撮る撮るサギ 2019/03/28
一昨日は仕事が押してしまい、日比谷公園の桜を撮ることができなかった。で、今日は別件の仕事で仲御徒町まで出たので、上野の桜を撮るつもりで dp Quattro 3台を持って出かけたのだけど、5時近くまで掛かりっきりになってしまい、やっぱり撮れなかった。
明日こそ・・・。
一昨日は仕事が押してしまい、日比谷公園の桜を撮ることができなかった。で、今日は別件の仕事で仲御徒町まで出たので、上野の桜を撮るつもりで dp Quattro 3台を持って出かけたのだけど、5時近くまで掛かりっきりになってしまい、やっぱり撮れなかった。
明日こそ・・・。
一昨日の春分の日、ヨメさんと息子のお供で、鴨川シーワールドに行ってきた。ヨメさんがシャチ大好きママなので、3か月に2回ぐらいの割合で安房鴨川までシャチのパフォーマンスを見に行く。私はパフォーマンスを動画で撮影することが義務付けられているので、スチルでの撮影はできない。
が、シャチのパフォーマンスが行われるオーシャンスタジアム席取りも私の仕事なので、パフォーマンスの間にこんなスナップを撮ることはできる。
『シャチとの遭遇』
SIGMA dp3 Quattro @f:5.6 1/125Sec. ISO100
絞り優先 AE、AF、ホワイトバランス:オート(色残し)、カラーモード:スタンダード
鴨川シーワールドはこの時期になると菜の花だらけとなる。海をバックにとって見たけど、遠景がボケ過ぎた。深く反省。
『鴨川シーワールドにて』
SIGMA dp3 Quattro @f:2.8 1/1250Sec. ISO100 EV+0.3
絞り優先 AE、AF、ホワイトバランス:オート(色残し)、カラーモード:スタンダード
今朝は朝一で船橋で咲き始めた桜を撮ろうと思って出かけたのだけど、まだこの辺りで咲いている桜はなかった。明朝、別方向で探してみよう。
1年と2か月ぶりに西船橋の屋根を撮った。
新旧の SIGMA MACRO 70mm F2.8 を撮り比べてみた。カメラは SIGMA sd Quattro H。例のヘッドライトで実験したのだけど、焦点距離 70mm ならしっかりした三脚と雲台を使えば、カメラブレ機構内蔵の SIGMA sd Quattro H でも全ブレずに写真が撮れる。現像は少し甘め(シャープネス -1.0)となっているが、十分に描写されていないところを明確にするためでもある。
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art @f:2.8
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG @f:2.8
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art @f:4.0
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG @f:4.0
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art @f:5.6
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG @f:5.6
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art @f:8.0
SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG @f:8.0
撮影風景。
SIGMA sdQuattro H + SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art by SIGMA dp3 Quattro
SIGMA sdQuattro H + SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG by SIGMA dp3 Quattro
やはり新カミソリマクロのが若干良い描写をする。旧 MACRO 70mm F2.8 EX DG を sd Quattro に着ける時には AF は全く役に立たない(ピントが来ない)。70mm F2.8 DG MACRO | Art は AF でもほとんど問題はない。今回は AF と MF を交互に使って、結果として良いほうを掲載した。が、その差は非常にわずかであった。
無限遠の風景を撮って、マクロレンズの描写を云々することに若干の疑問を覚えるけど、どちらのレンズもフローティングシステムの採用により、遠距離での描写にも留意してあるとのことなので、お許しいただく。近い将来ニャンコを撮ってみる。
今回の CP+ でシグマがフルサイズミラーレスを 2020 年中に発売するとアナウンス。FOVEON センサーフアンにとって、楽しみが1年延びたということである。
写真上での画素数が約 2000 万画素になることを嘆く方もおられるし、私の様に妥当なところと思う人もいる。A3 ノビでプリントすることを考えるのであれば、2000 万画素は十分な画素数で、1ピクセルの幅はわずかに 0.08mm、つまり 1mm の中に 12 本の線が描画可能である。普通、人の目の分解能は 0.1~0.2mm なので 2000 万画素の写真を A3 ノビに印刷しても1ピクセルを判別するのは至難の業ということである。
いま私の目の前にあるディスプレイの横幅は 508mm(20 インチ) でその中に 1920 個の点がある(96ppi)。1個の点の幅は 0.264mm なのでディスプレイに目を近づければ1ピクセルを判別することができる。また、これくらい粗いと1ピクセルでのみ表現されている点、あるいは線が存在しているかどうかも判別可能だ。
FOVEON センサーを写真上での画素数でいじめるのはフェアーではない。実際には 2000万画素 x 3 のデータを持っているからだ。6000 万のデータを処理し、記録することはかなり大変なことで、イメージセンサーの開発もさることなら、フルフレーム FOVEON 機が搭載してくる(と思われる)画像処理専用チップ TRUE IV の開発もかなり大変だと予想している。
センサーそのものより、画像処理専用チップや周辺部色補正のソフトウェア開発に時間が掛かると思うし、センサーのコストを下げるための生産技術の改良にも多大の時間が必要だろう。大きくなった画素ピッチによって、FOVEON センサーの最大の弱点であるノイズの発生がどこまで抑えられるか。お手並み拝見である。
