« SOP Ver.1.4.1 ダウンロードが公開されたけど・・・。 2017/04/22 | トップページ | SIGMA dp2 Quattro がフリーズ。 2017/04/27 »

SIGMA dp Quattro 全機種、一斉にファームウェアアップデート。 2017/04/26

本日、シグマから dp Quattro 全機種のファームウェアアップデートが公開された。詳細な内容は以下の通り。

・SFD(Super Fine Detail)モードを搭載しました。
・記録方式にDNG(無圧縮RAW12bit)形式を追加しました。
・「設定のリセット」から工場出荷状態に戻した時、最初に言語選択画面が表示されるよう仕様変更いたしました。
・フォーカスロック撮影(AFL)やAE ロック撮影(AEL)時に、メニュー表示や画像の再生を行った際にAFLやAELが解除されないように仕様変更しました。
・縦位置撮影時における水準器の精度の向上を図りました。
・ISO オートにおけるISO感度の上限の設定において、ISO200が選択できない不具合を修正いたしました。
・バッテリー残量が少ない時にオートブラケット撮影を行うと、まれに最後のコマの記録画像がエラーとなる現象を修正しました。


いよいよ SIGMA dp Quattro で SFD モードの撮影が可能になる。シャッターショックがほとんど無い SIGMA dp Quattro に SFD モードが搭載されることは、静止物の撮影において最高の描写力を得ると言う目的を達成するためには最良の選択であり、正に鬼に金棒である。

ただ、残念なことに、2秒間、全く動かない被写体というのはさほど多くはない。スタジオでの物撮りはあるけど、定常光での撮影は、ほとんど行われていない。LED ライトや蛍光灯ライトは存在するけれど、未だに多くのカメラマンはスタジオ用ストロボによる撮影がメインだろう。無風状態での風景で、画角内に移動物が存在しなければ、SFD モードによる撮影も可能だとは思うが、実際にやってみると、意外に難しい。

いずれにしても、これからは SIGMA dp Quattro で動かないものを定常光で撮影する際には SFD モードが使えるので、大いなる進歩としておこう。

この前も書いたけど、FOVEON センサーから出力される DNG ファイルを LightRoom で現像したものがノイズや描写性能において X3F を SPP で現像して TIFF で保存したもの以上に優れているとは感じられない。また、異常に大きなファイルサイズ(DNG > 16 ビットの TIFF ファイル)も容認しがたい。私は LightRoom のユーザーではあるけど、SIGMA sd Quattro や SIGMA dp Quattro で撮影したデータを DNG ファイル形式で保存したいとは思わない。

後の5項目は仕様変更や精度の向上、バグフィックスなのでさほど重要ではない。が、最後のバッテリー残量が少ない時にオートブラケット撮影を行うと、まれに最後のコマの記録画像がエラーとなる現象は経験しているので、それが無くなるのは嬉しい。

SPP はつい最近アップデートされて、GPU高速化が正常に動作するようになり、爆速になったが、今回の dp Quattro の機能アップに対応するために、SPP も 6.5.3 になった。


まだまだ他社の超多機能、超高性能、超高感度、超高速なカメラと比較してしまうとイマイチが多すぎるカメラではあるが、「ドット職人が1ピクセルずつ手打ちしたみたい(C)阿倍吉俊」なデジタル写真が得られること、変態的で近未来的なデザイン、シェア(おそらく)0.1% 以下という希少性などが私にとってはたまらない魅力である。

|

« SOP Ver.1.4.1 ダウンロードが公開されたけど・・・。 2017/04/22 | トップページ | SIGMA dp2 Quattro がフリーズ。 2017/04/27 »

コメント

変態の末席に座っております。

投稿: _ken | 2017.04.27 00:19

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« SOP Ver.1.4.1 ダウンロードが公開されたけど・・・。 2017/04/22 | トップページ | SIGMA dp2 Quattro がフリーズ。 2017/04/27 »