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SD1 ファームウェアアップデート 2011/06/30

今日、SD1 のファームウェア Ver.1.01 が公開された。仕事場に SD1 とレンズ3本を持って行って仕事が終わったら銀座をスナップする予定だったのだけど、丁度その時刻から銀座には雨が降り始めた。パープルフリンジが出る条件を特定しようと張り切っていたのだけど、今日は中止。私は SD1 に合う防塵防滴仕様のレンズを一本も持っていない。

さて、AF の精度が上がったと言うことで 50mm F1.4 を着けて、あっちこっちに向けて合焦させてみたけど、明らかなピンぼけでも合焦音が鳴る。いずれにしても合焦したのをフォーカシングスクリーンで確認しながら(つまり AF でピントが合っていないと思ったら合うまで他のターゲットに向けてシャッターボタン半押しを続ける)10 枚も撮れば2~3枚はピントピッタリがある。

夕方のまだ明るいウチに外と近距離で AF のテストをしたけど、合焦したのをフォーカシングスクリーンで確認しない場合は1割程度の合焦率だった。そして、今夜居酒屋で「はな」を 50mm F1.4 で f:2.0 にして 50 枚ほど撮ったけど、ピントが合っているものは数枚しかなく、それらは全てブレていた。50mm F1.4 とは相性が悪いらしい。

もちろん理想的にはどんな状況で、どんなレンズを装着しても常にピントピッタリで動作してくれることを望むけど、AF 一つを取っても、かなりイロイロな要素が絡み合っているようで、一筋縄では行かないらしい。いずれにしても、常にピントがピッタリ合う AF システムを持つ一眼レフが存在すると言う話を聞いたことが無い。

ただ、DP シリーズは非常に高いピント精度を持っているので、コントラスト検知方式の場合は非常に精度の高い AF システムが存在するかも知れない。いずれにしても他社のカメラを併用しているシグマユーザーの口から、○○の一眼はいつもピントがピッタリ合うという話を聞いた覚えはない。逆に○○と似たようなものと言った話はしょっちゅう耳にする。

異論のある方はコメントを頂けるとありがたい。数ある私の欠点の一つは他社の一眼を所有していないことだから・・・。


SD1 を使い始めて既に 5000 カットを超えた。フリーズは1回だけあった。その時はファイルサイズ 0 のファイルが出来た。5000 カット撮って1枚なので、私には許容範囲。その他 Err の表示が出て止まってしまった事が7回あるが、これは全てファイルを書き込んだ後に起きているので、失われたカットは無し。Err 表示が出て止まるのは「フリーズ」ではない。パソコン屋にとっては当然の許容範囲だ。それでもフリーズに対応したと言うことなのだから、以降フリーズは起きないかも知れない。

評価測光の精度が上がったとのこと。昨日の晴天下では露出補正無しでほとんど問題なかった。夕日が差すいつもの風景をイロイロ撮ってみたけど、やはりとんでもない露出オーバーが出現。評価測光の精度の何が上がったのかは疑問である。

今回のアップデートに関して実感できる部分は何もなかった。

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暑い天気 2011/06/29

ここまで暑いと「良い天気」とは言いたくない。

今日は会社その3で少し仕事をしてから、アンケート調査の集計プログラムにごくわずかな追加を行いたいとの事で日本商工会議所に行って来た。日本商工会議所は皇居のすぐ近くにあるため、仕事が終わってから皇居外苑で写真を撮った。

10-20mm F4-5.6 と 17-50mm F2.8 を持って行って、パープルフリンジが出ると思われる様な写真を意識的に撮ったのだけど、あまり目立ったパープルフリンジは出なかった。MACRO 70mm と 85mm F1.4 では出ることを確認してあるので、明日は銀座に持って行って試してみよう。


作例にはアップしなかったパープルフリンジを出したくて撮った写真を3枚、ここに上げておく。

自転車のライトやダイナモに反射している太陽光の周辺にパープルフリンジが出ると思ったのだけど、出なかった。


水面に反射している太陽光の周囲にはかなりの確率でパープルフリンジが出るのだけど、出なかった。

後ろ姿の女性の白い衣装の周囲にわずかなパープルフリンジが出ている。かなり露出をオーバーにしないとダメなのかも知れない。


いずれにしても、今日の皇居外苑での撮影では露出補正を全くしないで撮影したのだけど、現像で救えないほど大きく露出を外したものはなかった。

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良い天気 2011/06/28

SD1 を入手してから初めての良い天気になった。順光で我が家からの風景を 10-20mm F4-5.6 の AF テストを兼ねて撮ってみた。敢えて、露出補正をせずに評価測光そのままで撮ってみたが特にオーバーになることはなかった。晴天で遠距離の場合、あるいは空が画面の中でかなりの面積を占める場合は問題は無いようだ。

SIGMA SD1 + 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @20mm f:7.1 1/500 Sec. ISO 100
絞り優先 AE、ホワイトバランスは「晴れ」、カラーモードは「スタンダード」

なぜ、ここで「遠距離」と書いたかというと、以前シグマの技術者さんから評価測光では撮影距離を評価の要素としていると言う話を聞いたことがあるからだ。実際にどの程度の評価要素としているのかは不明だが、遠景が暗くて、近くのものが明るい場合などには露出がオーバーになってしまう可能性がある。

ただ、これは SD15 での話なので、SD1 の場合は異なるかも知れない。また、コントラストが少ない被写体の方が逆にオーバーになり易いのかも知れない。現在のファームウェアと SPP の組み合わせでは極端なオーバーは白飛びした部分に色が乗ってきたり、パープルフリンジが出たりするので、露出は控えめが良いと思う。

ただ、SPP で露出を +1.0 以上に上げなければいけないようなケースでは暗部の色ノイズが露骨に目立ってくる。ノイズを勘案すると新 FOVEON センサーのラチチュードはかなり狭いと言える。

あと何ヶ月、あるいは何年でこのデリケートなセンサーを上手くコントロールできるようになるのかは判らないが、現時点では露出にはかなり気を遣わないといけない。

今朝、かなり早い時間に雲に隠れた日の出を撮影した。雲のようなトーンが平坦な被写体では、特にノイズが目立つ。SD1 の作例に上げたものは NeatImage でノイズリダクションしたのだけど、ここには SPP でノイズリダクションを最大にして現像したものを上げておく。

SIGMA SD1 + 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @20mm f:8.0 1/320 Sec. ISO100 EV-0.3
絞り優先 AE、ホワイトバランスは「オート」、カラーモードは「スタンダード」

大きな差があるわけではないが、現在のセンサーがかなりノイジーである以上、ノイズリダクションの効果をもう少し高くして欲しい。

今日の記事とは直接関係ないが、85mm F1.4 を着けて撮影したときの SD1 である。

SIGMA SD15 + 50mm F1.4 EX DG HSM @f:6.3 1/25 Sec. ISO 50
Photoshop で背景と色収差をレタッチ。


【追加】

この記事をアップした後で、かなりハイコントラストな風景を露出補正無しで撮ってみた。が、特に問題は無かった。晴天時の露出は大丈夫と言うことか・・・。パープルフリンジも出なかった。パープルフリンジは絞りを開けていると出易いのかも知れない。2~3日中にチェックしてみる。

SIGMA SD1 + 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @20mm f:7.1 1/125 Sec. ISO100
絞り優先 AE、ホワイトバランスは「晴れ」、カラーモードは「スタンダード」

しかし、これほど見事な「中抜け」も珍しい。(^^;

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SD1 + 70-300mm F4-5.6 DG OS 2011/06/27

風は収まったが、今にも降り出しそうな天気。昨日のように小雨は降っていなかったので、テスト撮影を決行。コントラストがかなり少ない被写体なので、現像時にコントラストを +1.0 にしている。昨日調整した甲斐があって、AF での合焦率は驚異的な 80%、最良画像を選択するのに却って手間が掛かった。

70-300mm F4-5.6 DG OS は当初売り出された価格から値下げがあったため、かなりコストパフォーマンスが高いレンズとなっている。が、SD1 の画素数には到底追いつけないだろうことは承知の上。まぁ、どの程度健闘するのか、試してみようと言ったところだ。

撮影時のデータは絞り優先 AE、ISO100、EV-0.3、ホワイトバランスはオート、カラーモードはスタンダードで固定。

現像も手抜きをして、露出 +0.5、コントラスト +1.0 で固定。後はシャープネス -1.0、FillLight +0.3 も固定である。CC のみ、全ての画像で同じところをスポイトでクリックして、簡単に調整してある。が、仕上がりを見ての調整は一切行っていない。

@70mm f:4.0 1/250Sec. CC:3Y
@70mm f:5.6 1/160Sec. CC:1C+2Y
@70mm f:8.0 1/80Sec. CC:2M+2Y
@70mm f:11.0 1/40Sec. CC:1M+1Y

広角端の 70mm。絞り開放の周辺部はソフトフォーカス。ただ、縮小して見る分には、少し甘いかなと言った程度。像に乱れがないので、許容範囲というのはチョット苦しいが、意外と悪くない感じ。f:5.6 から f:8.0 まではまぁまぁ。非常に良いとは言えないが、ギリギリの許容範囲だと思う。100-300mm F4 の時には敢えて f:11 は撮影していない。明らかな回折の影響で画像全体が甘くならからだ。一応、70-300mm OS では周辺部の描写が多少良くなるだろうと思って f:11.0 でも撮影してみた。かなり良いがやはり全体的には若干甘くなっている。


@100mm f:4.5 1/320Sec. CC:2Y
@100mm f:5.6 1/200Sec. CC:0
@100mm f:8.0 1/125Sec. CC:1M+1Y
@100mm f:11.0 1/60Sec. CC:1M+1Y

100mm。f:4.5 ではやはりソフトフォーカス。悪い感じではない。作画意図によっては十分に使える。中心部の描写は悪くない。70mm 同様 f:5.6 と f:8.0 はかなり良好。f:11.0 もかなり良い。が全体的な描写は f:8.0 が最良と感じる


@200mm f:5.6 1/400Sec. CC:2C
@200mm f:8.0 1/200Sec. CC:2C+1M
@200mm f:11.0 1/80Sec. CC:2C

200mm。絞り開放だとやはりソフトフォーカス。中心部もやや甘い。f:5.6 でも周辺部には甘さを感じる。中心部はギリギリの許容範囲。f:8.0 ではかなり良い感じ。回折により甘くなる以上に絞り込みによる描写力の向上が見られるケース。f:11.0 もごくわずかな全体の甘さがあるものの、ダメと言えるほど悪くはない。


@300mm f:5.6 1/250Sec. CC:3C
@300mm f:8.0 1/160Sec. CC:2C+1M
@300mm f:11.0 1/80Sec. CC:3C+1M

300mm。絞り開放(f:5.6)では周辺部に流れが見られ、中心部の描写も甘い。許容範囲外である。f:8.0 では多少良くなるが、中心部以外は甘すぎると思う。f:11.0 だと中心部はやや甘くなるが、周辺部の流れは少なくなる。このレンズの 300mm を SD1 で使うのはあまり賢明とは言えない。

ほぼ予想通りの結果なのであまり驚かないけど、さすがにこれだけの大伸ばしに耐えられるレンズとなるとその数は限られてくる。

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SD1 + 70-300mm F4-5.6 DG OS で AF微調整 2011/06/26

昨日、100-300mm F4 のテスト撮影を現像していた2時間(レンズテストの画像はカメラ内 JPEG のファイルサイズが異常に不安定なので、サイズの正確な比較を行うために、全ての画像を RAW から同じ条件で現像して JPEG 12 で出力する。)の間に 70-300mm OS のテスト撮影を全て AF で行った。

