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マンフロット 055CXPRO3 + 405 2009/07/30

昨夜の花火はマンフロット 055CXPRO3 とギア雲台 405 の組合せに SD14 を乗せて撮影している。撮影した後で焦点距離、ほぼ 16mm で撮影していたことが判った。一瞬 DP1 でも良かったかなと思ったが、DP1 では連続してシャッターを切ることが出来ないので、やはり SD14 でなければダメだと気がついた。

SD9 の頃から毎年夏になると花火を撮っているが、気に入った写真は数枚しかない。私の腕では花火だけを撮って面白い写真にすることはかなり難しいので、この2~3年は極力周囲の夜景を入れて撮るようにしている。昨晩も地上の夜景を入れて撮ってはいるのだけど、撮影している高さが低いためあまり綺麗な夜景とはなっていない。

やはり花火はその背景、あるいは前景となる夜景が重要である。かと言っておいそれと高層ビルの上から花火を撮影することができるわけではない。本気になって準備をして、うまく根回しができれば不可能ではないと思うけど、時間とお金を掛けずにそれができるかどうかも判らない。正直言って、そこまで手間暇を掛けているだけのモチベーションがないと言っても良いだろう。

良い写真を撮影するためには幸運だけに頼っていては駄目なことは解っている。が、時間やお金を掛けたとしてもそれによって得るものと言えば、私の場合はわずかな自己満足だけである。それが全てなのかも知れないけど、それが何になるのかという疑問が残る。

生きて行くことに困らないだけの経済的なゆとりがあれば、少しは違うのかも知れないが・・・。


ん?あれ?マンフロット 055CXPRO3 とギア雲台 405 の組合せに付いて書こうと思ったのに話が他に行ってしまった。マンフロットの代理店であるボーゲンイメージングでは一応推奨になっているので 055CXPRO3 に 405 を乗せるのは間違いではないと思うけどなんとも頭でっかちである。SLIK のウェブサイトでは「三脚と雲台のバランスは重量で選んでください。最適なバランスは「雲台:三脚」が「1:2」程度の重量バランスです。」と書いてある。055CXPRO3 の重量は 1.6Kg、405 の重量も 1.6Kg。(^^;

三脚と雲台の重さが一緒。SLIK には怒られそうである。が、以前このブログで私は「これを間違っているとは言わないけど、その上に載せる機材の重量や雲台の耐荷重、雲台の剛性や構造を考えずに単純に脚部の 1/2 の重さを基準にすることには大いに疑問を感じる。」と書いている。確かに持ち運びはしづらいが、普通は雲台を下にして運ぶので、大きな問題ではない。

いずれにしても、27 日の夜にはやや風のある状態で 100-300mm を乗せてテストし、昨日の夜は持ち運んで 10-20mm で 1.6 秒のシャッターを切ってみたけど全く問題はなかった。レバー式のロックと軽い重量は使い勝手が良い。300mm 以下のレンズを使い、指先の力が結構強い方には 405 より 410 をお薦めする。そして、軽めの自由雲台を予備で持っておくこともお薦めする。

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今日はいっぱい撮りました。 2009/07/29

午前中は道ばたの寸景の撮影、夜には毎年恒例の船橋港での花火を撮影。どちらもイマイチ。

眠いので、寝ちゃいます。お休みなさい。

【追加】

今2ちゃんねるの DP2 スレッドを読んだら私の道ばたの寸景で三脚を使っているのは2枚と書いてありますが、間違いです。確かに7月12日に初めて三脚を使って2枚撮りましたが、その後さらに2枚、三脚を使って撮影しています。だから、現時点では4枚あります。いずれも夜景の写真です。なお、凄く遅いシャッターを手持ちで切っているときはほとんどの場合カメラを何らかの方法で固定しています。えーと、何かの上に乗せたり、柱に押しつけたり、壁に押しつけたりです。

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SDHC Class10 2009/07/28

デジタルカメラマガジンでのテストに触発されて SDHC の実際の書き込みに要する時間が気になり始めた。DP2 の場合は6枚分のバッファを使ってくれるので、私のように常に3連写をしても、書き込みが全て終了しなくても、次のシャッターが押せるので、どうしようもなく使えないと感じたことはあまりない。

DP1 の場合は3連写後、書き込みが全て終了しないと次のシャッターが切れないため、書き込みが速いことは非常に重要だ。しかし、DP1 では速い SD カードを使っても、書き込みが極端に速くなるわけではない(と思われている)。

この前は安い=私が使っている SDHC カードで DP2 の書き込み速度のみを調べたが、今日秋葉原で買ってきた SDHC カードを使って、DP1 と DP2 での書き込み速度を調べてみた。SanDisk Extreme III や東芝などは皆さん既にお持ちだろうから、まだあまりユーザーがいないと思われる新規格の Class10 を2種類買ってきた。

いずれも、カメラの設定をマニュアル露出(ISO100 f:2.8 1/125秒)、マニュアルフォーカス、ドライブモード連写にしておいて、時計の秒針がゼロを指したときにシャッターを押し、メモリへの書き込みランプが点滅を終わるまでの時間を計っている。

GreenHouse Class 6    ¥3,980 DP1 16秒 DP2 14秒
SanDisk Extreme Class 10 ¥6,732 DP1 14秒 DP2 10秒
Panasonic Class 10    ¥6,282 DP1 17秒 DP2 16秒

パナソニックの Class 10 は買わないことをお勧めします。


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今日も熱かった 2009/07/27

先週は「本当に梅雨は明けたのか?」と疑ってしまう天候だったけど、昨日と言い今日と言いとんでもない暑さである。あまりエアコンは好きでないので、ヨメさんと「はな」が実家へ帰っていた昨日今日は、扇風機だけで過ごしていた。我が家は比較的風が通り抜けることが多いので助かっているが、もっと暑くなったらエアコンのお世話にならざるを得ないだろう。

今週末には SA マウントのレンズが一挙に3本出荷される。幸か不幸かどのレンズも現在所有しているものとレンジがかぶるため、何が何でも入手したいレンズではない。が、滅多に使わないような特別なレンズというわけでもないので、どの程度の写りをするのかは非常に興味がある。

