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sd Quattro 体感イベントのレポート。 その12 2016/07/03

【本日5本目の記事】

※ 倍率色収差の補正 ※

SIGMA sd Quattro の体感イベントで 50-100mm F1.8 DC HSM | Art を着けて撮った写真で、あまり美しくないフリンジが出てしまった写真がある。この記事の直ぐ下にある記事の上から4枚目の写真がそれである。

空に対して逆光になっている部分で好ましくないフリンジが発生。momo195 さんから「軸上色収差が少し残ってますかね。」とコメントを頂いた。私はそれに対して「軸上色収差と言うよりは倍率色収差の過剰補正+フレアーによるフリンジだと思います。軸上色収差の場合は極端にコントラストが高くない部分にも出ます。」と答えをお返ししている。

合焦している部分に軸上色収差が出るようなものは滅多に見かけない。最近のレンズでは絞りをあまり絞らずに写した写真で、ピントがボケていて、コントラストが高い部分の境界に軸上色収差が出ることは良くある。が、合焦している部分にはまず出ない。

で、『後で「倍率色収差補正」をマニュアルで調整してみます。』と書いてしまったので、チョットやってみた。

まず、倍率色収差を補正していない元の写真。SPP で現像する際には [倍率色収差補正] の [レンズプロファイル] にチェックを入れるのがデフォルトであるが、そのチェックを外して現像したものである。

[倍率色収差補正] の [レンズプロファイル] にチェックを入れずに現像したもの。画面の左右上隅に倍率色収差によるフリンジが確認出来る。


[倍率色収差補正] の [レンズプロファイル] にチェックを入れて、現像したもの。直ぐ下の記事の4枚目と同じもの。倍率色収差のフリンジはかなり目立たなくなっているが、電柱の左側などに補正値が適正でないのか、副作用が出ている。


[倍率色収差補正] の [レンズプロファイル] のチェックを外し、マニュアルで [倍率色収差補正] の「赤」を +1.0 にして、フランジ除去マゼンタ を色相中心 0.50、色相範囲 0.5、適用量 0.5 で現像し、TIFF に保存したモノの JPEG 画像。マニュアルで補正しても、やはり余分な色づきが見られるので Photoshop の出番。レタッチ用に TIFF で保存。


上の TIFF 画像を Photoshop にてレタッチ。[選択範囲] → [色域指定] で明らかにおかしな色になっている部分のみを選択して、彩度を -50。


これで完璧とは言えないまでも、かなり目立たなくなったと思うけど、いかがだろうか?

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コメント

maroさん

やはり、ですか。。。
ありがとうございました。

投稿: 吉田 | 2016.07.04 20:18

> 吉田さん

大文字の DP シリーズにはレリーズを差し込むことが出来るソケットがありません。また、全ての dp シリーズにはシャッター速度 B (バルブ)もありません。

投稿: maro | 2016.07.04 19:25

Maroさん
こんにちは。
いまさらという質問をさせてください。
DP1xやDP2で長時間撮影(バルブ)用のレリーズはCR-21でいいのですか?
もともとバルブ撮影の機能はなかったんですかね?

すみませんがよろしくお願いします。

投稿: 吉田 | 2016.07.04 18:48

フリンジ除去のトライ有難うございます。

倍率色収差マニュアル補正 + フリンジ除去 + Photoshop で追い込むとここまで出来るんですね。

私の場合、倍率色収差補正マニュアル補正くらいで諦めていましたが、SPP のフリンジ除去機能くらいは習得して見ようかと思いました。

投稿: momo195 | 2016.07.03 23:24

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