今までテストした全てのレンズで AF の合焦率が最低でも 20% だったので、20 枚も撮れば4~6枚くらいのピントピッタリがあると予想したからだ。が、70-300mm OS に関しては 70mm の焦点距離で撮影したものが全てピンぼけ。全部が後ピンで、ピントピッタリが1枚も無かった。

単一のレンズは全て同じ条件で撮影しなければ意味がないので、昨日1時間かけて撮影し、2時間かけて現像した 250 カットは全て「没」となった。

幸い(?)にも全てが綺麗に後ピンだったため SD1 で追加された AF 微調整の機能をテストすることにした。

まず、70mm にして絞り開放、調整せずに AF で5枚撮影。HSM ではないのでレンズの前に手をかざしてピントをぼかし、手をどけて無限遠に AF で合焦させる方法。即、パソコンでカメラ内 JPEG を開いて、ボケている事を確認。やはり全てが後ピンである。

どの程度の調整でどう変わるのかが判らないため、前ピンにするために -20、-15、-10、-5 で同様にして5枚ずつ撮影。液晶画面の拡大では全く役に立たないので全てパソコンに取り込んでレンズテスト同様 RAW から同じ条件で現像して JPEG 12 で出力。-10 あたりが最も良いことが判った。次にもう少し追い込むために -12、-10、-8 で5枚ずつ撮影。RAW から同じ条件で現像して JPEG 12 で出力。目で見てもほとんど差がないため5枚のファイルサイズの合計で比較。-8 が最良。

最後に -10、-9、-8、-7、-6 で各5枚ずつ撮影。RAW から同じ条件で現像して JPEG 12 で出力。チェックをし始めてから、ファイルサイズの比較だと後ピン気味のが細かい被写体が多いためファイルサイズが大きくなるような気がしたため、全ての画像の中心だけを切り出してそのファイルサイズで比較。-7 が最良となることを確認。これは全画面のファイルサイズで比較したのと同じ結果となった。

約2時間掛かって、私が所有している 70-300mm F4-5.6 DG OS の AF 微調整の値は -7 と決まった。これは個体差を可能な限り吸収する機能なので、私が設定した値が他の個体に当てはまる可能性は全く無い。しかも、特定のレンズが常に前ピンや後ピンである場合にのみ有効な調整機能なので、他のレンズのように前後がバラつく場合には全く役に立たない。半ば気休めに過ぎない機能と言ったら申し訳ないが、私の所有しているレンズではこのレンズ以外のものに AF 微調整を適用する気にはなれない。


70-300mm F4-5.6 DG OS の再テスト撮影を昼前から始めたのだけど、途中で小雨が降ってきて遠景が完全に霞んでしまったため中止。


と言うわけで、MACRO 70mm で自宅のベランダから下を眺めて、丁度良さそうな被写体があったので、Hi、Med、Low を撮り比べて見た。

Hi (4704 x 3136 = 14,751,744) 1/160 Sec.


Med (3264 x 2176 = 7,102,464) 1/125 Sec.


Low (2336 x 1568 = 3,662,848) 1/125 Sec.

SIGMA SD1 + MACRO 70mm F2.8 EX DG @f:5.0 絞り優先AE、ねむい被写体だったので白飛びの危険が少ないため露出補正は EV-0.3。それでも画面中央やや上の白い線は飛び気味。SPP のハイライトとシャドウのコントロールが全然効かないので満足な現像をするのに非常に時間が掛かる。

Med も Low も十分に使えると思うけど、いかがだろうか?

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SD1 + APO 100-300mm F4 EX DG HSM 2011/06/25

今日も風はやや強め。天気が曇りで光が安定していたため、風の具合を感じながらテスト撮影決行。Manfrotto の最強カーボン三脚 MT057C3-G + 405 は頑張ってくれたと思う。AF での合焦率がかなり良いことが判ってきたので、全て AF で撮影。各 20 枚ずつ撮影して、合焦率 30% 程度。

APO 100-300mm F4 EX DG HSM は望遠ズームとしてはかなり良い描写をするレンズだと思っている。が、SD1 で使うと周辺部の描写が甘いことを感じてしまう。そして、一番違和感を覚えるのは被写界深度である。私のディスプレイで 1:1 の表示をすると(A0 サイズ相当)、ピントの深度が非常に浅いことが判る。信じられないような話だけど、許容錯乱円を 0.001mm くらいで計算しないとこの深度は説明できない。

 @100mm f:4.0 1/800Sec. +1.0 +0.3
 @100mm f:5.6 1/500Sec. +0.9 +0.3
@100mm f:8.0 1/250Sec. +0.8 +0.3

広角端の 100mm。f:4.0 ではわずかに前ピン、遠方に当たる周辺部に甘さを感じる。f:5.6 は良好だが、やはり深度の浅さを感じる。f:8.0 は非常に良い。理論的には回折の影響があるはずだが、見た目ではほとんど感じられない。


 @200mm f:4.0 1/640Sec. +0.4 + 0.3
 @200mm f:5.6 1/250Sec. +0.2 +0.2
 @200mm f:8.0 1/125Sec. +0.2 +0.2

200mm。f:4.0 ではごくわずかなソフトフォーカス。だが、十分に良い描写。f:5.6 はやや後ピン、手前がボケているがレンズの甘さではないと思う。f:8.0 は非常に良い描写。手前の甘さはやはりピントの深度が浅いせいか?


 @300mm f:4.0 1/500Sec. +0.4 +0.3
 @300mm f:5.6 1/250Sec. 0.0 +0.3
 @300mm f:8.0 1/125Sec. +0.1 +0.3

300mm。f:4.0 ではやはり全体的に甘い描写。ギリギリの許容範囲だとは思う。f:5.6 ではかなり良いが、ピントの浅さに驚く。f:8.0 でも手前のボケが気になる。が、おそらく被写界深度を外れている為だろう。

焦点距離によるピントの浅さと、EX レンズでないとどの程度の甘さになるのかを知りたくて、この後 70-300mm DG OS をテストしている。かなりの量になってしまうので、まだ最良画像の選択が完了していない。早ければ今夜中にはアップできるが、少々疲れ気味なので、明日になってしまうかも知れない。

120-300mm F2.8 OS がどの程度の描写をするのか、とても興味がある。このレンズよりは良いと思うけど、入手するのはだいぶ先の話だろう。運が良ければ来月中に借りられるかも知れない。

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風が強い日 2011/06/24

今日は風が強かったため、自宅で仕事をしていたにもかかわらず、SD1 でのテスト撮影は行わなかった。

カメラを三脚に乗せての撮影において最良の結果を得るためには、三脚それ自体の性能よりも、どのように使うかの方がはるかに重要である。良い三脚は悪条件を克服するためのものではなく、より良い結果を得る可能性を高くするだけのものに過ぎない。

普通の床になっている屋内で三脚を使う場合なら、シャッターを切る際に撮影者やその他の人物が動かないことさえ気をつければそれで良い。比較的速いシャッター速度が選択できる場合でも原則は一緒。ミラーアップをして可能な限りカメラが動かない状況を作って撮影すれば問題は起きない。三脚自体の強度や重さはさほど重要ではない。三脚の各部をしっかり締めて、脚は止まるまで開き、必要以上にセンターポールを伸ばさない状態であれば、よほどの安物でない限り、三脚は十分にその役目を果たす。

今日のように風が強い日の屋外においては、かなり頑強な三脚であっても、カメラに望遠レンズを取り付けた状態ではいとも簡単にブレが発生する。信じられない方は望遠レンズを取り付けたカメラを三脚に乗せて、マグニファイアーをファインダーに着けてそれを覗いて見るだけで良い。ヒューンと風が吹くと、ごくわずかではあるがファインダー内の像が揺れることを確認して欲しい。

一度揺れると、その揺れが収まるまでに最低でも1~2秒ほど掛かる。実際に風が吹いていない場合は、レンズの先端に指先でごく軽く触れるだけでも良い。ファインダーの中の像は信じられないほどあっさりと動くことが解るだろう。もちろん焦点距離が 100mm 以下であればあまり気にすることはないけど、150mm 以上の場合には十分な配慮が必要である。

望遠レンズを取り付けたカメラを三脚に乗せて撮影する場合に守らなければいけないことは3つ。三脚座を使わないこと。必ずミラーアップをする事、レリーズかリモートコントローラを使ってシャッターを切ることの3つである。この3つのウチどれか一つでも守らないと、必ずブレが発生する。イヤと言うほど何回もテスト撮影をして確かめた事なので、確信を持って言える。

逆に三脚を使う際の原則をしっかり守ってあげれば、三脚それ自体はかなり華奢なものでも十分にその役割を果たす。Gitzo なら3型以上、SLIK なら 700番台以上、Velbon なら 600番台以上、Manfrotto なら 055 がお薦めである。が、もし、風が吹いている日にも使いたいと思うのであれば、各メーカーのトップクラスが必要で、しかも脚をあまり伸ばさずに使うことを守らなければならない。

古くから私の雑記帳にお付き合いいただいている方には目にタコだと思うが、しつっこく三脚の講釈をしてしまった。お許しあれ。


さて、昨日 mykiss さんから頂いたコメントにパープルフリンジは簡単に修正できると大見得を切ってしまった。85mm F1.4 で撮影したパープルフリンジだらけの画像をレタッチしたのでご覧頂く。

上は一昨日掲載した 85mm F1.4 を絞り開放で撮って、パープルフリンジだらけになったものをそのまま再掲載。下がレタッチしたものである。

レタッチの方法は私のウェブサイトに掲載してある「ハロ」である。ただ、「ハロ」に掲載してある [自動選択ツール] のオプションの [許容量] は 32 ではなく 16 で実行。その他のオプションは掲載してある通りで、非常に重要。選択実行後の処理は「彩度」を -60 しただけで、明度やコントラストは調整していない。


白飛びするほどの露出が掛かった時に色が変になる画像は、普通に白飛びさせてしまえばそれほど不自然には見えない。

背景のノイズは NeatImage や Photoshop を使うことで簡単に消せる。


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SD1 のユーザーと潜在的ユーザーへの提言 2011/06/23 3本目の記事

露出に注意してください。絞りをあまり絞らずに、白飛びするほどの露光を与えられた被写体の周囲には FOVEON センサー独特のパープルフリンジが出ます。レンズのハロや軸上色収差に似ていますが、独特の紫色なのでそれと判ります。昨日の 85mm の作例をご覧ください。現時点では露出は控え目が良いようです。


多めの露出を与えられた広い面積が何らかの理由で区切られている場合、本来同じ明るさ、同じ色調でなければいけないはずの各部が異なった明るさ、色調で表現されてしまうことがあります。SD1 のファームウェア、あるいは SPP の不具合であると思われますが、現時点ではレタッチする以外に修正の方法がありません。ファームウェアあるいは SPP のアップデートを待ちましょう。

空の部分が白飛びに近い状態で露出が与えられているものを現像時に露出 -2.0、彩度 +2.0 で色がおかしいのを強調してあります。赤丸で囲った部分をご覧ください。


単一のトーンを持つ被写体には、わずかですが色ノイズが出現します。低い周波数を持つものは SPP のノイズリダクションでも取り切れません。出てしまったら、Photoshop 等のノイズリダクションかノイズリダクションソフトを使ってください。それでも取れないようなものは広い面積にごくわずかな色ムラとしてある場合ですので、レタッチで簡単に修正できます。

ノイズを強調するための現像をしています。当然ノイズリダクションを掛けていません。この程度のノイズであれば Photoshop や NeatImage、NoiseNinja 等のソフトウェアで簡単に低減出来ます。