お借りするなりして、秋風が吹くまでにはレンズテストをしてみたいと思っている。


今日は仕事帰りに秋葉原にでも出て、チョット高い SDHC カードを買ってみようと思っていたのだけど、疲れたため早めに帰宅。そのおかげで綺麗な虹が撮れた。

オークションに出品した品物が意外に早く入札されていてとても嬉しい。昨晩は手元に残るマンフロット 055CXPRO3 と 405 に 100-300mm F4 を乗せてブレのテストを行い、ブレないことを確認した。

正直言ってジッツオを手放すのは悲しい。が、私にとってはオーバースペック。宝の持ち腐れとなる。410 も気に入っているのだけど、微妙な調整を行うにはノブが小さい。120-400mm OS も手放したくはないのだけど、つい 100-300mm を使ってしまうので、使用頻度が極端に少ない。

まぁ、のんきに構えて体をこわさない程度に頑張るしかない。苦境を楽しむのも人生だろう。(^^;

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熱い! 2009/07/26

まったく、何と言う日だろう。「暑い」を通り越して「熱い」と言いたくなる。

「しおん」さんから SunDisk Extreme III と 東芝の白い SDHC カードについて、DP2 での速度をチェックしていただいた旨のコメントを頂いた。

やはり高い SD カードは速いようだ。SD では高速な CF を使ってもさほど速くならなかったため、DP2 でもさほど変わらないだろうと思ってしまった私がバカだった。

早速、今日は GREEN HOUSE の DUAL を使って、ほんの少しだけの速さを実感して見ようとした。が、ほとんど変わらなかった。フリーズの頻度が高くなるので、あまり使わなかったのだけど、300 枚ほど撮影して気がついたことがある。確かにこの SD カードはフリーズしやすいのだけど、全て書き込み終了後に背面液晶モニタの画像が固まると言うフリーズの仕方であることが判った。つまりファイルサイズが 0 となる画像ファイルは一枚もなかった。

しばらくの間、このカードをメインで使ってみて、本当にそうなのかどうかを確かめてみよう。なお、今週中にはまともな SD カードも買ってみて、それでどれほど速くなるかも試してみたい。

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今月末の入金が危ぶまれるため、購入してテストにしか使っていない機材を売り払うことにした。少しだけ悩んだのだけど、以下の品物をヤフーオークションに出品。欲しい方は入札してください。

<オークションのページは消滅しました>

1.GITZO GT5531S ジッツオ 5型 カーボンファイバー三脚 【美品】

2.GITZO G528 ジッツオ 4/5型用ギア付きセンターポール【美品】

3.Manfrotto 410 マンフロットジュニアギア雲台 410 【新品同様】

4.SIGMA APO 120-400mm F4.5-5.6 EX DG OS HSM SAマウント【美品】

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安い SDHC のスピードテスト 2009/07/25

デジタルカメラマガジンで SDHC や CF の実際の書き込みに要する時間をテストしていた。

私は手持ちの SDHC で DP2 がフリーズするかしないかのテストをしたことはあったけど、書き込み速度をチェックしてはいなかった。真似して測定してみた。DP2 でよーいドンでシャッターを押して3連写を行い、書き込みランプの点滅が終わるまでの時間を計った。4回やっての平均値である。ストップウォッチではなく、腕時計の秒針で計っているので±1秒の誤差があり得る。

もちろんカメラは全てマニュアルの設定にしたので、測光やフォーカシングでの時間差はない。意外と差が出たので驚いている。最速はエバーグリーン(上海問屋)の 8G。一番遅かったのは pqi の 16G。全て SDHC Class6 である。予想に反して遅かったのが PhotoFast。ちっとも速くない。

ただ、エバーグリーンは以前 16G がカメラにもパソコンにも認識されない事があったので、私はあまり好きではない。やはり高い SDHC カードを買って試してみなければいけないようだ。(^^;


なお、マイクロ SDHC は Transcend 8G である。

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カメラを選ぶとしたら 2009/07/24

デジタルで画像を残そうとしたときに、目的とする写真を撮るために選択する機材はどのようなものが良いのだろう?

画質にこだわるのであれば、中判以上のフィルムカメラでポジを使って写真を撮り、高性能なスキャナを使ってデジタル化するのが最良の方法だと思う。描写力や画角に対して全くこだわりがないのであれば、コンパクトデジタルカメラでもケータイ電話に内蔵されているカメラでも十分である。一般的なコンパクトデジタルカメラの画質では満足できない場合やレンズを交換したい場合は各社のエントリークラスのデジタル一眼が良いと思う。ねらい目は下から2番目のモデルや旧モデルだ。

もし私がベイヤー機を買うとしたら APS-C の最高機種を選択する。キヤノン 1D Mark III、ニコン D300、ソニーα 700、ペンタックス K-7、オリンパス E-3 等。カメラとしての性能を高くしてある分、使用に際しての不満が出てくることは少ない。フルサイズ機ほどの画素数はないが、1,000万画素もあれば十分だろう。APS-C なら純正の超高級レンズを揃える必要もない。

今までに何度も書いているが現時点でフルサイズ機を選ぶのは勇気が要る。一番高いレンズを揃えて、それが最良のレンズなのだから周辺部の描写が多少甘くても仕方がないと自分自身を納得させることができるかどうかをじっくり考えてから選択する必要がある。

非常に変化の激しい被写体を追いかける撮影では、立て続けにシャッターを押すことが多いので、5~6枚で撮影不能になり、しばらく待っていなければならない SD14 のようなカメラは使わない方が良い。もし、室内や暗い状況で補助光を使わずに撮影することが多いようならやはり SD14 を薦めるわけには行かない。また、画質に大きなこだわりがないのであれば SD14 を選択する理由は何もないと言っても良いだろう。

SD14 を敢えて選択する理由はたった一つ。FOVEON センサーが搭載された唯一のデジタル一眼レフであるからだ。レンズ交換が必要でなく、広角か少し広い標準の画角で用が足りるのなら DP1 か DP2 で良いだろう。DP1 は操作性やレスポンスの点で DP2 ほど使い易くはないが、画質は DP2 とほぼ同等のものが得られる。

