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SIGMA Photo Pro 6.0.0 が公開された 2014/06/25

SIGMA dp2 Quattro の発売が明後日、先週の内に SPP 6.0 が公開されると思っていたのに、今日までずれ込んだ。SPP は3年ぶりのメジャーアップデートである。さすがにメジャーアップデートとなると追加になった機能がてんこ盛り。

以下にシグマのウェブサイトからそのまま引用。

SIGMA Photo Pro 6.0の主な特徴は下記の通りです。

・SIGMA dp2 QuattroのRAWデータ(X3Fファイル)に対応しました
・メインウィンドウのサムネイル表示の高速化を図りました
・画像の調整結果をサムネイルに反映するように変更しました
・編集メニューに調整値の設定一括変更機能を追加しました
・調整パレット、表示ガイドのサイズ変更や、レビューウィンドウへのドッキングが可能になりました
・表示ガイドに座標位置、RGB値を表示できるようにしました
・表示ガイドにルーペロック機能を追加しました
・表示ガイドにカラー、モノクロのサムネイル切り替え機能を追加しました
・フリンジ除去の色相スライダーがキー操作に対応しました
・カラー調整を微調整しやすいユーザーインターフェースに変更しました
・画像調整のUndo、Redo(取り消し、やり直し)機能を追加しました
・表示画質優先モードと表示速度優先モードの切り替えが可能になりました
・モノクロームモードに周辺減光効果機能を追加しました
・モノクロームモードに調色機能を追加しました

SIGMA dp2 QuattroのRAWデータ(X3Fファイル)のみに対応した機能

・1つのX3Fファイルにカラー、モノクロームそれぞれ3つの調整グループを保存できるようにしました
・ホワイトバランスに色残し(オート)と色温度補正機能を追加しました
・カラーモードにサンセットレッド、フォレストグリーン、FOVクラシックイエロー、シネマを追加しました
・画像のアスペクト比を変更する機能を追加しました
・出力画像のサイズにSUPER HIGHを追加しました
・白飛び軽減機能を追加しました


早速ダウンロードして、インストール。何から確認すれば良いのか迷うけど、SIGMA dp2 Quattro の RAW データが無くてもチェックが出来るところから始めよう。


・メインウィンドウのサムネイル表示の高速化を図りました

間違いなく、速くなっている。私のマシンのようにフォルダの数が非常に多いと前に開いたフォルダを開くまでに時間が掛かるけど、SPP 5.5.3 よりは間違いなく速くなっている。ところが、SPP 6.0.0 をインストールした後で SPP 5.5.3 の速度を調べると、そちらも速くなっている。不思議である。シグマはアナウンスしていないけど、Windows 版の SPP 6.0.0 は 64 ビットネイティブである。これだけでも現像処理は速くなるに違いない。


・画像の調整結果をサムネイルに反映するように変更しました

これは JPEG や TIFF を保存する際に X3F ファイルに保存するにチェックを入れても、サムネイルには反映されない。他の画像を表示しようとしたり、レビューウィンドウを閉じようとしたときに「設定が変更されています。X3F ファイルに保存しますか?」と言うダイアログ画面が出たときに「はい」をクリックした場合にのみ反映される。マニュアルのどこに書いてあるかを探したけど、見つからなかった。


・編集メニューに調整値の設定一括変更機能を追加しました

選択した、あるいはフォルダ内の全ての X3F ファイルに対して、SPP で設定が可能な全ての項目をこの画面で指定した値に一括でセットすることが出来る。つまり、現像処理を行わずに、ユーザーが希望する現像パラメータを指定した X3F ファイルに保存することが可能になった。しかも設定したい項目はユーザーが指定できる。ダイアログ画面を開いたときには全項目にチェックが入っているので、設定不要な項目はチェックを外すことをお勧めする。敢えて文句をつければ、実際の書き込みにかなりの時間が掛かる点である。私の環境では1枚あたり10秒掛かった。どの項目をチェックすると時間が掛かるのかを調べてみたけど、設定する項目数に関係なく、常に1枚あたり10秒掛かった。


・調整パレット、表示ガイドのサイズ変更や、レビューウィンドウへのドッキングが可能になりました

調整パレットを2つに分けたのは正解だと思う。一つだと常にスクロールさせなければならないが、調整パレット2枚を重ねて置くことで、クリックにより即座にアクティブになるため作業効率は高い。が、表示ガイドのサイズ変更をレビューウィンドウズ上で行うと、必ずドッキングしてしまう。ドッキングする、しないを何らかの方法でユーザーが選択できた方が良い。


・表示ガイドに座標位置、RGB値を表示できるようにしました

これはお願いしていた機能の一つ。今までは画質優先にしてルーペを使わないと RGB 値を調べることはできなかったので、大いなる進歩である。ただ、警告の表示を ON にしていると、そこにマウスポインタを置いた時に表示される RGB 値が警告の色(255,0,0 あるいは 0,0,255)になってしまうのは悲しい。が、警告表示を OFF にすれば良いだけなので大きな声で文句を言うほどのことではない。


・表示ガイドにルーペロック機能を追加しました

ルーペを ON にして特定の部分を拡大表示させルーペロックボタンをクリックするとルーペロックが ON になる。その状態でルーペを拡大してチェックしたい場所にドラッグして、クリックするとその拡大画像がロックされる。その画像を見ながら画質の調整を行う事が出来る。調整が完了したらルーペロックボタンをクリックすることで、その調整が全体に反映される。倍率色収差補正やフリンジ除去、あるいは特定の部分の微妙な色調調整など使い道はいっぱいありそう。これはとても良い機能である。が、私の環境だけの問題かも知れないがルーペを ON にしても、ルーペロックボタンはアクティブにならなかった。バグ?


