に私が一番楽で一番好きなものを上げておく。


DP2 カメラ内 JPEG を抽出 (^^;

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Adobe Camera Raw 5.4 RC版 2009/05/25

フォビオン掲示板で KAZUA さんが Adobe Camera Raw 5.4 の RC(公開直前)版が出て、それが DP2 の X3F に対応していることを教えてくれた。

早速ダウンロードして試してみた。

上が SPP3.5 で、下が Photoshop SC4 に組み込んだ Camera Raw で現像したものだ。


SPP 3.5.1 オールリセットから調整 DP2 ISO100 f:3.5 1/250 Sec. MF 晴れ


Adobe Camera Raw SPP 出力に合わせて調整

SPP 3.5.1 でさらっと現像しておいて、Camera Raw でその仕上がりに合わせた。ほとんど差はない。もし、ISO 50 で撮影していたら、SPP 3.5.1 ではハイエストライトからハイライトまでの部分でトーンジャンプが起きていたはずである。Camera Raw の使い心地はすこぶる良い。ただ、Adobe Camera Raw は Photoshop CS4 か Photoshop Elements 7 のユーザーでなければ使うことができない。Light Room でも近いうちにはサポートされるだろうけど、いずれにしても、価格を考えると手放しでお薦めすることはできない。

既に Photoshop のユーザーであれば、お試しになって見る価値は十分にある。

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良いカメラマン 2009/05/24

昨日の運動会で一番感じた事はもっと連写をしたいと言う事だ。

「はな」の徒競走をスタートからゴールまで AF-C で追いかけたいと思っても1秒間に3枚で6枚連続、つまり2秒でそれ以上連続での撮影はできなくなる。私はここぞと思うところで2枚ずつ、計3回シャッターを切って6枚撮影するに止めた。幸いにもその内の一枚がピントピッタリだったので、作例に上げる事ができた。

大昔だったら、ゴール近くに置きピンをしておいて、一発必中を狙って、一枚だけシャッターを切るケースである。しかし、それを的確に行えるのはスポーツ新聞のカメラマンくらいで、日常的に写真を撮影していないアマチュアカメラマンにとっては、まさに一か八かの勝負になる。

もし、SD14 でバッファ可能な枚数が12枚だったら、もっと撮れただろう。こういった写真を撮影する場合はやはり画像サイズを落としてでも、連続撮影可能枚数を増やすべきだろう。画質オタクである以前に、良い写真を撮ろうとするカメラマンでなければいけない。深く反省。

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小学校の運動会 2009/05/23

今日は「はな」の運動会であった。さほど広くはないと言え、幼稚園とは比べものにならない広さの校庭で朝の8時から午後2時近くまでを過ごした。私は「はな」の最後の出番が終わるとすぐに帰って来てしまったが、ヨメさんは最後までいて、「はな」と一緒に帰ってきた。

今日持って言った機材は SD14 を2台とレンズ3本。17-70mm、100-300mm F4、120-400mm OS だけである。初めのうちは 100-300mm に一脚を着けていたのだけど午後は 120-400mm を仕舞って、100-300mm 一脚なしで撮った。やはり 120-400mm と 100-300mm の2台体制はしんどい。

しかも、会場が混雑しているので一脚でも取り回しに気を遣う。長さとしては 400mm までは必要ないし、幸いにも天気が良かったために、結構速いシャッター速度で撮影できた。

「はな」の徒競走を撮るために、滅多に使わない AF-C を使ってみたけど、のんびり6枚連写した内の1枚だけはピントが合ってくれた。ほぼ期待値なので文句は言わない。もし、もっとまともなカメラだったら半分くらいは合ったかも知れないが、やってみないとわからない。

120-400mm OS と 100-300mm の両方を持っている事は、あまり賢明とは言えない。もちろん使用目的が異なるので、全くの無駄ではない。今日の天気がもっと悪かったら、100-300mm は使わなかったかも知れない。以前 100-300mm と 120-400mm を比べたときに、100-300mm を 120-400mm より一絞り開いても、120-400mm の描写より良かった。つまり 100-300mm の f:5.6 は 120-400mm の f:8.0 より良い描写をする。120-400mm は決して悪いレンズではないが、100-300mm が良すぎるために、イマイチなレンズに見えてしまう。

しかし、いくら 100-300mm が良くても、手ブレしてしまったら、ブレブレ写真が撮れるだけである。その意味では 120-400mm のが手ブレしにくい分、安心感がある。やはり両方持っている事に若干の意味はあると言う事だ。でも、私のような描写力オタクにとっては、やはり 100-300mm の描写力は大きな魅力である。どちらかを手放す可能性もあるが、そのときには 120-400mm を手放す事になりそうだ。

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チョット疲れ気味 2009/05/22

昨晩はかなり眠い状態で書いていたこの雑記帳の下書きを誤って保存せずに閉じてしまったため、くじけた。
実は、かなり忙しい。それもお金にならない忙しさなので精神的にも疲れ気味。困ったことだ。
幸い夕べはしっかり寝たので、今朝は元気。これを書いているのは出勤途中の電車の中。
今日もそこそこ忙しい。続きはまた後で・・・。


現在19時。会社その1でのお仕事を終えて、会社その3へ移動中。会社その3のお仕事は2時間くらいで終わるので、午後10時くらいには家へ帰れるだろう。
システム開発の仕事はとても面白いのだけど、忙しすぎると間違い易くなって、余分な時間が掛かるようになる。疲れ過ぎはやはり良くない。

さて、この続きは家に帰ってから書こう。


現在23時51分。家へ帰って来て、食事をしたらこの時間になってしまった。MS Access の LIKE 演算子のバグと戦っていたら、予定を1時間ほどオーバーしてしまった。

明日は「はな」の運動会なので、早く寝ます。おやすみなさい。

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ラチチュードと HDR 2009/05/20

2004年に SPP で「露出」をプラスマイナスして、どれほどの変化があるのか、また実用になるのかを調べたことがあり、私のサイトの「テクニカル」に「ラチチュード」とタイトルをつけて上げてある。

フィルムでは撮影時における露出の誤差に対する許容範囲を「ラチチュード」と言う言葉で表した。「このフィルムはラチチュードが広い。」とか「ポジフィルムは一般的にラチチュードが狭い。」などの様な使い方で、露出の狂いに対して、どれほどの許容範囲があるかと言う意味で使われた。デジタルではあまり使われないようだけど、適正露出からのプラスマイナスがどの程度の範囲なら許容できるかという意味で「ラチチュード」を使うことがある。

フィルムでも、デジタルでも、被写体のコントラストが低ければ低いほど、露出誤差の許容範囲は広くなる。逆にコントラストが非常に高い被写体の場合はどう頑張って露出を調整しても、被写体の全ての階調をそれらしく表現することができないことがある。

