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SD1 の謎 その2 オートブラケット 2011/07/14

オートブラケットは最適と思われる露出に対して指定した EV 量を加減して連続的に複数枚の撮影を行うための機能である。加減量 EV 0.3 にセットして5枚のオートブラケット撮影を行ったら、一番暗いものは EV -0.7、次が -0.3、0、+0.3、+0.7 で撮影されなければならない。

1年ほど前にウェブサイト上で、最も多用される自動露出制御の方式は絞り優先 AE で、自動露出を使って撮影するユーザーの8割がこの方式を選択すると書いてあるのを読んだ覚えがある。私自身、自動露出制御でプログラムやシャッター優先 AE はその精度などをテストする時以外は使ったことがない。つまり、実際の撮影においては 100% 絞り優先 AE を使う。

下の画像は昨日、オートブラケットで撮影したものを SPP のメイン画面に表示させたものである。横並びでオートブラケット撮影した5枚を並べてある。私のオートブラケットは一番暗いものから順番に撮影する設定になっている。真ん中が補正なしである。赤い矢印でポイントしてあるシャッター速度をご覧頂きたい。真ん中の補正なしを基準として、矢印の下に本来のあるべきシャッター速度を表示してある。


横1行目は 1/6000、1/6000、1/4000、1/3200、1/3200、4行目は 1/800、1/800、1/500、1/400、1/400、そして、6行目は 1/1000、1/800、1/800、1/500、1/400 となっている。これはとてもおかしい。指定した露光量の補正が正しく行われていない。2行目はシャッター速度が最高速になっているので仕方がないが、3行目と5行目はちゃんと指定した補正量 EV 0.3 でのブラケットが行われている。

カメラが指定されたオートブラケット撮影を実行する際のやり方は2通りの方法が考えられる。1つめは適正露光値を固定して、シフト量に応じて露出を変化させる方法、2つめは実際にシャッターが切れる直前に再度測光し、その値にシフト量を加えて露出を変化させる方法である。

SD1 がどんな方法でオートブラケット撮影を実行しているのかを調べるために、5枚のオートブラケット時に全く明るさの異なる被写体に向けて撮影してみた。

それでわかったのは SD1 は実際にシャッターが切れる直前に再度測光し、その値にシフト量を加えて露出を変化させていると言うことである。ちなみに私の SD1 はシャッターボタン半押しで AEL が働かないようにしてあるが、それとは関係はなさそうだ。

もちろんオートブラケット撮影は明るさが変化しない同じ被写体に対して同じフレーミングで行うのが普通である。が、オートブラケットの最中に被写体の明るさが変化しても、SD1 はそれに追従し、その上で指定された露出補正を掛けることがわかった。しかし数秒の間隔で撮影しているにもかかわらず、正しくオートブラケットしてくれないのはチョット困る。適正露光値を固定して、シフト量に応じて露出を変化させる方法に変えて欲しいと思う。

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