マクロ領域での撮影や超広角、あるいは望遠系のレンズを使っての撮影を行う可能性があるのなら現時点では SD14 以外に選択の余地はない。近い将来 SD15 が発売されることは間違いないと思うが、急いでいない方はそれを待つのが賢明だ。レスポンスと発色、ノイズに関しては SD14 より優れたものとなるだろう。

最後に繰り返す。FOVEON センサーによってキャプチャーされる画像の素直な表現力や非常に緻密な描写力に感動を覚えないのであれば、シグマのカメラを選択してはいけない。それ以外にはこれと言った取り柄を持っていないカメラだからだ。

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リアルをぼかす 2009/07/23

下の方で紹介した PhaseOne P65+ で撮影された女性のポートレートは「美しくない」とのコメントを頂いた。ただ、それは被写体がたまたま女性だったからであって、風景や静物が被写体であったら「美しくない」と言う感想は出なかったかも知れない。もちろん妙齢の女性はあそこまで描写されるべきではないと言うのは私も基本的には賛成である。しかし、それをソフト化することはさほど難しいことではない。なので、それが必要なのであれば、ぼかしてしまえば良い。

ぼかす方法はイロイロある。他の方の作例をいじくるのは抵抗があるので、私が撮影したポートレートでそのイロイロをお目に掛ける。


左:そのまんま。右:ぼかしたレイヤーを重ねたもの。

同一のレイヤーを重ねて(全て選択、コピー、貼り付け)わずかにボカシ、レイヤー効果を使って 75% 程度の濃度で重ね、ボカシが不要な部分を消しゴムで消去して、レイヤーを統合する方法。


左:そのまんま。右:シャープネス -1.3 で現像したものを重ねる。

SPP の場合は非常に単純な方法がある。シャープネスを -1.3 に設定して現像。普通に現像(シャープネス 0)したものの上にその画像を重ねる。重ねた画像から不要な部分(くっきりと見えて欲しい部分)を消しゴムで消去して、レイヤーを統合する。


左:そのまんま。右:軽いフレアーを光彩拡散でシミュレーションして重ねる。

同一のレイヤーを重ねて(全て選択、コピー、貼り付け)、[フィルター]→[変形]→[光彩拡散](きめの度合い:0、光彩度:2、透明度:17)、レイヤー効果(描画モード:比較(明)、不透明度:80%、塗りの不透明度:80%)を使って重ねる方法。


左:そのまんま。右:ソフトレンズをシミュレートして重ねる。

同一のレイヤーを重ねて(全て選択、コピー、貼り付け)、[フィルター]→[変形]→[光彩拡散](きめの度合い:0、光彩度:3、透明度:16)、[フィルター]→[ぼかし]→[レンズ](半径:30)を実行。レイヤー効果(描画モード:標準、不透明度:80%、塗りの不透明度:80%)を使って重ねレイヤーを統合する方法。

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なぜ FOVEON センサーにこだわるのか 2009/07/22

私は FOVEON センサーによって撮影された画像が好きだ。一番の理由は中判以上のポジをスキャンしたデジタル画像を散々見てきた目にはそれとよく似ているように見えるから。FOVEON センサーからの画像はレタッチしても不自然なものにならない。

私はベイヤー型センサーが作り出すデジタル画像が嫌いだ。一番の理由は大きなポジをスキャンしたデジタル画像を散々見てきた目には不自然な画像に見えるから。特に不満を覚えるのはピントが合っているにも関わらず少しボケて見えることや本来なら少しボケるはずの描写がボケないことがある点である。ベイヤー型センサーからの画像をレタッチして自然な画像に見せるのは非常に難しい。

音や色彩に対する私の記憶は非常に曖昧だ。だからこそ疑似再生システムを全面的に否定することなく使い続けている。別の言い方をすれば、実物に対する記憶が曖昧だからこそ、シミュレーションである程度の満足感を得ることができていると言っても良い。しかし、記憶や経験とは関係なく、シミュレーションに存在する異物を簡単に判別できてしまうことがある。そこに無いはずのものが有るような場合だ。

昔のオーディオで言えば録音テープのヒスノイズやレコード盤上のホコリから発生するプチノイズなど。そして、現在のデジタル画像で言えば粒状感のある輝度ノイズであり、時にはまだらなグリーンとマゼンタが発生する色ノイズである。偽色やモアレも本来そこにはないはずのものが存在していると言って良いだろう。

色に関して私はあまり厳密ではない。理由は簡単で、あまりにもとらえどころがないことと、自分が出したい色と現実の色が異なる場合が多いからだ。また、同じものでも光源の色や露出の加減で異なった色に見える。それを写真で再生したときに正しく再生されたとしても、それが正しい色であると感じられないこともある。例えば、白熱電灯に照らされた物体は赤くなるが、その赤味をそのままにしておくとホワイトバランスが取れていない=色が変と感じる。結局、色の基準が曖昧であるため、その良し悪しを客観的に語ることは不可能に近い。だから、私は好きなように色を決めさせていただいている。基本的には私自身が表現したい色かそれらしい色にすることになる。本当は記憶にある色と言いたいのだけど、自分の色に対する記憶がいかにいい加減であるかを承知しているので、記憶色にこだわる事はない。時々「記憶色で調整した」という人がいるが、実際には「希望色に調整した」と言うのが正しいのではないかと思う。

一方、人の目が敏感な部分、つまり輝度に関してはいい加減が通用しない。ピントが合っているかいないか、ボケが遠近感を正しく再現しているか、ブレが発生しているかいないかなどはまさに一目瞭然。私が FOVEON センサーにこだわる二番目の理由がこれである。

しかし、上で述べたノイズ(無いはずのものが有る)に関しては、それが発生した場合誰にでも容易に判断できるマイナスの要素であるだけに、極力発生させないための努力や、発生したものを補正する努力を続けて行かなければならない。もちろんメーカーが頑張ってくれて、どんな写真を撮ってもノイズが発生しないカメラを作ってくれれば良いのだけど、現時点で、その様なカメラは存在していない。

SD14 のディテールを持つ暗部に発生する色ノイズは SD15 によって低減されることは間違いないだろう。しかし、無くなるわけではない。露出が不足した RAW ファイルで現像時に露出を大きくプラスに振ったような場合や高い ISO 感度で撮影した場合には盛大な色ノイズが発生することが多い。撮影者は暗部にディテールを持つ被写体を撮影する際には、白飛びが発生するギリギリのポイントを選んで露光しなければならない。