ダイナミックレンジは電気的に測定することができるのだけど、ラチチュードはおおよそ何段階などと言われる。が、実際には被写体のコントラストによって、許容範囲に収まるかどうかが大きく変わって来るので、あまりアテにしない方が良い。

SD10 でテストしたとき、私は単純にポジと同じでプラスに弱く、マイナスに強いと結論しているのだけど、コントラストが低い被写体に対しては、±2段くらい狂っても、階調はそれらしく表現される。つまり、かなり広いラチチュードを持っている様に見える。しかし、コントラストが強い被写体だと、+1で白飛びが起き、-1ではノイズが目立つ。この場合、ラチチュードは無いに等しい。

一般的にスタジオ撮影においてはカメラマンは光をかなり自由にコントロールすることが出来る。使うカメラ、あるいはフィルムのダイナミックレンジを目一杯使って、黒から白までの階調をピッタリと制御する事は不可能ではない。

しかし、風景写真においては、天候、季節、時間によって光すなわち被写体のコントラストはコロコロ変わる。とても人間がコントロール出来るものではない。撮影者は望む光の状態をひたすら待つか、与えられた光のまま、表現目的に合わせた露出で撮影する以外に方法はない。

最近は同じ風景を露出を変えながら写して合成する「HDR(ハイダイナミックレンジ合成)」を使う人も増えている。一つ間違えると不自然な感じになってしまうのだけど、それもまた面白い。写真の表現手法としては大いに活用して良いと思う。

デジタルのメリットを大いに活かして、フィルムの時代にはもの凄い手間を掛けなければできなかった高難易度技法が簡単に使える様になったことは大いに喜ぶべき事だろう。

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新型インフルエンザ 2009/05/19

あまり世の中の事について触れなさすぎるのも問題だ。私自身、四六時中カメラや写真のことだけを考えているわけではない。

このところ、世の中が新型インフルエンザで騒がしい。いっぱい騒いで良いと思う。幸い現時点では新型インフルエンザは感染力は強いが、毒性は普通のインフルエンザ並みと言うことだ。が、ウィルスという生き物は単純なだけに、いきなり突然変異が起きるとのこと。万一、感染力がそのままで毒性が強いものが生まれてしまったら、とんでもないことになる。もちろん、そんなことにはなって欲しくない。

また、感染力が強いと言うことはそれだけ新型インフルエンザにかかる人が多くなると言うことだ。タミフルの様な薬が有効なのはわかっているが、無尽蔵にあるわけではない。また、私の知識が正しければ、そう言った薬はインフルエンザの諸症状を緩和する薬であって、ウィルスを退治する薬ではない。毒性が強くないとは言え、病弱な方や持病をお持ちの方にとっては致命的となる場合もあるそうだから油断は禁物である。

悪い予測はしたくないが、おそらく今週中に関東地方でも感染者が出ると思う。比較的狭い国土に大勢の人がひしめき合っている我が祖国なので、広がり始めたらとんでもなく速い速度で広がってしまうと考えておくべきだろう。

都内でマスクをしている人はまだ少ない。が、私は今日からマスクを着用し始めた。この新型ウィルスと人との戦いはしばらくの間続くのだろう。皆さんも、当事者とならない様、十分にご注意願いたい。


今日はお仕事が見事に多忙で、インターネットを見る暇もメールをチェックする暇もなかった。家へ帰ってきてのんびりネットサーフィン。ネタがないので、本日はこれにて失礼。

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週末は運動会 2009/05/18

ふと気がついたら今週の土曜日は「はな」の運動会である。小学校へ入学して初の運動会なので本人も張り切っている。幼稚園と違って、特に撮影での制限はないようだ。幼稚園よりはるかに広い場所での運動会なので、やはり 120-400mm か 100-300mm だ。SD14 が2台あるので、両刀使いも可能ではあるが、重さとか機動性を考えると悩む。あまり広い校庭ではないので三脚は遠慮すべきだろう。一脚で 100-300mm がベストかも知れない。


滅多に起きないのだけど、SD14 も希に書き込み中表示のランプ点滅がいつまで経っても終わらない状態になることがある。その時には電池を抜いて強制終了をする。それで復帰しなかったことはないので、致命的とは考えていない。

ただ、シャッターチャンスが非常に重要な写真を撮影しなければならない方にとっては、大きな問題だと思う。

DP2 のフリーズ問題にしても、電源ボタンの長押しで復帰しなかった事はないので、私自身は許容範囲であると思っているが、可能な限り早い内に解決して欲しい問題であることは確かだ。

土曜日と日曜日には SD カードを変えながら撮影してみた。それまではグリーンハウスの 16G のみを使っていたのだけど、PhotoFast の 16G、トランセンドの 8G、上海問屋の 8G をそれぞれ試した。結果は、どの SD カードでもフリーズが起き、しかも起きるタイミングは早かった。最後に DP1 に使っていたグリーンハウスの 8G をセットして、メチャクチャをやったのだけど、やっぱりフリーズした。我が家にある SD カードは全滅。

2ちゃんねるの書き込みを見ると、2G あるいは 4G の比較的小さな容量のカードだとフリーズが起きにくい様だ。もしかすると SD14 と同じで、クラスタサイズが関係しているのかも知れない。DP2 で 8G の SD カードをフォーマットすると、クラスタサイズを強制的に 16K にしてあった SD カードでも、32K になってしまうので、パソコンでクラスタサイズを指定してフォーマットするしかない。ただ、パナソニックでは SD カードを普通にパソコンでフォーマットするのは良くないとして、わざわざ SD カードフォーマッタを公開しているので、Windows でフォーマットすることは推奨されていない。

仕方がないので、始めに Windows で FAT32、クラスタサイズ 16K でフォーマット。次にパナソニックの SD Formatter で「論理サイズ調整 OFF」でフォーマット。しかし、フォーマットが終了すると、クラスタサイズは 32K になっていた。残念。

CF の場合は Windows でフォーマットしても良いことになっているけど、SD カードの開発元であるパナソニックが Windows でフォーマットしてはいけないと言っている。しかし、ダメもとで、Windows で 16K クラスタのフォーマットをして試してみた。それでも、フリーズは起こった。

2G の SD カードを試してみようかな・・・。

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落ちついた天気 2009/05/17

今日の千葉県船橋市は朝からどんより曇ったお天気。曇りの日は長い時間光が安定しているので無限遠の風景を撮影して、描写力を比較するには良い天気である。

なので、気になっていた DP2 が無限遠において最も良い描写をする絞り値をじっくり調べてみた。f:2.8 から f:11.0 まで 1/3 絞りずつ変えて同じ景色を撮影。それを4セット撮って、わずかな明暗の差を取るためにオートで現像。

やっぱりすごいレンズである。f:4.5 から f:7.1 までの間、描写力はほとんど変化しない。見た目での差がほとんどないため、JPEG 12 で保存して、ファイルサイズを比較。4セットの全てで最もファイルサイズが大きいのは f:6.3 であった。なので、DP2 が無限遠において最も良い描写をする絞り値は f:6.3 であると言える。

