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SD1 + 70-300mm F4-5.6 DG OS 2011/06/27

風は収まったが、今にも降り出しそうな天気。昨日のように小雨は降っていなかったので、テスト撮影を決行。コントラストがかなり少ない被写体なので、現像時にコントラストを +1.0 にしている。昨日調整した甲斐があって、AF での合焦率は驚異的な 80%、最良画像を選択するのに却って手間が掛かった。

70-300mm F4-5.6 DG OS は当初売り出された価格から値下げがあったため、かなりコストパフォーマンスが高いレンズとなっている。が、SD1 の画素数には到底追いつけないだろうことは承知の上。まぁ、どの程度健闘するのか、試してみようと言ったところだ。

撮影時のデータは絞り優先 AE、ISO100、EV-0.3、ホワイトバランスはオート、カラーモードはスタンダードで固定。

現像も手抜きをして、露出 +0.5、コントラスト +1.0 で固定。後はシャープネス -1.0、FillLight +0.3 も固定である。CC のみ、全ての画像で同じところをスポイトでクリックして、簡単に調整してある。が、仕上がりを見ての調整は一切行っていない。

@70mm f:4.0 1/250Sec. CC:3Y
@70mm f:5.6 1/160Sec. CC:1C+2Y
@70mm f:8.0 1/80Sec. CC:2M+2Y
@70mm f:11.0 1/40Sec. CC:1M+1Y

広角端の 70mm。絞り開放の周辺部はソフトフォーカス。ただ、縮小して見る分には、少し甘いかなと言った程度。像に乱れがないので、許容範囲というのはチョット苦しいが、意外と悪くない感じ。f:5.6 から f:8.0 まではまぁまぁ。非常に良いとは言えないが、ギリギリの許容範囲だと思う。100-300mm F4 の時には敢えて f:11 は撮影していない。明らかな回折の影響で画像全体が甘くならからだ。一応、70-300mm OS では周辺部の描写が多少良くなるだろうと思って f:11.0 でも撮影してみた。かなり良いがやはり全体的には若干甘くなっている。


@100mm f:4.5 1/320Sec. CC:2Y
@100mm f:5.6 1/200Sec. CC:0
@100mm f:8.0 1/125Sec. CC:1M+1Y
@100mm f:11.0 1/60Sec. CC:1M+1Y

100mm。f:4.5 ではやはりソフトフォーカス。悪い感じではない。作画意図によっては十分に使える。中心部の描写は悪くない。70mm 同様 f:5.6 と f:8.0 はかなり良好。f:11.0 もかなり良い。が全体的な描写は f:8.0 が最良と感じる


@200mm f:5.6 1/400Sec. CC:2C
@200mm f:8.0 1/200Sec. CC:2C+1M
@200mm f:11.0 1/80Sec. CC:2C

200mm。絞り開放だとやはりソフトフォーカス。中心部もやや甘い。f:5.6 でも周辺部には甘さを感じる。中心部はギリギリの許容範囲。f:8.0 ではかなり良い感じ。回折により甘くなる以上に絞り込みによる描写力の向上が見られるケース。f:11.0 もごくわずかな全体の甘さがあるものの、ダメと言えるほど悪くはない。


@300mm f:5.6 1/250Sec. CC:3C
@300mm f:8.0 1/160Sec. CC:2C+1M
@300mm f:11.0 1/80Sec. CC:3C+1M

300mm。絞り開放(f:5.6)では周辺部に流れが見られ、中心部の描写も甘い。許容範囲外である。f:8.0 では多少良くなるが、中心部以外は甘すぎると思う。f:11.0 だと中心部はやや甘くなるが、周辺部の流れは少なくなる。このレンズの 300mm を SD1 で使うのはあまり賢明とは言えない。

ほぼ予想通りの結果なのであまり驚かないけど、さすがにこれだけの大伸ばしに耐えられるレンズとなるとその数は限られてくる。

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コメント

重ねてありがとうございます。
許容錯乱円径の概念、肝に銘じます。確かに合焦とみなす円径が0.003mmではピント合わせも大変な事ですね。納得です。

投稿: Miki | 2011.06.28 00:14

> Miki さん

> これはピクセルピッチが小さい事と深い関係にあると理解していいですか。

いいえ。間違っています。被写界深度とピクセルピッチ自体とは無関係です。が、大きく拡大するときにピクセルピッチが大きいほど細かいボケは見えなくなりますので、結果的に被写界深度が深いように感じることはあるでしょう。

被写界深度はあまりにもいい加減なものなので特定の条件を全て並べた後でなければ正確に計算することは出来ないと言うことです。そして、ボケを感じるかどうかには観察者の個人差にまで言及しなければいけなくなりますので、さらにいい加減なものとなると言うことをご理解ください。

SD1 の場合、Hi で撮影された画像をディスプレイに原寸で表示する場合は許容錯乱円を 0.003mm として計算すると良いかも知れません。

http://homepage3.nifty.com/ruupictures/study/focus.html
↑このページで許容錯乱円を 0.003mm として計算してみてください。ちなみにこの値は一般的な 35mm フルサイズの 1/10 です。

投稿: maro | 2011.06.27 22:40

maroさん ありがとうございます。
>画像を大きく拡大すればするほどボケも拡大されます。
これはピクセルピッチが小さい事と深い関係にあると理解していいですか。
とすればSD9は比較すれば許容量が大きく扱いやすい訳ですね。

投稿: Miki | 2011.06.27 20:46

> Miki さん

被写界深度は画像をどのくらい拡大して見るのかと言うことと密接に関係しています。

画像を大きく拡大すればするほどボケも拡大されます。

また、FOVEON センサーのように非常に高い解像度を持つ画像が生成される場合、ほんのわずかなボケであっても、それが感知できてしまいます。

上記の2つの理由により、SD1 で撮影された画像は被写界深度が浅く見えます。

レンズの焦点距離と撮影距離、および絞り値が同じであれば、ボケ方は全く一緒です。

問題はそれをどれくらいの大きさに拡大して、どれくらいの距離から見るのかで、ボケ方が異なって見えると言うことです。

投稿: maro | 2011.06.27 19:55

maroさん 今日は
AF微調整検証ありがとうございます。
SD1はピン薄と言う話を聞きました。
例えば焦点距離が短いレンズでf8.0、レンズの被写界深度内の距離(ピントが合う最短距離以上はなれて)で撮影してもピントが薄いと言うことがあるのでしょうか。
お忙しいと思いますが宜しくお願いします。

投稿: Miki | 2011.06.27 16:48

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