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sd Quattro H もきっとそんなに高くない。 2016/06/26

【本日3本目の記事】

6年ほど前に山木社長から APS-H サイズ(1.3x)の FOVEON センサーはどうかと尋ねられた。DC レンズが使えるなら良いと思いますと答えた覚えがある。

その時、なぜ 1.3 倍なのかは尋ねなかったけど、イロイロ調べたら円いシリコンウェハー上にセンサーのパターンを作って行く際に 1.3 倍の大きさが余分な無駄を出さないサイズらしいと言う事を小耳に挟んだ。(=不確実な情報)

でも今はシリコンウェハーの単価がかなり下がっているようで、実際のセンサーの価格に反映されるのはウェハーそのものの価格よりも歩留まりに寄るところのが大きいらしい。(かなり確実な情報)

FOVEON X3 Quattro センサーの歩留まりがどの程度なのかは決して教えてはもらえないだろうけど、sd Quattro と sd Quattro H の原価における価格差はさほど大きくないのではないかと推測している。

だから、sd Quattro H の実売価格は 12 万円と予想しておこう。しかし、例によって、私の予想は大きく外れる可能性があるので、アテにしてはいけない。

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コメント

> ポロダハさん

SD1 が 70 万円になったのは、そのあたりが原因かも知れませんね。原価が高くなっと言うよりは、少量しか生産できないので、誰もが買いたくなくなるような価格を付けて、売れないようにした・・・のかも。

となると、キャッシュバックの 40 万円は初めから織り込み済みだったのかも知れません。


> noboti さん

他社のミラーレスに比べて特別安いとは思いませんが、FOVEON センサーが搭載されていて、さほど台数が出ないカメラである事を考えれば、やはり8万円は安いと思います。

Quattro H は本当に悩ましいです。

投稿: maro | 2016.06.29 22:17

Quattro H はCP+の時、山木社長が、Hのセンサーはプロセスが一世代進んでいると仰っていたのと、最初CP+前に発表されてた、連写時の秒間連写数もHの方が多かったと思うので、Copper配線になったのではないかと期待してます。その分ノイズも減るでしょうし・・・

今のところ、Hを買うつもりで、ちょっとずつArtのDGレンズを揃えてるので
 (α7Rでの天体撮影用に) (笑)
でも無印が、こんだけ安いと買ってしまいそうな自分が、ちょっと怖いです(^^);

投稿: noboti | 2016.06.29 00:40

そろそろ時効なので、某技術者から聞いた話をうpしてもいいかなと思いますが、どうも初代SD1用のFOVEONセンサーを製造する際、ウェハーからセンサーチップを切り出すと、せっかく積層した回路がボロボロになってしまい、ほぼ全滅だったようです。
専用カッターの開発でなんとか無事切り出せるチップの数が増えたようですけど、普通の撮像素子より形成される層の数が多く構造も複雑なので、もろく崩れてしまう確率が高かったようです。
FABは韓国ですから、カッター以外の問題もあった可能性は高いですけど、ステッパーはドイツ製か日本製ですので、何処で製造しても似たようなモノですよね。
構造が異なるCCDならともかく、もっと複雑な構造のチップでも製造できるだけのFABですから、プロセスがますます精細化し、小型化が当たり前の半導体製造の世界で、巨大化が求められる撮像素子は異端児なんでしょうね。

裏面照射型センサーも、貼り合わせ技術がハンパなく難しい上、貼り合わせた部分が切りにくいそうですけど、生産量が多いので専用カッターの開発にも抜かりは無かったはずです。

いずれにしても、APS-H サイズの FOVEON センサは、それほど高くならないだろうというのはmaroさんの予想通りになると思います。
ライカ判サイズだとステッパーから変えなければいけなくなる上、30cm以上のウェハーにしなければ無駄が多すぎるようですから、FABから変えなければダメかもしれないですね。

投稿: ポロダハ | 2016.06.28 10:33

> haghog さん

dp Quattro はレンズ固定式なので、レンズの種類によって 0 ~ 3 までの番号が付いていますが、sd Quattro はセンサーサイズの違いで、無印と H になっています。

次に出るものが何というモデル名になるのかは、私にもわかりません。


> nobunora さん

暗部の特性や感度を上げるのは FOVEON センサーの構造上かなり難しいのではないかと考えています。

実際に sd Quattro H がいくらになるのかは出てみないとわかりませんが、さほど高くはならないと推測しています。

投稿: maro | 2016.06.26 22:11

センサーの大きさとセンサーサイズですが、シグマのセンサーは8インチウェハで作っているからだと思います。
ざっくりですが、APS-Cのセンサーチップの横幅が20mmなら、横幅で9個しか取れません。
ウェはの外周部は2〜5mmほど加工できない領域があるため10個を取ることはできません。
そのため18〜15mmほど無駄な領域ができてしまいます。

逆にAPS-Hでセンサーチップの横幅が27.7mmなら7チップで193.9mmくらいがギリギリ加工できる領域になります。
27.7/20が1.385なので、1.3倍の大きさが余分な無駄を出さないという根拠になっているんだと思います。


また、センサーの歩留まりは厳密にはFABとそこで使用するプロセスで決まってしまうのですが、
ソニーを除いて他のメーカーはAPS-Cでも3〜6割程度だったと思います。

実は裏面照射型センサーを生産できるメーカーはけっこうあるのですが、とにかく歩留まりが悪いらしいです。
そのためソニーと同じ数量を納品するためには、2〜4倍ウェハを生産しなければならないという話を聞いたことがあります。
そんなや安売りはいくら何でもできないので、結果として商売にならずやらないということになっているようです。


仮にFovenのセンサー歩留まりが5割だったとして、歩留まりが8割に上がればそれだけでコストは4割近く下がることになります。
ただし、同じFABプロセスでセンサー歩留まりを3割も改善することはかなり厳しいです。
おそらくFABを変えて歩留まりの改善を行った結果、価格の低減ができたのではないかと思います。

DP用はそこそこ数が見込まれるため新FABでは冒険できずに従来FAB、SDは数が出ないため試作扱いでの少量生産だとしたら、
SDはセンサーの特性も若干改善される可能性もあります。

あくまでも可能性の話ですが特に暗部の特性は改善されるかもしれません。
色々な意味でMaroさんの比較検証レポート楽しみにしています!

投稿: nobunora | 2016.06.26 21:59

maroさん一つ質問があります。

なんでクワトロには1,2,3などという番号はつかないのでしょうか?

クワトロ世代は無印と、Hで終わってしまうのでしょうか?

悩み始めてしまいました。

投稿: haghog | 2016.06.26 21:56

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