しかし、繰り返すが f:4.5 から f:7.1 までは目で見比べる限り、その差を見いだす事ができない。さらに言えば、明らかに描写が甘いとわかるのは f:2.8 だけで、f:3.5 になると、かなり良い描写となり、十分に実用範囲。小さい方は f:10.0 までが十分に実用範囲。f:11.0 になると回折の影響が確認できる。それでもかなり良い描写で、実用上は全く問題ない。

JPEG 12 ではファイルサイズが大きすぎるので、JPEG 11 で現像し直したものを掲載しておく。なお、()の数字は JPEG 12 で現像したときのファイルサイズ(バイト数)である。



f:2.8 (5,244,459)



f:3.2 (5,500,675)

<

f:3.5 (5,628,554)



f:4.0 (5,897,170)



f:4.5 (6,045,162)



f:5.0 (6,089,772)



f:5.6 (6,103,572)



f:6.3 (6,115,984)



f:7.1 (6,065,063)



f:8.0 (6,056,745)



f:9.0 (5,941,855)



f:10.0 (5,856,452)



f:11.0 (5,693,986)

いつも同じ事を書くが、この JPEG のファイルサイズによる描写力の比較には原則がある。同じカメラ、同じレンズで、ほとんど変化しない被写体の全てが無限遠にある風景を撮影して、ノイズがなく、ブレがなく、同じ明るさで現像されたものを比較する場合にのみ有効である。これらの条件に一つでも合致しない場合には当てにならないので、注意して欲しい。普通は目で見れば、描写力の比較は簡単にできるのだけど、あまりにも違いがなさ過ぎる場合の最終手段である。

実際には、上記の絞り値による描写の変化を見る場合かレンズテストを行う際に MF で撮影したものの中から最良のものを選ぶのに使うくらいである。

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とてもすてきな講演会でした。 2009/05/16

本日、午後2時より銀座のアップルストアで開催された「アートディレクター 福井信蔵が語る SIGMA DP2の世界」を拝聴させていただいた。DP2 の技術的な側面ではなく、そのコンセプト、撮影手法などについて、カタログやウェブサイトに使われているオリジナルの写真をプロジェクターで投影しながらの1時間半は実に有意義な時間であった。

途中「DP2 の詳細については maro さんのブログを見てください。maro さん、いらしてますか?」と言うことでご指名にあずかり、少し恥ずかしかった。

とにかく、講演は福井氏と山木社長の掛け合い漫才(言い過ぎ)の様な部分もあり、とても楽しかった。プリプロダクトモデル、特に DP1 の時はアルファバージョン以前のマシンを使ったために、とても苦労したこと。DP2 用の写真撮影が行われたバリでの話。実際にカタログに使われている写真がどのようにして撮影されたかなど、本当に DP ユーザーにとっては実際の撮影においてのノウハウが聞けて、私自身大いに勉強になった。

講演会の後で福井氏と少しお話しをさせていただき、FOVEON センサーがキャプチャーした写真の良さについて語り合うことができた。さらには、業界では有名な福井氏がシグマのブランドディレクションを担当しているのはシグマという会社がいかに顧客を大切にしているかを実感しているからと言う冒頭のお話にも私は強い共感を覚えた。

以前にも書いたことがあるが、私は私はシグマという会社を信用している。会社なので当然利益を追求するのが第一の目的である。しかし、シグマの経営陣は本当にユーザーを会社の財産だと思っていることを知っている。だから、私はこれからもシグマのユーザーであり続けたいと強く感じた。


なお、本日 Mac でこのブログをブラウズした際に、余分な改行により、非常に読みづらいものになっていることが判りました。過去の掲載分も含めて、以降、余分な改行を入れない状態で記載して行きます。今まで読みづらい思いを我慢してお読みいただいた皆様、誠に申し訳ありませんでした。

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暖かくなる DP2 2009/05/15

一昨日のめちゃくちゃな連写や昨日の 50 枚ほどの連写をした後で気がついたのだけど、DP2 は暖かくなる。DP1 はあのスピードなので、何をやっても暖かくなることはなかったけれど、DP2 はSD14 と一緒で、過激な連写を続けると暖かくなる。

カメラの筐体が暖かく感じると言うことは内部はかなり熱くなっていると考えて間違いない。SD14 がフリーズする原因と DP2 がフリーズする原因の一つはもしかすると同じかも知れない。いわゆる「熱暴走」である。パソコンで CPU クーラーの取り付け方が悪かったり、クーラーが故障したりすると CPU は確実に熱暴走を起こす。最近のマザーボードは異常な温度を検知すると警告を出すけど、SD14 や DP2 にその機能はないようだ。

温度センサーとそれを常時監視するプログラムが必要なので、ファームウェアの変更では実現できないだろう。

とにかく、DP2 はあのサイズで、センサーから 21M バイトの RAW データを読み出し、バッファに蓄えて、そのデータを 14M バイトの画像データに変換して SD カードに JPEG 画像を添えて書き出す。それをシャッター1回当たり、6~7秒でやっている。その間に一方では撮影も行われているのだ。CPU やメモリにはさぞかし負荷が掛かっていることだろう。

熱暴走を防ぐために我々ユーザーができることは2つしかない。その一つは過激な連写を行わないこと。もう一つは何らかの放熱手段を考える事である。

過激な連写を行わないと言うのは簡単そうで難しい。昨日の場合も日当たりと手ブレの狭間で、多くの枚数を撮ってしまった。以後は気をつける様にするけど、夢中になると、ついやってしまう。

放熱手段はあまりない。消極的な方法ではあるがケースでカメラをくるまないこと。連続撮影中はぐるぐる振り回して放熱をすること。ただ、ストラップとカメラが何Gまで耐えられるかが不明なので、思いっきり振り回してはいけない。

一番有効なのはハルムートさんのところで試作していたアルミのグリップ。放熱効果を考えた肉抜きをすればさらに良い。ただし、取り付け部に熱伝導の悪い緩衝材は使えない。ボディとグリップの接触面はアルミむき出しが望まれる。

かなり大きくなるけどボディと金属が直接接触するタイプのクイックシューも良いかも知れない。Outliner さん御用達のノボフレックスあたりは使えそうである。

ただ、フリーズが熱暴走により本当に起きるとしても、それは原因の一つに過ぎない。新品を箱から出して電源を入れたらフリーズしたという報告もあるので、放熱によって DP2 を冷ましたとしても、その他の原因でフリーズが起きる可能性がある。つまり、いくら頑張って放熱しても、他の原因でフリーズが起こり得るので、あまりお金や時間を掛けて放熱に情熱を燃やしてはいけないと言うことだ。

フリーズが解けない個体はおそらく AF のメカ部かセンサー部にも不具合を持った個体なのかも知れない。あまり数は多くはない様だけど、これは最優先で解決されなければいけない問題だ。

