マンフロット 055CXPRO3 + 405 2009/07/30
昨夜の花火はマンフロット 055CXPRO3 とギア雲台 405 の組合せに SD14 を乗せて撮影している。撮影した後で焦点距離、ほぼ 16mm で撮影していたことが判った。一瞬 DP1 でも良かったかなと思ったが、DP1 では連続してシャッターを切ることが出来ないので、やはり SD14 でなければダメだと気がついた。
SD9 の頃から毎年夏になると花火を撮っているが、気に入った写真は数枚しかない。私の腕では花火だけを撮って面白い写真にすることはかなり難しいので、この2~3年は極力周囲の夜景を入れて撮るようにしている。昨晩も地上の夜景を入れて撮ってはいるのだけど、撮影している高さが低いためあまり綺麗な夜景とはなっていない。
やはり花火はその背景、あるいは前景となる夜景が重要である。かと言っておいそれと高層ビルの上から花火を撮影することができるわけではない。本気になって準備をして、うまく根回しができれば不可能ではないと思うけど、時間とお金を掛けずにそれができるかどうかも判らない。正直言って、そこまで手間暇を掛けているだけのモチベーションがないと言っても良いだろう。
良い写真を撮影するためには幸運だけに頼っていては駄目なことは解っている。が、時間やお金を掛けたとしてもそれによって得るものと言えば、私の場合はわずかな自己満足だけである。それが全てなのかも知れないけど、それが何になるのかという疑問が残る。
生きて行くことに困らないだけの経済的なゆとりがあれば、少しは違うのかも知れないが・・・。
ん?あれ?マンフロット 055CXPRO3 とギア雲台 405 の組合せに付いて書こうと思ったのに話が他に行ってしまった。マンフロットの代理店であるボーゲンイメージングでは一応推奨になっているので 055CXPRO3 に 405 を乗せるのは間違いではないと思うけどなんとも頭でっかちである。SLIK のウェブサイトでは「三脚と雲台のバランスは重量で選んでください。最適なバランスは「雲台:三脚」が「1:2」程度の重量バランスです。」と書いてある。055CXPRO3 の重量は 1.6Kg、405 の重量も 1.6Kg。(^^;
三脚と雲台の重さが一緒。SLIK には怒られそうである。が、以前このブログで私は「これを間違っているとは言わないけど、その上に載せる機材の重量や雲台の耐荷重、雲台の剛性や構造を考えずに単純に脚部の 1/2 の重さを基準にすることには大いに疑問を感じる。」と書いている。確かに持ち運びはしづらいが、普通は雲台を下にして運ぶので、大きな問題ではない。
いずれにしても、27 日の夜にはやや風のある状態で 100-300mm を乗せてテストし、昨日の夜は持ち運んで 10-20mm で 1.6 秒のシャッターを切ってみたけど全く問題はなかった。レバー式のロックと軽い重量は使い勝手が良い。300mm 以下のレンズを使い、指先の力が結構強い方には 405 より 410 をお薦めする。そして、軽めの自由雲台を予備で持っておくこともお薦めする。