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SD1 は短焦点マクロの夢を見るか? 2011/02/17

DP2x が発表されて、現行の 14M FOVEON センサーを採用するカメラのラインナップが出そろった。以前社長は SD15 が 14M FOVEON を使った一眼レフの最終モデルとつぶやいていたし、DP2x が本当に 14M FOVEON センサーを内蔵した最後のモデルになるかも知れない。

DP には DP の良さが有るので、DP1x と DP2x はしばらくの間販売が続けられると思う。社長は焦点距離の長い DP3 を出したいと言っていたが、とある方の賛同を得られないために開発を進められないでいるらしい。出るとしたら、いきなり DP3x で出てくるとは思うけど、どうなるか興味津々である。

さて、1500 万もの出力画素数を持つハーフサイズの新 FOVEON センサーの描写力は既に皆さんがご存じの通りだ。現時点で公表されているプリントや画像を見た限り、使われているレンズは私が知る限りでは 50mm F1.4、MACRO 70mm、85mm F1.4 の3本だけだ。他にもあるかも知れないが、確認は取れていない。

そして CP+ に関する記事でも述べたように風景写真の作例はまだ公表されていない。もしかすると周辺部の描写力が新 FOVEON センサーに追いつかないのかも知れない。私がテストした 8-16mm や 10-20mm は十分に良い描写をするが、それでも足りないのだろうか?

もし、そうだとしたら 16 ~ 24mm のレンジで2~3本の短焦点マクロを作って欲しい。敢えてマクロと書いたが、この「マクロ」は近接撮影の意味より描写力重視の意味で使っている。16mm F3.5 EX DC MACRO HSM、20mm F2.8 EX DC MACRO HSM、24mm F2.8 EX DC MACRO HSM あたりが適当だと思う。

現在の 20~28mm F1.8 はフルサイズ用のレンズだし、絞れば十分な描写をするとは言え、周辺部にハイコントラストな対象が存在する被写体では倍率色収差が目立つのでかなり見苦しい。開放付近での甘い描写を楽しむと言う使い方もできるので、その意味では面白いレンズではあるが、ハーフサイズのイメージセンサーを持ったカメラに使うには少々大きすぎる。何よりも困るのは開放付近での甘い描写が災いして AF 時に上手くピントが合ってくれない事だ。そして、ハーフサイズで使ったときにはさほど広角ではなくなってしまう。

これから先、シグマは自社マウントレンズの生産比率を現在より増やさなくてはいけない事になるだろう。シグマにしてみれば他社カメラメーカーのように自社マウントのレンズだけを作って商売になる事が夢かも知れない。しかし、シグマ製レンズの優秀さが認知され始めた現在、他メーカーのユーザー達がそれを許さないだろう。

明るい未来が開けているように見えるが、SD1 はシグマ自身が、より高性能なレンズを開発して行かなければならないというパンドラの箱を開けてしまった。もしかするとタムロンが SA マウントのレンズを発売したりして・・・。(^^;

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