このところお仕事で遅い日が続いた。今日は眠い。明日の午後は銀座にでも出てみるか・・・。

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DP2 本日2回フリーズ 2009/05/14

仕事の打ち合わせでほぼ地元と言っても良い船橋市の塩見町へ自転車で出かけた。変に交通機関を使うより、自転車が一番速い。

時間的にたっぷりゆとりがあったので、DP2 をこっそりリュックに忍ばせて、打ち合わせの前と後で撮影を楽しんだ。

で、2回ほどフリーズ。3枚連写した後で、アクセスランプが止まらないのが1回。これは SD14 で慣れている。(^^;

もう一回は背面液晶が真っ暗になって、ウンともスンとも言わなくなった。

両方とも初めて遭遇するケースだ。とにかく不思議なのはフリーズする時の状況が一定でないこと。AF モードを切り換えてフリーズ。シングルモードでひたすら連写をしている時に書き込み後フリーズ。

SD カードとの相性を調べ始めるときりがないので、とりあえずグリーンハウスのSDHC Class6 16G のみを使い続けて来たが、明日からは他の SD カードでも撮影してみることにした。

他には 8G を3枚、16G を1枚持っているので順繰りに使ってみよう。

SD カードにも個体差があると言われているので、私が使って大丈夫だからと言うことが必ずしも言えないのが残念だけど、少なくとも自分自身のカメラで一番フリーズしないカードを探してみることはもっと早くにすべきだった。

でも、DP2 がフリーズする状況を考えると、SD カードとの相性だけではないことがほぼ確実なので、あまり多くを期待してはいない。

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SIGMA DP2 の大きな問題点 2009/05/13

DP2 は大きな問点を抱えている。おそらく近い将来には解決されると思うのだけど、現時点では未解決である。

私の DP2 は撮影枚数 2,500 枚を越えた時点で5回のフリーズを経験している。幸い電源ボタンの長押しや電池を抜いて再起動することで何事もなく復帰してくれたので、そのまま使っている。

データの書き込み途中で起きたこともあるし、何もしていない時に AF モードを変更しただけでフリーズしたこともある。何とかフリーズする時の条件を特定しようと思っているのだけど、できていない。

もしかするとオートパワーオフのタイミングで何かの操作を行うとフリーズするのかと思い、オートパワーオフを切って、試してみたが、やはり無茶な連続撮影をやったらフリーズした。

最悪の場合には電源の再投入でもフリーズが解消されないことがあるという話なので、頼まれ撮影などに DP2 だけで挑むのは無謀である。また、DP2 が唯一のカメラである人もいるだろう。そのような方が再起動不能なフリーズに直面しないことを祈るしかない。

当然、シグマでは原因の究明を必死に行っているはずなので、かなり近いうちにファームウェアのアップデートがあると思われるが、正式なコメントもないので何とも歯がゆい。

AF がうまく動作しないケースは、やはり LIMIT モードで多発する様だ。AF の動作が多少遅くなるが、とりあえず LIMIT モードは使わない方が良いかも知れない。

実は AF モードで合焦しない場合でもシャッターが切れてしまうことを発見した。わかっていればどうと言うことはないのだけど、AF モードでは合焦しなければシャッターは切れないと思い込んでいた。お恥ずかしい。ユーザーが選択できる様になっていた方が良いと思う。

もう一つの問題はカメラではなく Windows 版 SPP3.5 である。なぜか白飛びが起きやすい。DP2 から出力される X3F ファイルは SPP2.5 では 現像できないので、SPP3.5 で現像せざるを得ない。

ISO 50 を使わなければ大丈夫と思ったが、ISO 100 でも露出をかけ過ぎるとやはり白飛びは起きる。FOVEON に限らず、イメージセンサーは露光が足りない部分に色ノイズが乗りやすい。FOVEON センサー本来のダイナミックレンジは十分に広いのだけど、この白飛びと暗部の色ノイズのせいで、実用的な適正露出の範囲(ラチデュード)が実際より狭く感じられる。自然光での撮影が多く、階調を重視し、暗部のノイズが嫌いな人にはとってはかなり露出に気を遣わなければいけないカメラになってしまっている。

現時点で判明している大きなトラブルはこの3つ。その他小さなトラブルもあるようだけど、とりあえずはシグマがこの3つの問題を早急に解決してくれることを強く望む。

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SIGMA DP2 の操作性 2009/05/12

まず始めにお断りしておかなければならないのだけど、私はカメラの操作性に関してあまり文句を言わない人である。文句を言っても、現在自分が使っているカメラの操作性が良くなるわけではない。メーカーが私のお願いを聞いてくれれば後継機に関しては良くなるかも知れない。

だったら、マニュアルを読み、散々触りまくって、自分の体にそのカメラの操作を覚えさせてしまう方が手っ取り早い。だから、私はあまり文句を言わない。

しかし最近は昔と違って、ファームウェアで変更が可能な場合がある。私自身ソフトウェア技術者なので、どの部分がファームウェアを変更することで変わり得るかの判断は難しいことではない。

なので、以前よりはイロイロと文句を言う様になった。シグマさんにも、このブログと[DP1/2 について]を読んでいただける様お願いしてある。それにフォビオン掲示板もしっかりチェックしてくれているはずで、ユーザーからの声に対してしっかり耳をそばだててくれている。

DP2 のスペックや操作性などをじっくり観察すると、DP1 に寄せられたユーザーからの要望をしっかり取り入れて、反映してくれたマシンであることが良くわかる。

DP1 も背面右上にあるボタンに好きな機能を割り当てる事ができるが、間違って触れてしまうことも多く、結局は使わなくなってしまった。DP2 はボタンの配置が変わって、以前よりは触れにくくなった。私はほとんどの場合、絞り優先AE で撮影するので、右上のボタンが絞り値、十字ボタンの左右が露出補正になっている初期の設定で満足している。

正直言って、操作性に関してはその良し悪しに関する判断には個人差があり過ぎる。私が良いと感じるものでも他の人にとっては駄目となる場合も多い。だから、可能な限りカスタマイズできる事が望ましい。

その意味では右上の上下キーや十字キーの左右に好きな機能を割り当てられるのはとても良いことだと思う。

細かいことを言えば、多少の注文はあるのだけど、あちらを立てればこちらが立たずになってしまうこともあって、やっぱり体に覚えさせるのが一番良い様な気がする。

結局、せいぜいいじくり回して、自分に必要な操作がスムーズにできる様、練習してそれでも気に入らないところは文句を言うべきだろう。私はまだそこまでいじり回していない。(^^;

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SIGMA DP2 の歪曲収差 その2 2009/05/10

「気にすれば気になる程度」がどの程度なのかを見ていただく。


距離約4m。


距離約6m。

この程度である。

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SIGMA DP2 の歪曲収差 2009/05/10

DP2 で撮影した写真にはタル型の歪曲が見られる。撮影距離が短くなるほど歪が目立つ。だから、無限遠の風景では気にすれば気になる程度であるが、近接撮影となるとかなりタルタルである。