ないはずのものが写っている写真が嫌いな方は、ご自身が納得の行くようにレタッチをなさるはずですのであまり心配は要りませんが、デジタル画像にはレタッチが必要であるとお考えにならない方、あるいはレタッチを行うことをお嫌いな方、あるいはレタッチに対して尻込みをなさっている方はご自身の手でより高い表現力をデジタル画像に与えることをあきらめてください。

現時点では SD1 で撮影され SPP で現像されただけの画像に不満を感じることが有ると思います。そう言った未完成な部分はほとんどレタッチによって救済することが出来ます。かなりの手間と時間が必要なケースもあるでしょうが、可能な限りレタッチのスキルを会得してください。ほとんどの方は「作例」を作ることを目的として写真を撮影なさる訳ではないと思います。どうぞ存分にご自身の創造力を発揮してください。

新 FOVEON センサーはすさまじいポテンシャルを秘めています。残念ながらその全てを容易に引き出せるハード的、ソフト的、経済的な環境は未だに完成されていません。

デジタル写真の表現力を探求する好奇心旺盛な方、軽量で楽に運搬でき、それでいて最高水準のデジタル画像を得られるカメラが必要な方、A2 サイズ以上のプリントアウトが必要な方、そんな方々でレンズ込み 70 万円という金額を支出可能な方には SIGMA SD1 をお薦めします。

あ、とにかく FOVEON センサーから得られる画質が何が何でも好きな方、チョット無理をしてでもこのカメラを使ってみてください。かなり手強いヤツですが、愛しくなります。

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SD1 の純正ストラップ 2011/06/23 2本目の記事

SIGMA SD1 に付いてくる Made in China の純正ストラップです。某メーカーの数万円のデジタル一眼レフに付いてくるものより安そう。幅広のストラップは取り回しが悪く、じゃまになり、滑りやすいので大嫌いです。

通りすがりさんにご質問いただきましたので SD1 で撮影し、出来る限りのレタッチをして仕上げました。現時点での最高傑作かも知れません。(^^;

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SD1 + APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM 2011/06/23

曇ってはいるが時々薄日も差す天気。陽炎が立たないので遠景を写すには良い。と言うことで、150mm F2.8 を SD1 でテスト撮影。各絞り値で AF にして 10 枚ずつ撮影。最良画像を担保するために MF でも撮影。全体で AF の合焦率は 40%。相性は良いようだ。

昨日の 85mm と撮影条件は全く同じ。絞り優先 AE、露出補正 EV-0.7、ホワイトバランスはオート、カラーモードはスタンダード。現像は露出 +0.5、コントラスト+0.5、シャドウ -1.0、シャープネス -1.0、FillLight +0.3。見た目のバラツキを抑える為、露出と CC を画像毎に補正している。表示してある補正値は露出と CC。それ以外は固定。


@f:2.8 1/1250Sec. +0.9 CC:0 SD1 でないと判らない程度のわずかな甘さがある。が、開放からこの描写力。とても優秀。


@f:4.0 1/640Sec. +0.4 CC:1C+3Y あと一息の感もあるが、実用上は全く問題のない解像をしている。


@f5.6 1/320Sec. +0.8 CC:2Y 完璧。


@f:8.0 1/125Sec. +0.5 CC:1Y 同じく、完璧。


@f:11.0 1/60Sec. +0.6 CC:2Y わずかな回折の影響が見られる。周辺部に緑被りは無し。


150mm F2.8 での最高の描写。

@f:5.0 150mm F2.8 の最も精緻な描写は f:5.0 で得られる。

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SD1 + 85mm F1.4 EX DG HSM 2011/06/22

わずかにもやっているけど、良い天気。本日は午後5時からお仕事。出勤前に一仕事。85mm F1.4 を SD1 でテスト撮影。各絞り値で AF にして 20 枚ずつ撮影。絞り開放で AF の合焦率はモケモケ 25%、モケモケと言うほどではないけど合ってはいない 25%、ピントピッタリまであと一息 25%、ピントピッタリ 25% だった。f:5.6 以上だと5割以上の割合でピントぴったりがある。シグマにしてはかなり優秀。つまり、前ピン、後ピン、ピッタリが混じっているため AF の微調整は使いようがないと言うことが判った。


@f:1.4 ややソフトフォーカス。この甘さが必要なこともある。高輝度な部分にハロが派手に出る。ハイコントラストだと絞り開放は辛い。

@f:2.0 かなり描写は良くなるが、ハロはまだ出ている。描写はソフト。

@f:2.8 ハロがまだ出ている。大口径レンズの宿命と言える。ど真ん中が少し甘い。ギリギリの許容範囲か。


@f:4.0 十分に良い描写、SD1 でも大丈夫。ハロは影をひそめる。


@f5.6 完璧。MACRO 70mm と良い勝負。凄いレンズである。


@f:8.0 同じく、完璧。ごくごくわずかな回折の影響が見られるが、見比べないと判らないだろう。


@f:11.0 かなり良いが、わずかな回折の影響が見られる。周辺部に緑被り発生。


さて、ついでに 85mm F1.4 での最高の描写をお目に掛ける。


@f:5.0 85mm F1.4 の最も精緻な描写は f:5.0 で得られる。


@f:5.0 Med で撮影。意外と良いが、ジャギー。

@f:5.0 Low で撮影。意外と良くない。何となく甘くなっている。

Med、Low に関してはもう少しじっくりテストしてみる必要がありそうだ。


ものはついで・・・。

@f:5.0 SPP 5.0 1/2 サイズで出力。

@f:5.0 Photoshop で 1/2 サイズにして出力。

あ、今日は PhotoNEXT 2011 だった。今からでは間に合わない。

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ライカのストラップ 2011/06/21 2本目の記事

netaro さんから6月11日の記事にコメントでライカのストラップについてご質問を頂いた。

>ライカのストラップはとにかく肩に掛けていて滑り落ちることがない。

肩からずり落ちないライカのストラップとはどのようなものでしょうか?

教えていただけるとうれしいです。


と言うことなので、チョットいい加減にだけど写真を撮った。

LEICA のストラップは2本持っていて、少しデザインが異なる。

少し丸みを帯びているのが 14312、四角い方が M6 用のものである。14312 は今でも入手可能だと思う。

ゴムの部分はナイロン製のストラップを挟み込んでモールドされている。つまり取り外しが出来ない。動きもしない。そしてゴムの裏側は細かいイボイボになっている。このストラップでカメラを肩から提げていてずれたことは一度もない。

たまたま 14312 がオークションに出ている。

私がキタムラで購入したのは 14312 の中古品。2,500 円だった。 新品だと4,000円くらい。デザインだけが先行している最近のストラップは価格だけが素晴らしく高いので決して買わない。ん?価格だけが素晴らしく高いって、どこかの何かと同じ? (^^;

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SD1 で撮影した写真をプリントしてみた 2011/06/21

今朝、少し早起きしたので同じ被写体を同じレンズ、同じ焦点距離、同じ絞りで撮影した SD1 のものと SD15 で撮影したものを A4 サイズにプリントして比べてみた。x1.7 と x1.5 で結構画角が異なることを発見。

プリントしたものをよ~~~く見比べて見たが、ほとんど差がない。SD15 で撮影したものは 260dpi、SD1 で撮影したものが 450dpi の解像度でプリントされている(私は A4 サイズにプリントする際には 3:2 が綺麗に収まるよう上下左右に 18mm の広い余白を作ってプリントするため)のだけど、私が以前から考えているカラー写真のプリントアウトにおいては 240dpi 以上の解像度があれば十分という事が間違ってはいないことを確認したようなものだ。

おそらく A3 サイズ以上にプリントして比較した場合にはもっと容易にその違いを判断できるだろう。2~3日中に 1/4 サイズにトリミングしたものを A4 でプリントしてみよう。A2 サイズ相当となるので、その差をスキャンしてお見せできるかも知れない。


SD1 はプロ用のカメラかと問われると返事に困る。プロが選択するかどうかは、そのプロがどのような種類の写真を撮影するかで決まってくる。動きものや一瞬のチャンスが重要な被写体を撮影するために SD1 を選ぶプロはいないだろう。

基本的には中判や大型のカメラで撮影する類の被写体に向いている。実態は小型カメラなので、その機動性を活かした風景写真、特に山岳写真には最高の選択となるだろう。ですよね?>三宅さん

昨日書いたように現時点では露出の決定にかなり気を遣わなければいけない状態なので、光を自由にコントロールできるスタジオ撮影なら問題のない描写が得られるはずだ。現時点でスタジオプロがこのカメラを選択しない唯一の理由はティルトやシフトが可能な SA マウントのレンズが存在していないことだろう。


個人的には完全なオーバークオリティーで、これほどの画質を必要とする写真を撮影しなければならない必然性は全く無い。が、以前の SD9 以上にピーキーなカメラなので、どこまでこの SD1 を使いこなせるかという楽しみ(苦しみ?)がある。本来の写真撮影機としての目的とは全く関係のない異常な楽しみ方であることは確かだ。

いずれにしても写真原稿や作品とするためのデジタル画像はレタッチされるのが普通なので、それを考えれば、ノイズに関しては必要以上に気にしなくても良いような気もする。

このウェブサイトを始めたときから今まで、私は常にデジタル写真において最も重要な要素は自然な解像感であると主張している。なぜなら、それ以外はレタッチでどうにでもなるからだ。

写真を作品として仕上げる場合、現実には存在しないもの(ノイズや色収差)をレタッチで消し去ることは許されるだろう。あるいはコントラストや色彩を強調した表現も許されるだろう。ソフトフォーカス的なレタッチも許されるはずだ。そんな風に考えるとたっぷりいじくり甲斐のある素材を十分な画素数で提供してくる SD1 はとても良いカメラのように思えて来る。

もちろんこれは詭弁である。綺麗な写真を手軽に撮影することが非常に難しいカメラであることを承知の上で 60 万円もの大金を払ってこの低性能なカメラを購入しようとする方がいるとしたら私はこう申し上げる・・・あんたも好きねぇ・・・。

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SD1 + 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM 2011/06/20

実はこのレンズは SD1 が届いた翌日に一通り撮ったのだけど、露出補正をしなかった為に、救いようのない白飛びのオンパレードとなった。救いようのない白飛びとは、現像時に露出を下げて行くと薄いピンクが乗ってくる DP2x でも経験した白飛びである。

本日、改めて EV-0.7 の補正を掛けて再撮影。それでも白飛びが発生するが、ギリギリの許容範囲。ピンクにはならない。とにかく SD1 は暗部のノイズとハイライトの白飛びが発生し易いため、露出の許容範囲が異常に狭い。コントラストが高めの被写体だと± 0.3 EV と考えた方が良い。

風景写真なら EV-0.7 の補正を掛けておいて、0.3 ステップの5段階オートブラケットで撮影することを強く推奨する。なお、絞り優先AE で同じ被写体を連続撮影しても± 0.3 EV くらいのふらつきがある。シグマの一眼では毎度の事なので驚かないが、以前 EOS 7D を借りて使ったときの安定感とは比ぶべくもない。全く持って雲泥の差である。EOS 7D はミドルクラスの高級機で 15 万円でお釣りが来る。SD1 はその4倍の価格でフラッグシップモデルと言うことになっている。(^^;

全く同じ条件で同じ被写体を撮影した場合、ピントの良否を判定するのに JPEG のファイルサイズを参考にするのだけど、SD1 のカメラ内 JPEG はなぜか全く同じ被写体を連続撮影しても、極端に異なったファイルサイズで記録されるため、同時記録をしている JPEG のファイルサイズを見て、ピントの良否を判定できない。

仕方がないので、同時撮影した JPEG ファイルを全て削除して(残しておくとファイル名の拡張子が大文字の JPG ファイルとなるため、アップロードする際に全て小文字に直すのが面倒だから)撮影した 110 カットを全て一括で再現像。1時間以上掛かったので、その間に昼寝。

各画像は現像時に露出や FillLight、CC で明るさや色味をわずかであるが調整している。本当のフラッグシップマシンなら、同一の現像条件で、全ての写真が同じ露出、同じコントラスト、同じ色味で出力されなければならないと思うが、SD1 においては夢のまた夢だろう。これほどレベルの低いフラッグシップモデルは確かに唯一無二である。

10-20mm F4-5.6 EX DC HSM を各焦点距離、各絞り値でテスト撮影。絞り優先AE、ホワイトバランスはオート、カラーモードはスタンダード。AF のテストも兼ねて、全て AF で撮影。全ての焦点距離、絞りの組み合わせで、ピントリングを左右順番に回してピントを外し、AF で再合焦させながら 10 カット撮影。合焦率は 30%。SD シリーズとしては平均値。フラッグシップモデルとしては完全に落第。

シャッター速度の右に書いてあるパラメータは露出と FillLight。ハイライトとシャドウのコントロールが効かないため(SD1 で撮影した画像のほとんどがハイライト -2.0 で現像している。)仕方なく FillLight で全体の明るさを変えている。露出がどの程度バラついているかの参考にして欲しい。

  @10mm f:4.0 1/1000Sec. +0.3 +0.5
  @10mm f:5.6 1/500Sec. +0.1 +0.3
@10mm f:8.0 1/250Sec. +0.1 +0.3
  @10mm f:11.0 0.0 +0.3

広角端の 10mm。周辺部の描写はかなり甘いが拡大率を考えれば許容範囲か?