輝度ノイズに関しては SD14 であっても文句を言いたくなるレベルではない。そして、それは TRUE II の搭載によってより少なくなるだろう。DP2 で発生する輝度ノイズは長時間露光を行わない限り十分に許容範囲である。FOVEON センサーは高いISO感度での撮影に向いていないと言われるが、そう言われる理由は色ノイズであって、輝度ノイズではない。

偽色を「色補完に伴う本来は無いはずの色」と定義するのであれば、FOVEON センサーでは原理的に発生しない。色モアレも同様である。が、輝度モアレに関してはローパスフィルターを備えていないことで、一般的なデジタルカメラよりは発生しやすくなる。しかし、それはわずか数ピクセルで表現される規則的な繰り返しパターンがくっきりと描写される場合にしか発生しないために、滅多にお目にかかれない。最悪の場合はその部分のみをレタッチでぼかしてしまっても写真の価値が下がるとは思えない。

さて、ここまでお読みいただいて気がつかれただろうか?

私はデジタル画像は必要であればレタッチするのが当然であると考えている。そして、上に挙げた様々な不満点はレタッチで修正するのがかなり面倒なケースなのだ。極端な話、色ノイズに関しても各ピクセルが判別できるくらいに拡大して、ピクセル毎にレタッチして行けば消せない話ではない。が、満足の行くレベルの仕上がりを追求するととんでもなく膨大な時間が掛かるだろう。

私は完璧なカメラ=イメージセンサーを欲しいと思っている。が、実現までにはまだまだ時間が掛かりそうだ。とりあえず、今そこにあるものを使って写真を作って行くしかない。始めにも書いたが、私の感覚では民生機が搭載しているベイヤー型センサーによってキャプチャーされたデジタル画像からレタッチによってその不自然さをぬぐい去るのはとても難しい。その意味で FOVEON センサーはとてもありがたい存在である。

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寸景 = Short view ? 2009/07/21

一昨日 Scott に「道ばたの寸景」の英語表記について尋ねてみた。本来 "Short view" と言う言葉は「寸評」の意味に使われる。なので「寸景」を Short view と表記するのは抵抗があった。かといって Short-range view では長すぎるし、「道ばた」まで入れたら Short-range view on the roadside になってしまう。

Scott は Short view と言う英語が「寸景」の英訳として間違っているわけではないので、気にする必要はないと言っていた。それを聞いてチョット安心したのだけど、何となくイマイチ。


お仕事がそこそこ忙しい。家へ帰って来て、食事をしたら真夜中過ぎ。早く寝たいけど、そうも行かない。しかし、体が資本なので、無理もほどほどにしないとそれこそ大変なことになる。

と言うわけで、お休みなさい。

おっと、明日の日食、関東地方は曇りのようで、とっても残念。

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友あり遠方より来たる 2009/07/19

dpreview.com の SIGMA SLR Talk Forum で比較的アクティブなメンバーであり、時々私の雑記帳にもコメントをくれる Scott Griff 氏が仕事で来日。先週は多忙であったため、会えなかったが、本日原宿で落ち合い、明治神宮を一回りしてお茶をした。


Scott Griff 氏 @明治神宮 W/DP1 + SD14 + MACRO 70mm
by SIGMA SD2

彼は以前長いこと日本で暮らしていたことがあるため、日本語はペラペラ。私の英語よりはるかにうまい日本語を話すため、下手な英語はほとんど使わずに済んだ。

仕事の関係で、再度来日する可能性もありそうなので、「またね!」と言ってお別れした。


家に帰ってきて、夕日を撮影しようと DP2 を持って外に出たら、背後に虹。急いで家に戻って SD14 に 10-20mm を着けて撮影。生涯2度目の虹である。


「虹と飛行機と貨物列車」
SIGMA SD14 + 10-20mm F4-5.6 EX DG HSM @10mm f:9.0 1/4Sec. ISO50

チョット疲れた。

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さて、うまく行きますか? 2009/07/18

昨日、会社その1で Mac を使って私のウェブサイトを見たら、トップページの画像がパカパカ切り替わっていた。スクリプトが IE のレイヤー機能を使っていたために、IE 以外のブラウザではフェードインアウトしてくれないことに今更ながら気がついた。

いかに私が Mac を使わないかがバレバレである。決して嫌いではない。が、欲しいと思ったこともない。私には Windows マシンのがコストパフォーマンスが良いという先入観があるのと、私にとって最も重要なソフトウェアである MS-Access が Mac OS 上では動いてくれないことが Mac を使わない理由である。

とにかく、IE 以外のブラウザを使っても、フェードインアウトしてくれそうな JAVA Script に書き換えたので、今夜からはトップページの画像がフェードインアウトで表示されるようになるはずだ。

が、JAVA Script を止めている方や、うまく対応できていないブラウザをお使いの方には、次々に切り替わるはずの画像が縦に並んで表示されてしまう可能性がある。もし、その様になってしまう方がいたら、お使いのブラウザを教えて欲しい。以前の方法に戻すか FALSH で作り直すか悩んでみる。

さて、夜も更けた。早々に寝てしまおう。お休みなさい。

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とんでもないもの 2009/07/17

ローパスフィルターを持たないベイヤー型 6,050 万画素。FOVEON センサーもかないません。


black eyes 氏によるサンプル画像です。

PhaseOne P65+。価格は 600 万円。1画素当たり 0.1 円です。カメラボディ、レンズは価格に含まれません。

SD14 のボディ、現在の価格は新品でも並行輸入代行を使うと 46,500 円。1画素当たり 0.01 円です。

画素数が全てでないことは解っていますが、さすがに 6,000 万画素ともなると凄いですねぇ。


シリコン薄膜を光が通過することで色分解が可能であることを利用したフルカラーイメージセンサーの理論的な特許を持っていたのがコダック社であることは意外と知られていない。

FOVEON 社の Richard Billings Merrill 氏はその理論的には可能でも実用化は困難とされていたセンサーを実現したした功労者である。

あまり遠くない将来にはさらなる進化があると思うが、現在のままでも画素ピッチを大きくすることで苦手な暗部の色ノイズも軽減されるのではないかと思っている。FOVEON 社=シグマには頑張って欲しい。