一番歪曲が目立つ状態。最短距離 28cm


35cm だとこれくらい。


45cm だとこれくらい。わかりにくいので、赤で枠を描いた。

思いっきり接写をするのであれば、シグマ純正のクローズアップレンズ AML-1 を使うと良い。クローズアップレンズは基本的に糸巻き型の歪みを持つので、タル型の歪をうまくごまかしてくれる。


DP2 に AML-1 を着けた最長撮影距離 = 35cm だとこれくらい。


DP2 に AML-1 を着けた最短撮影距離 = 21cm だとこれくらい。

なお、撮影距離はワーキングディスタンス(レンズの先端から被写体までの距離)ではなく、イメージセンサーがあると思われる位置から被写体までの距離なので、ご注意。

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SIGMA DP2 カメラ内 JPEG 2009/05/09

さて、カメラ内 JPEG を使ってみようと決意したまでは良いけど、RAW で撮影したものと大きく結果が異なっては悲しい。そこでしっかりテストをしてから、本番に挑むことにした。

いつものように、絞り優先AE、WB[晴れ]、ISO 100、カラーモードを[スタンダード]、ピクチャーセッティングを全て 0 に設定。画像のサイズは HI。

1.RAW で撮影。
2.RAW を FINE (JPEG) に変更して撮影。
3.ピクチャーセッティングの [コントラスト] をプラス方向に 0.2 ずつ加えながら +1.0   まで撮影。
4.[コントラスト] を 0 に戻して、[シャープネス] をプラス方向に 0.2 ずつ加えながら   +1.0 まで撮影。
5.[シャープネス] を 0 に戻して、[彩度] をプラス方向に 0.2 ずつ加えながら +1.0   まで撮影。

始めの RAW で撮影したものを [オールリセット] で現像。JPEG 11 で保存。一度 JPEG 12 で出力したのだけど、ファイルサイズが 5M バイト以上になってしまい、JPEG 11 で出力し直した。JPEG 11 だと DP2 のカメラ内 JPEG とほぼ同じファイルサイズで出力される事を確認。ちなみに、私の作例画像は常に JPEG 11 で出力している。

1.と2.を瞬時に画像を切り替える方法で比較。色調は RAW で撮影したものは G が少し多い。JPEG はクセがない色合いであるが、明るい部分が飛び気味である。コントラストと明度は JPEG が少し高い。色ノイズは RAW のが少ない。一番違うのはシャープネスで、RAW の方が解像感があり、シャープネスを +1.0 した JPEG 画像より RAW からオールリセットで現像したものの方が素直に解像している。彩度は RAW の方がわずかに高い。

以上のことから JPEG で RAW からオールリセットで現像したものと同じような結果を得るためには コントラスト -0.2 シャープネス +1.0 彩度 +0.2 であると判定し再び撮影。

下の2枚、上が RAW で撮影してオールリセットで現像したもの。下がピクチャーセッティングを上に書いてある設定にしてカメラ内 JPEG で撮影したものである。カメラ内JPEG の解像感がわずかに甘いが、あくまでも RAW と比べた場合で、その辺のデジタルカメラとは比較にならないほど良い。私のように異常に画質にこだわる人でない限り、カメラ内 JPEG の仕上がりに文句を付ける人はいないだろう。


RAW で撮影


カメラ内 JPEG

私自身はどちらも不満。結局、どちらも、カメラが出してきたものにわずかな補正を加える事になる。どうせ触らなければいけないのなら、RAW からの出力のがレタッチに対する耐性が高いので、やっぱり RAW での撮影を選ぶ。

信じられない事だが、間違いなくカメラ内 JPEG の出力は良くなったし、実用上も全く問題がない。現像を面倒と思われる方にはお勧めできる。

しかし、DP2 の真の実力を引き出すためにはやはり RAW で撮影し、丁寧に現像してあげる方が良いと感じた。納得の行く結果を得ようとすれば、手間が掛かる事は仕方のない事である。もちろん、私が画質に対してこだわりすぎているひねくれ者である事は確かで、シグマがどんなに頑張っても RAW で撮影し、自分で現像する事を止めない偏屈なユーザーであり続けると思う。しかし、だからこそ、シグマのデジタルカメラのユーザーであり続けるとも思う。

なお、本日この撮影の後、室内で「はな」をカメラ内 JPEG で撮影した。


シャープネス +1.0 はかけ過ぎである。が、それでも RAW で撮影したものの方が解像感が高い。今日と明日はカメラ内 JPEG で撮影と息巻いていたが、明日からは RAW に戻る。(^^;

ただ、ご覧頂いたように、カメラ内 JPEG の出来が非常に良い事は確かだ。なので、普通に写っていれば良いレベルの写真であれば、カメラ内 JPEG を使う事を躊躇する理由はなくなったと言って良いだろう。

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SIGMA DP2 セカンドインプレッション その4 2009/05/09

レンズとセンサーの良い点を挙げたので、次は FOVEON 専用のデジタルイメージプロセッサ第2弾、TRUE II を褒めなければいけない。おそらく TRUE II の搭載によって最も恩恵を受けるのは撮影したデータを JPEG 形式で保存した時ではないかと推測している。

その他にも処理速度の高速化や輝度ノイズの低減に貢献しているとは思うが、実際にイメージを処理するどの段階で、どのように TRUE II が働いているのかが公表されていないので、憶測に過ぎない。

だから、具体的に TRUE II の良い点を挙げるのは、意外に難しい。何かが良くなったと言っても、それが本当に TRUE II を搭載した事によるメリットなのかどうかがはっきりわからないからだ。シグマさんはこのあたりの情報をもう少し詳しくユーザーに教えてくれても良いのではないかと思う。

私は撮影したデータを JPEG で保存することはない。撮影後に色や階調を整えて写真を仕上げるのが好きだから、そう言った暗室作業を行うための元データとしては RAW の方が圧倒的に有利で、融通が利くからだ。

もちろん、暗室作業を行わずに、私の望んだ通りの仕上がりで JPEG 画像をカメラが出力してくれるのであれば、敢えて時間を掛けて現像処理を行う必要はない。しかし、カメラから出力された JPEG をそのままで良しとしてしまうことには心理的な抵抗もある。

でも、TRUE II がどれほどの画像を DP2 の中で作ってくれるのかは興味がある。これから先もほとんど使わないかも知れないが、食わず嫌いは私の性に合わない。なので、今朝は DP1 で遊んでいる「はな」を JPEG で保存、つまり画質 [FINE] を選択して、DP2 で撮ってみた。

かなり意地悪な条件ではあったが、普通に見られるレベルのものが出てきたので、チョット嬉しくなった。


DP2 FINE 絞り優先AE f:5.0 1/125 Sec. ISO 200 WB[晴れ]コントラスト +0.4 シャープネス +0.8 彩度 +0.2

これを見て、今日と明日は心を鬼にして(をいをい)JPEG を試してみようと考えた。

さて、三層式イメージセンサーに対応した究極の画像処理エンジン (Three-layer Responsive Ultimate Engine) II の実力や如何。