  @15mm f:5.0 1/640Sec. +0.5 + 0.5
  @15mm f:5.6 1/640Sec. +0.3 +0.5
  @15mm f:8.0 1/320Sec. +0.2 +0.5
  @15mm f:11.0 1/200Sec. +0.3 +0.3

15mm。周辺部の描写はまぁまぁ、10mm よりは良くなっている。f:8.0 なら十分な描写。

  @20mm f:5.6 1/640Sec. +0.4 +0.5
  @20mm f:8.0 1/250Sec. 0.0 +0.4
  @20mm f:11.0 1/125Sec. +0.1 +0.4

20mm。描写は十分に良い。

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SD1 + MACRO 70mm F2.8 EX DG 2011/06/19 2本目の記事

今日、1ピクセルの解像をチェックしたついでに、MACRO 70mm F2.8 EX DG でいつもの風景をテスト撮影。

@f:2.8 やはり開放だと四隅は少し甘い。が。許容範囲ではある。


@f:4.0 一絞りで十分な描写。SD1 の解像度でも問題はない。


@f5.6 完璧。このレンズがいかに凄いレンズであるかが良く判る。


@f:8.0 同じく、完璧。ごくごくわずかな回折の影響が見られる。


@f:11.0 かなり良いが、わずかな回折の影響が見られる。


このレンズは SD1 でも全く問題なくその実力を発揮するだろうと思っていたが、実写テストでそれが証明された。凄いレンズである。

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SD1 は1ピクセルを解像しているか? 2011/06/19

鎌倉から帰ってくる途中で、SD1 が1ピクセルをちゃんと解像しているのかどうかを確認しようと思い立った。

自宅へ帰り着いてすぐに準備をして撮影。SD14 の時にやった 0.5mm 角の市松模様を撮ってみた。JPEG だと圧縮が掛かり、細部の描写が変わる可能性があるため、 PNG で保存。目一杯拡大して見て欲しい。28 MByte あるのでご注意。

SIGMA SD1 + MACRO 70mm F2.8 EX DG @f:7.1 シャープネス 0
ノイズリダクションは両方とも 0.5 (真ん中)

絞りすぎたかも知れないが、とにかく解像しているらしいことは解った。水平が出ていない分、少し甘くなっている。

現像時のシャープネスとノイズリダクションでどの程度解像感が変化するかも調べてみた。市松模様より、メジャーの目盛りやブロック塀の質感を見る方が良く判るかも知れない。

こちらも PNG で保存。

やはり、シャープネス 0 はアンシャープマスクを掛けた画像であることが解ってしまう。以降、私はやっぱりシャープネス -1.0 を基準とする。

既にご承知と思うけど、ベイヤー型イメージセンサーを搭載したカメラでこれと同じ事をやってはいけない。市松模様が全面グレーになるだけだし、ローパスフィルターが着いていないベイヤー型イメージセンサーだと偽色だらけになる。

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鎌倉一泊目 2011/06/18

朝の5時半にヨメさんの実家の飼い猫に顔をひっかかれて起こされた。目覚まし時計が要らない。少し早かったけど、8時半には明月院(通称「紫陽花寺」)に居たかったので、猫に朝食を与え、私も朝食を摂って午前7時30分には明月院の門前にいた。

さすがにこのシーズンになると明月院は混む。開門1時間前に既に 10 人ほど人が並んでいた。私はそのまま通り過ぎて北鎌倉駅前の裏通りへ。

昨日上手く撮れなかったアジサイに再度チャレンジ。今日は 10-20mm を意識して持ってこなかった。昨日は極力周囲を入れたくて超広角だったのだけど、はやり何となく甘い。いつまでも SD1 の本来の描写が今ひとつしっくり来ないのをズルズル引きずっているのはイヤなので、今日という今日は決着を着けるつもりで、17-50mm の 50mm、85mm、150mm だけで撮ると決めて撮影を始めた。

10 時 30 分まで、明月院の花菖蒲も含めてイロイロ撮って、かなり疲労困憊。私が好きな北鎌倉駅前にあるラーメン屋さん「大陸」にも寄らず、一度ヨメさんの実家に戻った。

撮った写真を選択。その後再び、北鎌倉へ降りて、「大陸」でラーメン。ここのラーメンは安いのが取り柄で、決して「上手い!」と言う物ではないのだけど、大学生の時から食べていて、とっても懐かしい味。昔のラーメンはみんなこんな風に素朴だった。ニンニクが効いている餃子も相変わらず。駅のすぐそばにあるのにあまり混まない、昔ながらのラーメン屋さんである。お薦めはラーメン以外では「イタメソバ」。ヤキソバもあるのだけど、チョット変わったイタメソバである。


さて、今日は下手なりに一生懸命撮ったのでかなり疲れた。今日の分は 13 枚アップしたけど、その中から一枚。

鎌倉の紫陽花 10


本日のおまけ : SD1 は他の SD 達よりテレセンなレンズが必要である事を発見してしまった。

上の画像は SD1 に SMC TAKUMAR 35mm F3.5 を着けて撮影している。SMC TAKUMAR 35mm F3.5 は非常に良いレンズだけど、大昔のレンズなのでテレセントリックなど全然考慮されていない。で、そんなレンズを SD1 に付けて撮るとこうなりますというサンプルが出来上がってしまった。決してじょしこうこうせいを撮ろうと思ったわけではない。

SD15 までのシグマ製デジタル一眼レフに着けて撮影しても、この様な状態にはならないので、SD1 の新 FOVEON センサーが、斜め方向から光が当たると周辺部に露骨なグリーン被りが起きることが判明。案外 DP シリーズの周辺部にグリーンが来るもの、同じ原因かも知れない。

さて、明日の朝も5時 30 分にロビン(ヨメさんに実家の猫)に起こされる。かなり疲れたので、真っ直ぐ帰ってしまうかも知れない。あ、まだ SD1 でいつもの風景を撮っていないレンズが5~6本ある事を思いだしてしまった。(^^;

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羽田から鎌倉へ 2011/06/17

今朝は早く起きて羽田へヨメさんと「はな」を見送りに行った。「はな」は生まれて初めて飛行機に乗れるのでウキウキしていた。

ヨメさんの実家が全員で北九州へ行ってしまうので、私はヨメさんの実家でお留守番。一度家に戻ってから、再び鎌倉まで出かけた。

この記事はヨメさんの実家で書いている。

雨のエアポート

今朝、羽田で撮ったスナップは SD1 のピクチャーセッティングを使って、シャープネスを -1.0 まで下げ、SPP でシャープネス 0 で現像している。特にシャープネスが上がったようにも、落ちたようにも見えない。

鎌倉の紫陽花 1

鎌倉のアジサイはシャープネスを -0.4 にして撮った。シャッタースピードが手持ちの限界をはるかに下回る遅さとなったため、いつもの連写ではなく、手持ちミラーアップで撮影している。

今夜と明日の夜は鎌倉で眠るので、明日は朝一番で明月院に行く予定。

チョット早いけど、おやすみなさい。

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一休み 2011/06/16

本日は朝からつい先ほどまでビッシリ仕事となった。

少し疲れていて、明日の朝は早い。

そんなわけで今日はお休み。

とここまで書いて、一昨日 SD1 ISO1600 EV-2.0 で壁を撮影して SPP 5.0 のノイズリダクションを 0,0 から 1,1 まで変化させてノイズの見え方がどう変わるかを検証したのを思い出した。

ノイズだらけの画像なので、かなり大きなファイルサイズ(22MB)になっている。開くまでにしばらく時間が掛かるかも知れないけど、ご勘弁。


おやすみなさい。 

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SD1 の描写力をどう考えるのか 2011/06/15

私のディスプレイの解像度は 100dpi である。SD15 や DP の画像を 1:1 で水平に表示すると、横 2640 ピクセルは 26.4 インチ= 671mm で表示される。これは A2 サイズより一回り大きく、B3 サイズより一回り小さい。ところが SD1 の Hi モードで撮影された画像をこのディスプレイに表示した場合、4704 ピクセルあるので 47.04 インチ= 1,195mm、つまり A0 サイズよりわずかに大きいサイズで表示されることになる。横 1.2m、とんでもないサイズである。

写真をそんなにでかく引き伸ばしたら、ボケて当たり前、キッチリ写っているはずがない。もちろん元のサイズが 4x5 インチのネガであれば、それくらいまでは伸びるだろう。しかし、SD1 の描写について文句を言うと言うことは、ハーフサイズから A0 に伸ばして、描写が甘いと文句を言っていると言うことだ。レンズが変わった訳ではない。以前の 1.8 倍、面積比で言えば3倍のサイズに拡大して見ているのだから描写が甘くなるのは当たり前。

一昨日、「FOVEON センサーで撮影された画像も縮小して眺める時代が来たようだ。」と書いたけど、ここへ来て、画素数が多いと言うことが我々アマチュアにとっては、必ずしも大きなメリットとは言えないことを実感している。

以前 SD1 について「画素数が多すぎる」と書いた覚えがあるが、梅里さんのようにトリミングが出来るから SD1 を入手した方もいる。これは大正解だろう。特に MACRO 70mm をメインで使う分には、SD1 で使っても十分な解像力を持っているレンズだから全く問題はない。

をを、そう言えば SD1 に着けても全く問題がないと思われるレンズをまだ本格的にテストしていない。11 日に手持ちのレンズ全てを簡単にチェックしてあるのだけど、真打ちは後回しと言うことで、意識的に若干甘いレンズを先に試写している。

結果がどうなるかは不明だけど、あまり悲観することはないかも知れない。


今日、シグマに電話してイロイロ確認した。

1.SPP のシャープネスは基本的に今までと同じ。-1.0 でシャープネス 0
    と言うことは、SD1 の場合 X3F を作る時点でシャープネスを掛けているのか?