・表示ガイドにカラー、モノクロのサムネイル切り替え機能を追加しました

設定が保存されている画像の場合、表示ガイドに示されるサムネイルをカラーかモノクロで表示させることが出来る機能らしい。試してないので、良くわからない。


・フリンジ除去の色相スライダーがキー操作に対応しました

これはフリンジ除去の「色相範囲」と「適用量」をクリックしてアクティブにしたときに、マウスだけでなく、キーボードの上下左右の矢印キー(±1)と PgUp PgDn(±2) Home(最小) End(最大)キーでスライダーを動かせるようになったと言うことである。ただ、これは色相スライダーだけでなく、全てのスライダーがそうなっている。フリンジ除去とハイライト補正のスライダーで PgUp PgDn を押したときの移動量は2目盛だけど、それ以外のスライダーでは8目盛である。


・カラー調整を微調整しやすいユーザーインターフェースに変更しました

従来の CMY だけでなく ブルー←→アンバー、グリーン↑↓マゼンタ での表示が加わり、カラー調整のカラーマップ枠内をクリックするとキーボードの矢印キーでポインタを動かせるようになった。また、CMY の変更量も最小 0.25 となってかなり微妙な色調整が可能になった。素晴らしい。


・画像調整のUndo、Redo(取り消し、やり直し)機能を追加しました

カラー調整では Undo は出来た。が、他のところで Undo が有効になるところは見つけられなかった。マニュアルにはそのあたりの記載は見つけられなかった。


・表示画質優先モードと表示速度優先モードの切り替えが可能になりました

以前は一方通行で、一度表示画質優先モードにすると表示速度優先モードに戻すことが出来なかった。それが出来る様になったのは、良い事だろう。


・モノクロームモードに周辺減光効果機能を追加しました
・モノクロームモードに調色機能を追加しました

モノクローム画像に変化を付ける意味では、面白いと思う。が、私自身はモノクロームは苦手なので、使うことはないだろう。

ここまでが Merrill センサーを使ったカメラで撮影した X3F ファイルを SPP 6.0.0 で現像する時に新たに加わった機能である。

それ以前のカメラで撮影したファイルを開こうとすると「このX3Fファイルは開くことができません。新しいバージョンの SIGMA Photo Proに更新してください。」と表示される。DP2x などで撮影したファイルは SPP 6.1.0 が出るまでは SPP 5.5.3 で現像しなければならない。

従来は SPP をインストールする場合は常に「アップデート」だったけど、今回の SPP 6.0.0 は新たにインストールされる。これは SPP 5.5.3 でなければ現像できないファイルがまだあるからだろう。

現時点では dp2 Quattro で撮影した X3F ファイルがないので、これ以上のチェックはできない。Core2 Duo の Windows 7 32 Bit マシンにインストールして見たけど、とても遅かった。

チョットした不具合も見つけたけど、私の環境だけの問題かも知れないので、ここでは公表しない。シグマには報告済み。例によって案外早い時期に SPP 6.0.1 が出るかも知れない。(^^;

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コメント

山木社長からも正式なツイートがありましたね。
https://twitter.com/KazutoYamaki/status/481977196609675264

投稿: omiya | 2014.06.26 13:58

ウイルスソフトは使っていませんし、USBメモリースティック、SDカードなど差しっぱなしはありません。恐らくプログラム上のバグではないでしょうか。十分な検証を行わないで公開してしまったのでしょう。今回のSPP6.0の公開はずいぶんあわてすぎたというか、 Quattroそのものの発売を急ぎすぎたのかもしれません。Win版も遅くなったとの声も聞きますしね。気長に待ちます。

投稿: omiya | 2014.06.26 12:30

私のMacでもちょっとトラブルが…。
早速、連絡しましたが、SIGMAサイトでダウンロード中止のお知らせが出ましたね。
明日までに間に合うか?

投稿: フォベオンのめざめ | 2014.06.26 11:10

> omiya さん

私は Mac ユーザーではありませんが、会社には 40 台ほど Mac があって、その面倒も見ています。

ウィルスチェックソフトの種類によってはアプリケーションを異常に重くするものがあるそうですが、何かお使いですか?

USB メモリースティック、あるいは SD カードが刺さりっぱなしになっていませんか?

いずれに致しましても、ご使用の Mac の型番、OS X のバージョン、起動時にメモリに常駐しているソフトウェア等をシグマに教えてあげてください。

投稿: maro | 2014.06.26 00:47

Mac版は全ての動作が死ぬほど遅くなりました。1/5位。なので使用を断念。しかし、シグマのイベントでは常にMacでのデモがされるのに、どうしてMac版の方が不具合が多いのでしょうか。。

投稿: omiya | 2014.06.25 23:53

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