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SIGMA DP2 セカンドインプレッション その3 2009/05/08

DP1 と DP2 の共通点である「デジタル一眼レフ用のセンサーを搭載」に嘘はない。DP1 も DP2 もバラして見たことはないので、確証はないが、出力される写真の画質は間違いなくシグマのデジタル一眼レフ SD14 と同等か、それ以上である。だから「デジタル一眼レフ用のセンサーを搭載」しているのは間違いないだろう。

FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサーというフルカラー撮像素子があまりにも特殊なセンサーであるために、マスメディアではとかく別格扱いされるが、この記事を読まれている御常連の方にとってはある意味で最高のセンサーであると思われているはずである。

こういったブログやウェブサイトでこのセンサーに付いて感じていることを正直に書くことはあまりしないけど、敢えて書いてしまえば、唯一のまともなデジタルイメージセンサーだと思っている。

現時点では、まだ低照度に弱いと言う欠点があるが、それ以外の点で文句をつけるのは難しい。

画素数が少ないと言う人がいるが、PIE のシグマブースで展示されていた A2 サイズの写真を見たら、十分な画素数を持っていることが実感できるだろう。画素数が少ないと文句を言う人は、単に数値の大小で比較しているに過ぎない。もちろん絶対的なピクセル数が他社のデジタル一眼レフのものより少ないことは確かである。が、ベイヤー型イメージセンサーを搭載しているカメラが FOVEON センサーの解像感に追いつくためには3倍以上の画素数が必要なのだ。

まともなイメージセンサーから出力されるのであれば、一般的なユーザーが必要な画素数は 300万画素。まともでないイメージセンサーが素晴らしい演算処理を行う専用プロセッサと高価なローパスフィルターを使って作画したピンぼけ画像をなんとか見られるものにしなければならないから 1,000万もの画素が必要であるに過ぎない。

FOVEON センサーで撮影された写真に写っている斜めの細い線を 1:1 のサイズで見ると、きっちり写しているのであれば、かなりジャギーである。ジャギーでなければブレているか、ピンぼけしているか、レンズの解像度が十分でないかのいずれかが原因である。

下の画像は以前、望遠レンズを装着した SD14 でミラーアップをせずに撮影したらブレが起きることを確認するために、同一の被写体をミラーアップの有り、無しで写し比べたものである。ご覧頂きたい部分をトリミングして 200% の拡大をしてある。


ミラーアップ無し                ミラーアップ有り


元の画像

おわかり頂きたいのは「デジタルである限り明度差の高い非常に細い斜めの線は必ずジャギーになる」と言う当たり前の事実である。逆にジャギーにならなければ解像していないと判断して良い。

FOVEON センサーの画質に文句を付けようと思う人はすぐに画素数が少ないとかジャギーであると言う。それはベイヤー型イメージセンサーを使ったカメラから出力される画像が、まともなデジタル画像だと思いこまされている方々の意見なので、敢えて説得する気にもならない。が、たまには画質について考えるのではなく、実際に自分の目が見たものを素直に信じて欲しいと思う。

今の内からマルチレイヤーイメージセンサーを使っておけば、何年か先に後悔しなくて済むと思っている私はアホかも知れない。が、時間がその答えを出してくれるだろう・・・。

珍しく過激な書き方をしてしまったが、そこから出力される画質の高さ故、性能的にはイマイチであるカメラを6年以上愛用している。一人でも多くの方が、FOVEON センサーを搭載したカメラを手にして、すてきな写真をいっぱい残して欲しいと心から願っている。

その手始めとして DP2 のユーザーになってみると言うのはいかがだろうか?

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SIGMA DP2 セカンドインプレッション その2 2009/05/07

DP2 と SPP3.5 を相手に遊んでいたら、アッという間にゴールデンウィークが終わってしまった。

で、この雑記帳や [DP1/2 について] を読み返してみたら、良くないと思える部分に関してはかなり具体的に書いていて、対処法がある場合にはそれにも触れている。が、良い点に関する具体的な記述があまりない。

2ちゃんねるで「シグマの走狗」と悪口を書かれている私が、シグマの製品を読者が納得してくれる様な方法で褒めそやさないのは片手落ちである。(^^;

カタログスペックや公式に発表されている改良点などをお読みいただければ、それがそのまま DP2 の良い点になるのだけど、それが本当に実現されているかどうかに付いて具体例を示して評価をしておかないといけないのではないかと思った。

まずレンズだ。SIGMA 24.2mm F2.8 と言うレンズが着いているが、このレンズがどれほど良いかを述べてみよう。

と、思ったけれど、実際に撮影された写真を皆さんは散々見せられているので、このレンズがどれほどの描写力を持っているのかは、目にタコができたのではないかと思う。現時点で私が所有しているレンズの中で 24mm の焦点距離を持ち、一番良い描写をするのが 18-50mm F2.8 EX DC MACRO だ。そしてこのレンズと撮り比べを行ったものを並べてみた。周辺部の描写も比較していただきたいので、そのまま全画面を掲載する。


DP2 f:5.6


SD14 + 18-50mm F2.8 MACRO f:5.6

私がじっくり見た限りでは解像感に関してはほとんど互角。だが、倍率色収差に関しては明らかに DP2 のが少ない。やはりすごいレンズだと思う。しかも 18-50mm は4万5千円~5万円、24mm の単焦点は4万5千円。DP2 はカメラボディが付いて6万円。苦しい比較だけど、DP2 のコストパフォーマンスはすごいと思う。

最近、このレンズは2ちゃんねるで「歪曲収差」が多いと書かれている。私もそう思う。特に近距離になるほど、歪曲が多く出る。だから、最近距離でセクションペーパー(グラフ用紙)を写したらとんでもないことになる。無限遠だと気にすれば気になる程度。超近距離ならクローズアップレンズを使うことで、(クローズアップレンズの歪曲が糸巻き型なので)逆に目立たなくなるかも知れない。今度の週末にでもテストしてみよう。

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SIGMA DP2 セカンドインプレッション 2009/05/06

DP2 が我が家に来てから 13 日目。ゴールデンウィークと重なった為、比較的多くの時間を使って DP2 に触れることができた。

このあたりでセカンドインプレッションも良いだろう。なお、この記事は後ほど、私のサイトの [DP1/2 について] にも掲載する事をあらかじめお断りしておく。

このブログ [雑記帳] は時間が経つと古い記事は閲覧しにくくなるし、検索しても同じような記述がいっぱいあるので、どうしてもこういった長い時間掲載しておいた方が良いと思える部分はウェブサイトの中に置いておくこととなる。