2.ハイライトとシャドウの効きが悪いのは SD1 が採用している新 FOVEON センサーとの相性。特に効きを悪くしているわけではない。が、変更する可能性を否定するわけではない。

3.SPP 5.0 がフリーズする事があるのは確認済み。(maro注:正確には無限ループしている)アップデートで修正の予定。


今日までに SD1 で 1,896 枚撮影。Err の表示が出て止まってしまったことが3回。ただし、フリーズは無し。露出傾向はオーバー目。ISO100 で EV-0.7 をデフォルトにして撮影しているが、バラツキが多少ある。しかし、完全な白飛びはしなくなった。

ホワイトバランスは良好。AF もファインダーで合焦を確認して、甘いと感じたら再度合焦させることでかなり良くなる。つまり AF で撮影する場合に、目視による確認を行うことで合焦率を上げることが出来る。(当たり前 (^^;)


本日は仕事が終わった後、御徒町、末広町、秋葉原と歩いて MACRO 70mm、絞り優先 AE、EV-0.7 をかたくなに守ってスナップ。現像も、シグマの言葉を信じて、シャープネス 0 で押し通した。まぁまぁの出来映え。15 枚もアップしたので、ごゆっくりご覧頂きたい。

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で、SD1 ってどんなカメラ? 2011/06/14

SD9 を思い出させるカメラである。カメラとしての機能、性能は平均をやや下回る。現在のデジタル一眼としては必要最低限の機能しか持っていない。せめてライブビューとアイピースシャッターくらいは欲しい。

Hi モードでバッファフルまで7枚。一度バッファフルになってしまうと、6秒ほどで次の一枚が撮れるが、その後 12~3 秒待たないと次が撮れない。SD15 のバッファ 21 枚に慣れた身には少々辛い。DP よりは少しマシと考えて慰めるしかない。

AF の精度が驚異的な描写力を持つセンサーに追いついていない。簡単にテストしただけだが 17-50mm や MACRO 70mm とは今ひとつ相性が悪いようだ。特に 20mm F1.8 のような開放で甘い描写をするレンズの場合は厳しい。ただ、イマイチの評価は原寸で眺めた場合の話なので、めちゃくちゃというわけではない。が、原寸で眺めてちゃんとピントが合っていなければ、何のための FOVEON センサーなのかと言うことになる。ファームウェアのアップデートとレンズとの調整でどこまで良くなるかは不明。まぁ、気長に待とう。

AE に関しては評価測光しか使っていないが、大きな問題は無い。SD15 で使われていたセンサーと同じ種類のものを使っているようなので、ソフト的にもこなれてきたようだ。ただ、私の個体だけかも知れないが、全体的にややオーバー目に写るようだ。とりあえず EV-0.7 でしのいでいる。

露出補正がものすごくやりにくい。絞り優先で使っていると前後どちらのダイヤルも絞り値の変更になるのだけど、後ろのSダイヤルに露出補正機能を振って欲しい。これは dpreview でも書かれていたが、実際に使ってみて私も同じ事を感じた。

フォーカシングスクリーンが SD15 とは大きく異なりプリズムの目が細かくなった。マグニファイアーで拡大してのピント調整がとてもやりやすくなった。MF はぴったり合う。ファインダーとシャッターを押した感じはまさにフラッグシップ。非常に良い。

ホワイトバランスも良好。オートホワイトバランスが大きく暴れることもなく、無難である。色は安定している。

連写の速度を変えられるようにして欲しい。私のように運動神経が鈍いおじいさんには、秒5コマは速すぎる。3枚撮るつもりでアッと言う間に5枚撮ってしまう。もちろんバッファがもっとあるなら、今のままでも良いのだけど・・・。

カメラ内 JPEG が非常に良い。うるさいことを言わなければ実用的には十分なクオリティーを持っている。ピクチャーセッティングで好みのトーンに設定すれば、敢えて RAW で撮影する必要は無いと言っても良いだろう。また、JPEG+RAW が可能になったため、CF から画像を選択して、必要なものだけをコンピュータに移動することが簡単に行えるようになった。とてもありがたい。

色ノイズの出方と傾向が変わった。が、決して少なくなってはいない。微細なピクセル単位のノイズは増えている。カメラ内 JPEG ではこのノイズを上手く処理しているが、そのために少し解像感が低下している。SPP でも頑張っているが今ひとつ。輝度ノイズも少なくは無い。ノイズに関してはファームウェアやソフトウェアの改良によって、まだ良くなる可能性があると感じる。やはり SPP を捨てて LR をバンドルすべきか? (^^;

SPP 5.0 で SD1 の RAW ファイルを現像する時のシャープネスは -2.0 が本当のシャープネス 0 ではないかと思う。なので私はシャープネス -1.0 を標準と考えて現像している。

元々 SPP で現像しただけの画像は素材的なものだから、最終的な作品、あるいは原稿にするために Photoshop 等でレタッチすることは必須と言っても良い。私は「作例」であることが重要と考えているので、極力レタッチは避けているが、作例でないものを掲載する場合にはバリバリにレタッチしていることを白状しておく。

画像を原寸で見てしまうと、SD1 の描写力を完全にカバーするレンズは少ないことが判る。少し試し撮りをした限りでは、MACRO 70mm、85mm F1.4、MACRO 150mm の3本と 17-50mm F2.8 の 50mm、10-20mm の 20mm あたりである。

ファーストインプレッションとしてはこんなところだろう。

最後に一言、精緻な描写を望むのであれば、ピンぼけ、手ブレには十分ご用心。

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カラスに起こされた朝 2011/06/14

カラスに起こされた朝

(NeatImage でノイズリダクション)

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SIGMA SD1 + 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 2011/06/13 2本目の記事です

17-50mm F2.8 EX DC OS HSM を各焦点距離、各絞り値でテスト撮影。

  @17mm f:2.8
  @17mm f:4.0
  @17mm f:5.6
@17mm f:8.0
  @17mm f:11.0

広角端の 17mm。色収差が目立ちます。描写はまぁまぁ。許容範囲かどうかはあなた次第。

  @23mm f:2.8
  @23mm f:4.0
  @23mm f:5.6
  @23mm f:8.0
  @23mm f:11.0

23mm。色収差、周辺部の描写とも 17mm よりは良くなっています。

  @35mm f:2.8
  @35mm f:4.0
  @35mm f:5.6
  @35mm f:8.0
  @35mm f:11.0

35mm。描写は十分に良いのですが、別の問題が・・・。

  @50mm f:2.8
  @50mm f:4.0
  @50mm f:5.6
  @50mm f:8.0
  @50mm f:11.0

合格です。


下の3枚は、いずれも 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM の 35mm f:5.6 の画像です。

どこかが違います。じっくりご覧ください。

この現象を「像面湾曲」と言います。SD15 ではほとんど判らなかったのですが・・・。


KAZUA さんのリクエストです。50mm F1.4 との比較。上半分、下半分同士で比較してみましょう。この2枚は同じ条件で現像した後 TIFF で出力。Photoshop でレベルを調整して繋いであります。撮影時間にズレがあるため、遠景の見え方が少し異なります。

上半分。


下半分。

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SIGMA SD1 + 50mm F1.4 EX DG HSM 2011/06/13

とりあえず SD1 + 50mm F1.4 EX DG HSM のテスト撮影を掲載。

3時間くらい後に SD1 + 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM を焦点距離 17,23,35,50mm、絞り f:2.8 ~ f:11.0 で掲載する予定。それまで、50mm F1.4 の描写をじっくりお楽しみあれ。


撮影データ:SD1 ISO200 絞り優先AE EV-0.7 カラーモードは「スタンダード」

現像データ:オールリセットから コントラスト +0.5、シャープネス -1.0、
       FillLight +0.3、色ノイズ低減 +0.5、輝度ノイズ低減 0

f:1.4 1/8000秒

SD15 では明るいレンズを絞り開放で撮影したときに暗くなる症状は改善されたが、SD1 で再び同じ現象が起きている。実際には 1/6400 秒で切れる明るさのはずが、1/8000秒になってしまっている。明るさがウリの 50mm F1.4 なので、絞り開放で撮影する人は結構いると思う。要改善。ややソフトであるが絞り開放でこれだけの描写をするのはとても優秀。人気があるのもうなずける。


f:2.0 1/3200秒

一絞りでは、まだソフトな感じ。原寸(ディスプレイ上に 1:1 で表示)で見るとかなり柔らかく感じるが、実用的なサイズで眺めた場合にはほとんど判らない。FOVEON センサーで撮影された画像も縮小して眺める時代が来たようだ。


f:2.8 1/1600秒

やや甘さはあるが、実用上は十分。原寸で見ると4隅に甘さを感じるが、文句を言わなければならないほどではない。


f:4.0 1/640秒

カリカリ、一歩手前。一般的な鑑賞用のサイズで見れば十分に解像している。原寸だとやはり4隅が今ひとつ。


f:5.6 1/320秒

ほぼ限界に近い解像。これ以上に解像するレンズは数本しかない。一番周辺の部分でごくわずかな甘さと色収差。開放値 F1.4 のレンズにはあるまじき性能である。


f:8.0 1/160秒

理論的には回折の影響が見え始める絞り値。全く同じ景色を同じレンズで撮っているが、f:5.6 よりホンの少しだけ JPEG のファイルサイズは小さい。ただ、見た目で「ここが甘い」と指摘できる程の差は無い。周辺部の描写は f:5.6 よりもわずかではあるが改善されている。f:8.0 で回折を気にする必要はなさそうだ。


f:11.0 1/80秒

さすがに f:11.0 となると原寸で見ると回折の影響が判ってしまう。実用上は問題ないと思うが、ディスプレイ上に 1:1 で表示させて見たい場合には今ひとつ。

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SD1 が来た その6 2011/06/12 2回目の記事

この2日間、生活のタイミングがはちゃめちゃで、今日は午後2時過ぎから4時間も昼寝をしてしまった。とにかく、SD1 に関する情報を発信しなければいけないという、ある種の強迫観念にどっぷり浸かっていることは確かだ。(^^;

私のウェブサイトもブログもかつてない数の来訪者さん達で、責任の重さを感じている。

現時点までに撮影した枚数は 1,116 枚。使用したバッテリーは2本。記録は RAW + JPEG で 95% が Hi(4704 x 3136) である。以上から、BP-21 1本で撮影可能な枚数は約 500 枚であるとしておこう。連続して撮影するとボディ底部がほんのりと暖かくなる。

AF の合焦率が非常に良くない。着けるレンズが開放で甘いレンズ(20mm F1.8)だと全滅、全くピントが合わない。他の SD でも同じだったので、驚きはないが、レンズテストを AF で行う夢は破れた。

85mm F1.4 では4割くらいはピントが合う。マクロ 70mm だと2割くらい。この2本はかなり良い。後のレンズは推して知るべし。常に前ピンか、常に後ピンとかなら調整も出来るのだろうけど、ピントの外れ具合がバラバラなので、調整してもダメだろう。幸いにして MF ではピントピッタリ。シグマの一眼レフで MF が購入時にピントぴったりだったのは初めてだ。

AE は絞り優先モードしか使っていないが、全体的にオーバー目。バラツキはあるが 1/3 絞り以内なので許容範囲。ISO100 では白飛びしやすい印象がある。

SD1 の高感度に関しては、撮影者によって評価が分かれると思う。が、ISO1600 で適切な露出(EV-1.0)を与えた場合。色ノイズの低減を最高にしても、色ノイズだらけとなる。私の印象では ISO400 が限界。なお、色ノイズそのものは SD15 と比較した場合まだらな色ノイズは減少しているが、ピクセル単位の色ノイズは驚くほど増えている。

