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仕事が一段落。昨日の続き。 2012/09/19

昨日と今日は仕事で普通に忙しかった。先ほど家へ帰り付いたのは午後6時30分。この記事は夕食をする前から書き始めている。

今朝、出かける前に聞いた山木社長のフォトキナでのプレンゼンテーションで判明したことも含めて、昨日の記事に付随した情報を書く予定。


現在発売されている 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM はその前の OS のない 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO と比較した時に、望遠端以外では今ひとつの甘い印象を受けたレンズである。決して悪いレンズではないのだけど、SD1/SD1 Merrill 用と考えると(SD1 でのテスト撮影はしてはいないけど)イマイチの印象。17-50mm と比較しても少々力量不足を感じた。

今の 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM は 13群 17枚で非球面が3枚、ELD ガラス製レンズが1枚使われている。最大径 79mm、全長 88.9mm、重量 535g。今回発表になった 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM は 14群 16枚で非球面が3枚、FLD ガラス製レンズが2枚、SLD ガラス製レンズが1枚使われている。最大径 79mm、全長 82mm、重量 470g。エレメントの総枚数が1枚減ったけど、全体の構成は贅沢になり、長さと重さが少なくなっている。

Contemporary ラインの製品なので超高解像度センサーで使った場合には今ひとつの描写となる可能性は高い。が、実際に写してみないことには何とも言えない。個人的な予想としては、かなりのレベルになるような感じであるが、出たら 17-50mm F2.8 と比べてみよう。

>>> 食事のため中断 <<<

35mm F1.4 について社長がプレンゼンテーションで強調していたのは軸上色収差、それもピントが少し外れている部分でコントラストが高い被写体の周囲に出る色収差を極力低減していること。今時のレンズで軸上色収差があるレンズは珍しい。が、それはあくまでもピントが合っている部分に付いての話だ。

シグマのレンズでも製品名に APO が付いているレンズは軸上色収差を低減するために低分散ガラスのレンズを使用して、軸上色収差をしっかりと補正してある。しかし、そんなレンズでもピントが外れているハイコントラストな部分では、柔らかいグリーンの縁取りが見られることがあった。そして、このピント外軸上色収差を低減するのは至難の業であると聞いた覚えがある。

Art ラインの製品に関しては、現時点でシグマが持てる全ての技術とノウハウをつぎ込んで、他社のレンズに一歩もひけを取らないレベルの製品を出してくると期待できる。社長のプレンゼンテーションにもあった様に超高解像度センサーが当たり前になってきた現在、それに対応できるクオリティーのレンズが求められるのは当然の帰結であろう。

Sport ラインの 120-300mm F2.8 はレンズ構成は変えずにデザインと耐気候性を高めたレンズであると社長が言っていた。防塵防滴ではないかも知れないが、鏡胴の精度をそれに近いものに仕上げ、柔らかい洗練されたシェイプを持った美しいレンズになるようだ。


USB Dock で可能になるカスタマイズは思っていた以上のものであった。ズームレンズの場合、各焦点距離、各撮影距離毎に合焦位置制御が出来、高速 AF、通常 AF、スロー AF と AF の速度まで選択できる。Sport ラインのレンズに対しては AF リミッターを設定でき、例えば飛行機などを撮る時にはかなり遠くの距離から無限遠までの間しか合焦させないことも可能になるようだ。

各焦点距離、各撮影距離毎の合焦位置調整は、かなり面倒な作業になると思うが、それで AF の精度が上がるのであれば、私は喜んで挑戦しよう。

プレゼンテーションの中で A1 に使われているセンサーが Merrill センサーであることは言及されたが、何枚使っているかは語られなかった。企業秘密かも知れないけど、今度シグマに聞いてみよう。


本日のとても綺麗な夕焼けと、日没の一瞬前に空に掛かった大きな虹はカメラを持っていなかった為に撮影できなかった。すご~~~く悔しい。

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コメント

> imac さん

コメントありがとうございます。

FOVEON センサーからの出力を JPEG 化するためにはかなりの演算が必要と思われます。

現時点でのカメラから出力される JPEG には RAW で撮影して SPP で現像したものと比べてしまうと、今ひとつの甘さを感じます。

もちろんカメラから出力される JPEG が良くなって欲しいとの願望はありますが、それにはかなりの時間が掛かるような気がします。

私自身は SD1 がパッと撮って、サッと出せるカメラになったとしても、それを自分で現像したものと比べたくなる事は確実なので、あまりカメラ内 JPEG の画質にこだわっていないことを白状しておきます。

投稿: maro | 2012.09.22 18:44

 maro さん、いつもお疲れ様です。常日頃楽しみに拝見させていただいております。
本当に maro さんの記述には頭が下がります。私たちが思っていたこと言いたかったことを
代表して話して下さって・・。

新しい製品が出ることは楽しいことですね。その反面手持ちの機材をどうしょうかと悩んだりもしますが、今までにない製品を使用できる喜びに比べたら何でもありません。

35mm1.4 の発表、的中でしたね。私もこのレンズは欲しいレンズの一つです。
今一番欲しいレンズは 135mm2.0 です。シグマさんにこのレンズも早く出してもらいたいものです。

あとレンズのラインナップが CAS とハッキリとしたコンセプトを打ち出した訳ですから
DP シリーズ、現行の 1.7 倍の SD16 シリーズ、フルサイズの SD1F シリーズと
ぜひとも進化してもらいたいです。

私的には、最近夕日など見た事もありません。maro さんや他のみなさんの写真を見ながら
ライフワーク的な写真をもっと撮りたいなと思っているところです。

それと大変遅れてしまいましたが SD1 の私の使用した感想は DP シリーズで色調が改善されてきていますので述べさせていただきますが色のりがあまり良くないと感じました。
また画素数はこのままで十分なのですがフラッグシップにはフルサイズ機をお願いしたいです。また RAW ではなく同じ土俵の JPG での勝負を重ねてお願いします。

なかなか maro さんにコメントしようと思いながらコメントできずに少し悪い気がしていましたが思い切ってコメントさせていただきました。
お体大切に、これからもご活躍を楽しみにしております。

投稿: imac | 2012.09.19 23:24

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