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道ばたの寸景、差し替えと追加 2009/07/16

道ばたの寸景に掲載している写真の内、イマイチと思えるものは撮り直すようにしている。お天気とか光の当たり方で同じ被写体でもだいぶ違って見えることがあるし、以前撮って未掲載のものも再度撮影することで掲載したくなるものが撮れる場合もある。

特別に決めているルールのようなものがあるわけではないのだけど、道ばたの寸景をどう撮っているのかを掲載する。参考になるかどうかは判らないけど、お役に立てれば幸いである。

1.被写体を探す。あまり深くは考えない。私が面白いと感じるかどうかだけが選択基準だけど、写真にしたときにその面白さを伝える事ができるかどうかも大切である。

2.撮影する。私はキッチリ撮る事が好きだ。基本的にはピントピッタリ手ブレなし。パースペクティブによって生じる上つぼまりや下つぼまりがあまり目立たず、水平、垂直をしっかり出すことを気にしながら撮る。撮影モードは必ず3連写。これは手ブレを極力減らすためだ。撮影時には液晶モニタやファインダーを見ながらシャッターを押すことはあまりない。ひたすら水準器を見ながら水平、垂直、手ブレに気をつけて撮影する。撮影後は必ず背面液晶で画像を確認。どこかが悪い場合には納得が行くまで取り直す。だから最低でも6カット、最高で 30 カットくらい撮る。

3.選択する。撮影したものは一度 SPP を使って JPEG 画像を抽出する。その JPEG 画像を見て、ダメショットを X3F ごと全て削除する。これで 1/10 以下の枚数になる。基本的には同一の被写体の場合、最後の3カットで最もブレていないものが残るケースが多い。

4.現像する。現像は基本的には「オールリセット」から始める。撮影時のイメージに最も近くなるようにトーンを整え、色はそれらしく調整する。現像時にブレやピンぼけがあった場合には、即削除する。

5.掲載する。しっかり撮れていて、私が撮りたかった写真になっているものを選択して掲載する。気に入らなかったら再度撮影することを心に留めておく。

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クタクタ 2009/07/15

本日の午後1時までに仕上げなければならないプログラムがあったため、4時間しか眠っていない。年寄りにはきつい仕事である。まぁ、この年で現役のプログラマーというのはみっともないような気もするが、COBOL で書かれたシステムを画面、操作性、データ、出力帳票をそっくりそのまま SQL サーバーと MS-Access を使って Windows 上に移行すると言った芸当をこなせる人はあまり多くないらしく、このご時世でも仕事はある。

一流のコンピュータソフト会社が出してくる価格の1/5程度で受けてしまうのであまり儲からない。

もう少し楽な仕事でもっとお金になれば良いのだけど、世の中甘くはない。ユーザーに喜んでもらうのがうれしくてやっているが、少々疲れ気味である。

そんなわけで、今日は早寝をする。お休みなさい。

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梅雨明け、そして一挙に3本。 2009/07/14

本日、関東甲信越地方は梅雨明けしたらしい。いよいよ本格的な夏の始まりだ。屋外において SIGMA SD14 あるいは DP1/DP2 で撮影するときに ISO 50 を使う際は白飛びにご注意である。安全を考えると ISO 100 をお勧めする。が、コントラストが高い被写体においては暗部にノイズが乗ってくることがあるので注意しなければならない。私は露出でイロイロと悩みたくないので ISO 50 で -0.3、評価測光を標準にして、被写体に応じて補正する事にした。


シグマからメールが来た。ほぼ同時にシグマのウェブサイトでも発表があった。SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM、SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM、SIGMA 50-200mm F4-5.6 DC OS HSM の3本の SA マウントが7月末日に発売される。

いずれも興味があるレンズなので、どの程度の描写力があるのかテストをしてみたい。ただ、現在所有しているレンズと焦点距離がかぶる。

10-20mm はほんの少し明るくなっているだけだが、描写力に違いが有るのなら買い換えることも考えたい。新 10-20mm は 13 枚のレンズの内非球面レンズを4枚、ELD ガラス2枚、SLD ガラス1枚使っている。普通のレンズの枚数のが少ないのだ。正直言って今の 10-20mm に不満があるわけではない。これほどの超広角レンズなので特に明るさが必要と感じることもない。F4-5.6 が F3.5 通しになったことに魅力を感じる人もいるだろうけど、個人的には大きな魅力ではない。約1万5千円の価格差は妥当で、安いと言っても間違いではないだろう。

18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM はコストパフォーマンスが魅力なレンズだ。個人的にはインナーズームやインナーフォーカスを大きな魅力とは感じないけど、OS と HSM が搭載されて実売2万7千円は間違いなく安い。が、キヤノン 50D で撮影された作例を見た限りでは描写力に一抹の不安を覚える。SA マウント用は特別に良いものを選別しているので(根も葉もない噂で、私の個人的な願望)期待しても良いかも知れない。

50-200mm は旧タイプの 55-200mm がハイコストパフォーマンスなレンズだったので、実売価格3万円でも、かなり良い描写をしてくれるのではないかと期待している。レンズ構成図を見る限り、旧タイプ (9群12枚) の改良型 (10群14枚) であり、旧タイプでは採用されていなかった SLD ガラスを一枚採用している事もあって、かなり良いレンズである可能性がある。テストするのが楽しみだ。

夏というのに懐具合は真冬状態なので、すぐに購入することはできないが、どなたかからお借りすることはできるだろう。

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夕景を撮ってみた 2009/07/13

夕日が沈むときの雲がきれいだったので、仕事が一段落したのを良い事に DP2 を持ち出して撮影。我が家の側を通っている線路をまたぐ陸橋の上がベストポイント。ただ、下を電車が通ったり、後ろを車が通ると縦に大きく揺れる。

ついでに落日の前後でないと撮れないような道ばたの寸景に挑戦。家に帰ってきて SD カードからパソコンに転送しようとして、DP2 のファイルナンバーが一回りした事に気がついた。3ヶ月掛からずに1万枚とは良く撮ったものだ。

それにしても、オートブラケットを設定すると良くフリーズする。連写がいけないわけではないと思うのだが(普段から私は連写モード)、良くフリーズする。今日はたった 200 枚で3回もフリーズした。やはり熱が原因だろうか・・・。

