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色を楽しむ その13 DIC カラーガイド 2012/06/23

この記事は実際には昨日の夜に書いたものである。今日はチョットやらなければいけないことがあるため、記事を書けないかも知れないので、朝のうちにアップしておく。明日は新百合ヶ丘まで出かけなければいけない。今日だったら黒川まで足を伸ばして、シグマに遊びに行けるのに・・・。(^^;


プロには常識となっている事でも、アマチュアの方々が全く知らないと言うことがたまにある。このカラーガイドもその一つかも知れない。今日は実際に「色味」が重要な写真を印刷原稿として納品する時にプロが使う色指定の方法を一つご紹介する。

SIGMA SD1 + 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM @28mm f:7.1 1/25Sec. ISO 100
絞り優先AE、ホワイトバランスは「オート」、カラーモードは「スタンダード」

この写真はとある目的のために今月の1日に撮影したものだ。ソフトウェアの比較テストだったため、厳密な色を出す必要は無く、撮りっぱなしで露出とコントラストを調整しただけ。

上の写真の右側に写っているのが業界でよく使われる「DIC の色見本」である。ここに写っているものは何種類かある DIC(旧大日本インキ化学工業株式会社)の色見本の中でもアート紙に CMYK で印刷してある「プロセスカラーガイド(第1版 1991年)」で、印刷物の色味指定に使われる。

残念ながらこの「プロセスカラーガイド 1000」は既に販売を終了していて、現在では入手不能である。が、もっと汎用性の高い元祖 「DIC カラーガイド PART1(652色 ¥9,450)」「DIC カラーガイド PART2(637色 ¥7,140)」 は入手可能だ。

カラーガイドを買うと一緒に付いてくるカラーセレクターのデータ集には CMYK、RGB値、マンセル値が表示されている。決して安いものではないが、もの凄く興味がある方は「DIC カラーガイド PART1」だけでも購入してみると良いかも知れない。アマゾンで¥8,550 である。 撮影に使った「プロセスカラーガイド 1000」は捨てるのももったいないので取ってあるのだけど、どうしても必要となったら、こちらの新版を使う予定。

SIGMA SD1 + 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM @50mm f:7.1 1Sec. ISO 100
絞り優先AE、ホワイトバランスは「オート」、カラーモードは「スタンダード」

このカラーガイドは色指定時にミシン目から小さくカットして原稿に添付できるように作られているので、正確な色再現が必要な場合にはこのカラーガイドを一緒に写し込むと良い。あるいは同じ照明の下で別撮りをしても良い。ただし、くれぐれも光が直接反射するような角度で写さないよう気を付けて欲しい。(一度だけ、それで失敗したことがある。)

カラーセレクターのデータ集にある CMYK 値は印刷の色指定に使えるし、ウェブサイト用の画像を作る場合には RGB 値を参考にすれば良い。もしカラーガイドの中に同じ色が無い場合は「これとこれの間」の様な指定も不可能では無い。

正確な色を出すことが求められる業界の方には必需品と言っても過言ではないだろう。国際的には 今は x-rite の子会社となってしまった PANTONE のが通用するのだろうけど、我が祖国日本においては DIC が一般的である。あ、私のケータイは PANTONE だった。


今日の BGM

「バラ色の雲:ヴィレッジ・シンガーズ」
「なのにあなたは京都へゆくの:チェリッシュ」
「虹色の湖:中村晃子」
「夜霧の街:南沙織」
「リンゴ追分:美空ひばり」(合掌)
「雪あかりの町:小柳ルミ子」
「ふりむかないで:ザ・ピーナッツ」
「びしょぬれワルツ:西島三重子」
「東京ららばい:中原理恵」
「うちあけばなし:九重佑三子」
「雨のエアポート:欧陽菲菲」
「フェニックスハネムーン:デューク・エイセス」
「哀愁のページ:南沙織」
「誰もいない海:トワ・エ・モア」
「私は泣いています:りりィ」
「地上線:西島三重子」
「我が良き友よ:かまやつひろし」
「CHA-CHA-CHA:石井明美」
「田園交響楽:南沙織」

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コメント

> 獅子鶏さん

全くご指摘の通りです。紛らわしくてスミマセン。

が、ここで「汎用性」と言う表現をしたのは、カラーセレクターのデータ集に CMYK だけでなく RGB 値やマンセル値が示されるようになった為で、プロセスカラーガイドでは CMYK と P- の DIC 番号しか表示されていない事と比較しての表現とご理解頂けますれば幸いです。

投稿: maro | 2012.06.23 17:32

「プロセスカラーガイド 1000」と「DICカラーガイド PART1〜2、日本、フランス、中国」は、業務的には扱う印刷インク「CMYK」と「特色」という違いがあり使用目的がかなり異なりますね。「もっと汎用性の高い…」と言う表現が少々気になったもので…。

カラーセレクターのデータ集部分が必要であればiPhoneやiPad用にDICから「カラーガイド」「カラーガイド for iPad」というアプリが無料で出ていますので、ディスプレイの精度の問題はありますが、まずはそちらを利用されるのも良いかと思います。

投稿: 獅子鶏 | 2012.06.23 16:32

> 通りすがりさん

え~~~~と。スミマセン。ナイショです。(^^;

> kahoo さん

KAHOO さんにとっては商売道具ですね。国別はおフランスとニッポンと中国ですね。私は2年ほど前に 19 版のミニチップをデザイナーから見せられて、即買ったのですが、 PART 2 を買うべきかどうか、散々悩んだ末、私にとっては無駄な支出であることをしっかりと自分自身に言い聞かせました。

アマチュアカメラマンには全く不要なものです。

投稿: maro | 2012.06.23 14:53

毎度おなじみDICのカラーチップ。仕方ないけど、たかいですよね。フランスの色と日本の色ももっています。

投稿: kahoo | 2012.06.23 12:33

ソフトウェアの比較テスト、興味あります。
何と何を比較されたのですか?

投稿: 通りすがり | 2012.06.23 12:03

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