発売前は高 ISO 感度に関してはセンサーで1段、SPP で1段改良されていると聞いたが、実際にはセンサーで-1段、SPP で2段と言った感じである。しかし、SPP で輝度ノイズを低減すると解像感が失われるので、解像感を大切にしたい人は輝度ノイズの低減を控えた方が良い。その結果、結局 ISO400 でも使いたくないと感じるかも知れない。

これはシグマに確認しないといけないのだけど、SPP ではシャープネス 0 が SD1 の RAW ファイルに対してのみ、他のものより強く掛けてあるような印象がある。解像感は高くなるのだけど、不自然さが目立つ。ベイヤー型センサーを使ってアンシャープマスクを掛けた画像と同じに見える。そのため、私は SD1 の RAW ファイルを現像する場合にはシャープネスを -1.0 にセットしている。

理想としては DP シリーズの画質のまま 1,500 万画素になってくれることであるが、現時点ではまだしばらく掛かりそうな予感がする。


SIGMA SD1 w/MACRO 70mm F2.8 EX DG @f:4.0 絞り優先 AE 1/50秒 ISO400 EV-2.0
MF ホワイトバランス くもり
現像はオールリセットから彩度:+1.0、シャープネス:-1.0、FillLighe:+0.2 CC:10M+28Y
色ノイズ低減:1.00 (最大) 輝度ノイズ低減:0(最小)

サイズが LOW ならば ISO 感度を上げても大丈夫かなと思って試したけど、ほとんど変わらなかった。が、このサイズだと何かホッとする。(^^;

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SD1 が来た その5 2011/06/12

いろんな意味で凄いカメラです。とっても多くの「変なこと」があります。が、1年ほど前に我が家に来た SD15 の個体差による不具合を欠点と勘違いして大騒ぎしたことの反省もあって、必要以上に慎重になっています。

今しばらく SD1 の評価はお持ちください。

とりあえず、SD1 に 20mm F1.8 を着けて、いつもの風景を撮ってみましたので、ご覧ください。

撮影データは、ホワイトバランス:くもり、カラーモード:スタンダード
フォーカシング MF、絞り優先AE、ISO 200 EV-0.7

現像は「オールリセット」からシャープネス -1.0 色ノイズ:0.5 輝度ノイズ:0 です。

f:1.8

f:2

f:2.8

f:4.0

f:5.6

f:8.0

f:11.0

f:16.0


おまけ。

SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM @f:4.0

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SD1 が来た。 その4 2011/06/11

今朝は 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM、20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF、17-50mm F2.8 EX DC OS HSM で焦点距離と絞りを変えながら自宅のベランダからのいつもの風景を写した。AF が良くなっていると言うことだったので、焦点距離と絞りの組み合わせを全てたった1枚しか撮らなかった。

が、AF の精度がイマイチで、満足のゆく結果は得られなかった。仕切り直しである。

チョット落ち込んで、SD1 用の液晶保護フィルムを買いに秋葉原のヨドバシに行った。当然 SD1 を肩に掛けて、途中スナップを楽しんだ。秋葉原のキタムラで少し古いライカのストラップを見つけたので、SD1 用に購入。ライカのストラップはとにかく肩に掛けていて滑り落ちることがない。ハンザあたりの高級本革ストラップも嫌いではないけど、実用性を重んじると、やはりライカのストラップになってしまう。

スナップも撮り過ぎで収拾が着かなくなっている。

SD1 から出力される X3F は今までのものとかなり異なる。SPP も SD1 で撮影されたファイルに対しては、今までのような反応をしない。勝手が違うため、現像に恐ろしく時間が掛かってしまった。

とりあえず、下の3枚で、今日はご勘弁。


SIGMA SD1 w/10-20mm F4-5.6 EX DC ASPHERICAL HSM @20mm f:8.0 1/50秒 ISO100
WB:くもり カラーモード:スタンダード 色ノイズ:0.25 輝度ノイズ:0.25



SIGMA SD1 w/10-20mm F4-5.6 EX DC ASPHERICAL HSM @13mm f:5.0 1/13秒 ISO100
WB:オート カラーモード:スタンダード 色ノイズ:0.25 輝度ノイズ:0.25



SIGMA SD1 w/10-20mm F4-5.6 EX DC ASPHERICAL HSM @18mm f:7.1 1/50秒 ISO100
WB:くもり カラーモード:スタンダード 色ノイズ:0.25 輝度ノイズ:0.25

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SD1 が来た その3 2011/06/10 3回目の記事

エドへのオマージュ

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SD1 が来た その2 2011/06/10 2回目の記事

molsheim さんが「とりあえず夜景でも・・・。」と言うことなので、とりあえず夜景を撮ってみた。

皆さんおなじみの景色である。

暗いのでピント合わせに苦労した。とりあえずホワイトバランス以外は全部マニュアル。

SIGMA SD1 w/17-50mm F2.8 EX DC OS HSM @50mm f:7.1 6 Sec. ISO100 AWB スタンダード
SPP 5.0 オールリセット ノイズリダクション 0.5 0.5

SIGMA SD1 w/17-50mm F2.8 EX DC OS HSM @50mm f:7.1 6 Sec. ISO100 AWB スタンダード
カメラ内 JPEG

RAW から現像したものより、カメラ内 JPEG のが良いと感じるのは私一人だろうか?

【追加】明らかに RAW から現像したものの方が良くなかったため、現像し直して差し替えました。現時点では RAW ファイルから現像したもののがわずかですが良い描写となっています。

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SD1 が来た 2011/06/10

ようやく SD1 が来た。


CF の書込速度をテスト。全てのCFを事前にSD1でフォーマット。


ISO100 絞り優先AE AF RAW+JPEG で目の前のパソコンディスプレイを連続撮影。
Hi は7枚連写、Med と Low は 15 枚連写。
1枚目のシャッターを押してから、メモリ書込中のアクセスランプが消えるまでの秒数。左から、Hi、Med、Low

Transcend x133 16G______ 140,160,135
Green House 266x 16G____ 110,158,133
Transcend 400x 32G_______ 83,127,110
Transcend 600x 16G_______ 82,125,108
SanDisk Extreme Pro 16G__ 80,118,107

また後で・・・。

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17:00 現在、SD1 まだ来ません。

が、「千葉店から配達に出ました。」となっているので夜には来るでしょう。

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SD1 明るいウチには来そうにありません。 2011/06/10

ブログへのアクセスがかなり増えています。

誠に申し訳ありませんが、14:20 現在、我が家に SD1 は来ておりません。

販売店から問い合わせ番号の連絡が来て、ウェブサイトで確認しましたが、千葉の配達店にも届いていないようなので、夜にならないと来ないでしょう。

本日中(真夜中前)までにできることは CF への書き込み速度を調べることと、ストロボを使っての撮影が精一杯だと思われます。

何のために苦労してスケジュールを調整したのか・・・。(^^;

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SD1 が来る 2011/06/09

明日からの4日間、全ての時間を自分がやりたいことに費やすために昨日と今日は結構頑張って仕事をした。家へ帰り着いたら、もうこんな時間だ。実はここから下の記事は、昨晩と今朝の出勤前に書いておいた。


まず間違いなく、明日中に SD1 が我が家に来る。ビジネス用の宅急便(宅配便?)で来るようで、時間の指定はできないらしい。だから何時に来るのかがわからない。運が良ければ午前中で、運が悪ければ夜になるだろう。その前に DP2x のイロイロをまとめてウェブサイトの方に掲載しなければならない。

と思っていたのだけど、シグマのサイトで押本氏が SD1 で撮影した作品が掲載された。DP2x どころの話ではない。時間を掛けてしっかり見させて貰ったが、何となくしっくり来ない。

何がしっくり来ないのかを調べるためにイロイロとやっていたら2時間も経ってしまった。明日は私もせめていつもの風景くらいは撮影して、現像した後アップしないと申し訳ないので、どうしてもこのしっくり来ない理由を突き止めておかなければならなかった。


私自身が撮影したものならレンズの描写性能やら、どの程度気を遣って撮影したかがわかるので悩みようがあるのだけど、やはり他の方が撮ったものを前にあれこれ悩んでも正しい答えは見つからない。ただ、SD1 のスペシャルサイトに掲載されているサンプル画像や今回の押本氏の作品をじっくり見させて貰ってもしかしたらと思い当たる点が3つある。

一つ目はやはり SD1 の描写力を満足させるレンズは少ないのではないかと言うこと。二つ目はわずかな手ブレ、あるいはピンぼけが描写力を損ねている可能性があると言うこと。三つ目は現像時にシャープネスが掛かりすぎているのではないかと言うこと。

一つ目と二つ目は説明の必要は無いだろう。

なぜサンプル画像や押本氏の作品を見て現像時にシャープネスが掛かりすぎているのではないかと感じるかというと微ボケが不自然だからだ。FOVEON で撮影された画像は多少シャープネスを多めに掛けても(一度ボカされていないせいか)あまり不自然な感じにはならない。

が、画像を縮小してみると、シャープネスが掛かりすぎている画像はとても不自然な感じ、何となくギザギザに見える。その不自然さが感じられないのは SD1 のスペシャルサイトに掲載されているサンプル画像の中の3,4,5枚目だ。これらの画像に共通しているのがシャープネスを -1.0 以下に設定している点だ。

SPP のシャープネスは 0 の場合でも Photoshop のアンシャープマスク 50%、1ピクセル、しきい値 0 であることがわかっている。SD15 や DP2x の画像を SPP 5.0 で現像する際にも、同じくらいのシャープネスが掛かっていると思われる。

しかし、SPP 5.0 で SD1 の X3F ファイルを現像する際には全く異なるプロセスとなることもわかっている。実際にやってみないと何とも言えないけど、SPP 5.0 で SD1 の X3F を現像する際のシャープネス 0 がいままでのカメラと同じである保証はない。

それと、ka_tate さんもツイートしているけど、押本氏の 30mm F1.4 の描写が異常に良い。私は 30mm F1.4 を3本使ったけど、シグマからこれ以上は無理ですと言われた個体でも像面湾曲が f:5.6 でも露骨にわかってしまうほどのものであったため、私の常用レンズから外してしまった。

もしかすると今売られている 30mm F1.4 は何かが変わっているのかも知れない。以前も書いたけど、シグマという会社は、そう言ったこと(ユーザーに告知することなく製品を改良すること)を常にやっている会社である。

明日にでもユーザーサービス部に聞いてみよう。

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DP2x が来た その9 SPP 5.0 について 2011/06/08

SPP 5.0 に関して多くを記述していないことに気がついた。が、DP2x や SD15 で撮影したものを現像する限りにおいては SPP 4.2.2 と何ら変わりはない。JPEG の抽出が少し速くなった様な印象を受けるけど、時間を計測して確認したわけではない。

一番大きく変わった点は2つ。画面全体のデザインとヘルプだ。画面はダークグレーを基調としたデザインに変更された。かなり格好良い。ただ、[調整設定]の "X3F"、"Auto"、"Custom" や各ボタンの下に書いてある文字が私のノートパソコンでは暗すぎて見えない。もう少し文字を明るく表示して欲しい。しかし、この文字列は自宅のキャリブレーションしてあるディスプレイで見るときにはちゃんと見える。この文字がちゃんと見えなければディスプレイのキャリブレーションを取りなさいという意味なのかも知れない。(^^;

ヘルプは SPP 4.2.2 までは使用説明書の PDF ファイルが表示されるだけだったが、SPP 5.0 では一般的なヘルプの表示に変わった。とても良い。

その他で変更があった点は、撮影に使用したレンズの開放絞り値が Exif 情報で正しく表示されるようになったのと、カラーモードのパラメータが Exif に記録されるようになった事くらいである。ノイズリダクションのパラメータに関しては、ノイズリダクションを使えるとき(ISO400 以上、SD1 では全ての感度)にのみ Exif に正しく記録される。