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道ばたの寸景を更新 2009/07/12

昨日の夜と今日の夕刻、やらなければいけないお仕事があるのにチョットさぼって家の周りをウロウロ。道ばたの寸景に少し加えた。気に入らなかった写真も3枚ほど差し替えた。昨日の夜は初めて三脚を使った。が、何となくイマイチで、2枚しか使えなかった。気持ちの上ではのんびりやるつもりなのだけど、疲れたりするとつい DP2 を持ち出して家の周りをウロウロしてしまう。張り切りすぎるとろくな写真が撮れない。心をリラックスさせて、周りを見て感じた事をそのまま写真にする事が大切だ。

今までは結構ハイペースで撮って来たけど、これからはスローペースになり、月に1~2度の更新しかしなくなると思う(多分)。一応の目標は 200 枚。この調子だともう少し増えて 250 枚くらいになるかも知れない。何枚かプリントしてみたけど、結構良い(これが本当の自画自賛)。1年後に完成と考えていたけど、もう少しのんびりやっても良いかも知れない。

インターネットという通信手段がなかったら、私が撮影した写真を他の方々に見ていただくなどと言う大それた事は不可能だったろう。お目汚しで申し訳ないど、結構本腰を入れて撮影しているので、たまには見ていただきたい。近くの風景に何かを感じて、その何かがなるべく伝わるように写真にしているつもりなので、ご批評などを賜れれば幸いである。

さて、お仕事に戻ろう。

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三脚の重し 2009/07/11

ストーンバッグに関する私の誤った認識のせいで、フックを使っている。啄さんから、フックは重しが揺れるので長時間露光には向かない。とのご指摘があった。その通りだと思う。


SIGMA SD14 + SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM @f:5.6 SPP2.5
Photoshop で色収差、背景をレタッチ。

重しを使うような撮影はあまりしないけど、自宅で行うときにはこんな風にして、下にぶら下げた新聞紙の束が揺れないように工夫している。が、三脚を持ち出す場合には、ストーンバッグのが良さそうだ。

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グリーンハウスの SDHC Calss6 Dual 16G 2009/07/10

昨日入手したグリーンハウスの SDHC Calss6 Dual 16G。30 枚くらいまでは良かったのだけど、その後 30 枚毎にフリーズ。やれやれです。

自分で決めた「高い SD カードは買わない」という掟を破って Extreme III でも買ってみようかしら?

まだしばらくフリーズ病との戦いは続きそうです。

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SPP 3.5.2 2009/07/09

本日は家でお仕事。通販で購入したグリーンハウスの SDHC Calss6 Dual 16G (代引き送料込み ¥3,985)が届いたので、早速使ってみた。今まで使っていた同じグリーンハウスのノーマルタイプが良好だったので、今度のメモリもよい子だとうれしい。

私の DP2 は最近少し機嫌が悪くて 300 枚に1回くらいフリーズする。一昨日は背面モニタに何も映らない状態でフリーズして、0バイトのファイルを作った。データ保存中に QS ボタンを押したり、AF を切り替えたり絞りや露出補正値を変更したりを平気でやることが原因ではない事は確かめてある。なぜなら、丁寧に撮影していてもフリーズが起きる時は起きるからだ。

ギリギリの許容範囲と思っているので、会津に送る予定はとりあえずない。が、次にフリーズに関連を修正したファームウェアがリリースされて、その結果が悪かったら、見てもらうつもりだ。

で、グリーンハウスの SDHC Calss6 Dual 16G で数十枚撮った限りではとりあえずフリーズはしなかった。必ずフリーズすると予想しているので、フリーズしても驚かないだろう。何せ我が家にある7枚の SDHC カード全てでフリーズが起きる事は確認済みなのだ。

とりあえず転送速度 20M となっているので、今度パナソニックから出る Class10 22M と同じくらい、サンディスクの Extreme III Class10 が 30M だそうだから、それには負けそう。書き込み速度の最低保証 6M/s と表記してあるのは好ましい。メーカーによっては理論値の最大速度 20M/s が記載してあって、実際にはその 1/4 も出ないものもあると聞く。ただ、メモリカードの転送速度は相手との相性もあるためカタログスペックをアテにしてはいけない。

あ、SPP 3.5.2 の事を忘れていた。今日 DP2 でテスト撮影をして、ISO 50 でもハイエストライトのトーンジャンプが起きにくい事を確認した。さらに以前 SPP3.5.1 でヘロヘロだったものを3枚、同じ条件で現像してみたが、全体が明るくなって、ハイライトとハイエストライトのつながりがスムーズになり、不自然さは解消された。これで Adobe Camera Raw が持っている白飛び補正が付いたら完璧。SD14 との相性は今ひとつだけど、DP2 の現像ソフトウェアとしてはほぼ完成したと言って良いだろう。

なお、昨日のストーンバッグの記事について「樽出し原酒」さんから、間違っているとご指摘を受けた。脚の端っこは地面に接地しているので、そちらを支点と考えれば、ストーンバッグは三脚を閉じようとする方向での力とはならないはずとのご指摘でした。

ごもっとも。昨日の記事は恥さらしでした。(^^;

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ストーンバッグに関する考察 2009/07/08

今日、歩いていて、フト考えてしまった。いきなりで申し訳ないけど、三脚に付けるストーンバッグについて、思いついたことを書いておく。

三脚に重量を付加する時にはストーンバッグを使うのが一般的である。が、チョット考えてみたら、ストーンバッグは間違っていると結論が出た。ストーンバッグを全面的に否定するものではないが、力学的に見た場合、あまりお勧めしたくはない。

三脚の中で使用時にネジなどを使って、ゆるめたり締め付けたりしない部分が3ヶ所ある。脚の付け根である。三脚に付いている3本の脚は雲台受けで一ヶ所に集まる。普通のスチルカメラ用三脚では、脚が雲台受けに取り付けられている部分の締め付けには工具が必要だ。つまり、取り付け部の締め付けの調整を撮影時に行うことは通常しない。脚をいっぱいに開いて、上からの重みでストッパーに加重が掛かり、それ以上は開かない様になる。

ねじれに対してはどのメーカーの三脚もかなりの強度で脚の取り付け部を締めてあるため、脚を開くときには結構力が必要なものも多い。逆にわずかな力で簡単に足が開いてしまうようでは、取り付け部の締め付けが不十分であると考えて良い。その様な場合は工具などを使ってメンテナンスするのが普通である。

さて、ストーンバッグを三脚に取り付けた場合、その重みは三脚に対してどのように作用するであろうか?

