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SD1 + APO 100-300mm F4 EX DG HSM 2011/06/25

今日も風はやや強め。天気が曇りで光が安定していたため、風の具合を感じながらテスト撮影決行。Manfrotto の最強カーボン三脚 MT057C3-G + 405 は頑張ってくれたと思う。AF での合焦率がかなり良いことが判ってきたので、全て AF で撮影。各 20 枚ずつ撮影して、合焦率 30% 程度。

APO 100-300mm F4 EX DG HSM は望遠ズームとしてはかなり良い描写をするレンズだと思っている。が、SD1 で使うと周辺部の描写が甘いことを感じてしまう。そして、一番違和感を覚えるのは被写界深度である。私のディスプレイで 1:1 の表示をすると(A0 サイズ相当)、ピントの深度が非常に浅いことが判る。信じられないような話だけど、許容錯乱円を 0.001mm くらいで計算しないとこの深度は説明できない。

 @100mm f:4.0 1/800Sec. +1.0 +0.3
 @100mm f:5.6 1/500Sec. +0.9 +0.3
@100mm f:8.0 1/250Sec. +0.8 +0.3

広角端の 100mm。f:4.0 ではわずかに前ピン、遠方に当たる周辺部に甘さを感じる。f:5.6 は良好だが、やはり深度の浅さを感じる。f:8.0 は非常に良い。理論的には回折の影響があるはずだが、見た目ではほとんど感じられない。


 @200mm f:4.0 1/640Sec. +0.4 + 0.3
 @200mm f:5.6 1/250Sec. +0.2 +0.2
 @200mm f:8.0 1/125Sec. +0.2 +0.2

200mm。f:4.0 ではごくわずかなソフトフォーカス。だが、十分に良い描写。f:5.6 はやや後ピン、手前がボケているがレンズの甘さではないと思う。f:8.0 は非常に良い描写。手前の甘さはやはりピントの深度が浅いせいか?


 @300mm f:4.0 1/500Sec. +0.4 +0.3
 @300mm f:5.6 1/250Sec. 0.0 +0.3
 @300mm f:8.0 1/125Sec. +0.1 +0.3

300mm。f:4.0 ではやはり全体的に甘い描写。ギリギリの許容範囲だとは思う。f:5.6 ではかなり良いが、ピントの浅さに驚く。f:8.0 でも手前のボケが気になる。が、おそらく被写界深度を外れている為だろう。

焦点距離によるピントの浅さと、EX レンズでないとどの程度の甘さになるのかを知りたくて、この後 70-300mm DG OS をテストしている。かなりの量になってしまうので、まだ最良画像の選択が完了していない。早ければ今夜中にはアップできるが、少々疲れ気味なので、明日になってしまうかも知れない。

120-300mm F2.8 OS がどの程度の描写をするのか、とても興味がある。このレンズよりは良いと思うけど、入手するのはだいぶ先の話だろう。運が良ければ来月中に借りられるかも知れない。

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コメント

maro様 端的なお答えありがとうございます。

コメントから察するに、私の撮影技術が上がった(笑)ということになり、うれしくなりました。最初の頃に比べ、ずいぶん出来上がりの良いスナップが多くなった今日この頃です。

製造元シグマさんへも、SD1も多くのユーザーに支えられた多くの撮影データを元に、ファームウェア、ソフトウェアのアップデートが実施される事を期待してます。

あ、それとELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPERが届いて、室内撮影もかなり良い感じの絵が撮れてます。ご報告まで…

ありがとうございます!

投稿: てんまる | 2011.06.26 19:59

> てんまるさん

「エージング」については20年ほど前にオーディオショップの協力の下「人間が関知できるほどの変化は5年以上経過したカートリッジやスピーカーに使用されているゴム系ダンパー類の硬化が原因。音質が劣化することで良い音に聞こえてしまうことがある。」と結論が出ています。数ヶ月でエージングによる効果が出たとしたら、不良品です。

と、大昔散々オーディオに狂った時の話は置いておいて・・・。

ファームウェアやソフトウェアのバージョンアップにより画質が変化することは有りますが、センサーの物理的なエージング(経年変化)というのはほとんど無いと思います。

ただし、太陽光などを長時間露出で撮影したような場合には「劣化」が起きる可能性はあります。

カメラは成長しませんが、ユーザーは成長しますので、やってはいけないことをやらなくなったり、より良い撮影方法を選択するようになることにより画質が良くなる可能性はあるでしょう。

余談ですが、オーディオにうるさい人の実力を知るには全く同じものを用意しておいて、聞き比べをさせる「偽ブラインドテスト」を行うのが一番です。

投稿: maro | 2011.06.26 15:45

maro様 いつも楽しいレポートありがとうございます。
私の愛機、SD15も撮影間指数が5000枚近くになり、カメラと自分の相性が良くなってきたところです。

ところで、カメラには「エージング効果」というのはありませんか? オーディオの世界では、購入した直後には、音楽的な美しい音を出すことはありませんが、数ヶ月後には見違えるほどの音質に変化します。なので、「エージングして…」なんかよく話題に出てきます。

カメラの世界では、例えばFoveonセンサーが撮影枚数に伴って、光情報になれて、電流の流れが安定し、どんどんシャープな映像に変わっていくなんてことがあるのかと考えたりもします。実際私のカメラも画質が良くなっている感じもしますが…、同じ条件で撮影を比べたことがないので気のせいかもしれませんが…。

SD1はその点いかがでしょう? どんどんカメラが成長していませんか?

投稿: てんまる | 2011.06.26 11:56

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