Exif Reader を使って SPP 5.0 で現像された JPEG の Exif データを表示させると、メーカー独自情報の一番下に Chro+0.000 Luma:-536870912.000 (これは DP2x で ISO100 の時だから正しい値ではない)のように表示されるのが各ノイズリダクション。その下に一桁の数値が示される。この一桁の数値がカラーモードを表す。1:モノクロ、2:セピア、3:スタンダード、4:ビビッド、5:ニュートラル、6:ポートレート、7:風景 である。

なお、7年ほど前にシグマに対して Exif 情報で正しくないものがあると報告した際に、「SPP の [撮影情報] 画面に表示されるもの以外の Exif データに関しては正確であることを保証できない」と言われた。SPP 5.0 でもこの原則は守られているようだ。

DP2x のファイルや SD15 のファイルを現像する場合には全く関係ないけど、「ヘルプ」によると SPP 5.0 には「表示速度優先モード」と「表示画質優先モード」がある。ヘルプの「表示モードについて」と題されたページには「SD1のX3Fファイルのみ」と注記があって、表示速度優先モードではノイズリダクションの効果を十分に確認することができず、ルーペ機能と拡大機能が使えないとある。そして、一番下の「注意」には「ホワイトバランス、カラーモード、ノイズリダクションの設定を変更したり、表示されている画像を切り替えたりすると自動的に表示速度優先モードに切り替わります。」との記述がある。

「表示速度優先モード」から「表示画質優先モード」への切り替えが瞬時に行われるのであれば問題はないけど、「ノイズリダクション」を変更したときの再現像の速度を考慮すると、この切り替えには少しばかり時間が掛かると思われる。SD1 で微妙なノイズリダクションの効果を確認しながら現像しようとすると、かなり時間が掛かることになりそうだ。

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DP2x が来た その8。そして SD1 が来る。 2011/06/07

DP2x がほぼ予想した通りのカメラであることは判った。相変わらず暗いところには弱いカメラであるが、それ以外の部分では合格点であろう。FOVEON センサーの画質を楽しみたい方に対しては最もお薦めのカメラである。もっと広い画角が必要な方には DP1x、レンズ交換が必要な方には SD15 をお薦めする。ただし、画質的には DP2x、DP1x のが SD15 より上である。

昨日掲載したカラーモードを変更することでの出力結果が DP1x と DP2x ではかなり異なることをお見せするための写真は並べ方が適当でなかったようだ。多分、こちらのが言っている意味を良く理解していただけるだろうと言うことで並べ方を変えて、再度掲載する。

DP1x 現像はオールリセット WB のみ調整

カラーモードは「ニュートラル」

カラーモードを「スタンダード」に変更

カラーモードを「ビビッド」に変更

敢えて書いておくと DP1x(と SD15)では「カラーモード」を変えることで出力される写真の調子がこれくらい違ってくる。しかし DP2 シリーズではこの下に掲載する程度の変化しか起きない。

DP2x 現像はオールリセット WB のみ調整

カラーモードは「ニュートラル」

カラーモードを「スタンダード」に変更

カラーモードを「ビビッド」に変更

なお、「カラーモード」が使えるカメラは DP2 全機種と DP1x、SD15、SD1 のみである。


そう言えば、あと3日で SD1 が発売される。私はもっと難産だろうと予想していたのだけど、以外にすんなりと出てくるようだ。

SD1 はいままでの SD シリーズとは全く異なる。何と言ってもフラッグシップマシンである。シグマは今まで市場価格が 20 万円を越えるカメラは出したことがない。それがいきなり 60 万円を越えるものを出してきた。よほどの覚悟がなければ、この価格設定はできない。

もちろん買う方も必死である。お金持ちで、カメラ道楽を自称するほどの方ならポンと買ってしまうのかも知れないが、私のような一般人には無理をしないと手が届く金額ではない。しかし「私が買わなきゃ誰が買う」と大見得を切ってしまったので、チョット無理をする。しかし、そのせいでイロイロと予定していたものを諦めなければならなくなった。なので、SD1 のテストはそのあたりの恨み辛みも含んだ、かなり厳しいものになる。(^^;

SD15 までは、安くはないけど高価と言うほどでもないレベルであったが、SD1 は誰が何と言おうと高いカメラである。シグマ製品の一番のウリであるコストパフォーマンスがどれほどのものであるか、しっかり検証しなければならない。

AF の精度一つ取っても、SD15 までは三脚上で6枚撮影して1枚でもピントピッタリがあれば良しとした。が、SD1 では6枚撮影して6枚ともピントピッタリでなければ合格点は上げられない。

AE の評価測光も逆光やスポットライトなどイロイロな状況で露出補正を行わずに撮影して、どれほどの結果が出るかをチェックしなければならない。当然、フリーズや書き込みエラーなどはもってのほかである。

画質に関しては全く心配していない。良いに決まっているからだ。一般的なデジタル一眼レフの最大の欠点であるベイヤー型イメージセンサーを搭載していないので、精緻な描写力という点に関して言えばブッチギリのパフォーマンスを発揮してくれるだろう。可能であるならば、ニコンやキヤノンのフルサイズフラッグシップやペンタックスの 645、あるいは PhaseOne P45 あたりと比較してみたいものだ。

あ、会社その1には PhaseOne P45 とキヤノン 1Ds Mark II がある。写真部のおにぃちゃんに昼飯をおごって、スタジオ撮影の合間に SD1 を割り込ませてもらおう。

唯一の心配はレンズの描写力である。ブレやピンぼけは三脚に据えてミラーアップで多数枚撮影すれば何とかなるが、レンズの解像力が不足している場合はどうやってもカバーすることができない。デジタル処理によるシャープ化で何とかなるのなら、私はとっくに FOVEON センサーのユーザーではなくなっているはずだ。

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DP2x が来た その7 2011/06/06 本日2本目の記事

今朝アップした作例はカラーモードを「スタンダード」にして現像してみた。何か変だ。DP1x や SD15 のスタンダードはもっと明るくて彩度も高くなったはず・・・。

カラーモードは撮影後でも変更できるので、ニュートラルで撮影したものを現像時にカラーモードを変更して、現像してみた。

DP1x ニュートラル オールリセット WB のみ調整

DP2x ニュートラル オールリセット WB のみ調整


DP1x カラーモードを「スタンダード」に変更

DP2x カラーモードを「スタンダード」に変更


DP1x カラーモードを「ビビッド」に変更

DP2x カラーモードを「ビビッド」に変更

ギョギョ!!!である。DP2、DP2s のカラーモードとほぼ同じ様な感じになってしまった。つまり、一度 SD15、DP1x でカラーモードによる変化をかなり大きなものに変更したのを、元に戻したと言うことである。別の見方をすれば DP2 シリーズでは共通な状態にしたとも言える。念のため DP2x と DP1x で撮影時にカラーモードを変更しながら撮ってみたが、結果は一緒だった。

しかし、これほど大きな変更はユーザーに告知されるべきである。確かに DP2x は DP1x や SD15 とは別のカメラである。しかし、ユーザーは同じ SPP を使って現像するし、同じ効果が得られると思ってカラーモードを選択するだろう。念のため DP2x のマニュアルと SPP のマニュアルを読み返してみたけど、DP1x や SD15 と異なると言った記述はどこにもない。

SD15 で DP2 で採用されたカラーモードによるトーンの変化を大きく変えた時にも、公式なアナウンスは何もなかった。今回も特にユーザーに向けてのアナウンスはなさそうだ。購入したカメラをテストしてから使用するプロならイザ知らず、アマチュア向けのカメラを作っているメーカーである以上、もっと親切になって欲しいものである。

全てのユーザーが RAW で撮影するとは限らない。

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DP2x が来た その6 2011/06/06

一昨日のサンプル画像、DP2x の画像に DP2s と表示し、昨日の記事でサンプル画像の説明の ISO 感度を間違えて表示してしまった。誠に申し訳ない。直しておいたので、ご確認願いたい。

さて、DP2 で直して欲しい点が3つあると書いたが、一番肝心なヤツを忘れていた。暗い場所だと AF が合焦しない点だ。この点に関しては DP2x でも改良されていない。止まっているものを撮る場合なら MF で何とかなるが、動いているものを撮る場合には非常に苦労する。場合によってはあきらめてしまうこともある。

確かに高感度での撮影が得意なカメラではないので仕方ないとは思うけど、ISO400 での描写がかなり良くなって来たので、何とか頑張って欲しいものである。フラッシュを高速で連続点滅させて AF 補助光代わりに使う工夫をしてくれないだろうか?


さて、ぼちぼち DP2x のファーストインプレッションをまとめよう。

1.AF の高速化は間違いなく実現している。十分に速い。
2.暗い場所で AF が合焦しない点は何とかして欲しい。
3.AFE の効果は確かにある。が、被写体によっては高 ISO 感度で縞模様の色ノイズが見える。

DP2、DP2s をお持ちのユーザーで AF 速度に不満のある方は、ファームウェアのアップデートで対処できないことが確認されたら、買い換えを考えても良いだろう。


久しぶりに家の廻りを撮影。

SIGMA DP2x @f:6.3 絞り優先AE 1/320秒 晴れ カラーモード スタンダード ISO100 EV+0.3

SIGMA DP2x @f:7.1 絞り優先AE 1/250秒 晴れ カラーモード スタンダード ISO100 EV-0.3

SIGMA DP2x @f:7.1 絞り優先AE 1/160秒 晴れ カラーモード スタンダード ISO100 EV-1.0

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DP2x が来た その5 2011/06/05

DP2s には、改良して欲しい点が3つあった。AF の速度。周辺部の緑かぶり。高 ISO 感度での色ノイズである。

周辺部の緑かぶりは DP2 の発売日に行ったテスト撮影で判明している。即日シグマ宛、文書で報告してあるが、未だに改善されていない。ただ、私的には、周辺部の緑かぶりと言うよりは、中心部のマゼンタ被りという方が適切な気がしないでもない。さて、DP2x ではどうなっただろうか・・・。

緑かぶりは

1.ISO 感度を上げずに、
2.絞りを比較的開いた状態で、
3.ホワイトバランスをオートにして、
4.フードを着けずに逆光気味で
5.アスファルトを撮影すると、

とても良く解る。さらに、それを目立たせる為に彩度を目一杯上げた現像をすると以下のようになる。

SIGMA DP2 @f:4.0 絞り優先AE 1/160秒 AWB カラーモード NTR ISO100
現像はオールリセット。彩度のみ +2.0。中心部でも緑のかぶりが見える。

SIGMA DP2s @f:4.0 絞り優先AE 1/160秒 AWB カラーモード NTR ISO100
現像はオールリセット。彩度のみ +2.0。中心部の明るい部分はマゼンタが被っていて、暗い部分は緑が被っている。普通に現像するとこちらのが周辺部の緑かぶりは目立つと思う。

SIGMA DP2x @f:4.0 絞り優先AE 1/160秒 AWB カラーモード NTR ISO100
現像はオールリセット。彩度のみ +2.0。中心部の明るい部分はマゼンタが被っている。が、暗い部分に緑は出ていない。周辺は緑と言うよりはグレー。普通に現像するとこちらのが周辺部の緑かぶりは目立たないだろう。

上の3枚の現像は全てオールリセットで、彩度のみ +2.0 にしている。なので普通はこんなには目立たない。DP2x で緑かぶりが目立たないように撮影したものを普通に現像すると以下のようになる。

フードを着けて、絞り f:8.0、ホワイトバランス「晴れ」で撮影。
現像は「オールリセット」、CC のみ 4C+4M


高 ISO 感度に関しては DP1x の時にもチェックしている。AFE はまさにそのために付加されたデバイスなので高 ISO 感度での画質が向上していなければ、何のための AFE であるか解らない。

