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sd Quattro H はプロ用のカメラにして欲しい。 2016/07/04

写真とは関係ないけど、今日はインディペンデンスディ。米国の独立記念日である。


今年の六月、シグマは PHOTO Next に初めて出展した。以前からシグマはカメラやレンズを「プロ用ではない」と言う立ち位置で販売していた。事実、現在でもキヤノンやニコンのように「プロ向けのサービス」は行われていない(はずである)。しかし、PHOTO Next にレンズを出展したと言う事は SGV レンズがプロ用であると宣言したようなものだから、シグマが自社製品に対してのコンセプトを大きく転換したと考える事が出来る。

となると、残るはカメラのみ。年内に発売になるかも知れない SIGMA sd Quattro H にその役目を負わせるべきだと私は考える。

それに必要な事は4つ。

1つは、価格を高くしてプロ向けのサービスに対する費用を盛り込むこと。2つは SIGMA Caputure Pro でコンピュータのディスプレイ上に撮影前の画像を任意のサイズで表示出来るようにすること。3つ目は SFD モード撮影時にストロボのチャージに同調できるようシャッターが切れる時間の間隔をユーザーが設定できるようにすること、4つめは sd Quattro H のレンズ取り着け部にアオリ機能を持たせること。4つめが強度的に無理なら、アオリ機能を持つレンズを2~3種類用意すべきだ。

コストパフォーマンスに優れたスタジオ撮影や建築物の撮影には持って来いのカメラとなる事は間違いない。私は大昔にスタジオカメラマンである事を止めてしまった人間だし、再び写真で食べて行こうなどとは考えていないので、個人的にはどうでも良い話ではある。が、シグマ製のデジタルカメラがプロに使われる事を思うと、心が躍る。


ふと思いついた事をもう一つ。dp Quattro は7枚までの連続撮影が出来るし、インターバルタイマーの機能も持っている。ケーブルレリーズソケットも付いているので、ファームウェアのアップデートで SFD モードが実現できないだろうか?シグマに聞いてみよう。


さて、sd Quattro 本体が安かったため、パワーグリップも注文してしまった。シグマ史上最も希望小売価格が高いバッテリーを2本買うと、それだけで¥12,000 もする。

多分 Panasonic DMW-BLF19 と同じものだろうと言う事で Amazon で互換バッテリーを探したら¥1,300 ~ ¥2,580 くらいでいっぱい出ている。互換性が確認出来たら、試しに日本セルと書いてあるお馴染み ROWA JAPAN の電池でも買ってみよう。ただし、中国製の少々アヤシイ電池なので、使用は 100% 自己責任である。もし、そのバッテリーが原因でカメラが爆発しても、シグマは保証してくれない。もちろん私も責任は取らない。

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コメント

一つ気になるのが、ダストプロテクターの功罪です。
センサーにゴミが付くのを防いでくれる便利装備ですが、
同時にdpシリーズよりも画質が落ちる原因にもなっています。
そろそろ振動式にしてセンサー直上に改良して貰うと有難いのです。
後は、テザーで直ぐに見られる様になれば立ち合いの方達の
不満も無くなると思います。
Foveonの素敵な写真をもっと見て貰える様になれば良いですね。

投稿: ミック兄さん | 2016.07.28 05:50

> ミック兄さんさん

仰せの通り。プロ用機の一番大切な条件ですね。

投稿: maro | 2016.07.14 19:49

何時も楽しく拝見させて頂いています。

SD9、SD10、SD15、SD1Merrillと人物撮影が無くて、
店内が暗くない(BARとか)の取材撮影に使いましたが
SD9,10はたまにフリーズしてCFに書き込まれてなかったり
SD1Merrillは書き込みやプレヴューが遅すぎて立ち合いがある現場では心苦しい時が有りました。

一番快適だったのはSD15で安定していて書き込みやプレビューも京範囲で色も出しやすかったです。
(SD9,10はイチゴとかが出てきたらその部分だけPhotoshopで調整してました。)

写真は素晴らしく発注元にも喜んで頂けるのですが、
立ち合いの人にはどんなカメラを使うは関係ないので、
CanonやNikonではサクサク撮れて、どんな写真かすぐに見られるのに
綺麗かもしれないが何故そんな遅いカメラを使うのですか?
と聞かれると説明に困っちゃうんですよね。

sd Quattro H 待ちなので、まだ買うの我慢してますが、
フリーズしない、書き込みやプレヴューでお待たせしない、
撮ったデータが壊れていない、そんなカメラに仕上げてくれたら嬉しいです。

投稿: ミック兄さん | 2016.07.13 12:38

> 矢島公雄さん

仰せの通りです。あの有名なアイドルカメラマンである渡辺達生氏が sd Quattro のユーザーですからね。

投稿: maro | 2016.07.06 23:43

FOVEON センサーはテレセンに厳しい感じがするので、アオリはかなりハードル高いように思いますがどうなんでしょうね。
仕事カメラというより、作家カメラに徹した方が良いかもです。

投稿: 矢島公雄 | 2016.07.06 17:28

> 「何らかの理由」が何であるかは謎です。
採算が合わないのでしょうね(笑)

