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「デジタルっぽい」を感じて頂ければ幸いである。 2016/12/04

一昨日の記事(改めて SIGMA 85mm F1.4 DG HSM について)でテスト撮影した画像を提示する際に、私は「一度はシャープネス -0.5 で現像したのだけど、デジタルっぽさが見えてしまったため、やはりいつものシャープネス -1.0 で現像し直した。」と書いている。これに対してそのデジタルっぽさを明示しないのは私らしくないと反省。

全く同じものをシャープネス -0.5 と 0 で現像したものをご覧頂くことにした。写真の一部だけを切り出して、原寸大で並べようかとも思ったのだけど、気になる部分が多すぎるため、やはり全体をアップさせて頂く。

上の写真は一昨日、ご覧頂いたものと同じ。シャープネス -1.0 で現像したものである。(8,121,675 Byte)


次の写真は上の写真と同じ X3I ファイルを シャープネス -0.5 で現像したものである。(8,630,596 Byte)


この写真は シャープネス 0 で現像したものである。(9,373,790 Byte)


上の三枚を比較して、一番下が最良と判断する方もおられるだろう。確かにキッチリ写っているという点に関しては、一番下が最も解像感が高い。しかし、私は一番上のシャープネス -1.0 で現像したものを最も好ましいと感じる。並みのレンズであれば、シャープネス -0.5 で現像しても、現像時点でシャープネスを掛けているとはっきり判るほどの現れ方はしないのだけど、こと SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art に関しては、元々の解像度が非常に高いため、現像時のデジタル処理によるシャープネスが見えてしまう。それがイヤだった。

SPP 6.4.1 のシャープネス -1.0 が現像時にシャープネス処理を行っていない値であるとは断言できないけど、私が見る限りにおいては、そのように見える。もちろん RAW ファイルを作成する時点で、ファームウェアによる何らかのシャープネス処理が成されていると考えられるが、それはさほど(あるカメラほど)露骨なものでは無いと思われる。

しかし、SPP においてはユーザーが指定したシャープネスを掛けないわけには行かないし、おそらく、10 年以上前に SPP Ver1.1 で決めた「シャープネス 0 は Phothosp におけるアンシャープマスク 50%、半径 1.0 ピクセル、しきい値 0 と同等のシャープネス」が掛かっていると思われる。

実際にシャープネス -1.0、0.5、0 を同じファイルで現像した場合に、これだけの差があるので、多分、間違ってはいないと思う。ただ、写真の種類や現像時のカラーモード、ノイズリダクション、ディテールのパラメータの設定など描写力を左右する要素が複雑に絡み合ってくるので、何が何でも常にシャープネス -1.0 にこだわっているわけではない。

実際に先週ご覧頂いた紅葉の写真は全てシャープネス -0.5 で現像してある。が、私がシャープネス 0 で現像する事は無い。もしあったら、私のミスである。

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コメント

> 矢島公雄さん

ニュートラル、スタンダード、ビビッド、風景で彩度が変わるのでそれに伴って変化する色のコントラストが描写力を高めます。解像度は同じでも、人の目にはより解像している様に感じるとのこと。

それなので、シャープネスの設定をカラーモードによって変えることも「あり」だと思っています。

投稿: maro | 2016.12.06 17:54

>何が何でも常にシャープネス -1.0 にこだわっているわけではない。

全くその通りだと思います。
たしかに作例写真の場合は全体的に見るとシャープ0だとカリカリチカチカの部分が多くー1が妥当ですが上方の葉っぱの部分等は0がシグマらしい解像感のように思います。スタンダードで現像するかニュートラルで現像するか等被写体や状況により選択していこうかと思いました。

投稿: 矢島公雄 | 2016.12.05 00:25

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