今日の DP2。フードに枠を付けるとこんなになります。何かなぁ・・・。

さて、DP2 の良い点はいっぱいある。が、特筆すべきはやはりこのカメラから得られる非常に質の高いデジタル画像である。デジタルカメラの宣伝に「写真画質」と言う言葉が使われるが、このカメラから出力された X3F ファイルを丁寧に現像したものはまさに写真そのものである。

多くの方々は FOVEON によってキャプチャーされた画像の解像感を評価するが、私はそれ以上に「素直な画質」であることがとても気に入っている。レンズによって描かれるイメージをそのまま記録すると表現させてもらうけど、DP2 になって、ますますその素直さに磨きが掛かったような印象がある。

これだけの大きさ、重さしかないデジタルカメラで、これほどのレベルの画像が撮影できることは、DP2 で初めて FOVEON センサーの画質を手にした方には驚異だろう。

DP1 と比べれば十分に速くなったレスポンスであるが、より一相の速さを求める方もいるお思う。速すぎる事で文句を言われることはない。可能であれば、さらなる高速化を望む。ただ、私自身にとっては必要にして十分な速さではある。

DP2 は DP1 より電池を消耗するようだ。数値的に確認したわけではないけど、明らかに電池の交換を求めてくるタイミングが DP1 のそれよりも早い。常に充電済みの電池を用意しておくことをお勧めする。

現時点で DP2 の ISO 50 は使わない方が良い。シチュエーションによっては白飛びのサンプル写真となってしまう。ノイズに関しては ISO 100 で DP1 の ISO 50 とあまり変わらないレベルになったと思うので、敢えて使う必要もないだろう。

操作性に関しては個人の好みの問題があるので一概には言えないが、オートブラケットの設定や MF 時の背面液晶画像の拡大など、初めて使う場合にはマニュアルを読まないとわからないところもある。しかし、単にマニュアルを読めば良いだけの話なので、文句を言うレベルではない。

とにかく、このサイズにしては、良く考えられていると思う。私自身は QS ボタンの一押し目でフラッシュモードの代わりにドライブモードが出て欲しかったが・・・。

時折 AF が誤作動をする。誤作動する条件を特定しようとイロイロやってみたけど、特定できない。フォーカシングのモードを変更した直後に不具合が出る様な気もするけど、確証はない。

2,300 枚ほど撮影して3回フリーズした。いずれも電池を抜いて電源を再投入することで、事なきを得たので、致命的と言えるレベルの不具合ではない。しかし、DP1 ではフリーズや AF の不良などは一度も経験していないので、余計に気になる。

明らかな不具合なので、一日も早く解決して欲しい。

嫌みでやったわけではないが、DP2 でハレ切りをちゃんと行うためのフードのサイズは上に掲載した写真の大きさである。フードには耐衝撃の目的もあるので、大きな声で文句は言わないが、フード本来の目的に沿ったサイズにして欲しいと思う。

ケーブルレリーズを使おうとするとやはり上に掲載した写真のようなアダプターを使わざるを得ない。DP2 は三脚に乗せて使うカメラではないのかも知れないが、最高の画質を求めるのであれば、当然三脚の使用が前提となる。ビクセンのケーブルレリーズブラケットは 6,000 円もする。SD14 のケーブルレリーズが使える様になるなら、5,000 円高くても文句は言わない。あるいは、もう少しスマートな DP1 と共用できるケーブルレリーズアダプターをオプションで出してくれても良い。

いずれにしても、12 日間使用した後でも、DP2 には最初の印象から大きく外れてしまった部分は見つからなかった。すごいレンズにすごいセンサー、そしてすごいプロセッサ。それがこんな小さな筐体に収まっている。誰がなんと言おうと、すごいカメラである。

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白飛びにご注意。その3 2009/05/05

いくら何でもこの白飛びは「変」と感じて、散々悩んだ。いくらドジでも、シグマがこんな状態で製品をリリースするはずはない。

で、もしかしたらと思い、雨が降ってきたけど、ISO 感度を変えてテスト撮影をしてみた。


DP2 絞り優先AE EV 0 SPP3.5.1 ISO 50 オートで現像


DP2 絞り優先AE EV 0 SPP3.5.1 ISO 100 オートで現像

結果はご覧の通り。

DP2 ユーザーの方々、ISO 50 を使うときには、くれぐれも白飛びに気をつけてください。

いや、ISO 100 でも十分に低ノイズな結果が出るようになった現在、ISO 50 はその役目を終えたと言っても間違いではないでしょう。

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白飛びにご注意。その2 2009/05/05

ヨメさんがベランダの花に水をやっておいてくれと実家から電話を掛けて来た。

「はいよ」と答えて水をやった。その時にふと小さな白い花(バコパ)に目が止まった。「この花を DP2 はちゃんと撮れるだろうか?」

クローズアップレンズを着けて写してみた。心配だったので EV -1.0 でも撮っておいた。

結果は以下の通り。


DP2 絞り優先AE EV 0 SPP3.5.1 オート


DP2 絞り優先AE EV 0 SPP3.5.1 オールリセット


DP2 絞り優先AE EV -1.0 SPP3.5.1 オート


DP2 絞り優先AE EV -1.0 SPP3.5.1 オールリセットから露出のみ +1.0

DP2 ユーザーの方々、白いものを撮る時にはくれぐれも白飛びに注意して欲しい。

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白飛びにご注意 2009/05/04

昨日は一昨日に江ノ島で撮影した SD14 の写真の中に SPP3.5 で現像するとハイエストライトが白いままで残ってしまうものがあることに触れた。

本来なら DP2 で撮影したものに付いても同じ事を確認すべきなのだけど、DP2 でほぼ同じ条件で撮影したものは両方ともピントが大きく外れていたため、テストすることが出来なかった。

仕方がないので、いつもの風景を撮影してテストしてみた。白飛びが判別しやすい被写体がいっぱい入る方向にカメラを向けて、撮影を行った。



DP2 絞り優先AE EV -1.0 SPP3.5.1 オート



DP2 絞り優先AE EV 0 SPP3.5.1 オート



SD14 絞り優先AE EV -1.0 SPP3.5.1 オート



SD14 絞り優先AE EV 0 SPP3.5.1 オート



SD14 絞り優先AE EV -1.0 SPP2.5 オート



SD14 絞り優先AE EV 0 SPP2.5 オート

元々、白飛びが起きやすく、目立つ被写体なので、EV -1.0 で撮影してもオートで現像すると飛んでしまう。私自身はあまり白飛びを気にしない方だが、こういった被写体の場合はそう言うわけには行かない。

DP2 の EV -1.0 を白飛びに注意しつつ SPP3.5 で現像したものを上げておく。


結論めいたことを書くと、白飛びしては困る被写体が、普通の明度を持つ被写体の中に存在しているようなものをオートで撮影して、SPP3.5 で現像する場合、現時点では撮影時に EV -1.0 ~ EV -2.0 で露出補正を掛けておかなければならない。

