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SIGMA DP2 セカンドインプレッション その3 2009/05/08

DP1 と DP2 の共通点である「デジタル一眼レフ用のセンサーを搭載」に嘘はない。DP1 も DP2 もバラして見たことはないので、確証はないが、出力される写真の画質は間違いなくシグマのデジタル一眼レフ SD14 と同等か、それ以上である。だから「デジタル一眼レフ用のセンサーを搭載」しているのは間違いないだろう。

FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサーというフルカラー撮像素子があまりにも特殊なセンサーであるために、マスメディアではとかく別格扱いされるが、この記事を読まれている御常連の方にとってはある意味で最高のセンサーであると思われているはずである。

こういったブログやウェブサイトでこのセンサーに付いて感じていることを正直に書くことはあまりしないけど、敢えて書いてしまえば、唯一のまともなデジタルイメージセンサーだと思っている。

現時点では、まだ低照度に弱いと言う欠点があるが、それ以外の点で文句をつけるのは難しい。

画素数が少ないと言う人がいるが、PIE のシグマブースで展示されていた A2 サイズの写真を見たら、十分な画素数を持っていることが実感できるだろう。画素数が少ないと文句を言う人は、単に数値の大小で比較しているに過ぎない。もちろん絶対的なピクセル数が他社のデジタル一眼レフのものより少ないことは確かである。が、ベイヤー型イメージセンサーを搭載しているカメラが FOVEON センサーの解像感に追いつくためには3倍以上の画素数が必要なのだ。

まともなイメージセンサーから出力されるのであれば、一般的なユーザーが必要な画素数は 300万画素。まともでないイメージセンサーが素晴らしい演算処理を行う専用プロセッサと高価なローパスフィルターを使って作画したピンぼけ画像をなんとか見られるものにしなければならないから 1,000万もの画素が必要であるに過ぎない。

FOVEON センサーで撮影された写真に写っている斜めの細い線を 1:1 のサイズで見ると、きっちり写しているのであれば、かなりジャギーである。ジャギーでなければブレているか、ピンぼけしているか、レンズの解像度が十分でないかのいずれかが原因である。

下の画像は以前、望遠レンズを装着した SD14 でミラーアップをせずに撮影したらブレが起きることを確認するために、同一の被写体をミラーアップの有り、無しで写し比べたものである。ご覧頂きたい部分をトリミングして 200% の拡大をしてある。


ミラーアップ無し                ミラーアップ有り


元の画像

おわかり頂きたいのは「デジタルである限り明度差の高い非常に細い斜めの線は必ずジャギーになる」と言う当たり前の事実である。逆にジャギーにならなければ解像していないと判断して良い。

FOVEON センサーの画質に文句を付けようと思う人はすぐに画素数が少ないとかジャギーであると言う。それはベイヤー型イメージセンサーを使ったカメラから出力される画像が、まともなデジタル画像だと思いこまされている方々の意見なので、敢えて説得する気にもならない。が、たまには画質について考えるのではなく、実際に自分の目が見たものを素直に信じて欲しいと思う。

今の内からマルチレイヤーイメージセンサーを使っておけば、何年か先に後悔しなくて済むと思っている私はアホかも知れない。が、時間がその答えを出してくれるだろう・・・。

珍しく過激な書き方をしてしまったが、そこから出力される画質の高さ故、性能的にはイマイチであるカメラを6年以上愛用している。一人でも多くの方が、FOVEON センサーを搭載したカメラを手にして、すてきな写真をいっぱい残して欲しいと心から願っている。

その手始めとして DP2 のユーザーになってみると言うのはいかがだろうか?

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