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CF の速度を調べる 2011/02/04

SD15 で SD カードにデータを書き込むようになったにもかかわらず、SD1 で CF を採用せざるを得なかった理由は明らかである。メモリカードに対する書き込み速度だ。現時点で SDHC カードの最高速は 30M Byte/秒である。私の知る限り最高速な SanDisk Extreme Class10 SDHC カードにその表示がある。

一方、同じ SanDisk の CF である Extreme Pro には 90M Byte/秒の表示がある。公称最高速度なので必ずしも保証されているわけではないが、SDHC カードより3倍も高速である。SD カードの新規格である SD XC はもの凄く速いのだけど、現時点ではまだ採用したくない気持ちもわかるし、価格的にも高すぎる。

なので SD1 が再び CF カードを記録メディアとして採用したのは仕方がないことだと思う。逆に考えると SDHC カードの最高速よりも速いカードを使わないと SD1 のフルスピードをカバーできないと言うことだろう。もちろん 90M Byte/秒で書き込むとは期待していないが、USB2.0 の理論値である 480bps = 60M Byte/秒くらいの速度は出て欲しいものである。

もし SD1 が 60M Byte/秒の速度で書き込めるのであれば、それを受けるメモリカードは 90M Byte/秒の公称値を持っている必要があるだろう。期待が大きすぎるのは承知しているのだけど、万一を考えると 600 倍速(90M Byte/秒)の CF カードを用意してあげたくなる。

ここまでが、私が2種類の 600 倍速を購入した言い訳である。実際には 400 倍速でも十分かも知れないし、600 倍速を検証するためだけに USB3.0 を導入したことは愚行かも知れない。普通に読み出すだけなら、速度が遅くなるだけで USB2.0 でも問題はない。

しかし、パソコン上でメモリカードの書き込み速度を測定しても、それが即カメラが撮影されたデータを書き込む速度であると思うのは間違っている。メモリカードにデータを書き込む速度が十分に速くても、その速度にカメラの中でセンサーからデータを読み出して、画像データを作成しファイルとしての書き出すための処理が追いつかなければ、メモリカードはデータが送られてくるのを待っていなければならないからだ。つまり、パソコンで調べた CF カードへの書き込み速度が実際にデータがメモリカードに保存される速度とは限らないことを承知していなければならない。

もちろんカードへの書き込み速度は速いに越したことはないが、必要以上に速くても実際にその速度が出ない場合はコストパフォーマンスの観点から見ると過剰な投資であると言える。

以下は現時点で最も一般的に使われていると思われる Crystal Disc Mark で計測した 100M バイトのランダムなシーケンシャルデータを読み書きした際の速度(M Byte/秒)である。書込、読込共に USB3.0 で、右端に参考値として USB 2.0 での読込速度を書いておいた。

カード書込読込USB2読込
SDHC SanDisk 16GB Extreme Class1010.744.120.1
CF Transcend 16GB 133倍速10.6 44.018.3
CF GreenHouse DUAL 16GB 266倍速13.6 36.818.3
CF Transcend 16GB 600倍速30.7 92.3 19.4
CF SanDisk Extreme Pro 16GB 600倍速67.157.918.0

やはり書き込み速度は SanDisk Exterme Pro がブッチギリで速い。が、読込速度は Transcend の 600 倍速が、公称値より高い値を示している。


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