投稿: へるまん | 2016.07.06 15:18

返信ありがとうございます。
Adobeとsigmaの間に複雑な事情がありそうですね。
私自身Adobeに何度もリクエストしてはいるんですが…

投稿: お米粒 | 2016.07.06 08:10

> お米粒さん

シグマの方々の非公式な発言から推測するとシグマから Adobe に対して、対応を依頼してあるけど、何らかの理由で LightRoom 及び Camera Raw が 新しい FOVEON センサーには未対応となっているとのことです。

「何らかの理由」が何であるかは謎です。

投稿: maro | 2016.07.05 21:21

Adobeのlightroomに対応してくれれば大助かりなんですがね〜

投稿: お米粒 | 2016.07.05 20:39

> 吉澤幸男さん

Merrill によって作られるデジタル画像が Quattro のそれよりも解像感が高い事は確かです。が、私はそれ以上に Quattro の発色やノイズ感にメリットを感じます。おそらく、シグマが Quattro センサーを開発した理由も同じではないかと推測致します。

幸か不幸か私は吉澤さんがお感じになった失望感を Quattro センサーの描写から感じ取ってはおりません。これは最終的な写真の仕上がりに求める表現力、あるいは要求するレベルが異なるからだと思いますが、私には何とも申し上げようがありません。

個人的な嗜好の問題になりますが、私は Merrill による過剰な解像感があまり好きではありません。銀塩をやっていた者の悲しい性かも知れませんが・・・。

投稿: maro | 2016.07.05 20:33

> Xingxing さん

トーンカーブを保存するのはかなり難しいプログラムになると予想されます。不可能ではないと思いますが、私的には Photoshop 等にお任せしたいところです。

投稿: maro | 2016.07.05 20:18

Maro様

いつもこちらに拝見させております。
また、カメラのご意見やご評価も私にには大変勉強になりました。

しかし、3層のRGBセンサーを直列にし、3層のセンサーの大きさが同じものを設置したカメラの最後のモデルがDP Merrill系とSD1Merrillより優秀である筈のQuattro系に1時飛びつきましたが、仕事上写真の編集が多く、拡大したり、部分部分を切り出したりする作業中にショックを受けました。
このような編集には全く向いてないQurttroに失望とすべて処分したMerrill系を買い戻す為の損失、Qurttroを処分した時の損失が私には耐え固い苦境でした。
この前、シグマ社に電話で確認しましたが、SD QurttroとHはMerrill式センサーではなく、失望に終わったQuattroセンサー系であると聞いて、望みが
なくなりました。
今でもヤフーオークではDp1Merrillの中古がプレミアムが付くような値で落札されていますが、何故このような事が起きるのか、シグマ社は多くのユーザの望みと違う方向に行くような気がします。
何故Merrill系を捨てたのかシグマ社の事情をご存じであれば教えて下さい。
もし、私の見識が偏見であればお許しください。
長文失礼致しました。

投稿: 吉澤幸男 | 2016.07.05 19:43

maroさん

それはそうなのかも知れませんが、私としては、X3Fファイルに設定を残しておけることにメリットを感じます。この2点以外、画像編集は行いませんし・・・。

投稿: Xingxing | 2016.07.05 18:49

> Xingxing さん

SPP にトーンカーブ制御やトリミングの機能を持たせること自体には反対しませんが、無料の画像編集ソフトでも出来る事を RAW ファイル変換ソフトが敢えて持つ必要はないと思います。

投稿: maro | 2016.07.05 13:24

ご無沙汰しております。
折角プロ化するのであれば、SPPもプロ仕様に変更して、トーンカーブ,トリミング他の機能も搭載して欲しいです。
自由にダウンロードされたくなければ、アカウントログイン必須にすればOKです。
70万はちょっと困りますが、多少高価でもsdQHを支持します。

achanさんの、センサーを動かしてアオリ・マクロに使うアイデア、賛成です!

投稿: Xingxing | 2016.07.05 13:17

> achan さん

2) に付いては現時点でも SIGMA Capture Pro でパソコンに直接保存が可能になっていますので、それでよろしいと思います。

4) は凄く良いですね。思いつきませんでした。

投稿: maro | 2016.07.05 13:16

ご無沙汰しております。すっかりROM化してました。

1) プロサービスについては、C社N社の様な訳にはいかないと思うので、ヨドバシなどに、他のメーカーと共同でプロサービスコーナを設けるというのはどうかと思っています。P社あたりもプロサービスをどうするかを検討していたはずなので。

2) パソコンからのコントロールは個人的には必須なので、ぜひ実現してほしいですね。そのときのライブ画像もなるべく解像度の高いデータが扱えるものが欲しいです。プロ用カメラにするなら、パワーグリップ一体型くらいにして、SDカードを廃止して、M2SSDにでも書くようにすればと思いますが。

4) ミラーレスのフランジバックを生かしてのアオリ機能はとても良いと思いますが、強度を考えるとレンズ側でなくセンサ側をアオル仕組みになるかと思います。この仕組みにすればイメージサークルさえ大きければすべてのレンズでアオリ可能ですし、ついでにセンサが前後もしてくれればマクロ撮影が広がります。(某Contax AXのように)センサ部分は決して大きくないのですから、他社が手ぶれ補正でセンサ面を動かしていますが、逆にアオリやマクロ用に使うといった方向です。

投稿: achan | 2016.07.05 12:24

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