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CF の実効速度を調べるための下準備 2011/02/03

3日前ここにアップした 70-200mm を SD15 に装着した写真は SD14 で撮影している。Outliner さんは SD15 だと色味が変わってしまうとの理由で未だに SD14 を使い続けている。Walz さんは SD9 の色が最高と言う。私は色はそれらしく出れば良いと考えているし、しっかり調整しなければならない場合は Photoshop で色相をシフトしたり単色でトーンカーブをいじったりする必要があるので、カメラによる色の違いはあまり気にしない。

とにかく、色で細かいことを気にしだしたらきりがない。全ての状況で私が望むような色を出してくれるカメラなんてあるはずがないと思っているので悩み始めると止まらなくなる。もっとひどいのは、もし撮影しただけで完璧な色再現が成されるカメラを使ったとしても、それが私の気に入らない色だったら、やはりいじくりたくなる。色なんてそんなものだと思っている。

もし面倒なことをしないでおおむね自分が望むような色を出してくるカメラがあるとしたら、それはとてもありがたいことだ。あまりにも長いこと FOVEON センサーと付き合っているため、私の目は SD や DP が出してくる色に慣らされてしまっているらしく、それらの色を良い色だと感じている。(^^;

ただ、DP1x と SD15 の場合はマニュアルでホワイトバランスを指定するか、カスタムホワイトバランスを取って RAW、カラーモード「ニュートラル」で撮影し「オールリセット」で現像した場合に良好な色と仕上がりになる。しかし、色味以外の部分では、明るさはやや暗めで、コントラストが少し足りない事もあるため、現像時に補正が必要となる。

さらにシグマのデジタルカメラは AWB の安定感が今ひとつ足りない。そしてDP1x と SD15 の場合に RAW で撮影する時に「ニュートラル」以外のカラーモードで撮影したり、現像時に「オート」で現像するとかなり派手で明る過ぎる画像に仕上がってしまうため私にはかなり不自然な色に見えてしまう。

なお、「ニュートラル」以外のカラーモードで撮影された DP1x や SD15 の RAW ファイルを SPP4.2 「オート」で現像するととても派手な仕上がりになることをシグマに報告したら、それは「仕様」だそうで、それ以前のものと同じような調子を出すためにはカラーモードをニュートラルに設定して現像して欲しいと言われた。これはシグマが他社のコンパクトデジタルカメラのような絵作りを目指したということなので、とんでもない間違いだと私は思っている。

色やトーンの話をするつもりで書き始めたわけではないので、この話はここでひとまず終了。


なぜこんな時間に雑記帳を書いているかと言うと、今日は仕事で帰りが遅くなり、それにもかかわらず自宅のデスクトップマシンをいじくり始めてしまったからだ。

まず外付けにしてあった 2T バイトの HDD 2台をカセット式の内蔵ディスクにしてしまった。バックアップを取るとき以外は電源が入らないようにアンロック状態にしておく。当然 OS からディスクは見えない。バックアップが必要なときにはロックを掛けて(電源が入る)使う。そうすれば、必要に応じて外付けディスクを接続するのと同じ事になるためディスクの寿命が延びると考えたからだ。それに内蔵の SATA バスで繋ぐためにデータの転送速度はかなり速くなる。良いことずくめで、もっと早くにやっておけば良かったと深く反省。

で、実は外付け HDD を内蔵化したのは USB3.0 インターフェイスカードを取り付けるために筐体を開けなければならなかったので、そのついでとして行った変更である。今夜の主たる目的は USB3.0 を使えるようにすることだったのだ。

で、何のために USB3.0 インターフェイスカードを追加したのか? 昨日の記事をお読みいただいて気がついた方もおられると思うが 600 倍速 = 90M Byte/秒の転送速度を持つ CF カードの実行速度を調べるためには USB2.0 では遅すぎてバスの速度自体がボトルネックとなってしまうからである。

USB2.0 の最高転送速度(理論値)は 480M bit/秒、つまり 60M Byte/秒である。CF の倍速表現を使うのであれば 400 倍速が USB2.0 の限界値なのである。しかも、これはあくまでも理論値で、実際の速度はせいぜい半分、つまり 30M Byte/秒も出れば御の字である。

その程度の速度しか出ないインターフェイスを使って 90M Byte/秒の CF カードの実効速度を調べることは不可能である。USB3.0 であれば理論値で 5G bit/秒、すなわち 625M Byte/秒の速度が出ることになっており、話半分としても 300M Byte/秒くらいまでは出るはずなので、最高速 90M Byte/秒の CF カードの実効速度を正しく測定することが可能だと思う。

今夜はもう遅くなってしまったので寝るしかないのだけど、出来たら明日の夜に Transcend 16GB TS16GCF600 と SanDisk Extreme Pro 16GB 90MB/s SDCFXP-016G-J91 のパソコン接続時のベンチマークを取ってみようと思う。

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コメント

”他社のコンパクトデジタルカメラのような絵作りを目指した”というのは、結構ショックな話ですね。ところで私はDP1sのみでモノクロばかりを撮っているのですが、(SDは使ったことがないのですが)、すばらしいと思います。実はDPを使い始めたきっかけは、Tomio Seikeさんの写真を見てからなんです。DPで撮り、SPPで現像されている写真を目の前でみてからというもの、スゴイと思いました。まったく具体性・脈絡もない内容で申し訳ないのですが、Seike Tomioさんも買われるであろうSD1を私も買います。

投稿: SY | 2011.02.04 08:20

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