と言うことで高 ISO 感度で撮影。DP2 は DP2s と変わらないと思われるので、DP2s のみと比較。被写体は色ノイズがわかりやすいクリーム色の壁。色ノイズを出すためには、撮影時に目一杯露出を切り詰めれば良い。絞り優先AE で EV-2.0 に設定。高 ISO 感度に設定したため、シャッター速度が速くなり過ぎるので、ND8 フィルターを使用している。

DP2s @f:8.0 絞り優先AE 1/200秒 日陰 カラーモード NTR ISO400 EV-2.0
現像は「オールリセット」から露出 +2.0、彩度 +2.0 のみ。ノイズリダクションは共に「最低」

DP2x @f:8.0 絞り優先AE 1/160秒 日陰 カラーモード NTR ISO400 EV-2.0
現像は「オールリセット」から露出 +2.0、彩度 +2.0 のみ。ノイズリダクションは共に「最低」

こうして比べてみると、ノイズの出方や質がまるで異なることが良く判る。AFE を採用した効果はあると言って良いだろう。しかし、このような被写体では横縞がかなり目立つ。


DP2s @f:8.0 絞り優先AE 1/400秒 日陰 カラーモード NTR ISO800 EV-2.0
現像は「オールリセット」から露出 +2.0、彩度 +2.0 のみ。ノイズリダクションは共に「最低」

DP2x @f:8.0 絞り優先AE 1/320秒 日陰 カラーモード NTR ISO800 EV-2.0
現像は「オールリセット」から露出 +2.0、彩度 +2.0 のみ。ノイズリダクションは共に「最低」

DP2s ではなぜか ISO400 よりノイズの出方はおとなしくなる。SPP で何かをやっているのかも知れない。DP2x では ISO400 との大きな違いはない。少し彩度が低くなっているかも。横縞がより目立つ。


DP2s @f:8.0 絞り優先AE 1/400秒 日陰 カラーモード NTR ISO1600 EV-2.0
現像は「オールリセット」から露出 +2.0、彩度 +2.0 のみ。ノイズリダクションは共に「最低」

DP2x @f:8.0 絞り優先AE 1/640秒 日陰 カラーモード NTR ISO1600 EV-2.0
現像は「オールリセット」から露出 +2.0、彩度 +2.0 のみ。ノイズリダクションは共に「最低」

どちらにしても ISO1600 で露出アンダーにしたらダメダメと言うサンプルになってしまった。


ISO400 でも、撮影時に露出が2段も不足したら、どう現像しても救いようがない。くれぐれも高 ISO 時の露出は切り詰め過ぎない事をご忠告申し上げる。


あ。忘れてた。DP2x の AF 速度であるが、DP2、DP2s とは比べものにならない。ブッチギリで速い。体感速度で2倍以上。

もうひとつ、私のように常に3連写する人には使えないが、一コマずつ立て続けに撮影することが多い方には DP2x を強力にお薦めする。新しく追加された[キャプチャーモード](1コマ撮影時に、撮影後即次の撮影が可能なように書込を強制的に停止して、一定の時間が経ったら書込を開始するモード)は1コマ撮影での高速連続撮影を可能にした。


なお、この記事は本日(2011年6月5日)2回目の記事です。

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DP2x が来た その4 2011/06/05

昨日アップした比較画像を見ていて気がついた。DP2x の画像は彩度が低い。どう考えればよいのか良く解らないけど、DP2 や DP2s のカラーモード「ニュートラル」より DP2x の「ニュートラル」はさらにおとなしい仕上げになると言うことなのだろうか?

色味の偏りや色収差がおとなしく見えるのはそのせいかもしれない。


実はこれも昨日撮ったのだけど、DP2x で同じ被写体を ISO 感度を変えて撮影してみた。現像はオールリセットで、真ん中にある自動販売機でホワイトバランスを取った以外は何もしていない。ISO400 で少し輝度ノイズが見られるがシャッター速度が速いせいか一番解像しているように見える。絞り優先 AE で撮影しているので、絞り値は全て一緒である。

SIGMA DP2x @f:4.0 絞り優先AE 1/100秒 AWB カラーモード NTR ISO 50
現像はオールリセット CC:3M+3Y

SIGMA DP2x @f:4.0 絞り優先AE 1/200秒 AWB カラーモード NTR ISO 100
現像はオールリセット CC:2M+4Y

SIGMA DP2x @f:4.0 絞り優先AE 1/400秒 AWB カラーモード NTR ISO 200
現像はオールリセット CC:1M+4Y

SIGMA DP2x @f:4.0 絞り優先AE 1/800秒 AWB カラーモード NTR ISO 400
現像はオールリセット CC:1M+4Y


DP2、DP2s、DP2x の比較。

SIGMA DP2 @f:7.1 絞り優先AE 1/160秒 晴れ カラーモード NTR ISO 100
現像はオート CC:0

SIGMA DP2s @f:7.1 絞り優先AE 1/160秒 晴れ カラーモード NTR ISO 100
現像はオート CC:7C+3M

SIGMA DP2x @f:7.1 絞り優先AE 1/200秒 晴れ カラーモード NTR ISO 100
現像はオート CC:6C+6M

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DP2x が来た その3 2011/06/04

今朝方、ベランダに発泡スチロールボードを置いて、チャート風とカラーチェッカーを貼り付けた。

DP2、DP2s、DP2x で条件を同じにして撮影。

SIGMA DP2 @f:6.3 絞り優先AE 1/20秒 カラーモード NTR ISO100 EV+0.7

SIGMA DP2s @f:6.3 絞り優先AE 1/20秒 カラーモード NTR ISO100 EV+0.7

SIGMA DP2x @f:6.3 絞り優先AE 1/20秒 カラーモード NTR ISO100 EV+0.7

上の3枚は SPP 5.0 で現像。グレー 18%(カラーチェッカーの左の列、下から3番目) でホワイトバランスと露出を調整。ハイライトとシャドウのみでグレースケールの明度を調整してある。にもかかわらず DP2s はやはりマゼンタが乗っている。拡大してご覧頂くと判るけど、描写の差はほとんどない。

色と色収差の違いを見てもらうために、彩度を +2.0 にして、左下だけを原寸で切り出して見た。

色味の違いはすぐわかると思うけど、良く見てもらうと、色収差の出方が少し異なるのがお判りだろう。同じセンサー、同じレンズを使っているのに少し異なる。個体差の範囲であるが、DP2x が最も色かぶりがなく、最も色収差が少ない。ただ、これは彩度を +2.0 してみて初めて判る程度の差なので、大騒ぎする程の話ではない。


今日は「はな」とヨメさんが実家から帰って来る時に呼ばれて、船橋のららぽーとへ行ってきた。DP2x を ISO400 で撮影してみたので、ご覧頂く。

DP2x f:6.3 1/80Sec. ISO400 絞り優先AE EV+0.3 カラーモードは「ニュートラル」
現像は SPP 5.0.0.1 オールリセットから、ハイライト-0.4、彩度 +1.0
ノイズリダクションは共に 0.75

DP2x f:4.0 1/50Sec ISO400 絞り優先AE EV+0.3 カラーモードは「ニュートラル」。
現像はSPP 5.0.0.1 オールリセットから彩度 +1.0
ノイズリダクションは共に 0.75

DP2x f:6.3 1/25Sec. ISO400 絞り優先AE EV+0.3 カラーモードは「ニュートラル」
現像はSPP 5.0.0.1 オールリセットから彩度 +1.0
ノイズリダクションは共に 0.75

DP2x f:4.0 1/30Sec. ISO400 絞り優先AE EV-0.7 カラーモードは「ニュートラル」
現像はSPP 5.0.0.1 オールリセットから彩度 +1.3、CC:10C+13M
ノイズリダクションは共に 0.5

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DP2x が来た その2 2011/06/03

3台を並べて撮り比べ。撮影方法は全て同じ。SPP 5.0 でオールリセットで現像。ほとんど同じ。DP2s だけ少し色味が異なるが、SPP で簡単に修正できるレベル。

撮影風景。液晶の見え方もさほど変わらない。

SIGMA DP2 @f:6.3 絞り優先AE 1/250秒 カラーモード NTR ISO 100

SIGMA DP2s @f:6.3 絞り優先AE 1/320秒 カラーモード NTR ISO 100

SIGMA DP2x @f:6.3 絞り優先AE 1/320秒 カラーモード NTR ISO 100


真ん中だけを切り出して見た。

良~~~く見てもほとんど変わらない。同じセンサー、同じレンズを使っているのだから描写力が異なるはずがない。もし違っていたら AF の不具合か個体差である。

天気が少々悪かったのと、同時にシャッターを切ることに気を遣ってしまったため、何となくイマイチ。明朝、違う風景でもう一度同じ事をやる予定。


SPP 5.0 について、本日シグマに確認をしたら、やはり6月出荷分から DP2x には SPP 5.0 を同梱しているとのこと。現時点で見つかった不具合は1つだけ。大騒ぎするほどのものではないし、とても不都合というわけでもないのでナイショ。

それにしても以前から要望している[Jpegの抽出]ボタン付けて欲しいという件と画面上部に表示される撮影データの中に撮影時の露出補正値が表示されない件は未だに実装されていない。プログラミングの手間としては1時間も掛からないことなのにどうしてやってくれないのだろう・・・。

あ。デザインがまるで変わって、Lightroom っぽくなった。明るい電車の中だと文字などが暗くて読めない。まぁ、明るい電車の中で現像する方が悪いと言われてしまえばそれまでだが。

SPP 5.0 のデザインは SD1 のスペシャルサイトにある SD1 のカタログをダウンロードして、17 ページをご覧頂ければ、わかるだろう。まぁ、こんな感じである。

今日 DP2x を仕事場に持って行って、銀座で少しスナップ。

DP2x f:5.6 1/15Sec. ISO100 絞り優先AE EV-0.7 である。暗部のノイズを見て欲しい。
カラーモードは「ニュートラル」。現像は SPP 5.0.0.1 オールリセット

DP2x f:6.3 1/13Sec ISO100 絞り優先AE。古いドアの質感が出ていると思う。
カラーモードは「ニュートラル」。現像は SPP 5.0.0.1 オールリセット

DP2x f:6.3 1/25Sec. ISO100 絞り優先AE。3m 程度の距離での歪曲収差はこの程度。
十分に許容範囲。カラーモードは「ニュートラル」。現像はSPP 5.0.0.1 オールリセット

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DP2x が来た 2011/06/02

Lightroom に遊ばれているウチに DP2x が来てしまった。(^^;


SIGMA SD15 + MACRO 70mm F2.8 EX DG @f:6.3 2.5 Sec. ISO50 EV-1.0

そして、SPP は 5.0 が付属してきた。Lightroom は少し置いておいて、DP2x と SPP 5.0 をチェックしよう。

DP2 の系列は DP1 ほど複雑ではない。DP2 と DP2s の違いは少ない。DP2s は DP2 背面のボタンに解りやすい表示が付いて、バッテリーセーブモードを持っていること。それ以外の違いはほとんど無い。

DP2x は DP2s の AF 動作を速くして、AFE を組み込んだ為に高感度に多少強くなっているモデルである。

AF の速度は DP2 と DP2s でも少し違う。DP2s のがわずかに速い。感覚で述べるよりも実際に測ってみよう。夜間は適当でないので、明朝 AF の動作チェックを行う。

実はこのところ仕事もバタバタで、明日も午前中に少しヒマがあるくらい。週末はじっくりとテストできると思うので少々お待ちいただきたい。

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