一般的にストーンバッグは三脚の3本の脚にベルトを使って取り付ける。そしてその中に機材や石などを入れて、三脚に重量を付加する。そうすると付加された重さは、三脚のそれぞれの脚に縛り付けられたベルトに掛かる。ベルトは三脚のそれぞれの脚に付加された重量をそのベルトが取り付けられた位置で加える。その場合、脚の取り付け部にはどのような力が加わるだろうか?

答えは簡単。開いている脚を閉じようとする力が働くのである。それが上に乗せた写真器材が動かないように固定すると言う本来の目的に反した力の掛かり方であるのは明白である。これでは本末転倒だ。

三脚に重さを付加したい場合にはセンターポールの下や雲台取り付け部に何かをぶら下げることをお勧めする。


で、この理屈が正しいのかどうか、実は自信がありません。おかしいと思う方はコメントして頂けますようお願いします。

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七夕(本文とは関係ありません) 2009/07/07

昨日は2時間に満たない睡眠時間で頑張ったのだけど、完璧な納品ではなかった。今日は別の会社に行かなければならなかったし、明日もさらに別の会社で仕事が待っている。こんな風に書くといかにも稼いでいるように聞こえるかも知れないけど、破格値で仕事をしているために、全然儲からない。

昨日は納品の後、古い友人に頼まれて銀座の宝石店に向かった。年に数回、地方に出張しているアルバイト仕事の延長である。この前は単にビデオケーブルが内部で接触不良を起こしていただけだったけど、今回は AC アダプターの電源コードが引っ張られて接触不良になっていた。

普通に働いていた電気を使う道具や機械で不具合が発生したときに一番初めに疑うべきは電源部の接触不良である。リチウムイオン充電池を使うデジタルカメラでは電源部の接触不良は発生しにくいが、汎用の電池を使用する機器では接点の腐食や製造不良による接触不良が起きやすい。SD9 や SD10 で単3型の充電池を使用した際に、撮影可能枚数が極端に少なくなってしまうのは接触に必要な力が十分でなかったのと、カメラが必要とする電圧が少々高すぎた事が原因であった。

DP2 で何枚撮影可能かという疑問に関して 20 日ほど前から、フル充電した電池で何枚撮れたかの記録を付けている。現時点で 11 回の電池交換を行ったが、各電池での平均撮影可能枚数は 384 枚である。私の DP2 はあまり電気を食わないようだ。その代わり、ちょうどそれくらいの頻度でフリーズする。フリーズの仕方は決まっていない。画面が真っ黒になって何も操作できない。メモリへの書き込みランプが点滅しっぱなしになる。撮影時液晶モニターに表示されたプレビューが固まる。この3パターン。何をしたらフリーズするのかも特定できない。

メモリへの書き込みランプが点滅してフリーズした場合はサイズが0のファイルが生成されるので、メモリへの書込を行おうとしたけど、いつまで待ってもメモリからデータが送られてこなかったのが原因かも知れない。

画面が真っ黒になってフリーズする場合と普通に撮影していてプレビューを表示したままいきなり固まる時にはサイズ0のファイルは発生しない。つまり、メモリへの書き込みとは関係ない原因で発生するようだ。

今までフリーズ知らずだった walz さんの DP2 が防水ケースに入れた水中撮影でフリーズした。2度目は電源ボタン長押しでも復帰しなかったらしい。以前も書いたけど DP2 は連続で撮影していると結構暖かくなる。外側がほんのり暖かくなるくらいだから内部のチップはかなりの温度になっていると推測できる。熱暴走すると何が起きるかわからないので、もしかすると内部に温度センサーを持っていて、ホールト(強制的なプログラム停止)してしまうのだろうか?

SD14 もごく希にメモリへの書き込みランプが点滅しっぱなしになり、電源スイッチを切らないと復帰しない。DP2 で出ているフリーズの原因の一つはこれと同じかも知れない。いずれにしても SD15 を同じ症状が発生する状態で出荷するわけには行かないだろう。

ぼちぼち SD15 に関する何らかのアナウンスが欲しい。例えそれが、さらなる改良のため年内での発売は行いませんと言うアナウンスであったとしても・・・。

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DP2 で撮りたい写真 2009/07/05

明日の納品までにプログラムを一通りチェックしなければならない。朝から始めて、一区切りが付いた。残念ながらまだ終わった訳ではない。気分転換に雑記帳を書いている。

昨日の内田氏の講演で「カメラが小さくなれば世界が広がる。」と内田氏が言っていた。ご自身で名言なので覚えて欲しいとのこと。全くその通りだと思う。もし、DP2 が無かったら、おそらく私は「道ばたの寸景」を撮り始めることはなっかったと思う。あの写真は DP2 であるから撮れた写真である。もちろん SD14 でも同じ写真を撮ることは可能だろう。しかし、SD14 ではああいった傾向の被写体を撮ることに抵抗がある。なぜと聞かれても単に気分の問題です。としか答えようがない。

やはりカメラに似合う被写体というのがあるのだろう。でも、単に小さいだけのカメラなら何でも良いと言うことにはならない。私の場合、どうしても FOVEON センサーを搭載してなければだめなのだ。となると、DP1 か DP2 しか選択肢はない。

逆に DP1 や DP2 では撮ることができない被写体もいっぱいある。レンズの焦点距離が変えられないのが一番の理由である。広角や準広角な画角では撮りたくない被写体、あるいは撮れない被写体にはどうしても SD14 を使うことになる。それはそれで良い。そして、DP1 の場合は、やはりレスポンスや操作性から被写体を選ぶ傾向が強い。しかし、DP2 で撮影可能な被写体であるなら、極力 DP2 を使いたいと思うようになっていることは確かで、私自身、チョット驚いている。

