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SIGMA 30mm F1.4 DC HSM をテスト & ショコラ記念日 2013/07/06

一昨日、SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @Art を SD1 に着けて手持ちでテスト撮影を行った。結果がイマイチだったこともあって、今日は三脚に乗せ、マニュアルフォーカスで撮影し直した。

このレンズは今年の4月5日にシグマ用が発売されたので、既に発売から3ヶ月が経過している。旧タイプの SIGMA 30mm F1.4 EX DC HMS を私は4本試して、最終的には手元に残っていない。柔らかい描写は許せるのだけど、かなり露骨な像面湾曲(f:5.6 まで絞っても中心部にピントが合っていると周辺部が甘く、周辺部にピントを合わせると中心部が甘くなる収差)があったため、風景には今ひとつ不向きなレンズで、ポートレート専用と考えると少々短すぎるため、常用のレンズとはならなかった。

また、このレンズに関しては既に多くのレビューが書かれているので、それをご覧頂くのも良いだろう。

日経トレンディネット 鹿野貴司の「実写で味わう最新交換レンズ探訪」

デジカメWatch 交換レンズ実写ギャラリー

Map Camera 【スプリングバトル】SIGMA 30mm/f1.4 新旧対決!


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art
by SIGMA DP2 Merrill @f:5.6 1/200Sec. ISO100
マニュアル露出、AF、ホワイトバランス:オート、カラーモード:スタンダード
Photoshop にてレタッチとトリミング

で、本日いつもの風景が自宅の大改修工事で撮影できないので下に降りて、JR の金網フェンスやいつもディストーションを見るために撮影しているマンションの壁を撮ってみた。

このレンズで撮影された画像だけでは判断が難しいと思い、30mm では最も良い描写をする相手を選んで、ほぼ同時に撮影している。撮影に使用したカメラは SIGMA SD1、比較の相手は DP2 Merrill である。


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:1.4

中心部のピントは意外と良い。が、軸上色収差がわずかにあり、ピントが少しでも甘くなるとハロが出る。周辺部は許容範囲外。ボケ方から判断してコマ収差が多く残っているようだ。


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:2.0

1段絞った状態。すでにハロは出ない。が、35mm F1.4 でもそうだったのだけど、なぜかこの f:2.0 だけ周辺部の緑被りが目立つ。周辺部はまだ大分甘い。


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:2.8

2つ絞った状態。周辺部はまだ少し甘い。


SIGMA DP2 Merrill @f:2.8

DP2 Merrill の 30mm はおそらく現存する 30mm の中では最も解像度が高く、倍率色収差も極小で、周辺まで均一の描写をする夢のようなレンズ。それと比較するのはあまりにも残酷である。が、敢えてやってみた。DP2 Merrill の描写力を改めて実感する1枚である。


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:4.0

かなり良い描写。周辺部は少し甘いが、実用上は十分。A4 サイズであればこの甘さはわからないだろう。なお、遠景とは大分距離があるので、金網とポール、手前のドウダンツツジの描写で判断して欲しい。


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:5.6

開放値 F1.4 のレンズとしては非常に良い描写。周辺部の若干の甘さも許容範囲。


SIGMA DP2 Merrill @f:5.6

DP2 Merrill の f:4.0 ~ 6.3 までの描写は、焦点距離 30mm のレンズとしてはおそらく世界一。全く文句の付けようがない。


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:8.0

非常に良い描写。完璧とまでは言えないが、実用上は全く問題ないと言える


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:11.0

Merrill センサーで f:11.0 まで絞ると回折の影響が見えて来る。A2 サイズくらいまでなら問題は無いと思うけど、ディスプレイ上で1:1で見ると f:8.0 よりも甘くなっていることがわかるだろう。


ここまでが、家の前を走っている JR の金網と手前の植え込みを撮ったテスト画像。ここから下はいつも歪曲のテストで撮影しているマンションの壁である。


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:2.8

歪曲は思ったほど多くはない。平らな壁なので周辺部の描写も良くわかる。実用上は全く問題の無い描写である。


SIGMA DP2 Merrill @f:2.8

DP2 Merrill も歪曲はこの程度。このような被写体でないと判らないほど。それにしても凄い描写。


SIGMA SD1 + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM @f:5.6

歪曲だけ見ても面白くないので f:5.6 でも撮って見た。非常に良い描写である。


SIGMA DP2 Merrill @f:5.6

完璧。


明日はテスト撮影的でない写真を撮るつもり。


一年前の今日、マンションの駐輪場で私の脚に絡みついて来た迷い猫をウチのヨメさんが段ボール箱に入れて我が家に連れてきた。つまり、今日は「ショコラ記念日」。最近のショコラは約一ヶ月前に新たに我が家に来た「きなこ」を縄張りを荒らしに来たヤツと認識しているらしく、隙あらば追い出そうとして、追いかけ回す。

なので「きなこ」は未だに私の部屋に隔離状態で飼っている。「きなこ」はかなりおとなしい猫で自分からは決して挑んだりはしないけど、ショコラの顔を見ると「フーッ」と威嚇する。いつの日にか2匹の猫を同じ部屋で飼いたいと思ってはいるが、まだしばし時間が掛かりそうだ。

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