カメラとしての性能や機能に多くは望まないが、たった一つ、どうしても実装して欲しいのは電子先幕シャッターである。現在の sd Quattro H に搭載されている縦走りフォーカルプレーンシャッターはショックが大き過ぎると感じている。
少しずつ暖かくなってきた。私の健康状態も完ぺきとは言えないけど、普通に生活するには困らない程度にはなってきた。CP+ に行って、刺激を受けたり、シグマの方々とお話をさせていただいたことで、モチベーションも上がってきた。
今でも時間的なゆとりはあまりないのだけど、その辺の事情は3~4年前から変わっていない。毎日とは行かないが、せめて週に2~3回の記事の追加を目標として、ゆるゆると動き出すつもりである。
時には写真とは全く関係のない事を書きたくなることもあるだろうし、コンピュータに関する記事になることもあると思うけど、雑記帳ということで、あらかじめご了承をいただきたい。
本格的な活動は春分の日以降になると思うけど、なんとか皆さんに楽しんでいただける記事となるよう、構想を練っているところである。体調を崩しては元も子もないので、あまり頑張り過ぎないよう、心している。皆様には、生暖かい目で見守っていただけるようお願いする次第である。
「L マウント」と言うと私のような老人はライカのスクリューマウント(L39)を思い浮かべてしまうのだけど、去年のフォトキナでライカ、パナソニック、シグマが業務提携を行うと発表されたそれは、ライカ社が現在のミラーレスカメラのために開発したマウントである。
ライカ L マウントは、直径51.6mm、フランジバック 20.0mm のバヨネットマウントでソニーの E マウントより 5mm 程径が大きく、2mm 程フランジバックが長い。ついでに他社のフルサイズミラーレス用のマウントを調べてみた。キヤノンの RF マウントは 54mm、ニコンの Z マウントは 55mm。フランジバックは 16~18mm。
従来の一眼レフで使用可能であれば、ニコン F マウントの 44mm をクリアしているので、そのままソニー E マウントや L マウント用のレンズとすることができる。が、短いフランジバックを生かすために、シグマがミラーレス一眼専用のレンズを作るとすれば、マウントの径はソニー E マウントの 46mm より小さくなければならず、フランジバックは L マウントの 20mm を基準として各レンズを設計しなければならない。もちろんソニー E マウントを無視して、キヤノン、ニコン、L マウントにのみ対応したミラーレス専用レンズを作ることは可能だが、現時点で最も大きいマーケットであるソニー E マウントに対応しないということは考えにくい。
せっかくのミラーレスなのだから短小軽量なレンズを開発しても良いとは思うのだが、時代は明るくてカリカリに写るレンズが求められているらしいので、しばらくは長大で重量級のレンズが幅を利かせるのかも知れない。が、シグマの Art に的を絞れば、大概の焦点距離は網羅されてしまったので、70mm マクロのような多少暗くても、軽くてシャープなレンズを出し始めても良いのではないだろうか?
本日はこれまで。
今年の新製品は CP+ の直前に発表されたものとしては SA マウントのレンズや キヤノン FE マウントのレンズをライカ L マウントカメラに装着可能とする SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21 のみで、L マウント専用レンズの発売などは事前にアナウンスされていた。
私(シグマユーザー)が最も待ち望んでいた FOVEON X3 フルフレームセンサーを搭載したミラーレスカメラはセンサーの概要が公開されたのみで、発売が来年になるであろうことが公表された。
センサーのサイズは 36mm x 24mm で表示される画素数が 5520 x 3680 = 20,313,600 となっている。個人的にはもう少し頑張って、2400万画素にして欲しかったが、見た目での違いはほとんどないと思われるので良しとしよう。最近のフルフレームデジカメのトレンドがそこそこの画素数に落ち着いて来たのに合わせたのかもしれない。画素数が少ないことを嘆くユーザーもいると思うが、FOVEON の最も重要な課題であるノイズの低減を第一に考えるのであれば、賢明な選択だと思う。
なお、Quattro センサーが採用している 4:1:1 構造は次のフルフレームセンサーでは採用されず、元の 1:1:1 のマルチレイヤーセンサーになることも告知された。カメラ内での画像処理速度の向上やビアガーデン現象が起きない点を考慮したものと思われる。
ライカ L マウント専用のレンズが発表されたが、レンズのクオリティーに関してはマップカメラの KASHAPAが『シグマのレンズなのでもはや言うまでもありませんが、フレアやゴーストにもとても強く、安心して撮影を行うことが出来ます。シグマのレンズだから絶対に良いものが撮れる、という安心感と信頼性。それらがあるからこそ私たちシグマユーザーは、撮ることだけに集中が出来るのです。』と書いているように、Art ラインの単焦点レンズに関しては、国内外でも絶対的な信頼感が生まれており、シグマもその期待を決して裏切ることの無いよう、とんでもない性能のレンズを(重さや大きさを無視して)次々とリリースしている。
私が休眠中も 105mm、14mm、40mm、28mm などが出ていて、夏ころまでには、これらのレンズと SIGMA SD Quattro H で撮影した「西船橋の屋根」をお目にかけることを私自身の目標としている。
もちろん 70mm マクロやようやくキヤノンやニコンの純正に追いついたと思われる 70-200mm なども何とかしたいと思っている。
本日はこれまで。
先日も書いたけど、今年のシグマブースはこれでもかと言うくらいおとなしい(お金の掛かっていない)つつましやかなブースであった。イベントコンパニオンさんも5~6名(正確な数は不明)で、シグマの社員さんが大勢。コンパニオンさんの中では多分8年目となる近藤真美(まさみ)さんやシグマのマドンナ森田帆七(はんな)さんに会えたのがせめてもの救いであった。おっと、MC の筒美きょうかさんも忘れてはいけない。
カメラマン諸氏のステージもさることながら、やはり山木社長のプレゼンテーションは凄まじい人気で、30分前に行っても後ろのほうで立ち見をするのが精いっぱいであった。
山木社長のステージは何人かの方々が動画を撮って、YuoTube にアップしてくれているので、リンクを張らせていただく。
「Lマウントシステムについて」
2月28日のステージ
「シグマのレンズ設計思想とミラーレス対応について」
3月1日のステージ
本日はこれまで。