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光量不足のポートレート 2013/06/28

画像掲示板で紹介されている女性をアンダーな条件で写したらしわだらけに写ったので、DP2 Merrill を返品したとのブログを読んで、何とも複雑な気持ちになった。

確かに Merrill センサーはポートレートには向いていない。が、無いはずのしわが写るからではなく、普通は気が付かない肌のキメを正確に描写してしまうからである。

色味にしても逆光では顔が暗くなるために彩度が落ちるので、あまり良い色では出ない。一般的なコンパクトデジタルカメラは肌色を自動的に調整してしまうので、(不自然ではあるが)そこそこ見られる色で出してくる。

が、デジタル一眼、それも中級機以上のモデルになるとニュートラルな色調で写したら、本当の肌の色を再現してしまう。蛍光灯に照らされた人間の肌がどんな色をしているのか、じっくり観察して欲しい。また、街を歩いてすれ違う人の肌の色が如何に千差万別であるかも実感して欲しい。

本当の肌の色は私たちが望むほどには美しくないのである。

今朝、母親に抱かれた我が家の6ヶ月を過ぎた息子を蛍光灯の下で、ストロボを使わずに撮ってみた。さすがにホワイトバランスとカラーモードは撮影したまま(オート、スタンダード)ではなく、現像時に蛍光灯とポートレートに変更したけど、その他のパラメータを一切変更しないで(つまり全部ゼロ、ノイズリダクションは真ん中)現像するとこうなる。


で、イロイロいじくって現像するとこうなる。うるさいことを言わなければそこそこ見られるものに仕上がる。

カメラを見ているユー君
SIGMA DP3 Merrill @f:2.8 1/13Sec. ISO100
絞り優先AE、AF、ホワイトバランス:蛍光灯、カラーモード:ポートレート
露出 +0.7、コントラスト -0.3、シャープネス -1.0、FillLight +0.3、CC 8M+7Y、輝度ノイズリダクション最大。

実際の色はこれほど美しくは無い。蛍光灯の下の人肌は実に悲しい色をしている。

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コメント

SD9の頃から古今東西のZeissのレンズを使って、主に愚娘(という言葉はないですが)のスナップ写真を撮ってきました。蛍光灯下の条件の悪い生データも全部残してあります。SPPの進化で救われることもありますから。
今も肌色を出すは大変で、どれが本当かどれが美しいのかどれが記憶に近いのか、同じ写真でも現像する度に違います。
ただ皺や黒子などについてはフォトショップ等を使って修正するしかなく、プリクラのような画になるいまどきのカメラで撮ってしまうとそれもできなくなってしまうので、私はFoveon一択ですね。
スミマセン、釈迦に説法でした。

投稿: 湯葉 | 2013.07.01 15:56

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