カメラがユーザーの撮影方法に対する考え方を変えてしまうことがあると言うことを身をもって体験させられた。やはり、DP2 は凄いカメラである。

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DP1/DP2講演会 2009/07/04

今日はアメリカ合衆国の独立記念日である。そして、銀座のアップルハウスで『写真家 内田ユキオが語る SIGMA DP1・DP2の世界』があった。

前回の福井信蔵氏の講演会ほどではなかったが、内田氏が山木社長を遠慮がちにいじめる部分も少しあって、楽しかった。この日のために DP2 で都電の荒川線沿線を徒歩で4時間ほど掛けて撮影した数十枚のスナップを映写しながらのお話は彼が撮影した写真のどこにこだわってその写真を撮影したのかと言うことまで聞けたのでとても面白かった。


内田ユキオ氏 SIGMA DP2 @f:3.2 0.6 Sec. ISO 200 MF WB:白熱電球 [オールリセット]

内田氏はモノクロームなスナップ写真を得意とするカメラマンで、フィルムが無くなったら写真を撮らなくなってしまうのではないかと思わせるほどの人だ。しかも、名手と言っても良いほどのライカの使い手である。そんな方が DP1、DP2 を使っている。私は SD9 を入手した後、半年くらいで M4 を手放してしまったが、彼のメインカメラは今でもライカだ。人物を主体としたスナップ写真の名手ロバートフランクがお好きなようで、最新の写真として見せてくれた DP2 で当日に撮影した写真はまさにロバートフランク調であった。

ロバートフランクを始めとして、アンリカルティエブレッソンとか木村伊兵衛とかのいわゆるスナップ写真の名手はいっぱいいるけど、彼らが撮った写真と同じような傑作が撮れたとしても、最近ではそれをウェブサイトなどで簡単に公開することができない。

内田氏も苦労していると思うけど、肖像権の問題が頭をかすめるからだ。私も「道ばたの寸景」を撮っているけど、写ってしまった人物が特定できそうな写真は極力撮らないように心がけている。また、撮れてしまった場合は、例えそれが良い写真であっても公開はしない。つい最近も良い写真が撮れたのに、そこに自動車のナンバープレートがはっきり写っていたために公開を断念したものもある。そう言ったことをあまり気にせずに写真を撮って発表する人もいるみたいだけど、私にその度胸はない。

内田ユキオ氏の講演の後、現像ソフトウェアなどの開発を行っていた増田雄彦(たかひこ)氏による FOVEON センサーの説明や SPP の簡単なレクチャーもあり、FOVEON センサーになじみのない方には面白い講演だったと思う。私が知らないことまで話が及ばなかったのは残念だけど、1時間では仕方のないことだろう。


増田雄彦氏 SIGMA DP2 @f:2.8 1/4 Sec. ISO 200 AF WB:白熱電球 [オート]

会場には前回の講演者である福井信蔵氏もいらしていて、ご挨拶をさせていただいた。彼のブログで FOVEON センサーについての詳細が語られる日も近いかも知れない。とプレッシャーを掛けておきます>信蔵さん。

でも、こう言っては申し訳ないけど、私には山木社長が時々内田氏や増田氏の話の内容を補足する形で語ってくれたことが一番有意義であった。FOVEON 社が始めに開発したのが3板式のセンサーであることは私も知っていたが、その価格について私に話を振られた時には思わず笑ってしまった。

でも、2時間という時間は長いようで短い。もっといろんな話を聞きたいので、この講演会はこれからも続けて欲しいと思う。講演者として最適なのは山木社長ご自身だと思うのだけど、横木安良夫氏や鹿野宏氏、御大早川廣行氏などのお話を聞けたら楽しそう。

本日会場でお会いした方々。Outliner さん、今泉さん、おとうさん、ハルムートさんとご主人、ゆうちゃん、Walz さん(50音順)。

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ヒストグラムでホワイトバランスを調整 2009/07/03

昨日の記事に「色味はヒストグラムをみて合わせた」と書いたところ「通りすがり」さんから「ヒストグラムを見て色を合わせる方法と言うのが理解できません。よろしかったらご教授ください。」とコメントを頂いた。

よく知られている方法だと思うのだけど、ご存じない方もおられるようで、紹介させていただく。

今回の被写体のように無彩色にしたい部分(今回の場合は背景)が多い時に使える方法で、曇りの日に風景を撮影した場合などでは空の色をターゲットにしてこの方法を採用することもできる。

上が調整前、下が調整後のヒストグラムである。これを見ながらカラーホイールやスライダーを動かす。RGB がぴったり重なれば、その部分は無彩色になる。


SPP 3.5.1 の場合。


Adobe Camera Raw の場合。

全ての被写体で使える方法ではないけど、素早く色味を調整するには便利なので覚えておかれると良いだろう。

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SPP 3.5.2 2009/07/02

う~~~n。このクソ忙しいときに、なんてぇこったい。

白飛びだけに注目して、つい先日 SD14 で撮影したポートレートの中から、露出が過度(肌の露出ではなく、レンズの絞りを開きすぎたと言う意味)なものを選んで、SPP2.5、SPP3.5.2、Adobe Camera Raw で現像して見た。

一番左は X3F ファイル内の JPEG を抽出したもの。色味はヒストグラムをみて合わせただけなので、少しいい加減。


SIGMA SD14 + SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM @48mm f:4.5 1/100 Sec. ISO50

SPP3.5.2 でハイライト処理が SPP3.5.1 から変わっているのは確認できた。が、ハイエストライトがいきなり白飛びになる傾向は相変わらずである。SD14 をお持ちの方は SPP2.5 をアンインストールなさらない事をお勧めする。

この程度の変更では、DP2 で ISO50 を使う時にはまだまだ気をつけなければいけないだろう。まもなく太陽がさんさんと降り注ぐ夏である。

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超多忙です。 2009/07/01

今年になって、初めて雑記帳の更新を2日間空けてしまいました。本当に忙しくて、書いている暇が取れません。書きたいと思うことはあるのですが、今週中は超多忙です。土曜日には銀座に出る予定ですが、その前後は仕事をしなければ追いつきそうにありません。

何とかのんびりできるのは来週の火曜日以降になるでしょう。まぁ、忙中閑ありでこの雑記帳を少し書くくらいは可能だと思いますが・・・。

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