昨日も書いたが、SPP3.5 の現像プロセスの中でハイエストライトに対する処理方法が変更されない限り、常に意識されなければならないと思う。撮影時に EV をマイナスに振って補正しておかない限り救済する手段はない。

この結果をご覧頂いて SD14 や DP1/2 を白飛びしやすいカメラであると誤解して欲しくないので、いつもの様に2社のフラッグシップモデルを引き合いに出そう。

SD14 のダイナミックレンジは実測された値を見る限り、決して狭くはない。

http://ganref.jp/items/camera/sigma/detail/capability/21

この実測値は CANON 1Ds Mark III と同じ、Nikon D3X や D3 より 0.8 段多い。特にハイライト側のダイナミックレンジに関しては最強と言っても過言ではない。

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DP2 と SD14 でイロイロ撮影。 その2 2009/05/03

我が家は以前からゴールデンウィークには遠出をした事がない。近くの公園などへ行くことはあっても、いわゆる行楽地には行かないようにしていた。

今年はヨメさんが実家に遊びに行くと言う事で、実家近くの江ノ島まで脚を伸ばそうと言う事になって、昨日は江ノ島へ出かけた。

今日アップした作例でおわかりの通り、かなりの人出で、やっぱりゴールデンウィークに行楽地へ行くのは賢明でない事が確認できた。江ノ島から鎌倉へ移動したときの江ノ電の混雑ぶりは、都会のラッシュアワー並で、江ノ電を嫌いになりそうになった。

さて、昨日撮影した写真を現像していて SPP3.5.1 のおかしな現象を見つけた。

異常な白飛びである。さほどオーバーになっていないはずの部分が、SPP3.5 では極端な白飛びに見えることがある。

作例の [DP1/2] にアップしなかった写真を見てもらおう。左が JPEG 抽出したもの中が SPP3.5 オートで現像したもの、右が SPP2.5 オートで現像したものである。どこが違うかはすぐにおわかり頂けるだろう。カメラは SD14 である。

もう一枚、SD14 で撮影して、SPP3.5 で現像するとボケている明るい部分の描写がとんでもなく不自然になる例である。SPP3.5 では露出をマイナスしてもハイエストライトの明度が下がらない。これはかなり異常である。

イロイロ試して、露出をマイナスしたときに起きる現象である事がわかった。なので、SPP3.5 で露出がオーバーになっている写真を現像する際には注意して欲しい。

別の言い方をすれば SPP3.5 では、露出がオーバーになったら、そのまま現像して他のソフトで明るさを下げないといけない。SPP3.5 で露出を下げると、ハイエストライトと他の部分の明度の境界がはっきり出てしまうためである。

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DP2 と SD14 でイロイロ撮影。 その1 2009/05/02

今朝は5時20分に起きて電車に乗り午前8時には江ノ島にいた。「はな」とヨメさんは夕べからヨメさんの実家に泊まっていたので、私の乗った電車が北鎌倉に着いたときに、その電車に乗り込んできた。

「はな」が新江ノ島水族館に行きたいと言っていたので、今日行く事にしたのだけど、ゴールデンウィークの第一日目なので混むに決まっていると判断して、今日は水族館が特別に早くから開いている事を確認した上で、出かけたのである。

「はな」を写す事も目的の一つであったが、私はこの晴天で DP2 のマニュアルホワイトバランスを試してみたかった。そのため、SD14 と DP2 の2台体制で、どちらもホワイトバランスを「晴れ」にセットして、全ての状況でそのまま撮影をした。

「はな」を撮る事が第一目標ではあったけど、あんな事もしたい、こんな事もしたいと欲張ったために、比較的まともに撮れている 70 枚の写真をどう整理しようかと悩んでしまっている。

非常に眠いため、今夜中に全てを整理してアップする事は無理。とりあえず寝てしまって、明日中に今日の分を片付けるつもりとしておく。

チョットだけ書いておくと DP2 のマニュアルホワイトバランスはかなり良い感じである。つまり DP2 のオートホワイトバランスはやっぱりおかしいと言う事である。

もしかすると真夜中にこの続きを書くかも知れないが、とりあえずは寝たい。

お休みなさい。

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DP2 の色。 2009/05/01

早くも5月である。DP2 が発売されて1週間が経った。撮影枚数は既に 1,000 を超えてしまった。

昨日、DP2 で「チャート風」を撮影したときに気がついたのだけど、カスタムホワイトバランスを取ると、色の傾向は DP1 に近くなる。が、それでも少しだけ青い。

オートホワイトバランスについてはかなり昔、SD10 の時代に、それがいかに当てにならないかを室内に置いてあるテレビの画面を使ってお見せした。とにかく写される範囲にある明るい部分の色が白くなる方向にオートホワイトバランスは働く。それ以外にもイロイロと自動的に色温度を調整する仕組みが組み込まれているのだろう。にもかかわらずオートホワイトバランスが常に正しく働くことを私は期待していない。もし、正しく働かせようとするのであれば、実景を切り取る際に明るくて真っ白なものを画面の中に含めなければならない。そんなことに気を遣って写真を撮るのは本末転倒である。とにかく、ホワイトバランスをオートで撮影した場合、常に望んだ通りの色が得られる事はあまり期待しない方がよい。

その逆もあり得るので、困る。つまりマニュアルでホワイトバランスを設定しても実際の色温度が必ずしもカメラ設計者が予定した通りの温度であることが保証されているわけではなく、マニュアルで設定したにもかかわらず、期待した通りの色が出てこないことも皆さんは良くご存じだろう。

DP1 のマニュアル本を書かれた横木氏が発色についてユーザーから質問された際に「あまり気にしません。そこに写っている色がその時の色だと思えば良いでしょう。」と答えているのを聞いたことがあるが、スナップ系の写真がメインの場合はそうなるのだろうと納得してしまった。つまり、ホワイトバランスを取ると、その場の雰囲気が伝わらないこともあるので、実際の色を出すのか、あるいは調整された色を出すのかの選択において、敢えてホワイトバランスを取らない選択もあると言うことだ。もう一つはシャッターチャンスが重要視される類の写真では、色味はその写真の良し悪しにとってあまり重要ではないと言うことかも知れない。

私の場合は「不自然でない色」を目標にしている。もちろん比較テストの場合には、撮影データと現像データを明示して、その状態で公開する。だから私の家のベランダから見える景色をオートホワイトバランスで撮影した DP2 の色味が DP1 のそれよりも青っぽい場合は、それをそのまま掲載する。

それを見て DP2 の発色は R が足りないと決めつけるのは少しだけ間違っている。正確には「maroの家のベランダから見える景色をオートホワイトバランスで撮影した場合の DP2 の色味は R が足りない。」と言わなければならない。しかし、これは詭弁で、DP2 ではスナップ的な作例なども確かに R が少ない。

公園の芝生を写した写真では黄緑が青緑になっていて、驚いてしまった。明日からはマニュアルホワイトバランスでの撮影を心がけるけど、どうなりますやら・・・。

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